増えてまいりました。
園では感染拡大防止対策として1月25日(木)と26日(金)
の2日間休園措置をとることにいたしました。
つきましては、大事を取りまして27日(土)の園庭開放も
中止とさせていただきますのでご了承下さい。
]]>
雨で園庭のコンディションが悪く、遊具が濡れており
安全に使用することができませんので、お休みとさせ
ていただきます。ご了承下さい。
]]>共に高くなってきておりますので、参加される方は
水分補給や帽子、汗拭きタオルなどの暑さ対策の準
備をお願いします。
天候を見ながら水浴び程度の水遊びを行うこともあ
りますので、水遊びをしたい方は、水着や着替え、
タオルなどのご用意をお願いします。
気温により熱くなっている遊具もあり、滑り台など
一部使用できない園庭遊具がありますのでご了承下
さい。(段ボール滑りも人工芝が濡れている状態で
すので、使用が出来ません。)
入園募集に関するご質問などがありましたら、近く
の職員にお気軽にお声がけ下さい。
募集要項は10月2日より配布になります。
]]>
下記の日程で幼稚園見学・入園説明会を予定して
おります。
入園願書の配布は、仙台市私立幼稚園連合会の規
定により10月1日から配布開始となります。
(今年度におきましては10月1日が日曜日になって
おりますので、10月2日(月)から配布します)
当園職員室にて配布しますので園の方へおいで下さい。
入園願書受付は11月1日(水)9時〜12時となります。
10月に入りましたら、募集要項等詳しいご案内をホーム
ページ上にてお知らせいたします。
<幼稚園見学のご案内>
見学実施期間:9月11日(月)〜10月26日(木)の期間
の平日
※行事等により見学できない日があります
※見学除外日:9/27(水)・10/6(金)・10/10(火)
見学可能時間:10:00〜12:00
※見学は予約制となりますので、お電話にて事前に
見学希望日をお知らせください。
※上履きをご持参ください
(忘れた方は大人の方のスリッパはお貸しできますが、
子どもさんのスリッパは歩きにくいので上靴を持参
していただいた方が歩きやすいかと思います)
・大人の方の参加は1組につき2名までとなります。
・見学の際は保育室には入れません。活動の様子は
廊下からご覧ください。
また、園児も活動中ですので園内の遊具等では遊
ぶことはできません。見学のみとなりますのでご
了承下さい。
(園庭での遊びをご希望の方は園庭開放日にご参加
下さい)
・ご質問等にはお答えできますので、職員室の職員
に気軽にお声がけ下さい。
〜参加される方へのお願い〜
・予約当日に体調不良の方は予約日の変更をお願い
します。
・新型コロナウィルス感染拡大状況によっては中止に
になる日も出てくることが考えられます。その場合
はホームページ上でご案内いたします。
★幼稚園見学実施日以外の日に見学をご希望の方は、
園庭開放日をご利用ください。(晴れの日のみ)
保育室には入れませんが、園庭から保育室がご覧
になれます。園庭で遊ぶこともできます。
<9月・10月の園庭開放日>
9月9日(土)・10月14日(土)に実施予定です。
雨の日は中止となります。中止の場合は当日の開始
時間前までにホームページでご案内いたします。
<入園説明会のご案内>
※事前の申し込みは不要です。当日直接お越し下さい。
駐車場もございます。
日 時:10月21日(土)10:30〜12:00
会 場:やまびこ幼稚園
受 付:10時30分〜
※受付後、各保育室には入れませんが、その他の園内
はご自由に見学いただけます。
説明会:11時〜12時
内 容:幼稚園の説明会、園用品の展示、
園生活の写真展示など
※大人の方対象の説明会となります。子どもさんを
お連れの方は、保護者の方の監督のもとでご参加
下さい。
説明会ではお子さんの体験会はありませんが、保
護者の方と一緒でしたら遊べるスペースもござい
ます。詳しくは当日ご案内いたします。
※お子さんと一緒の場合でも当日園庭では遊べません。
説明会のみの実施となります。
園庭での遊びをご希望の方は、園庭開放日にご参加
ください。日程等はホームページ上でご案内してお
ります。
※園内での写真・動画撮影は、個人情報保護のため
お控えくださいますようお願いいたします。
何か、ご不明な点、ご質問等がございましたら園の
方までお気軽にお問い合わせください。
やまびこ幼稚園
? 022(245)-2248
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今週8月26日(土)の園庭開放日ですが、この日も
30℃を超える暑さが予想されます。
連日の暑さにより園庭の遊具は熱くなっており使用で
きない可能性がありますので、当日は簡易プールと水
浴び程度ですが水遊びの準備をしておりますので、園
庭開放日に参加される方は、水着や着替えの準備をし
て来ていただけますと水遊びが楽しめるかと思います。
また、熱中症予防のため水分補給用の飲み物や帽子等
暑さ対策の準備も併せてお願いいたします。
現時点の天気予報では当日、雷の予報が出ております
ので、当日雷が発生した場合は園庭開放が中止になる
可能性もございます。その場合はこちらのホームページ
にてご案内させていただきますのでご確認下さい。
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〜2年生会のご案内〜
昨年新型コロナの影響で1年生会が実施できません
でしたので、今年度下記の日程で2年生会を実施し
ます。
個別のご案内はしておりませんので、令和3年度の
やまびこ幼稚園卒園生のお知り合いの方がいらっしゃ
いましたら、ホームページのご案内をお知らせいた
だければと思います。
記
2年生会開催日 : 令和5年7月25日(火)
雨天決行です
活動時間 : 13:00〜14:45
登園時間 : 12:30〜13:00
降園時間 : 14:45
登園場所 : 園舎1階保育室(年少保育室)
当日受付に表示があります
活動内容 : 晴れの日:水遊び等
雨の日:ホールでゲーム等
おやつも準備しております
(アレルギーがありましたらお知らせ下さい)
持ち物 : 帽子、上靴、水筒、名札(小学校ので可)
水着セット(水着、帽子、タオル、ビニール袋)
予約期間 : 参加ご希望の方は7月18日(火)まで
園の方にお電話で申し込み下さい。
(当日都合が悪くなった場合はご連絡いただけ
れば大丈夫です)
〜大きな地震が起きた場合の対応策について〜
※ 大きな地震(震度5度以上)の地震が前日〜開始前に
起きた場合は2年生会は中止となります。
また、当日活動中に震度4以上の大きな地震が起きた
場合は、終了時間に関わらず、できるだけ早めのお迎
えをお願いします。
子どもさんの安全を最優先に対策をとって参りたいと
思いますので、ご理解・ご協力の程お願い申し上げます。
実施に変更が生じた場合はできる限りホームページ上で
もご案内しますので、ご確認下さい。
ご不明な点がございましたら園の方にご連絡下さい。
? 245-2248
やまびこ幼稚園
]]>
新入園児とっては、初めての集団生活、まだ
不安感や寂しい思いを泣く事で表現したり、
言葉で伝えてくれたりする姿が見られており
ますが、進級児の先輩の支えもあり、少しず
つ園生活の流れがつかめてきているようです。
家庭と違った環境の中での生活にも徐々に慣
れてきました。
幼稚園は安心して過ごせる場所という見通し
が持てるようになると、表情も和らぎ、部屋
ではおままごとやブロック、お絵かきや粘土
遊び、外では砂場やアドベンチャーランドの
大型遊具で遊んだり、ジャンボすべり台など
を楽しむ姿が見られております。
同じクラスの友達の名前を覚えてお互い名前
で呼び合ったりして同じクラスの仲間という
意識も少しずつ芽生えてきているようです。
クラス単位での活動も増え、本格的な集団生
活がスタートしました。
入園当初は自分の事で精いっぱいだった状況
から少しずつ周りの子ども達との関りも増え
てきており、ダイナミックに遊びを楽しむ姿
が見られるようになりました。
今は、遊ぶことに夢中で片付けにはなかなか
目が向かず、遊んだ道具を出しっぱなしで次
の遊びに向かい、出しっ放しのおもちゃを別
の子が踏んで転んでしまう姿が見られたりし
ております。その都度なぜ出したままにして
いるといけないのかを子ども達に伝え、1つ
遊びを終えたら片づける事の大切さに機会がある毎
に触れておりました。
また、入園当初から
【本は床には置かない事】、
【絵本は人を素敵な世界に連れて行ってくれ
るためにある事】を担任が子ども達に伝えて
おりました。
ある日、本棚の本を全て出して床の上に積み
木の様に重ねて遊んでいた時の事です。
積んでいた本が崩れてしまい、気づかずに友
達が踏んでしまいました。
すると、さわちゃんが、
「本は床においたらいけないよ。」と声を掛
けてくれました。
そしてあこちゃんも、
「本は読むものだから遊ばないよ。」と声を
掛けてくれて、テーブルの上に片づけてくれ
ました。
その姿をみていた周りの子ども達も、次々と
その場に駆けつけて本を拾って片づけてくれ
る姿がありました。
少しずつではありますが、”クラスの仲間”と
いう意識が芽生えてきており、まわりの子の行動に
気付き行動し、お互いが気持ちよく過ごす方法を考
える事が出来るようになってきていると感じており
ます。
☆
先輩の力を借りながら、新入園児の子ども
達も園生活に慣れてきたことで、最近は園全
体が少しずつ落ち着いてきたように感じてお
ります。
年中・年長の子ども達は、自転車や一輪車・
鬼ごっこや鉄棒・縄跳びや独楽、春ならでは
の遊びで、園にある柿の葉や紅葉の葉・カラ
スノエンドウの若葉を天ぷらにして食べたり
と思い思いに、自分がやりたい遊びや挑戦し
たい事に取り組む姿が見られております。
5月の連休明け、園庭の自然の森の中にある
柿の木の近くで遊んでいた、年長児のしょう
たろうくん、なおひろくん、えいまくんに声
を掛けました。
私:「このカキの葉っぱてんぷらにして食べれるんだ
よ。知ってる。」
子ども達:「知らなかった」
私:「やってみる?」
子ども達:「やってみたい。」
そこで天ぷらチームを結成する事に・・・。
私:「他にも幼稚園には食べられる葉っぱがあるんだよ。
探検してみる?」
子ども達:「探検する!!」
そこで、園内を散策する事に・・・
そして、柿の葉・もみじの葉・カラスノエンド
ウの3種類の天ぷらを作る事になりました。
子ども達と調理に必要な物を話し合いました。
話し合いの中で子ども達からは、てんぷらの調
理に必要な物として、油やてんぷら粉、皿、
はし、エプロン・三角巾等の意見が上がりまし
た。
子ども達と話し合い、子ども達が持ってくるも
のは、割れないお皿(紙皿・プラスチック製)、箸、
お家にあればエプロンと三角巾を持ってきてもらう事
になりました。
(お子さんの声に耳を傾け、ご用意していただ
きありがとうございました。)
道具は話し合いの次の日に、しょうたろうくん
となおひろくんが持ってくる事が出来ました。
えいまくんは忘れてしまいましたが、2人の姿を
見て、えいまくんは、「僕絶対明日持ってくるから!!」
と二人に声を掛け次の日には持ってくる事が出来まし
た。二日掛けて持ち物が揃い、5/12(金)に天ぷら調理
をして食べる事になりました。
「柿の葉・もみじは一人10枚、カラスノエンドウ
は5枚収穫してね。」と収穫する枚数を決めさせても
らったのですが、天ぷら調理をした際には、私がホッ
トプレート揚げている最中も、わんこそばを食べるよ
うに揚げて皿に出すとあっという間に出来上がりを食
し、収穫した葉っぱ全部を食べる事が出来ました。
活動が終わった後に、子ども達に「感想をノートに書
いてきてね!!」とお願いをしました。活動日が金曜日
だったのですが、月曜日には皆感想を書いて持ってき
てくれました。
職員室の前で、てんぷら調理をしていたので、
興味を示した子ども達が見学していました。
私が「天ぷらをやってみたいと思うお友達は、
割れないお皿と箸を持ってこれたらできるから
ね。」と声を掛けておりました。すると後日、
年長のたいちくんと年中のあさひちゃんが、
「てんぷらやりたいからお皿とはしもってきま
した。」と私に声を掛けてくれて天ぷらの調理
活動を行いました。
年長児の中では、「てんぷらをやりたい時は
しょうたろうくんに聞くと良いよ!!(必要な事が分
かるよ)」と話が広まっており、「皿とはし持ってきた
ので天ぷらをやりたいです。」と続々と私のところに
やって来るので、年中児・年長児共に今でも継続して
活動を楽しんでおります。
〜天ぷら活動後に子ども達が書いてくれ
た感想の一部をご紹介します〜
☆
新年度が始まったばかりですが、
「亀チームに入りたい!!」や
「一輪車に乗れるようになりたい!!」、
「独楽の技が上手になりたい!!」等と子ども達はやりた
い気持ちを表してくれております。
出来るだけその思いを満たし、知的好奇心も満足出来
る体験につながっていけます様、意識して関わって参
りたいと思っております。
今週末6/3(土)には、『親子で遊ぼう会』が開催
されます。
お子さんと共に触れ合い遊びなど楽しい時間を過ごし
ていただければと思います。
]]>
予定通り行います。
遊具の方が霧雨で濡れておりますが、タオルで拭
いて対応しております。雨が止まずに遊具が常に
濡れている状態になった場合は園庭遊具の使用が
できない場合もありますのでご了承ください。
今の天気の状態であれば自転車のご利用はできま
す。
また、先にホームページでご案内しました通り、
本日は予定通り園庭にて年長親子でリレーの練習
を行っております。飛び入り参加も可能ですので、
一緒に楽しく走ってみませんか?
ご参加お待ちしております。
気をつけてお越しください。
]]>
いたしますが(雨の場合はお休みになります)
同日に並行して園庭トラックで年長児のリレー
の練習を行います。
任意の参加での実施になりますので、年長児
全員は出席しませんが、親子でリレーの練習
をしております。
そのため、未就園児の方はリレーの練習中は
園庭のトラック内へは入れませんが、外の遊
具や自転車コースでの自転車は遊ぶことがで
きます。
また、リレーの練習の見学や参加も可能です
ので、ご希望の方は親子で園庭を走って楽し
むこともできます。
練習に飛び入り参加希望の方は職員にお声が
け下さい。
当日気温が高くなりそうな場合は、熱中症防
止のため、各自で水分補給用の飲み物をご持
参下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。
]]>
新年度がスタートして2週間ほどが経ちました。
お子さんのお家での様子はいかがでしょうか。
4月から新しい環境での生活が始まり、お
子さんだけではなく、保護者の方も期待と共
に不安や戸惑いが大きかったのではないでし
ょうか。
新入児にとっては初めての集団生活が始まり
ました。
「たのしい幼稚園のはずだったのに・・。」
「こんなはずではなかった!!」等という子
ども達の心からの叫びの声があちらこちらで
起きておりました。
「ママと一緒が良いー!!」
「お家へ帰りたいー!!」等々。
精一杯の思いを全身で表現しています。
初めての集団生活。人生初の葛藤体験ですね。
自分の心と向き合い、自分の力で乗り越えよ
うと日々頑張っている子ども達がたくさんい
ます。
抱っこやおんぶで落ち着く子もいれば、側に
寄られる事さえ拒んでしまう子も居ますので、
個々のお子さんに合わせて関わっております。
この子ども達の初めての体験を自らの力で乗
り越え、成功体験に結び付けていくために私
達職員も全身で関わっております。
そのような中でも子ども達は、一歩一歩着
実に歩みを進めております。
『朝、親と離れなければならないけど、必ず
迎えに来てくれる事』
『幼稚園は親と一緒ではなく、子ども達だけ
の世界である事』
等少しずつ日々の体験を通して理解に繋がっ
ているようです。
徐々に落ち着きが見られるようになってきて
おります。
大泣きした体験は、決して無駄な事ではあり
ません。
自分が置かれた状況を自分で実感して納得す
る体験につながっていっております。
2日目・3日目・4日目と、少しずつ新しい環
境を受け入れ始めるお子さんが増えてきています。
泣き方や泣く時間にも変化が出て来ており、硬
かった表情が柔らかくなり、笑顔も見られるよ
うにもなりました。園庭では毎日アスレチック
やブランコを楽しんでおりますが、日を追うご
とに身体の動きも大きくなり、楽しく遊び込め
ている様子が見られてきております。
☆
【新しい環境に慣れ、順応しようとする姿を
見せてくれております。】
“幼稚園”という新しい環境で、仲間とと
もに生活をスタートした子ども達。
一人ひとりのお子さん方がしっかりと前を向
いて一歩一歩、歩みを進めております。
年少児のはるまくんは、登園初日から涙する
姿がありました。私と園内を散策したり、ブ
ランコをしたりと気持ちを落ち着かせてから
クラスに入り、仲間と過ごす時間も大切にし
ながら関わっております。
初日はずっと涙する姿が見られていたはるま
くんですが、2日目以降は、元気な表情でバス
から降り、クラスへ向かっていきました。
朝の身支度が終わると年少の仲間と園庭での遊
びを楽しむ姿も見られておりました。
クラスに戻り、活動の時間になると涙する姿が
見られたので、私と園内の散策にでかけました。
散策中、はるまくんは、蝶々を見つけると、
はるま:「白い蝶々とんでいるね!!(指をさし)あっ
ちにも、あっちにも跳んでいるよ。」
「空見て、飛行機雲あるよ!!」
など、目についたものを嬉しそうに私に教え
てくれました。
園庭にあるトンネルの上で二人で座って休ん
でいた時には、アスファルトに書いてある、
『くるまざかB』の文字を目にすると、
はるま:「くるまざかBって書いてあるよ。」
私:「はるまくん、文字読めるんだね?」
はるま:「うん!!読めるよ。お家でも絵本読んで
いるよ。」
私:「文字読めるの凄いね!!」
はるま:「うん!!」
など、散策中は色々なお話を私にしてくれま
した。
気持ちが落ち着くと、クラスに戻って仲間と
共に活動する姿が見られており、少しずつ泣
いている時間も短くなってきております。
心の不安・悲しさ・辛さを一気に表現可能
なのが、この、【泣く】という行為です。
大人や年令が上がるにつれ、この【泣く】と
いう表現手段は使いづらくなってきますので、
この幼児期の年令にとっては最上級の表現方
法かと思います。
【泣く】という行為は、自分の心を立ち直
らせていくのにとても役立つ行為と言えると
思います。
ですから、【泣く事=悪い事】ではなく、す
っきりするまで【泣く事=心の整理をつける
ために必要な時間】であると捉えております。
はるまくんは、お家に帰りお母さんに、
はるま:「(幼稚園で)赤ちゃんみたいにたくさん泣いた。」
はるま:「先生やお友達が守ってくれた。」
はるま:「ブランコが楽しかったよ。」
はるま:「(ともだちにも優しくしてもらえて)ありがとうだね!!」
と話していたそうです。
しっかりと今の自分が置かれている状況と向
き合い、客観的に周りを見て自分の力で乗り
越え、新しい環境に慣れ、順応しようとする
姿を見せてくれております。
☆
【一緒に遊びたいけど・・・】
年少児のひかりちゃんは、登園初日からク
ラスの仲間に「一緒に遊ぼう!!」
と声を掛けてくれる姿が見られおりました。
同じクラスのいとちゃんに、
「おままごと一緒にしよう」と声を掛けたの
ですが、いとちゃんはひかりちゃんの顔をじ
っと見つめた後にひかりちゃんに背を向け担
任の背中に隠れてしまいました。
担任がいとちゃんに話を聞いてみると、
いと:「いとも一緒に遊びたいけどドキドキする。
先生と遊びたい。」
と自分の気持ちを担任に伝えてくれました。
担任がひかりちゃんに、
担任:「ひかりちゃん!!いとちゃんも一緒に遊びた
いみたいなんだけど、ドキドキするみたい。」
ひかり:「じゃあ、3人でおままごとしよう。」
と提案してくれて、3人でおままごと遊びをする
ことになりました。
しばらくしてから、担任が遊びの場を離れるこ
とを伝えると、2人は「いいよ!!」と笑顔で送り
出してくれ、その後も二人でおままごと遊びを
楽しむ姿が見られておりました。
また、他の新入園児もウレタンブロックを高く
積み上げて遊んでいる友達を見つけると、
「椅子に乗ったらもっと高く積めるんじゃない!!」
と声を掛けあって遊ぶ姿が見られており、少しず
つ”仲間”という認識や”友達の輪”が広がってき
ております。
一方で自分の気持ちを上手く言葉で伝える事が
難しく、強い口調で話してしまったり、
”貸してほしい気持ち”があるとき、「かして」
が言えずに、手が出てしまったりという姿も見ら
れております。
これからの園生活の中で、子ども達が経験する
一つひとつの事が、子ども達の育ちにつながっ
ていく事が出来る様、丁寧に関わって参りたい
と思います。
お子さんにご心配な姿が感じられましたら、遠
慮なく担任にご相談ください。
☆
【一歩踏み出す勇気!!】
年中児や年長児は、進級し楽しい気持ちや緊
張する気持ちなど、環境の変化にドキドキしな
がらも、自転車や一輪車、縄跳びや鬼ごっこな
ど自分がやりたい遊びに継続して楽しむ姿が見
られております。
その中でも、4月は天候のいい日が続いた事も
あり、園庭では年長児・年中児共に「増え鬼」や
「氷鬼」・かくれんぼと鬼ごっこを合体させた
「隠れ鬼」等鬼ごっこを楽しむ姿が見られており
ます。
年長児のとうま君は、年中の頃鬼ごっこはや
りたい気持ちはあるけれども、私が「とうま君
も一緒に鬼ごっこやらない!!」と声を掛けると
「やらない」と鬼ごっこをしている仲間の側で見
て観察している姿が続いておりました。
年長に進級した初日も鬼ごっこをしている仲間
の側で観察しているとうま君の姿か見られたの
で、私が「とうま君も一緒にやろうよ!!やろうよ!!」
と声を掛けると「うん!!」と仲間と共に全速力で
鬼ごっこを楽しむ姿が見られました。
子ども達は、継続して「鬼ごっこ」を楽しんで
いく中で、園庭を広く使い楽しむ事や、隠れた
り、先回りしたり、相手を観察しながら、逃げ
たり追いかけたりと、鬼と逃げる側との頭を使
った”駆け引き”も楽しめるようになってきてお
ります。
”自分も鬼ごっこをしたい!!”という気持ちを一
歩踏み出し身体全体で楽しむ事が出来たとうま
くんは、クラスから一番に園庭に出て、私に
「鬼ごっこしよう!!」と毎日声を掛けてくれます。
人数が足りない時には、自ら他のクラスに声を掛
けに行き、”鬼ごっこ仲間”を募り楽しむ姿が見ら
れております。
日々の園生活の中で、小さな小さな体験をしっ
かりと積み重ねていく事で、子ども達は難しい
事にも挑戦し、最後まで諦めずにやり通す姿に
つながっていく事を感じております。
新年度が始まったばかりではありますが、小さ
な体験を一つひとつ積み重ねていく事で、子ど
も達の達成感・充実感につながるよう関わって
参りたいと思います。
・🔸・🔸・
◎新入児の保護者の方へ◎
園生活に慣れるにつれ、全身で活動する事が
多くなってきます。
頭も心も身体もフル回転した生活を送っていき
ますので、かなり疲れも見られております。
お子さんによっては、疲れがピークになる前に
休養をとった方が良い場合もあります。
心身の疲れ具合は、個々に皆違いますので、一
様ではありませんが、イライラ感が強くなって
いる場合、朝なかなか起きられない等、いつも
と違う姿がたくさん見られましたら、お休みを
挟んだ方が心の安定にも繋がると思います。
園生活の中でも体力が続かない様な姿が見られ
ましたら、ご協力をお願いする事もあります。
その折りは宜しくお願い致します。
]]>
新しい年度がスタートしました。職員一同、
ワクワクした思いでこの日を迎えました。
コロナ禍での生活が約3年続きましたが、少
しずつ収束の兆しが見えてきた様に思います。
子ども達と共に前を向いて一歩一歩しっか
りと歩み続け、充実した一年にしてまいりた
いと思っております。
保護者の皆様もお子さんと共に園生活を楽し
んでいただければと思います。
令和5年度もどうぞよろしくお願い致します。
☆
幼児期の子どもが秘めている能力はとても
高いと感じております。
今年度も一人ひとりのお子さんがどの様な力
を秘めているのかな?ととても楽しみな思いで
いっぱいです。
子ども達が力を発揮するタイミングをしっかり
と見守り関わって参りたいと思います。
☆
お子さん方が力を発揮する陰には、いつも
保護者の方々のご支援がありました。
園生活の中で楽しんでいる事をご家庭でも許
容して下さり、継続して遊ぶことが出来る機
会を作ってくださいました。
また、子ども達は、園生活の中で精一杯の力
を振り絞って頑張っております。
そうしますと、これまでに使い果たしたエネ
ルギーを取り戻すために、お家で急に甘えた
り、急に怒り出したりと、感情を吐き出して
心身のコントロールを図ろうとします。
そのような時も保護者の方はいつもお子さん
の声に耳を傾けて下さり、抱っこやおんぶで
お子さんの心を受け止めて下さいました。
そして、園生活は集団の場です。自分の思う
様に事が運ばない現実がたくさん起こります。
そうしますと子ども達は、戸惑ったり悲しい
思いをたくさん味わいます。
そのような時も保護者の方は、お子さんに寄
り添って下さいました。
そのお陰で子ども達は心を豊かにする体験を
いっぱい積み重ねる事が出来ました。
子ども達が園で思いっきり活動し、失敗も肥
しとして取り組み、そして力を発揮できるの
は、保護者の方々がご家庭で支えて下さって
いるお陰と感謝しております。
☆
これから新しい生活が始まります。
お子さん方は大きな喜びで胸を膨らませてい
る事でしょう。
私共もとても楽しみにしております。
初めて入園される保護者の方々にとりまして
は、不安な思いも多々おありかと思います。
又、入園後のご家庭でのお子さんの姿に戸惑
われる事もたくさん出てくる事でしょう。
そして、進級のお子さんにとっても新しい環
境でのスタートとなりますので、不安な姿を
見せる事もあるかと思います。
そのような時には、すぐに担任の方にご相談
ください。
お子さんの成長にとって大事な事は何か!!
を共に考えていきたいと思います。
そうする中で子ども達は力を発揮していって
くれることと思います。
ただ、お子さんによっては個人差・年齢差が
ありますので時間をかける場合もありますが、
大丈夫です。必ず力を発揮していきます。
どうぞ、一緒にお子さんの成長について手を
取り合っていけたらと思っております。
よろしくお願い致します。
☆
子ども達の成長の目標を
【遊びを通して学ぶ事】
<考えて行動ができる>・<判断力が付く>
<充実感を味わう>・<物の道理が分かる>
<努力の大変さと喜びを知る>
<新しい事に挑戦する喜びを知る>
<仲間と一緒に活動する楽しさと難しさを味わう>
<相手に迷惑が掛からない本当のやさしさが分かる>
<中途半端にしたり、ごまかしても楽しくない事を実感する>
等の姿を意図して保育をして参りたいと思っ
ております。
このような姿はこれまで子ども達が成長の
姿として、私共に見せてくれた姿ですので、
確かな姿かと思っております。
今年度もそこを目指してお子さん方と関わっ
て参りたいと思っております。
ただ、この成長の姿は、知識として指導す
るやり方では力に結びついていきません。
それは年齢的な特徴があるからです。
生を受けてまだ3〜6年の子ども達です。
生活経験が少なく、そして抽象的概念の理解も
とても難しい年齢です。
でも、秘めている能力がとても高いのも事実で
す。ですから、能力を発揮できる方法と関わり
方がとても大切になってくるかと思います。
それは、
『子ども自ら行う体験を重視したやり方』
です。
生活経験が少ない幼児期の子ども達です。
でも、自らが経験した体験や自ら感じた体験
の中から学んだ事は実感として心に残ります。
ですから、その体験を出来るだけ多く実行で
きるよう、その機会を沢山生かす事を意識し
て関わって参りたいと思っております。
子ども達は、自らの体験の中で、自らの気
づきをたくさん感じていきます。
そして、子ども達は自らの体験の中で実感し
た事は、一時的に終わるものではありません。
気づきの実感が深ければ深い程、その1つひ
とつが積み重なっていき、それが次の機会に応
用として生かされております。
応用力がとても高いと感じます。
とても『幼い年令』とは思えない力を発揮しま
す。
ですから、幼児期の子どもは常に前向きな姿
勢で歩みだせるのかなと感じております。
子ども達は、個人の体験を積み重ね、体験か
ら学んだ事が充実していきますと、自然に仲
間の姿に目を向けるようになっていきます。
個々の子が仲間の言動に触れる時、仲間の言
動に対し共感を覚えるという行為を示します。
それは、自らも同じような体験をしているか
らと思います。ですから、仲間が間違った事
や周りが困るやり方をしていると、何がいい
事なのか、何がいけない事なのかを理解し考
えながら見ていますし、それをちゃんと相手
に伝える事が出来るようになっていきます。
そして、仲間の姿に触れる事で自らも学び自
分の力として積み重ねている姿が見られてお
ります。
集団生活の場では、仲間から学ぶ体験も多く、
それは、心身の成長に大きな力となっており
ます。それらを大いに生かしてまいりたいと
思っております。
☆
新入児の入園当初は、戸惑い体験の連続か
と思います。
どの子ども達も自分の事で精一杯です。
仲間が側にいてもあまり関心を示しません。
仲間にも自分と同じように感情があって、そ
れと折り合いを付けながら生活をするという
経験が少ない中での集団生活のスタートとな
ります。
ですから、仲間が使っている物を自分も使い
たいと感じたら手を出して奪ってしまう事も
しばしばです。
自分が遊んでいるところに勝手に仲間入りし
てくる子もいれば、押したり叩いたりと、自
分の嫌な感情をすぐに行動に起こします。
お互いに感情の向くままの言動を起こします。
これが入園当初に見られる姿です。
でも、このようなトラブルやアクシデント・
ケンカなどが生じた時が相手の心に触れるチャ
ンスでもあります。
このトラブルの体験は子ども達を大きく育て
てくれます。
『他の人にも自分と同じように感情があり自分
勝手な行為では相手に受け入れてもらえない』
という、他者理解に自らの力で気づく体験に
なっていきます。
大人の考えで謝らせたり、一方的な解決の仕方
は、すぐにその場は収まりますが、そこからの
育ちは余り見られません。
同じことを繰り返す結果となってしまいます。
園では、そのような事態が生じた時に、心の育
ちにつながるように、1つ1つのトラブルの場で
実感が伴いそれが理解に結びついていける様に丁
寧に関わって参ります。
そうしますと、徐々にトラブルを自分達の力で解
決できるようになっていきますので、問題解決の
能力を自らの力で身に付けていく事に繋がってい
きます。
そして、そのような体験は、『本当の優しさとは?』
というとても難しい心の成長にも結び付いていき
ます。
ただ、入園当初はトラブルの連続で私共の関
りが追いついていかないのも現実です。
少し時間は要しますが、出来るだけ丁寧に関わ
って参りたいと思っております。
☆
そして、進級児の皆さんも、新しい環境での
スタートとなりますので、期待と共に戸惑いや
不安も起きてくる事と思います。
今まで自分の力で出来ていた事も、手伝ってほ
しかったり、少しの事でもイライラしたり、怒
りっぽくなったりと退行現象が現れる事もあり
ます。多くは一過性なのでご心配はいりません。
そして、”先輩”としての生活もスタートしま
す。新入児のために最大限の力を注いでくれます。
さらに、自分のやりたい事より先輩としての行為
を優先してくれるとても優しい子ども達です。
その先輩達の温かい思いはしっかりと新入園児
の心に残っていきます。
先輩になってからも心に残っており、
「泣きそうになった時、手をつないでもらって
嬉しかった」とか、「制服着る時にいっぱい力
を貸してもらった」等言葉にして伝えてくれる
子ども達です。
そして、「だから、今度は自分達も頑張るから
やってあげたい」と優しさがちゃんとつながっ
ていっております。
園では精一杯頑張っている姿を表現しますので、
お家では力を抜いて親御さんに甘えた行為をと
る事もあるかと思われます。
新入児が落ちついた生活に入るまでは、先輩と
して張り切った生活を送りますので、ご家庭で
のご支援をよろしくお願い致します。
しばらくは心身ともに疲れる事が多いかと思い
ます。ご心配な時はどうぞ担任までご相談くだ
さい。
☆
◆年少の保護者の皆様へ◆
午前保育期間が終わり全日保育が始まりますと、
集団生活で経験する初めての出来事が増えてく
るかと思います。
そのため、心身共にクタクタの子ども達の姿が
ちらほら見られてきます。
疲れた時には無理をせずに週の真ん中にお休み
を挟んで頂いたり、昼食後の早めの時間帯
(全日保育時、昼食は12:00頃には食べ終
わっております)にお迎えに来て頂いたりとい
った個別の対応も、必要に応じてお願いさせて
いただくかもしれません。
ゆとりを持った生活が出来ることは、お子さん
の次への前向きな姿勢にもつながっていきます
ので、担任からお話がありました際には、ご協
力をいただけますと大変助かります。
また、お家でのお子さんの様子から、各ご家庭
でご配慮される場合もあるかと思います。
その場合は担任の方へお知らせ下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
]]>
子ども一人ひとりは、どの子もすばらしい力を秘めています。ただ、その力を発揮できないだけなのです。
この子育て支援を通して一人ひとりの子どもさんが持っている力を発揮できるようお手伝いさせていただければと思っています。
下記日程でご都合がつかない場合は、日程の調整を行いますのでご相談下さい。
〜 明るく、元気な子どもに育てるためのお母さんの子育て相談会です 〜
令和5年度 子育て相談日
4月24日(月)
5月23日(火)
6月26日(月)
7月10日(月)
8月31日(木)
9月7日(木)
10月20日(金)
11月20日(月)
12月11日(月)
1月17日(水)
2月9日 (金)
3月1日(金)
★ 友達になじめない
★ お母さんから離れられない
★ 下の子をいじめる
★ 親にいちいち確認をしないと一人で出来ない
★ いつもおどおどしている
★ 親の顔色を見て行動する
子どものことで、気がもめることはありませんか?
☆
なぜ、こんなことに…
早くお友達になじんで自分の力で行動して欲しいのに…
☆
では、どうしたらよいのでしょうか?
ご希望の方は、担任を通して又は、直接園にご連絡下さい。
やまびこ幼稚園
? 245-2248
参加の際のマスクの着用に関しましては、各自のご判断でお
願いします。実施の際におきましては、発熱や咳、体調不良の
方の参加はご遠慮ください。ご協力お願いいたします。
【令和5年度園庭開放日】
・4月22日(土)
・5月20日(土)
・6月24日(土)
・7月は熱中症防止対策のためお休みです(夏の直射日光で園庭遊具がかなり熱くなりますので安全対策のためお休みになります)
・8月26日(土)
・9月9日(土)
・10月14日(土)
・11月11日(土)
・12月16日(土)
・1月27日(土)
・2月17日(土)
・3月23日(土)
《 開 放 内 容 》
★ 開放時間 : 9:30〜12:30
★ 開放場所 : 園庭のみ (雨の日や強風など天候が悪い日はお休みとなります)
★ お知らせ事項
? 参加者は職員室前で受付をして下さい。
? 援助者はつきませんので、保護者の方が必ず付き添い、お子さんから目を離さない様お願いします。楽しく遊んでくださいね。(園の遊具は、在園児の年齢に対する物となっております。ですから事故を防ぐ為にも、お子さんの側で見守って下さいますようお願い致します。)
?残念ですが、雨天時や強風など悪天候の日はお休みとさせていただきます。
? 7月は熱中症防止対策のためお休みとさせていただきます。
? 未就園児とその兄弟姉妹の方が参加できます。
自転車は幼児のみ使用できます。小学生への貸し出しは行っておりませんのでご了承下さい。(園にあるのは全て幼児向けの自転車となりますのでご協力お願いします)
]]>天候不順のため残念ながら園庭開放は中止とさせていた
だきます。ご了承下さい。
]]>
園庭に雪が残っている場所ではそり遊びも楽しめます。
そりは園のそりを使用することが可能ですので、参加
されるみなさんは、寒くないように防寒着、手袋、
ニット帽等をご準備の上お越しください。
雪が少々残っており滑りやすくなっている所もありま
すので、気をつけてお越しください。
]]>遊具に霜が付いており、大変冷たくなっており
ます。気温が上がれば使用できる状態になるか
とは思いますが、気温が低く外は寒いので、参
加される方は防寒対策をしっかりしてお越し下
さい。自転車も使用できますが、風が冷たいの
でニット帽や手袋などがあるとよいかと思いま
す。気をつけてお越しください。
]]>
おります。
入園願書の配布は、仙台市私立幼稚園連合会の規
定により10月1日から配布開始となります。
10月3日(月)から当園職員室にて配布しますので
ご希望の方は園の方へお越し下さい。
入園願書受付は11月1日(火)9時〜12時となり
ます。
10月に入りましたら、詳しいご案内を再度ホーム
ページ上にてお知らせいたします。
<幼稚園見学のご案内>
見学実施期間:9月12日(月)〜10月28日(金)
※行事等により見学できない日があります
※見学除外日:9/28・10/7・10/11・10/14
見学可能時間:10:00〜12:00
※見学は予約制となりますので、お電話にて事前に
見学希望日をお知らせください。
・見学は1日につき3組までとさせていただきます。
(予約先着順です)
・大人の方の参加は1組につき2名までとなります。
・見学の際は保育室には入れません。園児も活動中
ですので園内の遊具等では遊ぶことはできません。
見学のみとなります。
ご質問等にはお答えできますので、職員室の職員
にお声がけ下さい。
〜参加される方へのお願い〜
・参加される方はマスクの着用をお願いします。
・検温のご協力をお願いします。
・熱のある方(おおむね37.5度以上)、咳の症状が
ある方、体調の悪い方の参加はできません。
予約当日に体調不良の方は予約日の変更をお願い
します。
・新型コロナウィルス感染拡大状況によっては中止に
なる日も出てくることが考えられます。その場合
はホームページ上でご案内いたします。
★幼稚園見学実施日以外の日に見学をご希望の方は、
園庭開放日をご利用ください。(晴れの日のみ)
保育室には入れませんが、園庭から保育室がご覧
になれます。園庭で遊ぶこともできます。
9月の園庭開放日は 9月10日(土)に実施予定です。
雨の日は中止となります。中止の場合は当日の開始
時間前までにホームページでご案内いたします。
また、新型コロナウィルス感染拡大状況によりまし
ては、中止または延期になる可能性もございますの
でその場合もホームページ上でご案内いたします。
<入園説明会のご案内>
※事前の申し込みは不要です。当日直接お越し下さい。
駐車場もございます。
日 時:10月22日(土)10:30〜12:00
会 場:やまびこ幼稚園
受 付:10時30分〜
※受付後、各保育室には入れませんが、その他の園内
はご自由に見学いただけます。
説明会:11時〜12時
内 容:幼稚園の説明会、園用品の展示、
園生活の写真展示など
※大人の方対象の説明会となります。子どもさんを
お連れの方は、保護者の方の監督のもとでご参加
下さい。
説明会ではお子さんの体験会はありませんが、保
護者の方と一緒でしたら遊べるスペースもござい
ます。詳しくは当日ご案内いたします。
※お子さんと一緒の場合でも当日園庭では遊べません。
説明会のみの実施となります。
園庭での遊びをご希望の方は、園庭開放日にご参加
ください。日程等はホームページ上でご案内してお
ります。
※園内での写真・動画撮影は、個人情報保護のため
お控えくださいますようお願いいたします。
※参加される方は、マスク着用、ご自宅での検温の
ご協力をお願いします。37.5度以上の熱がある
方や咳の出る方、体調がすぐれない方の参加はご
遠慮ください。
新型コロナウィルス感染防止対策にご協力をお願
いいたします。
※新型コロナウィルス感染拡大等、状況によっては
入園説明会が中止または延期になる場合も想定さ
れますので、その場合はホームページ上でご案内
いたしますのでご確認をお願いします。
何か、ご不明な点、ご質問等がございましたら園の
方までお気軽にお問い合わせください。
やまびこ幼稚園
? 022(245)-2248
]]>
いよいよ充実の2時期が始まります。
長い夏休みも終わってしまうとあっという間
でしたが、夏休み中はいかがお過ごしでした
でしょうか。
夏ならではの体験もたくさんされたことかと
思います。
今年の夏は、暑い日が続いたかと思えば、大
雨が続いたりと天候不順の日もあり、体調管
理が難しかったのではないでしょうか。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が猛威
を振るい、感染対策に苦慮しながらの生活だ
ったかと思いますが、お家の方とゆっくり過
ごせた事で、子ども達の心のパワーは充分に
貯まった事と思います。
園生活では常に子どもたちが【心と頭と身体】
で感じる体験をたくさん積み重ねていけるよ
うにと意識して関わっております。
一学期後半に行なわれました「やまびこ祭り」
に向けての活動では、年長児がお神輿を担く
際に応援するために、年長児による「太鼓チーム」
が結成されました。
太鼓を”やってみたい””挑戦したい”と希望
した子は太鼓のオーディションに参加し合格し
なければ、太鼓チームには入れません。
オーディションの内容は「5分間休まずに太鼓
を叩き続ける事」です。
(事前に私が年長児の前で汗だくになり5分間太
鼓をたたき続けるところを見てもらいました。)
審査員はオーディションに参加していない年長
児全員です。
オーディションに参加したいと思う子ども達
には、オーディションまでの数日間練習の期
間がありました。
”実際の太鼓で練習がしたい”と、くまの部屋
で太鼓を使用し練習に取り組んだり、”それだけ
では足りない”とクラスでも新聞紙でバチを作り、
着替え袋を太鼓に見立ててたたく練習に取り組
む姿が見られておりました。
そして迎えた7月1日オーディション当日です。
オーディションに参加する子ども達の中には、
登園してから緊張している様子も見られてお
りました。
いしかわはるきくんもその中の一人でした。
はるき:「虫に刺されて痛い」
と職員室にやってきました。
私が症状を確認しましたが目視では虫刺され
を確認することができませんでした。
私:「どこが痛いかもう一度教えて」
はるき:「ここ」(おなじところを何度もゆびさす)
はるき:(涙を流しながら)「お腹がいたい。」
私:「お腹のどこが痛い?」
はるき:(いろいろなところをさわりながら)
「ここかなあ・・・」
(何度かやり取りを繰り返し)
私:「もしかして太鼓のオーディションが心配?」
はるき:「うん!!」
私:「そうだよね。ドキドキもするし緊張す
るよね。〇〇〇君も緊張するって言ってたよ」
「オーディション諦める?」
はるき:「・・・諦めない。」
私:「私も応援しているから諦めないで頑張ってね!!」
はるき:「うん!!」
少しの間職員室で休憩し、ドキドキするとい
う自分の気持ちを伝える事が出来たはるき君
は、落ち着きを取り戻しお部屋へと戻ってい
きました。
そして、くまの部屋で年長児全員が見守る中
で太鼓のオーディションが行われました。
オーディションでは、希望した23人全員が5
分間途中でやめることなく叩き続け、審査員の
仲間達から「合格!!」と認めてもらうことがで
きました。はるきくんも、不安な気持ちを自分
の力で乗り越えて、親指の皮がむけながらも休
むことなく叩き続け見事合格する事が出来まし
た。
太鼓チーム結成後は、やまびこ祭り当日まで
毎日活動を行いました。
リズムを取るのが難しく、自分が思い描くよ
うに太鼓を叩けずに悔し涙を流す事もありま
したが、誰一人諦める事なく、しっかりと前
を向いて取り組む姿が見られておりました。
子ども達の姿からは、活動を重ねる毎に目的
意識が高まっていく事を感じ、そして責任を
持って取り組む姿が見られておりました。
残念ながらやまびこ祭り当日は雨の為お神輿
を担ぐ事が出来ず、太鼓チームの出番もあり
ませんでした。そこで、10月に行なわれます
運動会の際に、年長児のお神輿パレードを実施
する方向で再び活動して参りたいと思います。
太鼓チームの活躍も期待してください。
<太鼓のオーディションの様子です>
<太鼓チームの活動の様子です>
☆
さて、本日から2学期がスタートします。
園生活の中でまたたくさんの事を体験し感動し、
実感して実りの多き2学期になりますよう、職
員一同子ども達とまたしっかり向き合って参り
たいと思います。
この2学期は、運動会や芋ほりなどの行事や何気
ない日常生活の1つ1つの事に対しても心と身体で
たくさん感じて体験を積み重ねていくことができ
る時期となります。
ただそれは、楽しいことばかりではありません。
「やさしくしてくれない」
「いじわるされた」
「言葉より先に手が出てしまって友達とケンカ
になった」
「自分は〇〇したいという思いがあるが、皆の
考えとは違う」
等々、トラブル・アクシデント・困った事もた
くさん経験する事かと思います。
この経験の全てが子ども達の成長に結びついて
いきます。
それを日々意識して関わって参りたいと思って
おります。
7月以降、新型コロナウィルスの感染拡大がか
なりの勢いで加速し高止まりとなっております。
先が見えない状態での2学期スタートとなりま
したが、保護者の皆様には感染拡大防止のため
に引き続きご協力をいただくことが多くなるこ
とかと思います。
園の方でも出来る限り感染拡大防止に配慮しつ
つ、子どもたちが豊かに生活できる体験の場を
確保して参りたいと思っておりますので、2学
期もどうぞよろしくお願い申し上げます。
〜特に年少の保護者の皆様へ〜
年少の子ども達は、まだまだ個人差の大きな
時期です。
夏休み明け、久しぶりの幼稚園を楽しむ一方
で、園生活のリズムにまだ身体が慣れず心身
共にクタクタの子ども達の姿がちらほら見ら
れてきます。
1学期同様に、疲れた時には無理をせずに週
の真ん中にお休みをはさんで頂いたり、早め
の時間帯にお迎えに来て頂いたりといった個
別の対応も、必要に応じてお願いさせていた
だくかもしれません。
ゆとりを持った生活が出来ることは、お子さ
んの次への前向きな姿勢にもつながっていき
ますので、担任からお話がありました際には、
ご協力をいただけますと大変助かります。
また、お家でのお子さんの様子から、各ご家
庭でご配慮される場合もあるかと思います。
その場合は担任の方へお知らせ下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
お願いごとばかりになってしまい、申し訳ご
ざいませんが、ご理解とご協力をどうぞ宜し
くお願い致します。
]]>
方向で考えておりましたが、ここ数日で新型コロナウイ
ルス感染者が急激に増加しており、実施することへの不
安要素が大きくなってまいりました。
職員で再検討しました結果、人が集まることでの感染リ
スクを少しでも減らすために大変残念でありますが、今
回の一年生会は中止とさせていただく事になりました。
楽しみにされていた1年生の皆様には大変申し訳ありま
せんが、ご理解いただけますと幸いです。
またいつかお会いできる日が来ることを願っております。
一年生の皆様におかれましては、からだに気を付けて、
楽しい夏休みをお過ごしください。
]]>
続きました。
保護者の皆様のご理解とご支援を頂き、子ども達は
もちろんのこと、私共も良き学びを得る事が出来ま
した。深く感謝申し上げます。
新型コロナ感染拡大防止の為、去年、一昨年と中
止となっておりました、「親子で遊ぼう会」が3年
ぶりに開催する事が出来ました。
年長児にとっては、園で体験できる最初で最後の
「親子で遊ぼう会」。年中児・年少児にとっても初め
ての体験です。
当日に向けて活動していく中で、お家の方と園で活動
できる喜び、そして楽しみな気持ちを高めていった子
ども達の姿が見られました。
当日は、保護者の皆様も私共の思いを汲んでいただき、
一生懸命お子さんと関わる姿を見せていただき、子ど
も達にとっても、心に残る「親子で遊ぼう会」を体験
する事が出来た1日だったように感じております。
「親子で遊ぼう会」後に、保護者の皆様から頂きま
した、連絡帳の一部をご紹介させて頂きます。
〜親子で遊ぼう会の様子〜
3年ぶりの親子で遊ぼう会は、感染防止対策のため学年ごと
時間をずらして園庭にて行いました。晴れてよかったです!!
<年少>
親子で触れ合い遊び
たくさん抱っこしてもらいました♪
風船にビニールテープを巻いてボール作り
空気はエアコンプレッサーを使って入れてもらいました
割らないでね…
つくった風船ボールでお家の方と遊びました♪
<年中>
親子でたけのこ体操♪
お家の方と一緒に段ボール滑り。
スリル満点です!
工作コーナー
お家の方と一緒にプロペラや紙飛行機を作り、飛ばして楽しみ
ました。
どこまで飛ぶか紙飛行機を台の上から飛ばしてみよう!!
<年長>
親子でやまびこ体操
じゃんけんポン!
親子でふれあい遊びも楽しみました。
そして本日のメインイベントのクラス対抗リレー。
昨年から年長さんの姿を見て刺激をもらい、たくさん走って
来ました。
進級して4月から、早速リレー活動に取り組んでいた年長児
です。
真剣勝負をお家の方に見てもらいました。
そして…
今日は見るだけではなく、もう一つのビックイベント。
保護者の方によるリレー。
大人も真剣勝負。陰で、表で練習を重ね、子どもたちに真剣
に取り組むかっこいい姿を見せてくれました!!
大人の本気はすごい迫力でした!
子ども達も大人の走る姿にくぎ付け!!
大人は男女に分かれて、クラスは関係なく、くじ引きで
チームを決めました。
転びそうになっても、転んでも、すぐ立ち上がり気持ちを
切り替えて全力でバトンをつないでいた大人の姿が子ども
たちの心に響いたようです。最高にかっこよかったね!!
〜保護者の皆様ありがとうございました〜
すてきな子ども達
どんな時でも前を向き一生懸命な子ども達!!
あと2週間ほどで一学期も終了しますが、子ども達は
いつも一生懸命に物事に取り組んでおります。
園全体で子ども達の”やってみたい””挑戦してみたい”
という姿が見られております。
この前向きな姿勢が、子ども達を育てますので、この
”やりたい”という思いを、これからも大切にしたいと
考えております。
☆
園には、さくらんぼや梅、イチジクや栗、かりん
など園庭のあちらこちらに実がなる木が植えてあり
ます。
地面に落ちている梅の実を集めている子ども達に
「この梅の実で梅ジュースつくれるんだよなぁー」
と呟きますと、すぐに反応を返してくれる子ども達
です。
「やりたい!やりたい!」と自らの意思でやる気満々の
思いを伝えてくれます。
(※その際、落ちている梅の実は、いつ落ちたか
分からないし、虫が付いたりしているので、衛
生上梅ジュースには使用できない事を伝えてお
ります。)
「でもね、梅ジュースは梅をとっただけではできな
いんだ。梅ジュースになるために必要な事を考えた
り、1日ではできないから完成するまでお世話をしな
ければならないんだけと、途中で諦めると梅ジュース
は作れないんだけと最後まで諦めないで頑張る事が出
来る?」等と子ども達とのやり取りの中で確認してい
きます。
そしてやりたい子の意思を確認してから、梅の実
の収穫に向かいます。
梅ジュースづくりに挑戦している友達の姿から刺激
をもらい、「自分もやってみたい!!」と子ども達が、
次々に自分の気持ちを伝えに来てくれるので、
なるべく多くの子の”やりたい”思いを大切にしたい
との考えで、収穫できる個数を一人10〜15個と大人が
決めさせてもらっております。
梅を収穫した後、へたをとり冷凍にします。
その後、梅を甘くする方法と必要な物を考えていき
ます。【梅を甘くする方法】を話し合っていく過程
で、ご家庭で料理をする姿をよく見ているからか、
「塩が必要」「塩コショウが必要」「砂糖だと思う」
等の意見が出てきます。
そこから調味料について1つずつ確認していきます。
私:「塩は、甘い?それともしょっぱい?辛い?」
子ども達:「塩はしょっぱいから甘くはならないよ。」
私:「塩コショウは甘い?しょっぱい?辛い?」
子ども達:「甘くはないから、梅ジュースを甘くする事
は出来ない」
私:「砂糖は甘い?それともしょっぱい?辛い?」
子ども達:「砂糖は甘いから、梅ジュースづくりに必要
だと思う。」
子ども達との話し合いの中で、砂糖と蓋の付いたびん
が梅ジュースを作るためには必要ということにたどり
着きます。
(今、梅ジュースづくりの活動を行っている子ども達
の収穫した梅の重さが、100g〜150グラムなので、
砂糖は100g必要と伝えております。
そこでは、お家の方の協力を得る時には、わがまま
を押し通すことの是非にも触れております。
だだをこねて主張する事は出来ない事は、子どもは
ちゃんと分かります。ですから、だめな時は断って頂
きますとありがたいです。
その事も含めて関わっておりますので、ご心配なさら
ないでください。
必要な物が手に入らない場合もある事の学習にもなり
ます。
そして、新たな事態が生じた時は、どう対処したらよ
いのかの学習にもなります。
この様なやりとりの中で、【考えながら話を聞く事】
【自分が考えた事を話す】【決まった事を覚えて、お
家の方に伝えて行動に移す】等の学習体験を行ってお
ります。
これらの体験のほとんどは、1回や2回という少ない体
験で身についていきませんが、何度も経験し、または失
敗を重ねる事で、必要性を感じる事の大切さなど本物の
力となっていきます。
ですから、「お家の人に伝えるのを忘れた!」とか
「何を伝えるのか忘れた!」等の体験も大切と考えてお
ります。
必要な材料が揃うと、いざ【梅ジュース】づくりが
スタート!!です。
冷凍庫で凍らせて保存していた梅の実と砂糖を瓶に入れ
蓋をします。
この日から14日間(2週間)幼稚園に来た時には、
「1日50回瓶を振ること」を目標に毎日取り組んでおり
ます。始めは、梅の実と砂糖だけだったのが、毎日観察
する事で少しずつジュースになっている事を実感し、自
分の梅ジュースに責任を持ちながらも楽しんで取り組ん
でいる子ども達の姿が見られております。
☆
<亀チームに入りたい!!>
園では、3匹の亀を飼育しております。
代々、卒園する年長児が3月に年中児に対して、大切な
亀のお世話を託す事の話をしてくれております。
そのため、進級した年長児が亀の飼育を担当しておりま
す。
活動開始の6月に向けて、”亀チームになりたい”と考
えている子ども達は、最後まで責任を持って飼育する事
が出来るかを、4月から約2か月間自分の心と向き合い、
”頑張って取り組みたい”と決意した子は、亀の飼育を子
ども達と共に携わっている千絵美先生に直接自分の気持
ちを伝えに行っております。
れんせい君も”亀チームに入りたい”との思いを持ち、
自分の気持ちを伝えに行きましたが、いざ伝えようとす
ると言葉を発する事がなかなか出来ずにおりました。
千絵美先生も、約10か月間大切な亀の飼育を行っていく
ためにも、自分の気持ちをしっかりと言葉で伝えてほし
いと願っておりましたので、じっくり時間をかけて関わ
ることに。
その中でれんせい君の気持ちを引き出す声がけをあれこ
れ行いますが、れんせい君は、首を振って伝えるばかり
で、言葉を発する事は出来ずにいました。
この日は「本当に亀チームをやりたいかもう一度よく考
えてきてね。そして、れんせい君の気持ちをもう一度聞
かせてね。」と話をして終わりにしました。
数日後、れんせい君の気持ちを再度確かめると、れんせ
い君はしっかりとした言葉で、「亀チームやりたいです!!」
と伝える姿が見られました。
亀チームの活動がスタートした日、子ども達は、大き
なバケツに水を汲んでは運びを繰り返し、亀の水槽の
水を交換する姿や餌となるミミズを一生懸命探す様子
が見られ、待ちに待った亀チームの活動を喜び、生き
生きと活動する姿が見られておりました。れんせい君
も自分の気持ちをしっかりと伝えて亀チームになれた
ことが大きな自信に繋がったようで、水汲みの途中で
服が濡れたことも気にならないほど懸命に頑張る姿が
見られておりました。
子ども達が前向きな姿勢で頑張れるのは、保護者の
皆様がお子さんを支える続けて下さっているおかげで
す。
心より感謝申し上げます。
4月からスタート致しまして、あっという間の3ヶ月
でした。
園の事をご理解頂き、ご支援頂きました事に感謝申し
上げます。
新型コロナウイルスがまだ落ち着かず、心配が続き、
これまでの行事に関しましてもたくさんの変更があり
ました。この事に関しましても、保護者の方のご理解
を頂き感謝申し上げます。
1学期も残す日々が少なくなってきておりますが、
一日一日をたくさんの体験が出来ます事を意識して参
りたいと思います。
]]>
33℃となっております。湿度も高くなりそうですので、
明日の園庭開放に参加される方は、帽子や水分補給の水筒
等、熱中症対策の準備をお願い致します。
日差しが強い場合は園庭の遊具が熱くなり使用できない状
態になることもありますのでご了承下さい。
気温によっては、ホースで水をかける程度ですが、水に触
れて楽しむ時間も少しつくりたいと思っておりますので、
必要に応じて子どもさんのお着替えをご準備下さい。
明日の天候によっては、熱中症防止対策のため予定の時間
より早めに園庭開放を終了することも考えられますのでご
ご了承下さい。
]]>
新入園児にとっては、初めての集団生活、まだ
不安感や寂しい思いを泣く事で表現したり、言
葉で伝えてくれたりする姿が見られております
が、進級児の先輩の支えもあり、少しずつ園生
活の流れがつかめてきており、家庭と違った環
境の中での生活にも徐々に慣れてきました。
幼稚園は安心して過ごせる場所という気持ちに
なってきているようです。表情も和らぎ、部屋
ではおままごとやブロック、お絵かきや粘土遊
び、外では砂場やアドベンチャー、ジャンボす
べり台などの遊具をクラスの仲間たちと楽しむ
姿が見られております。
同じクラスの友達の名前を覚えて呼び合ったり
して同じクラスの仲間という意識も少しずつ芽
生えてきているようです。
本格的な集団生活がスタートしました。
ただ、年少の新入園児にとっては集団生活が
始動したばかりです。そこでは、仲間の存在を
意識するものの、仲間との調和には程遠い状況
です。お互いにぶつかり合いが生じる日々が続
いております。
自分とは違う他者の存在を意識してきたからこ
その姿です。
他の子が手にしているものに魅力を感じ、瞬
時に手を出してしまったり、
“貸せない!!””だめだよー!!”と、嫌な思
いを伝えられても、”使いたい”という思いが上回り、
奪ってしまう事も。
一つひとつのトラブルに向き合っているところで
すが、まだまだ経験の積み重ねが必要な状態です。
次に、トラブルの姿を少しお知らせしますね。
【年少・5月中旬の姿です】
あかねちゃんといちのちゃんはお互いに人形を使
いたい思いがぶつかりトラブルになっておりまし
た。担任が二人の間に入り話を聞いてみると、
(あかねちゃんはお部屋の人形を全部使っていたので)
いちの:「一つ借りたかった」
あかねちゃんは無言でいちのちゃんの方を見てお
りました。
担任:「いちのちゃんがお話してくれたの気付いた?」
あかね:「うん。」
担任:「お友達が頑張ってお話してくれたから聞いてね。」
とあかねちゃんに伝えると、あかねちゃんは真剣
な表情でいちのちゃんのお話を聞く姿が見られま
した。
いちの:「一つ借りたかった。」
あかね:「はい。」
あかねちゃんは人形を1ついちのちゃんに渡してく
れました。
担任:「あかねちゃん、本当に貸してよかったの?使
いたいときはまだ貸せないよと話していいんだよ。」
あかね:「貸してあげる。あーちゃんいっぱい持って
いたから」
担任:「いちのちゃん。あかねちゃん優しいね。人形
貸してもらえてうれしかったね。」
いちの:「うん。嬉しい!! お友達大好き」
いちのちゃんはニコニコ笑顔で遊びはじめました。
担任:「あかねちゃん優しいね。あかねちゃんが貸し
てくれたから、いちのちゃん凄く嬉しかったって。」
あかねちゃんもニコニコ笑顔で遊びの続きをして
いました。
あかねちゃんといちのちゃんと担任とのやり取り
を側でしっかりと見ていたみまりちゃんからは、
みまり:「先生!!みーちゃんもお友達におもちゃ貸せた。」
お友達に貸す事が出来た事を教えてくれ、喜ぶ姿
が見られておりました。
トラブルの経験は子ども達の心をより豊かなも
のにしてくれます。
トラブルが起きた時にそこにしっかりと向き合う
事で心に刻み込まれる体験となります。
ですから、辛い思いを味わってしまうこの体験を
生かす事がより大切となってきます。
出来るだけ一つひとつのトラブルに向き合ってい
きたいと思っております。
子ども達は、このトラブルから自分や仲間の様々
な思いを感じ取り、人との関わり方を学んでおり
ます。
☆
進級した年中・年長児の子ども達も、そんな中
での新しい環境の中で、期待の中にも不安や戸惑
う姿が見られておりました。
新しいクラス、仲間と共に園生活を過ごしていく
事で、少しずつ新しい環境にも慣れてきている姿
が見られております。
自転車や一輪車・鬼ごっこや鉄棒・縄跳びや、調
理活動と思い思いに、自分がやりたい遊びや挑戦
したい遊びに取り組む姿が見られております。
☆
【年中・ひだかくん 葛藤を乗り越えた先に自ら
の力で勝ち取った自信】
ひだかくんは年中に進級し、新しい環境に対して不
安な姿が見られておりました。担任もひだかくんの
気持ちを受け入れながらも、自分の力で乗り越えて
もらいたいと見守っておりました。
その様な中、ひだかくんは”自転車の補助なしに挑戦
したい”と担任に伝えてくれました。その日から担任
と共にひだかくんは自転車の補助なしに挑戦を続けま
した。
ひだかくんは、挑戦していく中で少しずつ出来るよう
になっている事を実感しておりました。
そして、挑戦を始めてから3日目で補助なし自転車に
乗れるようになりました。
自分から挑戦したいと思った補助なし自転車に乗
れるようなったひだかくんの心には、自信と心の
余裕(安心感)が生まれた様に感じました。不安そう
な表情も少しすっきりとした表情に変わっておりま
した。
先日、園舎二階のさくら組とゆり組の間の廊下で、
私が年長の子ども達とさつまいもの苗の計算をし
ていた時、その様子を見ていたひだかくんは、
その時さくら組のお部屋がにぎやかだったのを感
じて、年長児が集中して苗の計算が出来るように
そっとさくら組のドアを閉めてくれる配慮をして
くれたのです。
ひだかくんの周りを見て状況判断している姿と優
しさを感じた瞬間でした。
ひだかくんは、補助なし自転車に乗れるように
なったことで担任からメダルをプレゼントしても
らっておりました。
しかし、面談期間中という事で午前保育が続き、
クラスの仲間の前での”発表会”は出来ずにおり
ました。
5/24(火)この日は天気が良く、ひだかくんも大好
きになった補助なし自転車を楽しんでおりました。
久しぶりに乗る補助なし自転車だったので思う様に
乗る事が出来ない姿も見られておりました。
そのような中で、担任の掛け声で、急遽ひだかく
んの”補助なし自転車の発表会”を行う事に。
クラスの仲間は全員自転車コースに集合です!!
クラスの仲間が見守る中、ひだかくんはしっかり
と前を見て自転車をこぎ始めました。
発表会前は苦戦していた姿が見られておりました
が、発表会では1周・2周・・なんと4周も自転車
コースを回る事が出来ました。
「合格だね!!」「すごかったね!!」とクラスの仲間
に認められたひだかくんの表情は自信に満ち溢れた
顔になっておりました。
<ひだかくんの補助なし自転車発表会>
☆
【年長・けんしん君 一生懸命頑張る事の大切さ】
けんしんくんは、ジャンボすべり台の近くにある
さくらんぼの木を私と一緒に観察する事を手伝っ
てくれております。
さくらんぼの実は大きくなると鳥に食べられてし
まう事もあるので、さくらんぼの木を守るための
柵を組み立てたり、さくらんぼの実が日々変化し
ていく様子をノートにスケッチしたり、木になっ
ている実の数を数えたりと活動を続けております。
5/10(火)の日にはナポレオンを25個と暖地桜桃5個
の計30個のさくらんぼの実を収穫する事が出来まし
た。
2人で収穫したさくらんぼの実を1つずつ味見をした
時に、けんしんくんからは、「頑張るといい事あるね!!」
と一生懸命頑張っているからこそ心から実感する言
葉が聞かれました。
その後も、5/20(金)に16個のさくらんぼを収穫す
るなど観察を続け、5/25(水)にの観察では、
けんしん:「さくらんぼの実が全部なくなったから、収穫完了だね!!」
その後二人で話し合いを行い、翌日にさくらんぼ
を鳥から守っていた柵の撤収作業を行う事となり
ました。
迎えた5/26(木)、この日は昼食後の12時30分過ぎ
から柵の撤収作業を行いました。
気温も高く汗をかきながらの作業で、おかたずけの
時間、13時30分までは柵の撤収を終える事が出来
ませんでした。
私:「けんしん!!お片付けの時間になってしまったか
ら、残りは私が片づけるね!!」
けんしん:「手伝いは最後までやりたいからけんしん
も手伝いたい!!」
14時お迎えのけんしん君でしたが、お母様に少し
時間を頂き、最後まで責任を持って手伝いを行っ
てくれました。
<けんしんくんのさくらんぼ活動>
新年度が始まったばかりですが、
「〇〇チームに入りたい」とか一輪車や自転車に
乗れるようになりたい、等とやりたい気持ちを表
してくれております。
出来るだけその思いを満たし、知的好奇心も満足
出来る体験につながっていけます様、意識して関
わって参りたいと思っております。
]]>
新年度がスタートして2週間ほどが経ちました。
お子さんのお家での様子はいかがでしょうか。
4月から新しい環境での生活が始まり、お子
さんだけではなく、保護者の方も期待と共に不
安や戸惑いが大きかったのではないでしょうか。
新入児にとっては初めての集団生活が始まりま
した。
「たのしい幼稚園のはずだったのに・・。」
「こんなはずではなかった!!」等という子ど
も達の心からの叫びの声があちらこちらで起き
ておりました。
「ママと一緒が良いー!!」
「お家へ帰りたいー!!」等々。精一杯の思い
を全身で表現しています。
初めての集団生活。人生初の葛藤体験ですね。
自分の心と向き合い闘っている子ども達がたく
さんいます。
抱っこやおんぶで落ち着く子もいれば、側に寄
られる事さえ拒んでしまう子も居ますので、個
々のお子さんに合わせて関わっております。
この子ども達の初めての体験を自らの力で乗り
越え、成功体験に結び付けていくために私達職
員も全身で関わっております。
そのような中でも子ども達は、一歩一歩着実
に歩みを進めております。
『朝、親と離れなければならないけど、必ず迎
えに来てくれる事』
『幼稚園は親と一緒ではなく、子ども達だけの
世界である事』
等少しずつ日々の体験を通して理解に繋がって
いるようです。
徐々に落ち着きが見られるようになってきてお
ります。
大泣きした体験は、決して無駄な事ではありま
せん。
自分が置かれた状況を自分で実感して納得する
体験につながっていっております。
2日目・3日目・4日目と、少しずつ新しい環境
を受け入れ始めるお子さんが増えてきています。
泣き方や泣く時間にも変化が出て来ており、硬か
った表情が柔らかくなり、笑顔も見られるように
もなりました。
クラスで園内を探検したり、ジャンボすべり台や
アスレチックを楽しむなど幼稚園の楽しい所にも
目が向き始めています。
☆
【素直な心と優しさがもたらす力】
゛幼稚園”という新しい環境で、仲間とともに
生活をスタートした子ども達。
子ども達の心の優しい姿が見られております。
みちたくんは、登園初日から涙する姿がありま
した。
私と抱っこし園内を散策し、落ちついてからク
ラスの中に入り担任と絵本を読んだり、お話を
したりと補助職員と連携し一対一の時間を大切
に関わっておりました。
ずっと抱っこだったみちたくんが、周りのお友
達がブロック遊びを楽しんでいるのを見て
「ブロックで遊びたい」と自分の気持ちを担任
に伝え、担任と二人でブロック遊びをしており
ました。
2人の隣で、ブロックでロボットを作って遊んで
いたてんせいくんがブロックを一個自分の所から
とり、みちたくんに゛ハイ゛と何度も手渡してく
れました。
「やさしいね!!ありがとう。」と担任がみちたくん
の気持ちを代わりに伝えると、てんせいくんは
「ウン。ウン」と頷きながら笑顔を見せてくれま
した。
後で、担任がてんせいくんに「てんせいくん。み
ちたくんにブロック使っていいよ!!て貸してくれ
たの嬉しかったよ。でも、てんせいくんが使いた
いときはいいよってしなくても良いんだよ。てん
せいくんもいっぱい使って遊んでいいからね!!」
と声を掛けると、てんせいくんは「泣いていた。」
と一言話してくれました。
担任が「てんせいくん。泣いていたみちたくんの
事心配して、元気が出る様に大切なブロックを貸
してあげたの?」と尋ねると、てんせいくんは
「ウン。ウン」と何度も首を縦に振っておりまし
た。てんせいくんは、登園初日から涙しているみ
ちたくんを心配していたのです。
てんせいくんの様子を見ていためいちゃんも、み
ちたくんに「ハイ。」とブロックを貸してくれて
おりました。
仲間からのパワーをもらったみちたくんは、3日
目からバスを降りると一人でクラスに歩いていく
姿が見られております。
園生活が始まったばかりではありますが、子ど
も達の素直で優しく、仲間を思いやる姿に私達
も感動しました。
これからの園生活の中で、子ども達が経験する
一つひとつの事が、子ども達の育ちにつながっ
ていく事が出来る様、丁寧に関わって参りたい
と思います。お子さんにご心配な姿が感じられ
ましたら、遠慮なく担任にご相談ください。
☆
【小さな成功体験の積み重ねの大切さ!!】
進級児登園日の第一日目・4月13日
年長児のいぶきちゃんは、年中の時に一輪車に
乗れるようになりました。
クラスの皆の前で発表会を行い、自転車コース
にある鉄パイプからトンネルまでの往復約50m
の距離を足を付かないで乗る事が出来、゛合格゛
する事が出来ておりました。
進級児登園日の初日から、いぶきちゃんは自転
車コースで一輪車を楽しんでおりました。
私は、いぶきちゃんの一輪車で遊ぶ姿を見て、
もう少し課題の高い遊びを楽しむ事が出来るの
ではないかと思い、「去年の白帽子の先輩たち
が挑戦していた、一輪車のさかのぼりに挑戦し
てみる?」と声を掛けてみました。
するといぶきちゃんは、直ぐに首を縦に頷き
「やってみたい!!」と私に気持ちを伝えてくれ
ました。
そして、園庭から黄色い園門までの往復約30メートル
の坂の上り降りに挑戦し始めました。
初めて挑戦したいぶきちゃんですが、なんと挑戦
一回目から足を付かずに上り降りに成功する事が
出来ました。
その後何度も何度も挑戦し続け、この日は足を付
く事なく連続21回坂の上り降りに成功する事が出
来ました。
私:「去年の白帽子の先輩でも、何回も何回も失敗
しては繰り返し挑戦して出来るようになったんだよ。
一回も失敗しないで連続で21回成功するの凄いね!!」
いぶき:「お家の近くの坂で何回も練習していた。」
いぶきちゃんは、去年の白帽子の年長児が一輪車
での坂の上り降りに挑戦する姿をしっかりと目に
焼き付け、心の中で先輩たちからの刺激を、
「自分もやってみたい!!」「挑戦したい!!」とい
う意欲に変えて、自宅で練習していたようです。
そしてこの日いぶきちゃんは、「クラスのみんな
の前で発表会をしたい!!。」と自分の気持ちをしっ
かりと担任に伝え、発表会を行いました。
その場でも、緊張の中しっかりと自信を持って臨み、
成功する事が出来ておりました。
☆
子ども達は、自らの意思で「やってみたい」
「挑戦したい」と思った事には、失敗しても諦めず
に挑戦し続ける気持ちや、より高い集中力を発揮す
る姿を見せてくれております。
日々の園生活の中で、小さな小さな体験をしっかり
と積み重ねていく事で、子ども達は難しい事にも挑
戦し、最後まで諦めずにやり通す姿につながってい
く事を感じております。
新年度が始まったばかりではありますが、小さな体験
を一つひとつ積み重ねていく事で、子ども達の達成感・
充実感につながるよう関わって参りたいと思います。
〜一輪車の坂登りの発表会〜
坂の両脇でクラスメイトが見守り応援してくれていました
坂を下ってきて足を付かないでターン
そのままスタート地点へ登っていき、足を付かずにゴール!!
発表会大成功でした!!おめでとう!!
◎新入児の保護者の方へ
園生活に慣れるにつれ、全身で活動する事が多く
なってきます。
頭も心も身体もフル回転した生活を送っていきます
ので、かなり疲れも見られております。
お子さんによっては、疲れがピークになる前に休養
をとった方が良い場合もあります。
心身の疲れ具合は、個々に皆違いますので、一様で
はありませんが、イライラ感が強くなっている場合、
朝なかなか起きられない等、いつもと違う姿がたく
さん見られましたら、お休みを挟んだ方が心の安定
にも繋がると思います。
園生活の中でも体力が続かない様な姿が見られまし
たら、ご協力をお願いする事もあります。
その折りは宜しくお願い致します。
]]>
新しい年度がスタートしました。
職員一同、ワクワクした思いでこの日を迎えました。
まだまだコロナ禍での生活が続いておりますが、
子ども達はしっかりと前を向いて歩み自分達の生活
を創り出しております。
今年度も新型コロナウイルス感染対策をしながらの
園生活となりますが、子ども達と共に一歩一歩しっ
かりと歩み続け、充実した一年にしてまいりたいと
思っております。
保護者の皆様もお子さんと共に園生活を楽しんでい
ただければと思います。
令和4年度もどうぞよろしくお願い致します。
☆
幼児期の子どもが秘めている能力はとても高いと
感じております。今年度も一人ひとりのお子さんが
どの様な力を秘めているのかな?ととても楽しみな
思いでいっぱいです。
子ども達が力を発揮するタイミングをしっかりと見
守り関わって参りたいと思います。
☆
さて、お子さん方が力を発揮する陰には、いつも
保護者の方々のご支援を頂いておりました。
園生活の中で楽しんでいる事をご家庭でも許容して
下さり、継続して遊ぶことが出来る機会を作ってく
ださいました。
また、子ども達は、園生活の中で精一杯の力を振り
絞って頑張っております。
そうしますと、これまでに使い果たしたエネルギー
を取り戻すために、お家で急に甘えたり、急に怒り
出したりと、感情を吐き出して心身のコントロール
を図ろうとします。
そのような時も保護者の方はいつもお子さんの声に
耳を傾けて下さり、抱っこやおんぶでお子さんの心
を受け止めて下さいました。
そして、園生活は集団の場です。自分の思う様に事
が運ばない現実がたくさん起こります。
そうしますと子ども達は、戸惑ったり悲しい思いを
たくさん味わいます。
そのような時も保護者の方は、お子さんに寄り添っ
て下さいました。
そのお陰で子ども達は心を豊かにする体験をいっぱ
い積み重ねる事が出来ました。
子ども達が園で思いっきり活動し、失敗も肥しとし
て取り組み、そして力を発揮できるのは、保護者の
方々がご家庭で支えて下さっているお陰と感謝して
おります。
☆
さて、これから新しい生活が始まります。
お子さん方は大きな喜びで胸を膨らませている事で
しょう。私共もとても楽しみにしております。
初めて入園される保護者の方々にとりましては、
不安な思いも多々おありかと思います。
又、入園後のご家庭でのお子さんの姿に戸惑われる
事もたくさん出てくる事でしょう。
そして、進級のお子さんにとっても新しい環境での
スタートとなりますので、不安な姿を見せる事もあ
るかと思います。
そのような時には、すぐに担任の方にご相談ください。
お子さんの成長にとって大事な事は何か!!を共に
考えていきたいと思います。
そうする中で子ども達は力を発揮していってくれる
ことと思います。
ただ、お子さんによっては個人差・年齢差がありま
すので時間をかける場合もありますが、大丈夫です。
必ず力を発揮していきます。
どうぞ、一緒にお子さんの成長について手を取り合
っていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
☆
さて、子ども達の成長の目標を
【遊びを通して学ぶ事】
<考えて行動ができる>・<判断力が付く>・
<充実感を味わう>・<物の道理が分かる>・
<努力の大変さと喜びを知る>・
<新しい事に挑戦する喜びを知る>・
<仲間と一緒に活動する楽しさと難しさを味わう>・
<相手に迷惑が掛からない本当のやさしさが分かる>・
<中途半端にしたり、ごまかしても楽しくない事を実感する>
等の姿を意図して保育をして参りたいと思っており
ます。
このような姿はこれまで子ども達が成長の姿とし
て、私共に見せてくれた姿ですので、確かな姿かと
思っております。
今年度もそこを目指してお子さん方と関わって参り
たいと思っております。
ただ、この成長の姿は、知識として指導するやり
方では力に結びついていきません。
それは年齢的な特徴があるからです。
生を受けてまだ3〜6年の子ども達です。
生活経験が少なく、そして抽象的概念の理解もとて
も難しい年齢です。
でも、秘めている能力がとても高いのも事実です。
ですから、能力を発揮できる方法と関わり方がとて
も大切になってくるかと思います。
それは、『子ども自ら行う体験を重視したやり方』です。
生活経験が少ない幼児期の子ども達です。
でも、自らが経験した体験や自ら感じた体験の中か
ら学んだ事は実感として心に残ります。
ですから、その体験を出来るだけ多く実行できるよ
う、その機会を沢山生かす事を意識して関わって参
りたいと思っております。
子ども達は、自らの体験の中で、自らの気づきを
たくさん感じていきます。
そして、子ども達は自らの体験の中で実感した事は、
一時的に終わるものではありません。
気づきの実感が深ければ深い程、その1つひとつが
積み重なっていき、それが次の機会に応用として生
かされております。
応用力がとても高いと感じます。
とても『幼い年令』とは思えない力を発揮します。
ですから、幼児期の子どもは常に前向きな姿勢で歩
みだせるのかなと感じております。
子ども達は、個人の体験を積み重ね、体験から学ん
だ事が充実していきますと、自然に仲間の姿に目を
向けるようになっていきます。
個々の子が仲間の言動に触れる時、仲間の言動に対
し共感を覚えるという行為を示します。
それは、自らも同じような体験をしているからと思
います。
ですから、仲間が間違った事や周りが困るやり方を
していると、何がいい事なのか、何がいけない事な
のかを理解し考えながら見ていますし、それをちゃ
んと相手に伝える事が出来るようになっていきます。
そして、仲間の姿に触れる事で自らも学び自分の力
として積み重ねている姿が見られております。
集団生活の場では、仲間から学ぶ体験も多く、それ
は、心身の成長に大きな力となっております。
それらを大いに生かしてまいりたいと思っておりま
す。
☆
新入児の入園当初は、戸惑い体験の連続かと思い
ます。どの子ども達も自分の事で精一杯です。
仲間が側にいてもあまり関心を示しません。
仲間にも自分と同じように感情があって、それと折
り合いを付けながら生活をするという経験が少ない
中での集団生活のスタートとなります。
ですから、仲間が使っている物を自分も使いたいと
感じたら手を出して奪ってしまう事もしばしばです。
自分が遊んでいるところに勝手に仲間入りしてくる
子もいれば、押したり叩いたりと、自分の嫌な感情
をすぐに行動に起こします。
お互いに感情の向くままの言動を起こします。
これが入園当初に見られる姿です。
でも、このようなトラブルやアクシデント・ケンカ
などが生じた時が相手の心に触れるチャンスでもあ
ります。
このトラブルの体験は子ども達を大きく育ててくれ
ます。
『他の人にも自分と同じように感情があり自分勝手
な行為では相手に受け入れてもらえない』という、
他者理解に自らの力で気づく体験になっていきます。
大人の考えで謝らせたり、一方的な解決の仕方は、
すぐにその場は収まりますが、そこからの育ちは余
り見られません。同じことを繰り返す結果となって
しまいます。
園では、そのような事態が生じた時に、心の育ちに
つながるように、1つ1つのトラブルの場で実感が
伴いそれが理解に結びついていける様に丁寧に関わ
って参ります。
そうしますと、徐々にトラブルを自分達の力で解決
できるようになっていきますので、問題解決の能力
を自らの力で身に付けていく事に繋がっていきます。
そして、そのような体験は、『本当の優しさとは?』
というとても難しい心の成長にも結び付いていきま
す。
ただ、入園当初はトラブルの連続で私共の関りが
追いついていかないのも現実です。
少し時間は要しますが、出来るだけ丁寧に関わって
参りたいと思っております。
ご心配な時は遠慮なく園の方へご相談ください。
☆
そして、進級児の皆さんも、新しい環境でのスタート
となりますので、期待と共に戸惑いや不安も起きて
くる事と思います。
今まで自分の力で出来ていた事も、手伝ってほしかっ
たり、少しの事でもイライラしたり、怒りっぽくなっ
たりと退行現象が現れる事もあります。
多くは一過性なのでご心配はいりません。
少々大変かと思いますが、ご心配な時は早めに担任に
ご相談ください。
そして、”先輩”としての生活もスタートします。
新入児のために最大限の力を注いでくれます。
さらに、自分のやりたい事より先輩としての行為を優
先してくれるとても優しい子ども達です。
その先輩達の温かい思いはしっかりと新入園児の心に
残っていきます。
先輩になってからも心に残っており、
「泣きそうになった時、手をつないでもらって嬉しかった」
とか、「制服着る時にいっぱい力を貸してもらった」
等言葉にして伝えてくれる子ども達です。そして、
「だから、今度は自分達も頑張るからやってあげたい」
と優しさがちゃんとつながっていっております。
園では精一杯頑張っている姿を表現しますので、お家
では力を抜いて親御さんに甘えた行為をとる事もある
かと思われます。
新入児が落ちついた生活に入るまでは、先輩として張
り切った生活を送りますので、ご家庭でのご支援をよ
ろしくお願い致します。
しばらくは心身ともに疲れる事が多いかと思います。
ご心配な時はどうぞ担任までご相談ください。
]]>
子ども一人ひとりは、どの子もすばらしい力を秘めています。ただ、その力を発揮できないだけなのです。
この子育て支援を通して一人ひとりの子どもさんが持っている力を発揮できるようお手伝いさせていただければと思っています。
下記日程でご都合がつかない場合は、日程の調整を行いますので、ご相談下さい。
子育て相談日
〜 明るく、元気な子どもに育てるためのお母さんの子育て相談会です 〜
令和4年度 子育て相談日
令和4年
4月25日(月)
5月24日(火)
6月27日(月)
7月8日(金)
8月31日(水)
9月8日(木)
10月21日(金)
11月21日(月)
12月12日(月)
令和5年
1月19日(木)
2月13日 (月)
3月3日(金)
★ 友達になじめない
★ お母さんから離れられない
★ 下の子をいじめる
★ 親にいちいち確認をしないと一人で出来ない
★ いつもおどおどしている
★ 親の顔色を見て行動する
子どものことで、気がもめることはありませんか?
☆
なぜ、こんなことに…
早くお友達になじんで
自分の力で行動して欲しいのに…
☆
では、どうしたらよいのでしょうか?
ご希望の方は、担任を通して
又は、直接園にご連絡下さい。
]]>
<入園式のご案内>
4月15日(金)の入園式につきましては
予定通り行います。
10時開式となりますので、9時40分まで
登園してください。
始業式と同様、換気をして感染防止対策を
取って行いたいと思いますので、参加され
る方は全員マスクの着用をお願いします。
(乳児を除く)。また、出入り口に消毒液も
ご用意しますのでご利用ください。
(子どもさんは保護者の方の監督のもと消毒
液をご利用下さい。)
当初は入園式でクラス毎に親子で記念撮影を
行う予定でしたが、会場で密になる状態を避
けるために、入園式当日の集合写真撮影は無
くなりましたのでご了承ください。
新入園児の方の集合写真につきましては、後
日幼稚園にて園児のみで撮影したいと思います。
撮影は5月末を予定しておりますが、日程が決
まりましたらお便りにてお知らせいたします。
入園式当日は、登園前に参加される方全員の検
温をお願いします。発熱している方、体調の悪
い方は参加できませんのでご了承下さい。
欠席される方は当日の朝9時30分まで園の方
にご連絡下さい。
また、入園式の参加は感染防止対策のため、園
児1人につき保護者の方1名の参加にご協力下
さい。外で同伴の保護者の方がお待ちいただく
事は可能です。また、外での写真撮影も可能で
す。(晴れれば園庭に入園式の看板を設置します)
以上、感染防止対策を行いながら入園式を実施
したいと思いますが、何かご不明な点がござい
ましたら園の方にお問い合わせください。
以上、現時点(4月12日)では上記の通り
実施の予定でおりますが、何か変更事項が生じ
ました場合は、またホームページでご案内させ
ていただきますので、ご確認いただければと思
います。
]]>
実施の際におきましては、発熱や咳、体調不良の方の参加はご遠慮ください。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にご協力をお願い申し上げます。
また、悪天候などにより園庭開放の実施が難しい場合にも園庭開放を中止させていただくことがあります。その場合は当日の開始時間前までに園のホームページにてお知らせしますのでご確認下さい。
【令和4年度園庭開放日】
・4月23日(土)
・5月21日(土)
・6月25日(土)
・7月は熱中症防止対策のためお休みです
(夏の直射日光で園庭遊具がかなり熱くなりますので安全対策のためお休みになります)
・8月27日(土)
・9月10日(土)
・10月15日(土)
・11月12日(土)
・12月17日(土)
・1月28日(土)
・2月25日(土)
・3月18日(土)
《 開 放 内 容 》
★ 開放時間 : 9:30〜12:30
★ 開放場所 : 園庭のみ (雨の日や強風など天候が悪い日はお休みとなります)
★ お知らせ事項
? 参加者は職員室前で受付をして下さい。
? 援助者はつきませんので、保護者の方が必ず付き添い、お子さんから目を離さない様お願いします。楽しく遊んでくださいね。 (園の遊具は、在園児の年齢に対する物となっております。ですから事故を防ぐ為にも、お子さんの側で見守って下さいますようお願い致します。)
? 残念ですが、雨天時や強風など悪天候の日はお休みとさせていただきます。
? 7月は熱中症防止対策のためお休みとさせていただきます。
? 未就園児とその兄弟姉妹の方が参加できます。
自転車は幼児のみ使用できます。小学生への貸し出しは行っておりませんのでご了承下さい。
(園にあるのは全て幼児向けの自転車となりますのでご協力お願いします)
]]>
新型コロナウィルス感染拡大が収まっていない
状態でありますので、感染拡大防止の為中止と
させていただきます。
感染状況が減少に転じ、落ち着いてきましたら
園庭開放の方も再開させていただきたいと思い
ます。ご理解・ご協力の程お願い申し上げます。
令和4年度の園庭開放日の日程につきましては
4月に入りましたらホームページにてご案内さ
せていただきます。
]]>
冬休み明けの子ども達からは、全身で自分の力を発揮
しようとする姿が各年次で見られております。
二学期に楽しんでいた事を冬休み中もご家庭でも継続
して支えて頂いた事で、三学期に入ってもさらに目標
を高めて頑張る姿を見せてくれています。
こまや縄跳び、自転車や一輪車、年長児は47都道府県
を覚える事等”挑戦したい遊び””やってみたい遊び”に
より集中して取り組む姿が見られております。
また、日々落ち着いた環境の中で、思考を働かせて生
活する事を心がけていく事で、子ども達の話の聞き方、
相手に自分の気持ちを伝える事などとてもしっかりと
してきました。
三学期は子ども達が心身ともにより成長するとても大
切な時期と感じております。
素直な心がもたらす子どもたちの力
冬休み明けは園庭にも雪が積もり、段ボールすべりの
スロープをビニールシートに乗って滑る「シートすべり」
や雪合戦などの雪遊びを楽しむことができました。
その後、自転車コースは雪が比較的早く解け使用する
ことができましたが、二学期から一輪車で自転車コース
の上に続く「くるまざか」の坂登りに挑戦していた年
長児にとっては、くるまざかに雪が残り挑戦できない
日々が続いておりました。
すると、ゆり組のめいちゃんとおばらまいちゃんが私
のところに来て「もっと面白いことやりたい!!」と話
をしてくれました。そこで私は、年長の子ども達は体
力もついてきているし、子ども達が安全対策もしっか
りと考えて取り組むことができる時期でもあり、
「園の正門からの坂を利用した一輪車の坂登りをする
ことができるけどやってみる?」と二人に提案しました。
2人は、興味や意欲も強く「やってみたい」と即答で
した。
始めは、園庭のトンネル付近から黄色い中門までの
片道約20m・往復約40メートルの坂を連続10往復す
ることに挑戦です。
そこをクリアすることができたら次は、最難関、
挑戦を始めて一番最初に園内までの坂の往復を10回
連続成功できたのは、おばらまいちゃんでした。
そしてまいちゃんは黄色い中門から園正門入り口まで
の片道約35m・往復70mの坂の上り挑戦へと移って
いきました。
まいちゃんの成功に刺激をもらい、めいちゃんも挑戦
を続け、トンネルから園門までの坂の往復10回連続
に成功し、黄色い中門から園正門入り口までの片道約
35m・往復70mの坂の上り降りの挑戦へと移ってい
きました。
そして二人の様子を見ていた、ちさかまいちゃんも
「私も挑戦したい!!」と取り組み始めました。
ちさかまいちゃんもその日のうちにトンネルから園門
までの往復10回連続に成功し、三人での往復70mの
坂への挑戦が始まりました。
最初に達成した往復40mの坂とは違い、角度が急で距
離も長い坂道に3人共苦戦してなかなか登り切れずに、
途中で止まってしまいました。三人は失敗しては挑戦
しを何度も繰り返し、その日はめいちゃんだけが1回だ
け成功することができました。
めいちゃんが成功する姿を見てすぐに二人のまいちゃん
が発した言葉は、「めいちゃんおめでとう。よかったね。
ほんとにすごいね!!」と自分の事の様に心の底からめい
ちゃんに祝福する言葉を掛けておりました。2人も同じ
ように挑戦しているからこそ成功する事の難しさを実感
していた事と思います。
子ども達の姿から、幼児期特有の素直な心と気持ちが
【子ども達の持っている力の源】・
【いろいろな事を吸収する器量】に繋がっている事を強
く感じました。
仲間の成功を心から喜び、仲間からの刺激を自分の力に
変えて、゛自分ももっと頑張って成功できるようになり
たい゛とより意欲を持って取り組むことができているの
です。
子ども達の前を向いて進む姿に素晴らしさを感じると共
に心が温まる思いになりました。
70mの坂に挑戦している一輪車の子ども達には、遊びを
継続し目標になればと思い、また体力的な部分も考慮し
て10回連続を一区切りとし「100回成功したら賞状」と
子ども達に話しております。
現在は、3人の姿に刺激を受け”自分もやってみたい”と多
くの年長児が「一輪車の坂登り」に挑戦しております。
〜往復70mに挑戦中!!〜
〜ひとやすみ 塩分チャージ中〜
〜往復40メートルに挑戦中!!〜
]]>
新型コロナウィルス感染拡大がまだ落ち着いてきて
おりませんので、感染拡大防止対策のため中止とさ
せていただきます。
ご理解・ご協力の程お願い申し上げます。
]]>急増しております。少しでも感染リスクを減らすた
めに大変残念ではありますが、今週1月29日(土)
に予定しておりました園庭開放は中止とさせていた
だきます。ご了承ください。
]]>本年もどうぞよろしくお願い致します〜
年末年始にかけて厳しい寒波に見舞われ雪が舞う日も
多くありましたが、冬休み中いかがお過ごしでしたで
しょうか。
ご家庭ではお子さんと共に穏やかなお正月を過ごされ
たことと思います。
今年度も残すところあと3ヶ月となりました。
1学期・2学期と積み重ねてきた体験がより生かされる
学期となりますよう、1日1日を大切に、子ども達と共
に過ごして参りたいと思います。
すてきな子ども達
<独楽1000回への挑戦>
昨年6月に年長に転園して来たみきと君は、友だちの
えいと君や年長の仲間たちが独楽遊びを楽しむ姿を見
て、”自分もやってみたい”と10月から独楽に挑戦し始
めました。
独楽遊びをするのが初めてのみきと君。
始めは難しさを感じていたようですが諦める事なく続け、
一緒に独楽まわしを楽しんでいた仲間の独楽のまわし方
を見て、まわし方の技術も学び取りながら続け、独楽が
まわせるようになりました。
そして、仲間から「独楽1000回まわすと、園長先生から
デカ独楽もらえるよ」と教えてもらうと、さらに意欲が
沸き、「独楽1000回に挑戦したい!!」とノートに記録を
付け始めました。
みきと君は、独楽をまわす事の楽しさと、目標の1000回
を目指したいという自らの意欲もあり、お家でも記録を
付けながらこままわしを続けていたようです。
そして、みきと君が、
【ノートに記録を付けながらのこままわし】に取り組み
始めて約一か月後の11月17日に見事【こま回し1000回】
を達成することができました。
さらに、みきと君はそこで満足して終わりではなく、もっ
と難しい事に挑戦したいとの思いで、新たな技に挑戦した
りとこままわしを継続して楽しむ姿が見られております。
現在は2000回を超えて、1月19日に園全体で行われる行
事「独楽名人会」で初めて会う安藤独楽名人に
「早く会いたい」と胸を躍らせております。
<一輪車への挑戦>
たんぽぽ組のいちるちゃんは、
「一輪車に乗れるようになりたい」と一学期から一輪車に
挑戦しておりました。
挑戦を始めた当初は、なかなかいすに座る事が出来なかっ
たり、バランスを取る事が難しく恐怖心もあって、1日取
り組んではやめてを何度も繰り返している姿がありました。
そのような中でも、「運動会」や「お楽しみ会」等の行事
を経験し、自分の力や仲間と協力して一つ一つの事を乗り
越えていく中で、”どうしても一輪車に乗れるようになり
たい”という思いが強くなったようです。
二学期後半からより意欲的に取り組む姿が見られるように
なりました。
以前は大人の力を借りたいときでも遠慮して
「手を借りなくても大丈夫」と答える姿が見られておりま
したが、今では、大人の力を借りたいときは、自ら
「手を貸してください」と自分の思いを伝えてくれるよう
になりました。
転んでも、上手くいかなくても諦めずに挑戦を続け、12月
のお楽しみ会後には見事に一輪車の合格基準の自転車コー
スの鉄パイプの場所からトンネルの所まで足を付かずに乗
れるようになっておりました。
そして、今では、いちるちゃんからは、
「私はもう大丈夫だから、他のお友達に力を貸してあげて」
と新たに一輪車に挑戦している友達を気遣う余裕も出てき
ました。
●
このように、最初は毎日続かなくても、周りの友達の頑
張っている姿に触れながら生活していると、やっぱり
”諦めないでやってみる”という気持ちが湧いてくるようで
す。
出来るまでやり通す経験をすることで、次の挑戦への意欲
が高まり、目標を持って取り組む子どもたちの姿が見られ
た二学期後半でした。
★
<やまびこ幼稚園卒園の先輩からの手紙>
二学期が始まった夏休み明けの8月26日、ひまわり組の
あべそうた君が「お兄ちゃんからの手紙」と一通の手紙を
私に見せてくれました。
現在中学2年生の、卒園生・阿部和樹くんからのお手紙で
した。
内容は、自宅で飼育している「オオクワガタ」がふ化した
ので「命の大切さを幼稚園の子ども達にも知って欲しい」
との思いでペアで受け取って欲しいとの内容でした。
担任は、クラスの子ども達に受け取った手紙の内容を説
明し、話し合いました。
手紙の内容を聞いた子ども達からは、すぐに「育てたい」
「ほしい」等の声が上がりました。
話し合いの中で、「クワガタにも大切な命がある事」
「運動会の活動が始まる中で本当に大切に育てることがで
きるのか」等一人ひとりの意見を大切に話し合いを行いま
した。
子ども達が出した答えは、「大切に育てる」
「忙しくても大丈夫」とクラスの意見がまとまり、後日、
和樹くんから2匹の「オオクワガタ」を頂き、ひまわり組
での飼育が始まりました。
飼育を行う中で、「全員でお世話をすると混んでしまうか
ら、二人ペアで1日2人ずつお世話をしていこう」という事
になり、黒板に「今日のクワガタお世話係」と名前を明記
しながら飼育を続けております。
「クワガタに触れなかったり、困ったことがあったらペア
同士助け合って頑張ろう」とクラス全員で”オオクワガタの
大切な命を守り育てよう”飼育をしております。
卒園してからも、幼稚園の子ども達の事を思う先輩の気持
ちに感謝の思いを持ちながら、今現在もひまわり組で大切
に育てております。(現在は冬眠中です!!)
<実際のお手紙です>
3学期も一人ひとりの子ども達が充実感を味わえる体験
をたくさん積んでほしいと願っております。
子ども達のやりたい思いを、1つでも多く実行に移せる
ように支えて参りたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
]]>
今学期もたくさんのご支援をありがとうございました。
子ども達と共に学び合えた2学期でした。
今学期も、お子さん方からたくさんの感動を頂きました。
お子さんが持っている力を発揮できたのも、保護者の皆様
が日々ご家庭でもお子さんを支えていただき、また、ご理
解とご支援があったからこそと思います。
本当に有り難く、感謝の思いでいっぱいです。
先日のお楽しみ会では、子ども達に心からの温かい声援を
頂きありがとうございました。
お楽しみ会までの約一ヶ月の活動を通して、子ども達は共
に学び合っている姿が見られておりました。
また、新たな一歩を踏み出す姿が見られております。
【年長児】
年長児の劇は、谷川俊太郎さんの「ともだち」を題材に
子ども達が自らの実生活で体験したことを劇に取り入れ創
り上げてきました。
お楽しみ会まで残り数日となってきたころです。
「違う遊びをしていても友達は友達」の表現の場面で
「一輪車」と「鬼ごっこ」どっちをやるのかのシーンでの
展開がなかなか見ている人には伝わらずに行き詰っており
ました。
実際の一輪車遊びの場面で、まいちゃんがめいちゃんと一
緒に遊びたい事を伝えられずにいた時に、めいちゃんがど
うして一緒に遊びたいのかの理由をまいちゃんに尋ねてい
る場面をナレーターのはなちゃんが見ておりました。
そこで、はなちゃんは、「やりたい・やりたいだけでは見
ている人に伝わらないからどうして一輪車をやりたいのか
の理由を加えた方がいい」とアドバイスをしてくれました。
そこで、「一輪車の発表会をやりたいから一輪車で遊びたい」
等のセリフが創られていきました。
また、活動を進めていく中で、普段の生活の中でも子ども
達に変化が見られるようになってきました。
園庭に遊びに行く際やお部屋に戻る際にも
「ともだちって、みんなが行っちゃった後も待っててくれる人」
の詩を思い浮かべ、
「〇〇君の準備が出来るまで待っててあげるね」と優しく声
を掛けてくれたり、「ともだちなら嫌がる事をするのはよそう」
と話しながらトラブルになっている仲間の間に入って仲裁す
る姿も見られておりました。
「ひとりではつまらない事も、みんなでやればおもしろい」と
口ずさみ遊びを楽しんだりと「ともだち」の本の中に出てくる
詩とその意味を自分達の実生活に重ね合わせて過ごす姿が見ら
れております。
☆
【年中児】
初めてのお楽しみ会に向けての活動、子ども達にとってステージ
上やお客さんの前でのセリフや表現をする事にとても勇気が必
要だったように感じられました。
活動の中で思い通りにいかない事や緊張で涙をしたり、なかな
か思うように形にして表すことが難しい日々が続きました。
試行錯誤を繰り返しながら活動を重ねていく事で、少しずつ自
分達のやりたいことが明確になって来たようです。
そこからの子ども達の力は目を見張るものがありました。
活動を心から楽しめるようになってくると、自信にもつながり、
鳴き声を加えたりとそれぞれが表現する生き物の動きにも大き
な変化が見られるようになりました。
心で感じ、頭で考えた事を身体で表現することができるように
なっておりました。
また、自分の事だけではなく、周りの子の姿にも気付き、
「いぶきちゃんドキドキしていたけど、顔を上げて出来るよう
になったね」等と仲間が頑張って出来るようになった姿を言葉
にして認めてくれる姿も見られるようになりました。
お楽しみ会当日、緊張しつつも一人ひとりの子ども達が積み
重ねてきた自分の力をしっかりと表現する姿が見られており、
子ども達が持っている力の凄さを改めで感じさせてもらいまし
た。
お楽しみ会の活動をしっかりと自分の力で乗り越えることがで
きた子ども達。
それは、大きな自信につながっているようです。
普段の遊びにも大きな変化が見られております。
一輪車や補助なし自転車など、今までやりたい・挑戦してみた
い気持ちはあるけれども一歩踏み出せずにいた遊びを楽しむ姿
が見られております。
子ども達の前を見て歩み続ける姿をしっかりと支えて参りたい
と思います。
☆
【年少児】
お楽しみ会当日は休園日だった年少の子ども達。
金曜日・土曜日・日曜日と3日間の休み明けの月曜日、幼稚園に
登園してくると「お楽しみ会どうだった?」と先輩たちの姿を気
にかける言葉が聞かれておりました。
自分達の発表はなかったけれども、”お客さん”として何度か年中
長の劇を見学していく中で、先輩たちからの刺激を、しっかりと
心で学び感じ取る姿が見られておりました。
年長が演じる「ともだち」の劇からも学んでいたようです。
その中の1シーンに
「一人ではできない事も友達と力を合わせればできる」という
詩が出来ました。
そこでは、実生活で経験した七夕飾りに使う”竹取り”の活動での
実際の出来事を演じており、”2人では持てない竹もみんなで力を
合わせれば運べる”と表現しておりました。
年長の劇を何度か見せてもらった後、何日かして園庭でおままご
と道具を使い砂場遊びをしていた片づけ時の事です。
年少の子ども達だけでは鍋や皿などが入った大きなかごを運べず
にいました。
そこで年少児は、側を通りかかった赤帽子の年中さんに
「運ぶの手伝って」と声を掛けて年中さんの力を借りて片づけを
する姿が見られておりました。
まるで、劇の中での年長児のやりとりを自分達の生活に重ねて実
践しているかのようでした。
また、年中児の「ひもがいっぽん」の劇を何度かお客さんとして
見学していく中で、
(動物が)「前よりもゆっくり静かに歩いていたね」
「トラさんの動きが本当にトラさんみたいだった」等と年中児
の表現が変化している姿にも気付き言葉にして伝えてくれる姿
が見られました。
興味を持ったものに対して、
「見て学び、感じてそれをしっかり覚えている姿」に感心させ
られました。
お楽しみ会後、「自分達もやってみたい」と遊びにも変化が見ら
れております。
「やまびこ幼稚園の歌」やクラスでいつも読んでいる本
「こんにちわに」の絵本をフリーの職員や年少他クラスの友達
をお客さんに招き、発表する姿が見られております。
入場や退場も先輩たちの姿を再現しており、
”人に見てもらって演じる”
という事を楽しむ姿が見られておりました。
☆
子ども達と共に園生活を送る中で、一日一日を大切に関わってい
く事で、成長がすぐに形としては現れませんが、生活の中での
「小さな体験の積み重ね」・「思考を働かせて生活する事」の大
切さを感じることができました。
その様な事を意識しながら生活する事で
「しっかりと頭で考えて行動する姿勢」や
「心でしっかりと感じることができる豊かな心」が育っていく事
と思います。
改めて子ども達の持っている力の凄さを感じることができた2学
期でした。
3学期も子ども達と共に「一つ一つの体験の積み重ね」を大切に
関わって参りたいと思っております。
どうぞよいお年をお迎えください。
]]>
「体験からの学びを積み重ねていく事の大切さ」
行事を通して学び合う姿
10月末から、年長児・年中児は12月3日のお楽しみ
会に向けての活動が始まりました。
頭と体と心をフルに活用し活動に取り組んでおりま
す。
子ども達は、運動会同様自分達の力でお楽しみ会を
創り上げたいと考えました。
【どの様なお楽しみに会したいのか!!】
【自分達のお楽しみ会をどの様に作っていくのか!!】
等を頭と心でいっぱい考え話し合いを重ねてきました。
年長児・年中児共になりたい役は自分の意思で決め
活動がスタートしました。
〜 年長児 〜
年長の子ども達は4月から、谷川俊太郎さんの「すき」
の詩集に親しみ、暗唱をしてクラスで発表するという
活動を行っております。
劇の題材を話し合い、日頃から親しみのある谷川俊太郎
さんの「ともだち」に決まりました。
ナレーターが発表する「ともだちって」「ともだちなら」
「ひとりでは」「どんな気持ちかな」「けんか」
「友達は友達」「会った事が無くても」7つの詩に即した
ステージ上での表現は実生活の中から自分達で話し合い
を重ね内容を創り上げました。
やりたい気持ちいっぱいでスタートした活動も、いざ
取り組みを始めると課題や問題もたくさん。
「マイクを使って話しているけど何を話しているのか分
からない」
「転んでけがをしているのに笑いながらお話しするのは
おかしいよ」
「けがをしているお友達を心配して”大丈夫゛って声
を掛けているのに心配している様子が伝わらない」
「鬼ごっこ楽しく遊んでいるようには伝わらない」
等活動を振り返る中で様々な意見が出されました。
セリフは覚えているけれども、観ているお客さんに伝
わるような表現につい
て難しさを感じていたようです。
私も子ども達と共に活動し同じような事を感じていた
ので、子ども達に以下のようなお話をさせていただき
ました。
私:「皆は、4月からやまびこ幼稚園の一番の先輩と
してたくさんの事を頑張ってきました。
竹取ややまびこ祭り、そして運動会とたくさん話し
合いを重ねながら自分達の力で乗り越えてきました。
皆には考える力があると思います。もう一度、どん
な気持ちをお客さんに伝えたいのか考えてみてくだ
さい。うれしい気持ちなのか、悲しい気持ちなのか、
怪我をして痛い気持ちなのか、重いものを持ってい
る時の気持ちを伝えたいのかしっかりと自分で考え
てみてください。」と、お話をしました。
すると、次の日の朝、おばらまいちゃんが私のとこ
ろに来て一枚の手紙を見せてくれました。
まい:「手紙書いてきた。」
私:(手紙を読んだ後)「ありがとう。皆にも伝えてみて。」
まい:「わかった。」
↓
「ともだちはいろいろいます。」
ともだちはやさしくてにこにこあきらめないともだち
もいる。
ころんだときだいじょうぶとこえをかけてくれるひと
です。
そんなともだちをなんにんもみてきました。
そんなげきをパパママにみせたいです。
やっぱりともだちってすばらしいとおもいます。
ひとりではできないこともみんなでちからをあわせれ
ばできる。
ともだちとけんかをしたならなかなおりしてごめんね
をゆうのがいちばんだ。
ゆりぐみはいつもにこにこあきらめないゆりぐみをめ
ざしてました。
おたのしみかいまであと11かいれんしゅうできます。
12がつみっかまでがんばりましょう。
まいちゃんの手紙の発表を聞いた後、自分も気持ちを
紙に書いてみたいと
それぞれが紙に書き記す姿が見られていました。
(一部をご紹介します。)
◎いろんななかまをおもいだしてしんけんなきもちで
がんばる。
◎こまっているひとをたすけるおたのしみかいをいっ
しょうけんめいがんばる
◎みんなとちからをあわせたいです。
この日から、1人ひとりの子ども達がどんな気持ちを
見ている人に伝えたいのかという意識がより伝わるよ
うになり、自分達の力で最後まで頑張りたいという強
い意欲がさらに感じられております。
子ども達の姿から、私たち大人も目的意識を持って生
活する事の大切さを改めて学ばせてもらいました。
〜 年中児 〜
年中では、話し合いの中で「ひもがいっぽん」の劇と
合唱を行う事に決りました。
劇「ひもがいっぽん」の中には、動物や人間などいろ
いろな生き物が出てきます。
活動の中で、八木山動物園に行き、劇に出てくる実際
の動物を見るという活動も行いました。
年中児は、初めて体験するお楽しみ会の活動。
楽しそう、頑張りたいという気持ちはあるものの、実
際ステージに立ちマイクを前にすると緊張でセリフが
話せなくなったり、セリフに集中するあまり生き物の
表現を忘れてしまったりと思う様にいかない姿も見ら
れておりました。
ステージ上での発表の体験を積み重ねていく事や、
「大きな声で話さないとお客さんには聞こえない」
「運動会の時も自分達の力で踊ることができたから、
お楽しみ会でも自分達の力で踊っているところをお家
の人に見てもらいたいから、踊りを覚える」
等、日々の活動での気づきを話し合ったりと活動を行
っております。年長児の総練習を見学する事が出来た
のも貴重な体験になったようです。
お楽しみ会の活動が始まった頃は、マイクの前に立つ
と緊張して涙し思う様にセリフが話せなかった事もあ
ったカエル役のわたなべえんずいくん。活動を積み重
ねていく事でドキドキする気持ちをしっかりと自分の
力で乗り越えてカエルの表現が出来るようになりまし
た。
おおたさくらちゃんは、
「マイクの前で話す時も、はっきりと大きな声で話さ
ないとお客さんには伝わらないよ」
鳥役のおじまあきまさくんは、
「手だけじゃなくて足も動かすと本物の鳥みたいに見えるね」
と、気づきを伝える姿も見られてきております。初めて体験
するお楽しみ会。
年中児の子ども達も、どのような劇をお客さんに見てもらい
たいかを意識して活動に取り組む姿が見られております。
〜 年少児 〜
二学期に入りクラス全体が落ちつき、また運動会という大き
な行事を体験した事も年少の子ども達にとっては貴重な経験
になっているようです。
渋柿を甘くする方法を考えたり、かりんシロップづくりや自
転車等、園の環境や先輩たちの姿をしっかりと見て・感じて“
やってみたい”という意欲に変えて取り組む姿が見られており
ます。
4月からブランコやアドベンチャーの遊具、そしてジャンボす
べり台を楽しんでいた年少児。
11月11日には八木山動物園に園外保育に行ってきました。
園に戻り、緑の芝生段ボールすべり台エリアで昼食を楽しんで
おりました。
そのすぐ側では、年中児がジャンボすべり台を立って滑る
「立ちすべり」に挑戦しておりました。
自分達は座って滑る事を楽しんでいたすべり台を、年中の
子ども達は立って滑って楽しんでいたのです。
その様子を興味津々にじっと見つめていた子ども達。
”やってみたい”と思っているけれど昼食時間だから今は出
来ないと、しっかりと状況も理解しておりました。
昼食を食べ終えた後に早速立ちすべりに挑戦する姿が見ら
れておりました。
また、年長児・年中児が行っているお楽しみ会の活動から
もしっかりと感じ学ぶ姿が見られております。
年中児の劇「ひもがいっぽん」を見た後では、
「カエルの飛ぶところがかっこよかった」
「ひと役の人遠足に行っていたね」とひと役の演じる遠足
の表現を自分達の体験と重ね合わせて話をする姿が見られ
ておりました。
年長児の劇「ともだち」を見た後で部屋に戻ると、子ども
たち同士で、「遊んでいて転んでけがをした時に職員室で
薬をぬってもらうのも自分達と一緒だね」と自分達の園で
の生活と重ね合わせて年長児の劇の感想を伝え合う姿が見
られておりました。
又、年長児の合唱曲「切手のないおくりもの」の合唱が自
然とクラスで始まったり、いつもは椅子に座って歌を歌っ
ているけど、先輩たちみたいに「立って歌いたい」と立っ
て歌う姿が見られたりと、実際に目で見て、心で感じた事
を自分の言葉で伝え合う姿が見られておりました。
この見て・感じて学ぶ経験は来年の経験へとつながってい
く事と思います。
二学期の残りの日々も子ども達と共に1日1日を大切に一
つ一つの体験の積み重ねを大切に過ごしてまいりたいと思
っております。
]]>
運動会活動は子ども達の心と身体を
成長させてくれました。
早いもので2学期ももう半分が過ぎ、朝晩の冷え
込みが厳しくなり、日中との寒暖差で体調管理が難
しい時期となってきました。
運動会では、雨での順延そして保護者の方の参
加人数制限や送迎方法など度重なる変更にもご理
解を頂きましてありがとうございました。
保護者の皆様のご支援のおかげで、無事運動会を
終えることができました。
心より感謝申し上げます。
子ども達は、当日に至るまでの活動の中で一つひ
とつの体験をしっかりと積み重ね、目標を持って
取り組むことで心と身体で実感し、持っている力
を大きく伸ばすことができました。
運動会当日も、最後まで諦めずに一生懸命自分の
力を出し切ろうという姿が見られておりました。
これも、保護者の皆様がご家庭でもお子様の気持
ちに寄り添い、力を発揮できるように見守ってい
ただいたおかげと感謝の思いでいっぱいです。
運動会後に保護者の皆様からたくさんのお便りを
いただき、私共も活動の振り返りの機会を頂きま
した。
そして、たくさんのお子さんの育ちの姿をお知ら
せ頂き、又、本当にたくさんの力になるお言葉を
頂きました。
今回は、各クラスお一人ずつ、9例の保護者の
方々のお便りをご紹介させていただきます。
🔸・🔸年長組 保護者の方からのお便りです🔸・🔸
****************************
******************************
*********************
🔸・🔸年中組 保護者の方からのお便りです🔸・🔸
***************************
*********************
🔸・🔸年少組 保護者の方からのお便りです🔸・🔸
**********************
***************************
*****************************
***********************
★
子ども達は、運動会の活動にしっかり向き合って
取り組み一つひとつの経験を地道に積み重ねてきま
した。【自分達で決めた競技・やりたいことを成し
遂げるために考えていかなければならない事とは何
か?】等、とても難しい事ですが素直な気持ちで真剣
に向き合ってきました。
その中から子ども達は、
【一生懸命頑張る事とは?】【諦めない事とは?】
【真剣勝負とは?】【一丸になる事とは?】
【バトンをつなぐ事とは?】等、体験を通して抽象的
な事の理解も深めていったのです。
やはり、”子ども達が自らの力で行う事”の大切さを改
めて感じることができました。実際に体験する事で、
幼児期の子どもの能力も高まっていくようです。
これからの2学期後半も、とても大切な時期となり
ます。
子ども達の成長を楽しみに、これからも一人ひとりの
子ども達と丁寧に関わって参りたいと思っております。
]]>
ありがとうございます。
感謝の思いでいっぱいです。
8月に入り、宮城県内に於いても新型コロナウイルス
感染が広まり、運動会における保護者の方の参加人数
を変更させていただきました。
また、それに伴い駐車場のご利用につきましても再度
アンケートを取らせていただきました。
保護者の皆様のご理解とご支援を頂き、密にならな
いような対策と限られた駐車スペースでの駐車が可能
となりました。
子ども達は各学年ともに運動会への思いが強く、また、
運動会活動から得られる子ども達の学びはとても大き
いものがあると考えております。
子ども達が充分に力を発揮できる環境を作っていただ
き本当に感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございます。
〜すてきな子ども達〜
8月末からはどの学年も運動会に向けての活動が始まり
ました。
【どの様な運動会にしたいのか!!】
【自分達の運動会をどの様に作っていくのか!!】
等を頭と心でいっぱい考え話し合いを重ねてきました。
<どのような気持ちで>
<どのような競技をやりたいのか>
としっかりと目的意識を持って運動会活動に取り組ん
できました。
年長では、3クラスで話し合い運動会に向けての目標は、
『皆で力を合わせて真剣に諦めないで頑張る運動会にしよう』
また、運動会でやりたい競技は、★かけっこ
★リレー ★踊り に決まりました。
園庭ではトラック一周のかけっこを楽しんでいます。
始めは走る事が楽しく何度も何度も走り続ける姿が
見られていました。
そこから徐々に相手との勝負を意識するようになり
「もっと速く走れるようになりたい!!」とノートと
鉛筆を持ってきて一周のタイムを記録、一人ひとりが
自分の力を高める事に意識が変化してきております。
踊りの選曲決めの話し合いでは、各クラスの話し合
いで持ち込んだ意見が分かれ、なかなか決まらず悩
みました。
どのクラスも一生懸命話し合い決めた自分達の気持
ちを簡単に譲る事は出来ませんでした。
それぞれが自分の気持ちを皆の前で伝えて、少数意
見も大切にし、やっと何とか皆の納得するところに
落ち着き、2曲を組み合わせて1つの踊りにすることで
まとまりました。
また、昨年の先輩たちの様に係の仕事をして運動会
の運営も自分達で出来るところはやりたい、年中さ
ん・年少さんのお手伝いをしたいとの思いもあり、
話し合いの結果、踊り・体操・プログラム・準備・
アナウンス・始めの言葉・誓いの言葉・終わりの
言葉の8種類のチーム係を考え、各々自分がやりたい
チームに入って仲間達と協力し合い、自分達で決めた
運動会に向けての目標の意味を一つひとつ心と身体で
実感し、積み重ねながら運動会を創り上げているとこ
ろです。
●
さて、年少組の子ども達です。
毎日、運動会に向けての活動に取り組む憧れの先輩
たちの姿をしっかり目に焼き付け心で感じ取ってお
りました。
特に年長の先輩たちが部屋の目の前を力強い足音で
駆け抜けていく、かけっこやリレーをする姿は心に
響いたようです。
「先輩たち速いね!!」
「転んでも諦めないで走ってるね」等々、先輩たちの
一瞬一瞬の動きをしっかりと目で見て心で感じて言葉
にする姿が見られております。
そして「自分達もやってみたい」と自らの意思で先輩
たちと一緒にスタートラインに立ちトラックを一周走
る姿がありました。
その際もしっかりとトラックの白い線を意識して走っ
ておりました。
また、先輩たちが何度も何度も走っているトラックを
一周走る事の大変さも実感しておりました。
年少の子ども達は゛走る事゛をとても楽しんでおり
ます。
園庭全体を使いいろいろな形のかけっこを楽しんで
おります。
運動会の活動でも誰一人諦める事なく最後まで走り
抜けております。
年少児は、「見て・聞いて・感じて学ぶ」という力
がとても大きい事を子ども達の姿から改めて感じさ
せてもらいました。
年少の子ども達がその様な力を発揮できるのも、
先輩たち一人ひとりが皆、真剣な思いで一生懸命諦
めずに運動会の活動に取り組んでいるからこそだと
思います。
●
上の学年から吸収しているのは年中児の子ども達も
同じですね。
年中2クラスで話し合い運動会に向けての目標は、
『たのしくて頑張る運動会』
『出来ないことに挑戦して、頑張ってかっこいいとこ
ろを見せる楽しい運動会』
また、運動会でやりたい競技は、★玉入れ
★かけっこ ★踊り に決まりました。
運動会の活動を始めた当初は、運動会はやりたいし、
頑張りたい、楽しそうという気持ちはあるもののな
かなか体がついてこない様子が見られていました。
園庭を一生懸命何度も走り続ける年長児の姿に力を
もらい、初めは一歩踏み出せずにいたかけっこも、
先輩から「一緒に走ろう」と声を掛けてもらうと、
年長児と共に何度も諦めずに園庭トラックを走り
続ける姿が見られるようになってきました。
そして活動の中で「速く走るためにはどうしたら
いいのか?」を話し合う中で、「腕を強く速く振る」
「足を強くする」等自分の思いを皆の前で伝えなが
ら走る事への意識が高まってきております。
踊りでは、初めて体験する難しい隊形移動。
始めはとても難しく感じていましたが、踊りをし
た後にみんなで気づいた点を話し合っていく事を
何度も行い、
「移動をする時は走って移動するといいと思う」
「隣の人とぶつからないようにするには手を広げる」
「白帽子さんは自分達の力で踊っていたから、
自分達の力で踊りたい。」
など様々なことに気付いていきました。
一つひとつの気づきや体験を積み重ねていく事で、
「固まりすぎだから広がって」等お互いに声を掛
け合う姿が見られ、徐々にではありますが、一体
感を感じられるようになり、年中全体への意識の
高まりへとつながってきているところです。
本来なら、ご家族の皆さんに子ども達の姿を見
て、応援していただきたいところですが、今年も
コロナ対策で限られた人数の参加となってしまい
ました。その中でも、見に来て下さるご家族の方
に子ども達が力を出し切って精一杯頑張って輝い
ている姿を見ていただけるように、運動会当日ま
での残りの日々を大切に過ごしてまいりたいと思
います。
]]>
出来ませんので園庭開放は中止とさせていただきます。
ご了承ください。
]]>年少のクラス編成が予定のクラス数に達しましたの
で、満3歳児の募集は行いません。
ご了承ください。
]]>
本日の運動会は、日中は曇りの予報もありますが、
現時点での雨量と園庭の状態、気温と子どもの体
調を考慮して、明日に順延することにしました。
子ども達は本日の運動会にむけて一生懸命活動を
行ってきましたので、体調や環境に配慮して十分
に力を発揮できる状態で行ってあげたいと思いま
す。
本日の運動会に向けて、日程を調整して下さって
いた保護者の皆様には、大変申し訳ありませんが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
本日は実施できず残念な思いもありますが、明日
お天気になることを祈りつつ、子ども達が持って
いる力を発揮できる運動会になりますように準備
を進めて参りたいと思います。
お天気になることを祈るばかりですが、少々天気が
心配です。
万が一明日が雨で運動会の実施が難しい場合は、
明日の朝6時にメール配信と緊急電話連絡網での連
絡を行います。
合わせてホームページでもお知らせ致しますのでご
確認をお願い致します。
何も連絡がない場合は、予定通り実施します。
送迎の方・駐車場ご利用の方へ
【登園時間のご案内】
送迎して下さる方・駐車場をご利用の方は、
スムーズな車の出し入れを再検討した結果、当初
ご案内していた登園時間を若干変更させて頂く事
になりましたので、ご協力をお願い致します。
・送迎の方→8:40〜8:55の間に登園
※安全確保の為、送迎の方は子どもさんと同伴の
方が降りた後、8:55まで駐車場で待機して頂
き、8:55になりましたら一斉に出庫を開始し
ます。
園内の道路は狭く車同士すれ違うことが出来ませ
んので、ご協力をお願い申し上げます。
・駐車場ご利用の方→9:05〜9:20の間に登園
※園の係の者の誘導に従って駐車して下さい。
8:55〜9:05の間の10分間で送迎の方の
出庫を行いますので、9:05より早く園の方に来
られますと駐車場には入れません。
ご協力をお願い致します。
短い時間でスムーズな駐車場の出入庫を行えます
よう、皆様には色々とご不便をおかけ致しますが、
ご協力をお願い致します。
【その他のお願い事項】
🔸運動会終了後、送迎の方のご案内は、駐車場利用
の方の車が出てからとなります。
お便りでは12:20頃のご案内予定としており
ましたが、12:30頃を目安にお迎えをお願い出
来ればと思っております。
お迎えの時間につきましては、お迎えに来て下さる
ご家族の方とご相談頂ければと思います。
🔸運動会当日は、園の駐車場や園周辺からの観覧は
出来ません。皆様のご協力をお願い致します。
🔸今年度も保護者の方の参加人数を制限させて頂い
ている中で、特に年少組では保護者の方にも参加し
て頂く親子競技もありますが、貴重品はご自身での
管理をお願い出来ればと思っております。
何かとご不便をおかけしてしまい申し訳ございませ
んが、どうぞ宜しくお願い致します。
]]>
おります。
入園願書の配布は、仙台市私立幼稚園連合会の規
定により10月1日から配布開始となります。
10月1日から当園職員室にて配布しますので園の
方へおいで下さい。
入園願書受付は11月1日(月)9時〜12時となり
ます。
10月に入りましたら、詳しいご案内を再度ホーム
ページ上にてお知らせいたします。
<幼稚園見学のご案内>
見学実施期間:9月13日(月)〜10月28日(木)
※行事等により見学できない日があります
※見学除外日:9/29・10/8・10/22・10/25・10/29
見学可能時間:10:00〜12:00
※見学は予約制となりますので、お電話にて事前に
見学希望日をお知らせください。
・見学は1日につき3組までとさせていただきます。
(予約先着順です)
・大人の方の参加は1組につき2名までとなります。
・見学の際は保育室には入れません。園児も活動中
ですので園内の遊具等では遊ぶことはできません。
見学のみとなります。ご質問等にはお答えできま
すので、職員室の職員にお声がけ下さい。
〜参加される方へのお願い〜
・参加される方はマスクの着用をお願いします。
・検温のご協力をお願いします。
・熱のある方(おおむね37.5度以上)、咳の症状が
ある方、体調の悪い方の参加はできません。
予約当日に体調不良の方は予約日の変更をお願い
します。
・新型コロナウィルス感染拡大状況によっては中止に
なる日も出てくることが考えられます。その場合
はホームページ上でご案内いたします。
★幼稚園見学実施日以外の日に見学をご希望の方は、
園庭開放日をご利用ください。(晴れの日のみ)
保育室には入れませんが、園庭から保育室がご覧
になれます。園庭で遊ぶこともできます。
9月の園庭開放日は 9月11日(土)に実施予定です。
雨の日は中止となります。中止の場合は当日の開始
時間前までにホームページでご案内いたします。
また、新型コロナウィルス感染拡大状況によりまし
ては、中止または延期になる可能性もございますの
でその場合もホームページ上でご案内いたします。
<入園説明会のご案内>
※事前の申し込みは不要です。当日直接お越し下さい。
駐車場もございます。
日 時:10月16日(土)10:30〜12:00
会 場:やまびこ幼稚園
受 付:10時30分〜
※受付後、各保育室には入れませんが、その他の園内
はご自由に見学いただけます。
説明会:11時〜12時
内 容:幼稚園の説明会、園用品の展示、
園生活の写真展示など
※大人の方対象の説明会となります。子どもさんを
お連れの方は、保護者の方の監督のもとでご参加
下さい。
説明会ではお子さんの体験会はありませんが、保
護者の方と一緒でしたら遊べるスペースもござい
ます。詳しくは当日ご案内いたします。
※お子さんと一緒の場合でも当日園庭では遊べません。
説明会のみの実施となります。
園庭での遊びをご希望の方は、園庭開放日にご参加
ください。日程等はホームページ上でご案内してお
ります。
※園内での写真・動画撮影は、個人情報保護のため
お控えくださいますようお願いいたします。
※参加される方は、マスク着用、ご自宅での検温の
ご協力をお願いします。37.5度以上の熱がある
方や咳の出る方、体調がすぐれない方の参加はご
遠慮ください。
新型コロナウィルス感染防止対策にご協力をお願
いいたします。
※新型コロナウィルス感染拡大等、状況によっては
入園説明会が中止または延期になる場合も想定さ
れますので、その場合はホームページ上でご案内
いたしますのでご確認をお願いします。
何か、ご不明な点、ご質問等がございましたら園の
方までお気軽にお問い合わせください。
やまびこ幼稚園
? 022(245)-2248
]]>
長い夏休みも終わってしまうとあっという間
でしたが、夏休み中はいかがお過ごしでした
でしょうか。
夏ならではの体験もたくさんされたことかと
思います。
今年の夏は、暑い日が続いたかと思えば、雨
や気温が低く天候不順の日が続いたりと体調
管理が難しかったのではないでしょうか。
また、行動範囲が限られた中での生活ではあ
りましたが、お家の方とゆっくり過ごせた事
で、子ども達の心のパワーは充分に貯まった
事と思います。
すてきな子ども達
前号でもお知らせしましたが、園生活では常
に子どもたちが【心と頭と身体】で感じる体
験をたくさん積み重ねていけるようにと意識
して関わっております。
夏休みに入ってすぐの預かり保育でのひとコ
マです。
その日も暑かったので、外での水遊びの時間
になると子どもたちは大喜びでプールの場所
に集まってきました。
手作りシャワーがある簡易プールで水遊びを
楽しんだり、職員がホースで水を撒いている
ところに立ち向かっていき水浴びを楽しんだ
りと、子どもたちはそれぞれ自分でやりたい
水遊びを楽しんでいました。
その中で、年少児のかなた君は、水遊び道具
のカップが入ったかごを持って、プールの近
くに行ったり、ホースでの放水の近くに寄っ
て行ったりと、行ったり来たりして水遊びの
雰囲気を楽しんでいました。
かなた君はその日は水着は着ていませんでし
たが、着替えがありましたので、洋服のまま
で水遊びをして濡れても大丈夫ということを
伝えて水遊びに誘いましたが、首を横に振り、
水に体が触れる所までは近寄っていきません
でした。でも、カップの入った大きなかごを
もって行ったり来たりするのがとても楽しか
ったようで、その遊びを20分以上も続けて
楽しんでいました。
今日は水遊びはしないのかな…と思いながら
見ていましたところ、いつの間にかホースの
水が届くところまで近寄ってきて、ずぶぬれ
になって水の感触を楽しんでいる姿がありま
した。とてもいい笑顔で。
水遊びをしようと誘い声をかけた時は、まだ
服が濡れる心の準備が出来ていなかったよう
です。
周りの友達が水遊びをしている様子を視野に
入れつつ、カップの入ったカゴを運びながら
遊んでいるうちにいつの間にか、かなた君の
水遊びに対するためらいが吹っ切れたようで
す。自分のタイミングで水遊びの輪の中に飛
び込んできました。
そのあとは、思う存分全身びしょ濡れになり
ホースの水がかかるたび満面の笑顔で水遊び
を楽しんでいたかなた君です。
子どもは、自らが感じ、
【大丈夫、怖くない、楽しく遊べそう】と気
持ちが動いたときに行動に出ます。
そのタイミングも自分で決めます。
自ら納得して安心して遊べると感じたところ
で楽しみ始めます。その姿を見てやはり大人
がやらせようとするのではなく、子ども自身
が【やりたい!やってみたい!】と思えるよ
うになるまで待つことも大人の大切な役割な
んだなということを実感しました。
さて、本日から2学期がスタートします。
園生活の中でまたたくさんの事を体験し感動
し、心を輝かせて自ら実感していくことで心
も身体も大きく育っていく事と2学期も子ど
も達の姿をとても楽しみにしております。
この2学期は、運動会や芋ほりなどの行事や何
気ない日常生活の一つひとつの事に対しても心
と身体でたくさん感じて体験を積み重ねていく
ことが出来る時期となります。
ただそれは、楽しいことばかりではありません。
「やさしくしてくれない」
「いじわるされた」
「言葉より先に手が出てしまって友達とケンカになった」
「自分は〇〇したいという思いがあるが、皆の考えとは違う」
等々、トラブル・アクシデント・困った事も
たくさん経験する事と思います。
この経験の全てが子ども達の成長に結びつい
ていきます。
それを日々意識して関わって参りたいと思っ
ております。
8月半ばに入り、新型コロナウィルスの感
染拡大がかなりの勢いで加速してまいりまし
た。先が見えない状態での2学期スタートと
なりましたが、保護者の皆様には感染拡大防
止のために引き続きご協力を頂くことが多く
なるかと思います。
園の方でも出来る限り感染拡大防止に配慮し
つつ、子どもたちが豊かに生活できる体験の
場を確保して参りたいと思っておりますので、
2学期もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
尚、今のところ、2学期の行事としての運動
会とお楽しみ会は実施する予定です。
やり方につきましては、新型コロナウイルス
感染拡大防止対策を講じて参りたいと思いま
す。
〜体調が優れない時は早めの休養を〜
今年の夏は天候不順の日が多かったですね。
実は昨年度も猛暑や秋の天候不順で、2学期
早々に体調を崩してしまうお子さんがたくさ
んいました。お家の方にはお子さんの体調に
気を付けて見て頂ければと思っております。
また、各ご家庭様々なご事情もおありかとは
思いますが、行事に向けての毎日の取り組み
が子ども達にとっては本当に大切な時間とな
ります。
病気以外のお休みに関しまして、ご配慮頂け
ますと大変有り難いです。
〜特に年少の保護者の皆様へ〜
年少の子ども達は、まだまだ個人差の大きな
時期です。
夏休み明け、久しぶりの幼稚園を楽しむ一方
で、園生活のリズムにまだ身体が慣れず心身
共にクタクタの子ども達の姿がちらほら見ら
れてきます。
1学期同様に、疲れた時には無理をせずに週
の真ん中にお休みをはさんで頂いたり、早め
の時間帯にお迎えに来て頂いたりといった個
別の対応も、必要に応じてお願いさせていた
だくかもしれません。
ゆとりを持った生活が出来ることは、お子さ
んの次への前向きな姿勢にもつながっていき
ますので、担任からお話がありました際には、
ご協力をいただけますと大変助かります。
また、お家でのお子さんの様子から、各ご家
庭でご配慮される場合もあるかと思います。
その場合は担任の方へお知らせ下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
お願いごとばかりになってしまい、申し訳ご
ざいませんが、ご理解とご協力をどうぞ宜し
くお願い致します。
]]>保育のご利用につきましても、保護者の皆様に
はご理解とご協力を頂きましてありがとうござ
いました。
宮城県の感染者数も多くまだまだ心配な状況は
続いておりますが、園の方でも出来る限りの感
染対策を行いながら過ごして参りたいと思いま
す。
明日9月1日(水)からは、全日保育 とさせ
て頂きますので、給食セットやお弁当のご用意
も宜しくお願い致します。
(9月1日(水)は弁当日となりますので、お弁当
のご用意をお願い致します)
今後も宮城県の感染状況を注視して参りますが、
状況によりましてはまた保育時間や行事の変更
等の可能性もございます。
その際は一斉メールやお便りでお知らせさせて
頂きますので、随時ご確認をお願い致します。
預かり保育につきましては、引き続き、
お仕事をされている方・やむを得ない急な
用事等でお子さんの預け先にお困りの方の
みのご利用とさせて頂きたいと思います。
またその際も、感染リスクを出来る限り少
なくする為に必要最低限のご利用・早めの
お迎えのご協力をお願い致します。
引き続き、皆様のご理解とご協力をお願い
申し上げます。
]]>申し訳ございません。
8月に入り全国的に幼児の新型コロナウィルス
感染の報告が日に日に増えてきました。
2学期開始にあたり、園でも感染対策を色々と
考えて参りましたが、緊急事態宣言の発令に伴
いまして、当園でもより一層の感染拡大防止対
策が必要と考え、今後の対策について検討を致
しました。
その結果、 8月中は午前保育 とさせていた
だく事と致しました。
9月以降の保育につきましては、今後の感染状
況等により判断した上で改めてお知らせ致しま
す。
8月の給食につきましては、10月以降に振り
替えさせて頂きますので日程が決まりましたら
お知らせ致します。
また、発熱・咳・鼻水・嘔吐・下痢等、体調が
優れない場合は登園できませんのでご協力をお
願いいたします。
預かり保育につきましては、早朝・保育後とも
に行いますが、お仕事をされている方・やむを
得ない急用等でお子さんの預け先にお困りの方
のみのご利用とさせていただきたいと思います。
また、その際も、感染リスクをできる限り少な
くするために、必要最低限のご利用・早めのお
迎えのご協力をお願い致します。
このような状況下ですので、皆様のご理解とご
協力をお願い申し上げます。
また、預かり保育ご利用の方は、お弁当と水筒
のご用意をお願い致します。
感染が急拡大しておりますので、ご心配な場合
は保護者の方のご判断で自主休園していただい
ても構いません。
その際は欠席日数には含まれません。
自主休園をご希望される方は、園の方までお知
らせください。
]]>ですが、新型コロナウィルス感染拡大防止対策の
ため中止とさせていただきます。
また、9月11日(土)に予定しております9月
の園庭開放につきましては、感染拡大の状況によ
って、実施の延期か中止を判断させていただきま
すので、9月に入りましたら改めてホームページ
でご案内させていただきます。
ご理解ご協力の程お願い申し上げます。
ご不明な点がございましたら、園の方にお問い合
わせ下さい。
やまびこ幼稚園
?(022)245-2248
]]>
感謝申し上げます。
幹事の皆さん、会の準備・運営をありがとうご
ざいました。
皆さん方の貴重なお話は、新たな課題となりま
した。
これからの生活に生かして参りたいと思います。
〜すてきな子ども達〜
今月号の広場では、年長児の姿をご紹介します
ね。
〜幼児期の子どもの本音で伝え合う事の
大切さについて〜
6月に入り、年長では七夕飾り用の笹竹取りや、
やまびこ祭りに向けての活動を平行して行ってい
ます。
子ども達とは、一つひとつの活動を話し合いな
がら、子ども達の意志で活動のやり方や内容を
決めながら行っております。
ですから、話し合いをする機会も増えています。
今回は、その話し合いの中で子ども達から学
ばせてもらった事をお伝えしたいと思います。
★
本音で(本心で)思った事を伝え合う体験は、
幼児期の子どもに適していると感じました。
・思った事や感じた事、考えた事を躊躇な
く発言出来る。
・仲間の意見にどの子も素直に耳を傾ける。
・仲間の意見をばかにしたり、揶揄(やゆ)
したり、けなしたりせず、一人の仲間と
して受け入れる素直さがある。
(仲間の考えや思いをとても素直に共感出来る)
・本音を出し合った後に、皆、自分の事と
して受け取れる。自分の学習として取り
入れる素直さがある。
・だから、互いに成長し合う姿になっていく。
子ども達は自らの姿を通して、私共に教育の大切
さを知らせてくれています。
今回のテーマの【本音で話し合う】という事は、
互いに辛い思いを味わう体験となる事が多いです。
でも、幼児期だからこそやり易い事と感じており
ます。とても素直に仲間を信じ、自らを高めよう
とする姿勢が強いからです。
少し幅を広げた言い方をしますと、幼児期の子ど
もが起こす体験は、どんな辛い体験でも必ず成長
に結びつくという事を今回の子ども達の姿から感
じさせてもらいました。
★
具体的な姿でお知らせしますね。
たくさんの話し合いをして自分達のやりたい事を
実行していく 【すみれ組】
すみれ組では、竹取りの活動の話し合いと並行
して、やまびこ祭りの活動の話し合いも行ってい
ます。
活動が増えている事から、担任はやまびこ祭り
に向けての買い物ごっこのペア決めは、竹取りの
ペアと同じでも良いのではと考えていました。
ところが、子ども達は違いました。前向きな姿
勢でやまびこ祭りに臨んでいたのです。
竹取りの仲間は、互いに頑張れる仲間を意識して
選んでいたので、お祭りでは、楽しくやれる仲間、
好きな仲間と組みたいと希望していました。
子ども達は一つひとつの活動の意図を自覚して、
皆真剣に向き合っていたのです。
ただ、活動が増えていましたし、個々のやりたい事、
そしてグループでやっている事等もたくさんあり、
じっくり話し合う時間がとれない事を子ども達に
伝えました。
すると、子ども達が出した結論は、自分達の個々
の遊びを早く切り上げて話し合いをしたい、と主
張してきたのです。
再度担任は、自分のやりたい遊びが出来なくなる・
子どもにとって自分のやりたい遊びはとても大切
な事だという事も伝えました。
「大丈夫!!やまびこ祭りは大好きで楽しい事だ
から、好きなメンバーでやる方が楽しい!!」と、
皆意識を強く持っていました。
そして、新しいメンバーも決定し、お祭りの話し
合いを進めていきました。
子ども達は、自分達のお祭りにするため、いつ
も真剣に話し合いを重ねていました。
そして、買い物ごっこの1回目の時のことでした。
ゆうまくんが「今日は、大成功だ!!」と、喜び
いっぱいで担任へ報告してくれました。
実はゆうまくんは4月の買い物ごっこの時にお金
を落として悲しい思いをしていたのです。
ですから、今回は、買い物中に幾度も財布の中身
をチェックし、買い物の都度、残金まで確認して
いたのです。
子ども達とは、一つひとつの活動に対して話し
合いをたくさん重ね、自分達が本当にやりたい事
を探りながら行っています。
ですから、行動に移す時の意識がとても高くなっ
てきている事を感じております。
今回もゆうまくんは、話し合いの中から大切なこ
とを感じ取り、体験を通して、大切な事を自分の
力で学んでいたと感じました。
本音で言える(話し合いの中で)竹取りの活動より
【ひまわり組】
ひまわり組でも、竹取り活動について話し合い
を重ねていました。
(1回目の散歩から気が付いた事を話し合って、
2回目に生かす方法を考えようとしていました。)
「足が痛かった。」「疲れた。」
「やっぱりもっと力が必要なんだね。」
などと、子ども達は感想(実感した事)と課題
を感じていました
「(前後)の間が空いていると、竹折れちゃうか
ら、声かけて教えてあげようよ。」
「ふざけると皆困るから、真剣にやろうよ。」と、
子ども達。
ななちゃんが「もう1回、頑張れるペアと、列
(順番)も決め直そうよ。」と提案し、皆もOK
になりました。
すると、
そうたくんが「皆、自分の想っている事は言った
方が良いよ。俺、1回目の時、言えなかったしさ。」
と、前回の悔しさを乗り越えていました。
本心を伝える事の大切さを伝えていました。
実は、1回目の仲間を決める時、本当に一緒
に行動したい仲間がいたのに、それを伝えなかっ
たのです。
皆のペアも決まり、1回目のスタート当日、
その思いを伝えてきたそうたくんでした。
でも、今は話し合う時間も取れないし、大切な
自分の考えは、今言われても無理だから、決め
る時に言うべきだ!と。
今は考えられない事を皆から伝えられ、とても
悲しい思いを味わっていました。
その日は、現実を変えられないけれど、担任も
皆も、そうたくんの辛さを受け止めていました。
この悲しい思いは、周りの支えもあり、次に生
かされた、とても貴重な経験となったのでした。
そして、2回目の順番決めの話し合いに入り
ました。
1列目のメンバーが決定し、2列目を誰に任せ
るか?の話し合いに。
子ども達:「そうたくんとあおいちゃんのペア
がしっかりしているし、いつも良い事に気付い
てくれるから、その2人が良いんじゃない?」
と推薦。
すると、
りゅう:「待って。俺、2列目が良かったんだ。」
と希望してきました。
子ども達:「なんでそう思うの?」と、りゅう
くんの思いを確認します。
この時、りゅうくんは余り深い理由がなく、な
んとなくの希望を伝えていました。
それで、皆も先の2人に任せたいと再び提案が
ありました。
りゅう:「皆、俺って言ってくれなくて悲しい!!」
と、本心で訴えてきました。
担任も、りゅうくんと皆の気持ちを確認してみ
ました。
じぇすん:「だってりゅう、ふざけている事あ
るじゃん。」
この赤裸々な意見に皆は一瞬言葉を飲みました。
しかし、徐々に皆もポロポロと本心を伝え始め
ました。
子ども達:「りゅう、自分が話してる時は真剣
だけど、言い終わったら、足をこうする(組む)
じゃん。」
「帰りの集まりの時、隣りの人の椅子、ガタガタ
(揺らす)やってる時もあるよ。」
「それだと困るからだと思う。」等、
今まで思っていた事を正直に(本心で)伝える姿
になっていました。
担任も、りゅうくんの気持ちを考えますと、少し
きつい事と思いながらも、皆の正直な意見も大切
に考え、
担任:「普段から一生懸命頑張っている人が素敵
って思うってこと?」と確認。
この時、りゅうくんは悲しさをこらえながらも、
皆の意見をじーっと聞いていました。
そして、
りゅう:「やっぱり俺やめる。」と、皆へ。
すると、
あおい:「頑張ってたら、次の話し合いで皆は
りゅうくん頑張ってるからって言ってくれるよ。」
ほのか:「ほの達も、りゅうくんがふざけている
時に言えなかった(注意してあげられなかった)
のも、悪いと思う。」と、反省も口にしていました。
本音を言い合っていくうちに、各々の子にとって、
何が大切なのか!!を前向きに考えていた子ども
達でした。
仲間を非難しいたぶるのではなく、互いにどうあ
ったら良いのかを考えていた子ども達でした。
ですから、この話し合いの後に、誰かを悪者にし
たり、だめな人間とした関わり方はせず、一人の
仲間として関わっていました。ですから、
りゅう:「ふざけないように頑張るから、見ててね。」
と、とても素直に仲間の思いを受け入れていました。
すっきりとした表情に変化していました。
皆:「頑張れりゅう!!」と応援の姿が見られて
いました。
担任:「ひまわりの皆は、本当に素敵な子どもだね。
りゅうくんのために力になってくれてありがとう。
本当の事をちゃんと伝えるって、とても難しい事だね。
大人はもっと出来ないんだ。でも皆は思っていた事を
しっかり伝えてくれたね。
皆はりゅうくんの事をしっかり考えてくれたね。
ありがとう。
りゅうくんも偉いね。
悲しい事をいっぱい伝えられたのに最後は自分の力
で頑張ろうとしていたね。
これはね、しっかりと頭で考える力があるって事だよ。
そして、皆の話をちゃんと聞ける強い心があるって事
だよ。りゅうくんも偉かったね。」
★
そして次の日。りゅうくんは自転車倉庫の片付けを、
あおいちゃんと2人でやってくれていました。
担任:「一緒に片付けてくれてたんだね。ありがとう!」
りゅう:「だって、次の人が困っちゃうから片付けてい
たんだ!」
と、素敵な気配りをしてくれたりゅうくんでした。
★
子ども達が本心で話し合いをする時、話し合いの
途中で悲しい思いを味わう事がたくさん出てきま
す。
そこからが大人の仕事となります。
子ども達が誰かを責めるという姿で終わらせる事
は教育ではなくなります。
ですから、どの子どもも自らの問題として受け取
り、どう一つの問題を共通の問題として捉え、自
分達の力に変えていくか!!を常に意識して関わ
っております。
話し合いの中で、子ども達が仲間の思い、そし
て自分の思いを大切に出来る話し合いになるよう
な配慮をしていくようにしています。
子ども達にはちゃんとその思いを受け取る器量が
あるから凄いと感じております。
★
子ども達の“話し合い”をいっぱい重ねていきま
すと、“本音で話す事”の大切さに気付かされまし
た。そして、“本音での話し合い”を一歩進めてい
きますと、互いの心の育ちに繋がっていっていく
姿も見られる様になって来ました。
ですから、“話し合いをする”という行為の大切さ
を感じております。
ただ、“話し合う”という事は、思った事や考えた
事をちゃんと言葉にして伝えたり、仲間の話にし
っかりと耳を傾けて聞く、という事が大切になっ
てきます。
でも、どの子も楽々と自分の考えた事を伝えたり、
聞き上手になれるか、と言いますと、そうではあ
りません。
やはり、どう話をして良いのか分からなかったり、
緊張したり、ドキドキして言葉に出来ない姿もた
くさん見られています。
又、自分の言いたい事は躊躇なく話せますが、意
見を伝えた後に仲間の話に耳を傾ける事が出来な
い姿もたくさん見られています。
特に幼児期の子どもにとっては、いずれもとても
難しい行為です。
でも“話す”というチャンスを生かす経験をたくさ
ん重ねていきますと、少しずつですが力をつけて
いくようになります。
次にゆり組での話し合いの中で見られた姿を
お知らせしたいと思います。
話し合いの中から
〜仲間の励ましを受けて新たな一歩〜
【ゆり組】
年長児は七夕祭りの笹竹を園を代表して取りに
行く計画を立てていました。
3学年の分の笹竹を阿辺さん宅(毎年ご厚意で笹
竹を提供して下さる、卒園児の方のお宅です)の
竹林まで足を運ぶ事になっていました。
そこまでは、片道2km、その上行きは下りです
が、帰りはずーっと登り坂です。
笹竹は一本5〜6mもありますので、とても大変
です。
ですから、足腰を強くするための体力作りをしよ
うと考えました。
それを“竹取りのための散歩”、と称しています。
ゆり組では、2回目の竹取り散歩について話し
合う事にしました。
担任は2回目の散歩という事で、子どもの中に
イメージの共有化が可能と感じ、今回の話し合い
を子ども達に任せる事にしました。
「明日は、先生は応援団になるから、ゆり組の皆
で話し合っていくのはどうかな?」と委ねてみま
した。すると、
「いいよ!」「ゆり組が竹取りに行くんだもんね。」
と、子ども達。
こうして翌日、担任は一歩引いて子ども達のやり
とりを見守りながら話し合いをサポートする事に
しました。
話し合いは、どの子も皆、2回目の散歩の成功
を願い、色々な対策について意見を伝え合ってい
ました。
その様な中での事です。
ゆういちろうくんは、緊張感いっぱい。
そして、どの様に話をして良いのか戸惑っていま
した。
そこで担任は、「意見がまだ決まっていない時は、
“考え中”と伝える方法もあるからね。」と、サポート
しました。
ゆういちろうくんは「考え中です。」としっかり
と伝え、皆の話し合いは進みました。
そして、またまたゆういちろうくんに意見が求め
られました。
すると、「(もう少しで)考え決まりそう!」と、
今度は自分の言葉で思いを伝えてくれたのです。
そして、「車坂を登ったり下りたりするのが良い
です。」と、しっかりと意見を伝えていました。
そしてこの時、クラスメイト達はゆういちろうくん
の頑張りに大拍手でした。
担任の支援と、仲間達の温かい配慮でゆういち
ろうくんは“考えた事をしっかりと伝える事”のチャ
ンスを生かす事が出来たのです。
苦手な“自分の考えを言葉で伝える”という事も少し
ずつ経験を積み重ねていく事は大切かな!と感じて
おります。
★
4月からスタート致しまして、あっという間の3ヶ
月でした。
園の事をご理解頂き、ご支援頂きました事に感謝申
し上げます。
新型コロナウイルスがまだ落ち着かず、心配が続き、
これまでの行事に関しましてもたくさんの変更があ
りました。
この事に関しましても、保護者の方のご理解を頂き
感謝申し上げます。
1学期も残す日々が少なくなってきておりますが、
一日一日をたくさんの体験が出来ます事を意識して
参りたいと思います。
]]>
令和元年度卒園生(現2年生)の方は、新型コロナウィルス
感染拡大防止のため夏休み中に企画しておりました1年生会
を行うことができませんでした。
卒園生からの希望の声もあり、一年遅れとはなりましたが、
7月26日(月)の午後に2年生会を下記の通り計画してお
ります。
久々に顔を合わせる幼稚園時代の仲間たちと楽しいひととき
をすごせるようにと準備をしているところです。
ご都合が取れる方はぜひご参加ください。
参加希望の方は園の方まで参加のご予約をお願いします。
日程と内容は下記の通りです。
また、個別のご案内は出しておりませんのでやまびこ幼稚園
卒園生でお知り合いの2年生の方がいらっしゃいましたら、
こちらのホームページの案内をお知らせいただければ幸いで
す。ひとりでも多くのやまびこ卒園の2年生の方の参加をお
待ちしております。
参加対象:やまびこ幼稚園卒園の現2年生
(令和元年度卒園生)
日 時:7月26日(月) 13:00〜15:00
13:00〜13:30の間に登園してください。
登園しましたら受付をしてください。
活動時間は13:30〜14:50となります。
降園時間:15:00
(15:00にお迎えをお願いします)
場 所:やまびこ幼稚園おひさまの部屋
受付場所:おひさまの部屋の入口玄関付近
活動内容:晴れれば水遊びを計画しております
自転車や一輪車、鬼ごっこ、虫取り
コマ回し、縄跳びなど幼稚園で楽し
んだ遊びを楽しめるように準備をし
ております。
雨天時はホールや室内での遊びを計
画しております。
持ち物:帽子・上靴・名札(小学校の名札で可)
水筒・水着セット(水着・帽子・タオル
ビニール袋)
申込締切日:7月20日(火)
申し込み方法:直接、またはお電話でお申し込み下さい
園の電話番号:022-245-2248
※予約していて当日ご都合が悪くなった場合はお電話を
いただければ大丈夫です
<その他お願い>
※参加当日の子どもさんの送迎は、必ず保護者の方がお願い
します
※当日発熱、咳など体調が悪いときは参加をお控え下さい
※活動の中でおやつを食べる予定です。
登園時の受付で保護者の方にお子さんのアレルギーの確認
をさせていただきますので、ご協力お願いいたします
※新型コロナウィルス感染拡大状況によりましては、内容の
変更や中止になる場合もございますので予めご了承下さい。
その際は園のホームページでお知らせしますので、随時ご
確認をお願いいたします
]]>
新年度がスタートして、1ヶ月半が経ちました。
新入児にとっては、まだ不安感や寂しい思
いを味わっており、落ち着かない日々が続い
ております。
でも、徐々にですが、家庭と違った環境の受
け入れもする様になりました。
寂しさの中にも、楽しさがプラスされ、クラ
スの遊び道具や園庭の遊具にも自ら入り込む
姿もたくさん見られ始めました。
そして、楽しさが増す毎に、クラスメイトの
存在もたくさん視野に入る様になってきまし
た。本格的な集団生活がスタートしましたね。
ただ、集団生活が始動したばかりです。
そこでは、仲間の存在を認識するものの、仲
間との調和には程遠い状況です。
互いにぶつかり合いが生じる日々が続いてい
ます。仲間を意識してきたからこその姿です。
他の子が手にしている物に魅力を感じ、瞬
時に手を出してしまったり、“貸せない!!”
“だめだよー!!”と、嫌な思いを伝えられても、
“使いたい!!”
という思いが上回り、奪ってしまう事も。
トラブルの連続です。
一つひとつのトラブルに向き合っているとこ
ろですが、まだまだ経験が必要な状態です。
このトラブルの経験がとても大切である事
は、これまでも何度かお知らせ致しました。
トラブルが起きるからこそ、心にしっかりと
刻み込まれる体験となります。
ですから、辛い思いを味わってしまうこの体
験を生かす事がより大切となってきます。
出来るだけ一つひとつのトラブルに向き合っ
ていきたいと思っております。
今は丁寧な関わり方までは至っていない状態
ですが、それでも子ども達は、このトラブル
から感じ、学んでいっている事も感じており
ます。
次に、トラブルの姿を少しお知らせしますね。
【年少・5月上旬の姿です】
ここなちゃんは、家から持参する自分のおも
ちゃを巡ってトラブルになっておりました。
その時、「私は心配な事があるから、これを
持って来ているの。」と呟いておりました。
ここなちゃんが持参するおもちゃは、とても
魅力があり、他の女の子達の憧れとなってい
ます。ゆきなちゃんも使いたくて使いたくて、
側に行っては手を出そうとします。
「だめ!!」と断るここなちゃん。
でも使いたいという魅力の方が勝り、とうと
う奪ってしまう事に。
当然そこでは、「だめ!!」「使う!!」と
互いの主張が。
そこからは大人の出番です。2人の側に寄り、
ゆきなちゃんに「このバックはとてもかわいい
から、使いたかったの?」と確認。「うん。」
とゆきなちゃん。「私のだからだめ!!」と
ここなちゃん。「ここちゃんの大事な物だか
ら、そう簡単には貸せないよね。」と、互い
の思いに共感をしながら、互いの主張をしっ
かりと相手に伝える事を続けました。
まだ、心からの妥協の気持ちにはなれず、平
行な状態が続きます。これは当然の事ですの
で、互いの気持ちの確認だけを続けました。
そして、一つだけ、ここなちゃんに家から持
って来るおもちゃについてお話をしてみまし
た。「ここちゃんのバックやお人形は、とっ
てもかわいいし、きれいだね。私も使いたく
なっちゃう位素敵な物だね。だから、皆も使
いたくなっちゃうみたいだね。ここちゃんの
とっても大切な物だから、貸す事は出来ない
よね。その気持ちはとっても大切な事だよ。
宝物だもんね。でも皆も、この宝物はキラキ
ラ光っていて使いたい気持ちになってしまう
みたいだね。」等と、たくさん語りかけまし
た。まだ、納得出来る位の体験にはなってお
らず、少し早いとは思いましたが、同じトラ
ブルが続いておりましたので、「どうする?
お家のおもちゃは?」と最後に確認してみま
した。すると、「お家に置いてくる。」と、
小さな声でしたが、しっかり目を見て伝えて
くれました。そして次の日。なんと!!
ここなちゃんは新たなおもちゃの持参はしま
せんでした。
トラブルはこれからもまだまだ続くと予想し
ておりました。ですから、これからの体験も
大切にしようと考えておりましたので、びっ
くりです。
実は、ここなちゃんがお家から持参するおも
ちゃについて、お母さんやお姉ちゃんの支援
がたくさんあったのです。
ここなちゃんのお姉ちゃんが年長組にいます。
ここなちゃんが家のおもちゃを幼稚園へ持参
する時にアドバイスをしてくれていました。
「大切な物 大事な物は、お友だちに貸して
あげられるんだったら持って行ってもいいけ
ど、貸してあげられないんだったら、持って
行かない方がいいんだよ。」と。
お母さまも色々と声をかけてくれていたよう
です。
そのおもちゃを巡って幼稚園で色々な事が生
じ、ここなちゃんも複雑な気持ちを抱いたよ
うです。その様な中での出来事が、先のもの
です。
その日、ここなちゃんは担任に、「ゆきちゃ
んが貸して貸してっていっぱい話すし、いっ
ぱい泣くし…でも、ここなは貸してあげる事
が出来ない。大事な物だから、もう明日から
は持って来ない事にする。」と。
自分で問題の解決を図っていました。
自分の力で、です。
翌日、担任が「家のおもちゃはどうする?」
と確認しますと、上のような言葉が再び返っ
てきた事にもびっくりです。
園の現実の場で生じた出来事と、お姉ちゃん
のアドバイスが、体験を通して実感出来たも
のと思いました。
小さなトラブルでしたが、やはりそこからの
育ちが見られましたね。
とても大切なトラブル体験だったかと思いま
す。
そして、ゆきなちゃんも、今回のようなトラ
ブルからたくさん学んでいました。
他の仲間達が物の奪い合いをしていた時の事
です。
「〇〇くん、今のはだめだよ。ねっ、先生。」
「何も言わずに取ったら、だめだよ。ねっ、先生。」
「お友だち、嫌な気持ちになるんだよ。ねっ、先生。」
と!
〔うさぎ組担任・記〕
★
次に、年中児の姿をお知らせしますね。
【年中・5月上旬の姿】
年中児にとっても、新しい環境に戸惑いが
あったり、緊張感が続く日々でした。
それも5月上旬には、自分のやりたい遊びを見
つけて遊べるようになり、少しずつですが、ク
ラスの中が安心出来る場になってきており、嬉
しく思っております。
でもまだ、遊んでいる時に困った事が生じ、口
をつぐんでしまったり、悲しそうな表情をした
りと、まだクラスメイトがどんな人なのか分か
らない部分が大きく、自分の気持ちを伝えられ
ず我慢してしまう子ども達の姿も多く見られて
います。
そして、新入園児のお子さんにとっては、
まだ集団生活に戸惑いが多く、使いたい物が
あるとパッと手が出てしまったり、遊びたい
気持ちがあるものの、まぜてほしい気持ちを
言葉にする事が難しく、手が先に出てしまう
姿がありました。
その様な時、進級児の子ども達に、自分の思
いを言葉にして相手に伝えられるように支援
してきました。
今は少しずつですが、「やめてー。」「嫌だー。」
と自分の気持ちを口に出せるようになってき
ました。
でも、新入児はその事の理解が出来ません。
「やめて」だけの表現では伝わりませんでし
た。そこで、もう少し話を掘り下げて詳しい
内容を言葉にする方法を考えていく事にしま
した。
すると、最近は大人の力がなくても
「勝手に持って行かないでー!!」
「壊すのやめてー!!」と、きちんと相手に
伝わる言葉で伝えられるようになってきまし
た。
また、仲間が悲しい思いをしている時には、
助け舟を出す子も出てきました。
あつとくんは、最初、自分の思いを言葉に
出来ず悲しい事があると、目に涙をためて気
持ちを表わしておりました。
私はその都度、あつとくんの気持ちを言葉に
して相手に伝えられるようにしていきました。
そして、今でははっきりとした言葉でその時
の気持ちを言葉に出来る様になってきました。
すると、仲間が困っている姿を目にすると、
「〇〇くん悲しそう!遊びたい時は遊ぼうっ
て言えばいいんだよ!」と、仲間の気持ちに
寄り添う姿や仲間に対してアドバイスをして
力になろうとする逞しい姿も見られるように
なってきました。
新入児はまだ自分の思いを言葉でなく、行
動に移してしまうのですが、クラスメイト達
が友だちとの関わり方や伝え方を教えてくれ
るようになってきましたので、徐々に理解に
繋がっていく事かと思います。
まだまだ細かい配慮が必要な時期ですね。
〔さくら組担任・記〕
【年中・ななこちゃんの頑張り】
ななこちゃんは進級児ですが、転入児の為
やまびこ幼稚園の生活は初めてです。
その為、不安と心細さを抱えておりました。
力はたくさんあるものの、それを発揮するま
でには至っておりません。
ななこちゃんは鉄棒が得意で、ブランコ周
りの柵を鉄棒に見立て、前回りを何度も何度
も。それもスピード感のある回り方をしてい
ました。
そこで、回った数を伝え、記録にとってあげ
る事にしました。
回り方が速いので、あっという間に初日1時
間位で203回となりました。
目が回ってしまうのでは?と心配となり、何度
か声をかけましたが、「大丈夫!!」と力強い
返事が。
2日目。
クラスに戻った時です。
「今日もいっぱい鉄棒して嬉しい!明日もやる!」
と、担任に決意を語るまでに。
実はななこちゃんが頑張っている姿は、クラ
スメイト達の視野にしっかりと入っており、皆
「何してるの?」「頑張っててすごいね!」と、
たくさん声を掛けてくれていました。
ななこちゃんは自分の行為の意味を数で実感出
来、又仲間達に認めてもらって少しずつ前向き
になってきている様です。
その後体調を崩して数日欠席したものの、毎
日続けており、「あと丸(数の記録)が10個
増えるといいな!」と、その都度目的を持って
臨んでおります。
そして、5月24日、497回となっていました。
今は、クラス活動の計画もあり、進み方がゆっく
りですが、1000回を目指しております。
【年長児のやる気満々な気持ち!!】
分からない事を知りたい!
難しい事が楽しい!
1つの出来事をクリアすると、次の課題を求めて
先へ進む!等々
年長児の子どもの、知的好奇心はとても高
くなっています。
年長児にとっては、この様な事は、とても楽
しい事の一つになっております。
子ども達はこのような知的好奇心をたくさん
満たしていきますと、一つひとつの行動に対
して、〔考えよう〕という姿勢に繋がってい
きます。
考える事を自然体で楽しみ始めます。
これは、子ども達と触れていて気づかされた
事です。
ただ、この知的好奇心は、〔体験をする〕と
いう行為によって満たそうとします。
これは、幼児期の特徴でもありますね。
ですから、“知識として、言葉で教わった事を
覚える”という事や“最初から指導された事を覚
える”という方法ではなかなかこの知的好奇心は
満たされません。
ほぼ全て、〔子どもが自分の力で苦労し!楽しみ!
満足感を味わう!〕等という体験の中で、知的
好奇心が満たされていきますので、体験を大切
にしていきたいと思っております。
子ども達は、年少の頃から知的好奇心を満
たす為の体験を積み重ねてきています。
ですから年長になりますと、もっともっと色
々な事をやってみたい!!と、知的好奇心を
満たそうとします。
4月下旬頃から、子ども達は
・畑を活用して、作物を育てて食べたい!
・木の実を守って収穫出来るまでお世話をしたい!
・若葉は食べると美味しいと教わったから、
お料理の準備をして、味わいたい!
・去年、年長児がやっていたチーム活動を
自分達もやってみたい!
と、憧れを持って、やる気満々の姿勢を示し
てきています。
この様に、やりたい思い(意欲)が生じま
すと、すぐ行動を起こしたくなる様です。
そこで、そのやる気(意欲)をさらに深め
られるように、
・何を育てたいの?苗や種はどのようにして
手に入れるの?
・木の実を守る為には、どの様な対策が必要
なの?
・お料理はどうように作るの?必要な材料は何?
・チーム活動は誰とやりたいの?どのように
やりたいの?
等と、
子ども達がやりたい事を実行に移せる為には、
どうしたら良いのか?を問いかけますと、
どの子もとても素直に考えようという姿勢に
なります。
そうしますと子ども達は、家で調べてメモ
にして来たり、友だちと話し合ったりと、活
動を進める対策を考えてきます。
(だいぶお家の方の支援も頂いているようで
す。ご支援に感謝申し上げます。)
新年度が始まったばかりですが、
「〇〇チームに入りたい!」とか一輪車や自
転車に乗れるようになりたい、等と、やりた
い気持ちを表わしてきています。
出来るだけその強い思いを満たし、知的好奇
心も満足出来る体験に繋がっていけます様、
意識して関わって参りたいと思っております。
]]>させていただきます。
次回の園庭開放日の予定は6月26日(土)となります。
よろしくお願いいたします。
]]>
新入園児の保護者の皆様、お子さんが入園して
半月が経ちましたね。
楽しさの中にも、幼な心で必死に気遣いもし、
心身共に疲れも出てくるのではないでしょうか。
お昼寝をしたり、グズグズしたり、イライラし
たり等で気持ちを表わしていませんか?
徐々に体力もついてきますと、落ち着いた生活
に入りますので、もう少し、お家でのご配慮を
頂けますと嬉しいです。
ご心配が続く様でしたら、担任の方にいつでも
ご相談下さいね。
進級児の保護者の皆様、4月9日から園生活
がスタートし、その後3日間の全日保育が始まり
ました。
幼稚園生活に慣れているとはいえ、園の環境が
一新しました。
やはり、子どもなりに色々と葛藤もし、気を遣
い、心身共に疲れが出ているのではないでしょ
うか。
でも、さすが園生活経験児です!
4月12日からの3日間の姿を紹介しますと、
特に年長児は初日から一輪車の技の発表会をす
る姿が、どのクラスでも見られていました。
春休み中にお家でも練習に力を入れていた様で
すね。
・ゆり組では、おばらまいちゃんとこはるちゃん
の2人メリーゴーランドという技の発表会
・すみれ組では、はるちゃんの技術習得の発表会
・ひまわり組では、ふうかちゃんとしょうごくん
の技術習得の発表会
と、進級当初から発表会をしたいという意欲的
な姿が見られておりました。
そして、さらに感動的な事に、その仲間達の姿
から刺激を受け、次々と一輪車、そして補助な
し自転車に挑む姿がたくさん見られてきたのです。
難しい事へ挑戦しようという意識を見せてくれ
ています。
そして進級当初、新しい担任へお手紙を書い
て来てくれる子も。
新しい環境・担任への心の距離を自ら縮めよう
とする心配りが嬉しいですね。
最後にお便りをご紹介致しますね。
さらに、仲間の気持ちを察して、心配りをし
てくれる姿も見られております。
仲間が不安となり涙する姿が目に入りますと、
「自分は今は外遊びをしないで、側に付いてい
てあげる」と、はるかくん。不安感が払拭され
るまで、仲間の気持ちの優先を図ってくれてい
ました。
進級児登園日の3日間は、不安感を抱きなが
らも、自分の新しい生活を模索して、先へ進め
ようとする子ども達の姿がありました。
そして、4月16日から全園児が揃った生活が
スタートしました
ここからの1週間は、新入園児に対しての、
園をあげての全力投球の日々でした。
私共職員はもとより、進級児の子ども達も、
そして保護者の皆様方も、新生活をスタートさ
せた子ども達がより環境に馴染んでいける様、
力を注ぐ日々でしたね。
進級児も、3日間の新生活をスタートしたも
のの、やはり落ち着かない気持ちはあった事で
しょう。
でも、そのような中でも、自分の気持ちより、
新入児を優先させてくれる姿がたくさん見られ、
本当に子ども達には感謝の日々でした。
〜泣く事について〜
全園児登園日の16日の事です。
新入園児の葛藤する泣き声が、どのクラスから
も響いています。
職員の背中は、全身で寂しさを表わす子ども達
の安らぎの場所となっております。
安心して大声で泣き叫べる場所となっています。
「お母さんがいないと寂しいね。」
「泣く事は悪い事ではないから、いっぱい泣いていいよ。」
「いっぱい泣くと、すっきりして心が強くなるからね。」
等と声をかけますと、一段と泣き声も高く、メ
ソメソ泣きから大声泣きへと即反応していきます。
不安感の表わし方も様々ですので、関わり方は
個々のお子さんに合わせております。
その中でも大声を出して、暴れる方法が、心の
不安を表に出せます。
ですから、不安な感情を全身で発散させる方法
はとても良いと考えております。
泣く事は、幼児期の子どもの特徴です。
“不安払拭”の為の手段として、一番やり易い方
法です。
我慢をせず、心の不安を取り除けますと、子ど
もは自らやりたい事を考え、行動に移そうとし
ます。
ですから、泣く事が大きな成長の一歩へと繋が
っていきますね。
4月も終盤となり、徐々に不安から脱出して、
一人ひとりが進み始めているところです。
年長さんの心配りをしっかりと受け取っていた
新入年少児
本格的に保育がスタートした初日、4月16日
の事です。
先にお知らせしました通り、どの子も不安いっぱ
いで登園してきました。
そんな子ども達をおんぶして、落ち着くのを待ち
ます。大泣きしながらも時々は泣き止み、また大
泣きを繰り返す子ども達です。
そして、状況を見ながら、ジャンボすべり台や恐
竜すべり台へ誘ったりもしています。
みつきくんもその一人でした。泣き声が少々落ち
着いてきましたので、ジャンボすべり台へ誘いま
した。ジャンボすべり台では、年長児のりなちゃ
んが立ち滑りをしていました。
そこに割り込む形で、滑らせてもらいました。
みつきくんは、上靴がすぐに脱げてしまい、脱げ
る度にしゃがんで履き直しをしています。
すると、りなちゃんは追い越す事なく後ろで待っ
てくれています。脱げる度にです。
自分の遊びを優先せず、年少の子どもの行動に合
わせてくれています。
その姿をみつきくんはしっかりと視野に入れて
くれていました。
「いつも待っていてくれている。」と呟きながら、
靴を履いていたのです。つい少し前までお母さん
に会いたくて不安と悲しみでいっぱいだったみつ
きくんでした。
その様な中でも、自分にかけてくれている年長児
の心配りをしっかりと受け取っていたのでした。
入園当初の年少児の器量の高さをまた実感出来る
機会でした。
気配りをしてくれる相手の心を受け取る器量を、
みつきくんのように感じ取るお子さんは、これま
でも見られておりました。それを言葉にして表現
するお子さんは余りおりませんが。ですから、子
ども達の言動にしっかりと耳を傾ける事が大切と
感じました。
ただ、この様な行為の理解は出来るものの、い
つも実感が出来るとは限りません。今回の様に、
自分に温かい思いで配慮してもらっている時は、
相手の行為をしっかりと受け取れる様です。
これが同年齢同士の行為の中では、互いの主張
だけを押し通す事をします。この様な状況下では、
相手にも自分と同じ様な心があるという事を実感
するまでには至りません。
感情と感情をぶつけ合う事をいっぱいします。
ケンカやトラブルが続出します。
これが、当たり前の、普通の生活ですので問題は
ありません。
ただ、このような行動の理解はすでに出来ている
年齢ですので、経験を積み重ねていきますと、色
々な状況下に於いても、理解に繋がっていく事と
思います。これからの体験が楽しみです。
子ども達は、入園当初の不安が消えていきます
と、今度はおのずと自己主張が強くなっていきます。
相手の事より自分の事を主張します。それもどの子
もです。ですから、これからはトラブルやアクシ
デントが毎日たくさん生じて来る事でしょう。
これまでもお知らせ致しました通り、トラブルやア
クシデントは成長の大きなチャンスですので、そこ
からの学習を意識して関わって参ります。
とても大切な学習の機会ですので、トラブルやアク
シデントを恐れないで下さいね。
子ども達は必ずこのチャンスを生かして成長してい
きますので。本物の学習になっていきます。
先程のみつきくんが感じ取った相手の思いやりを受
け取る機会が増えて来る事と思います。
そこでお願いです
◎新入児の保護者の方へ
園生活に慣れるにつれ、全身で活動する事が多く
なってきます。頭も心も身体もフル回転した生活を
送っていきますので、かなり疲れも見られておりま
す。
お子さんによっては、疲れがピークになる前に休養
をとった方が良い場合もあります。
心身の疲れ具合は、個々に皆違いますので、一様で
はありませんが、イライラ感が強くなっている場合、
朝なかなか起きられない等、いつもと違う姿がたく
さん見られましたら、お休みを挟んだ方が心の安定
にも繋がると思います。
園生活の中でも体力が続かない様な姿が見られまし
たら、ご協力をお願いする事もあります。
その折りは宜しくお願い致します。
◎皆さんのお子さんを早く覚えたいと思います
【名札について】
・私服には必ず名札を付けてきて下さい。
年長児は園の方で自分で付けますが、年中・年少
さんは毎日ご家庭で付けてきて下さいます様お願い
申し上げます。
・名前の書き方ですが、飾り等はなく、シンプルで
大きめに書いて下さいますと、分かり易いのでご協
力をお願い致します。
【その他の物について】
・上靴・外靴等も、“印”だけでなく、名前を大きめ
に書いて頂きますと、紛失の際も探し易いですね。
]]>
まだまだコロナ禍の中にありますが、子ども達は
大丈夫です。
常に前向きな姿勢で自分達の生活を創り出してい
きます。
ですから、コロナの状況に合わせる事にはなりま
すが、子ども達を信じて新年度も充実した一年に
して参りたいと思っております。
どうぞお子さん方と共に園生活を楽しんで頂けれ
ばと思います。
〜すてきな子ども達 〜
今年度も、お子さん方の園生活の姿を、この
【やまびこ広場】にてお知らせして参りたいと思
います。
園生活を中心としたお知らせになるかと思います
が、ご家庭でのお子さんの様子等もお知らせ下さ
い。このお便りにてご紹介させて頂きたいと思い
ます。
お子さん方の成長は、ご家庭の方々と共に力を合
わせ、共に支援出来ますと大きな育ちに繋がって
いきます。
保護者の皆様方と共にお子さん方の成長に力を注
いで参れたらと思います。
この【やまびこ広場】の便りが、お子さん方の成
長の一助になればと願って発行して参りたいと思
います。
どうぞ宜しくお願い致します!
さて、これから新しい生活が始まります。
お子さん方は大きな喜びで胸を膨らませている事
でしょう。
私共も、とても楽しみにしております。
そして、喜びと同時に不安な思いも感じられてい
るのではないでしょうか。新入児のお子さんのみ
ならず、進級児のお子さんにとっても同じ様な思
いをされているのではないでしょうか。
何もかもが新しい環境になりますので、当然の事
ですね。
不安な思いはいけない事でしょうか?
違いますね。お子さんの正直な思いですし、あり
のままの思いですね。
そしてこれは、心の思いを形にしてくれている事
になります。
ですから、とても分かり易いので、受け止め方も
やり易くなります。
でも、そうは言うものの、お子さん方の不安な
思いは同時にお家の方々の心配も大きくなりますね。
でも大丈夫ですよ。
幼児期の子どもは全身で心の表現をしてくれます。
泣いたり、わめいたり、大暴れしたり、と、この
表現そのものが、心の発散となり、ストレスの解
消そのものとなる事が多いのです。
マイナスの要因と感じられる、この事が実はプラ
スの要因となっています。
泣いて、暴れて、思い切り心の思いを発散します
と、あとはすっきりして、自ら前へ進んでいきま
すよ。
ですから、お子さんが全身で不安感を表わしてい
ても大丈夫ですので、園の方へ送り出して下さい。
でも、不安感が長引く様でしたら、担任へ遠慮な
くご相談下さい。
◆
そこで、お願いです。
入園当初は、お子さん方も全身で喜びや悲しみ、
不安感を味わいます。それは結構エネルギーを使
いますので、心も頭もとても疲れる事になりますね。
体調を崩したり、熱を出したりする姿もあります。
お子さん方が集団の生活に慣れるまでは、保育時
間の調整をした方が、良い場合もあります。
園の方から、少々早い時間のお迎え等お願いする
事もありますので、お子さんに合わせた生活をお
願い出来たらと思います。
◆
4月・5月は、園全体が落ち着かない日々も続き
ますが、日々の生活が必ず積み重なっていきます。
トラブル・アクシデントの連続の日が続くと思い
ますが、それもとても貴重な生活体験となってい
きます。
ケンカの一つひとつ、トラブルの一つひとつ、ア
クシデントの一つひとつが成長のチャンスと捉え、
丁寧に関わって参りたいと思います。
それらの生活体験の積み重ねが、一年を経ていき
ますと、【心の逞しさや頭でしっかり考えていく
姿勢】に繋がっていきます。
次に、子ども達の一年後に見られる姿を、令和
2年度の子ども達の姿を通してご紹介したいと思
います。
そこからお子さん方の成長の姿を感じ取って頂け
ますと幸いです。
年少児
頑張った時に周りの仲間から認められる嬉し
さが大きな力に!
〜R3・2月 はるきくんのこま回しを巡って〜
2月の年少組の保育参観の時に、こま回しを発
表した仲間達がいました。
そこからこま回しへの興味を深めていった子ども
達。一気に次々と。クラスの備品としてのこまは
5個のみ。どうしても足りず、家から持参する子
も。はるきくんもその中の一人でした。
実ははるきくんは、1学期・2学期と、こまを手
にする事が度々あったものの、やり続ける姿には
なっておりませんでした。
でも、3学期に入ってからの姿に大きな変化が見
られておりました。こまを手にすると、成果が上
がるまで、ずーーーっとやり続け、継続する姿に
なっていました。毎日毎日、コツコツと!
そして、回し方が上達してきますと、課題を上
げ、上の学年の子ども達の様に技に挑み始め、成
功するまで集中して行っていました。
そして、このはるきくんの努力し挑み続ける姿
は、クラスメイト達の視野にもしっかりと入って
いたのです。
この時、はるきくんは仲間達の支援にも、しっか
りと手を貸していました。
・上手くいかない子には、
「最初は、はるきも出来なかったよ。でも(毎日)
やっていたら、出来る様になったんだ!」と共感
してくれています。
・回し方に、独特のやり方をしている子には、
「上から投げても回るんだ。すごいね!」と感動
をし、その子をしっかりと認めていました。
この様にはるきくんは、仲間達の支えになって
いました。
そして他の子ども達も、はるきくんを自分達の
目標と捉えていました。
「頑張れば、自分も出来る!」
「努力すれば、必ず成功する!」という、はるき
くんをモデルとして身近で行動していました。
はるきくんはクラスメイト達全員に力を与えてく
れていたのでした。
そして、子ども達は進級の喜びも感じ始め、
「進級したら、先輩として(年少児のクラスへ)
見せに行ってあげたい!」と、自分達の喜びを次
の子ども達へと、支援まで考えてくれていました。
子ども達は、
・難しい事に対して、挑もうという心!
・仲間の影響を受け、自ら育とうとする気持ち!
・友だちからの共感が大きな力になる事!
等々、一年間の生活経験から子ども達が自ら勝ち
取った生活が、垣間見えるようになっていました。
元ぺんぎん組担任・記
年中児
困っている仲間にしっかり寄り添える子ども達
〜仲間の思いやりの行為に力を得て!!〜
R3・3月 みおりちゃんを巡る仲間達の姿
R3・3月に入ってすぐの事です。
子ども達と相談をしてリレー競技を計画しており
ました。
そして当日は、体操着を持参する事になっており
ました。
当日、みおりちゃんは登園するとすぐ、体操着を
忘れてしまった事に気が付きました。
先に登園していた子達の着替えの姿が目に入った
からです。
担任は一瞬、みおりちゃんの表情が曇った事に気
が付きましたが、他の子ども達のトラブルの話し
合い中でした。
そして、みおりちゃんは不安感が大きくなり、泣
き始めました。
担任は「すぐ行ってあげられないけど、ちゃんと
力を貸すからね。」と声をかけました。
すると、みおりちゃんの姿に気が付いた仲間、
あやかちゃん・るかちゃん・あおとくんがすぐに
駆け寄り、頭を撫でたり、「どうしたの?」
「何か困った事があったの?」等と心配して、即
行動を起こしてくれていました。
あおと:「もしかすると、体操着、なくなったの?」
みおり:「なくなった…」
皆:「どこでなくなったの?」
みおりちゃんは「なくなった」と繰り返すばかり…。
皆はみおりちゃんが安心出来るためには何をした
ら良いのかを考えています。
るか:「大丈夫だよ。見つかるよ。落し物のとこ
ろにあるかもよ。」
あやか:「今、あおとくん・たいらくん・れんく
んが探しに行っているよ!」
支援する内容を言葉にしながら、みおりちゃんが
安心する言葉をかけてくれています。
探しに行った3人は分散して効率よく行動をとっ
ています。
ところが…「落し物の所も、他のクラスの所も見
たけど、なかったなぁ…」と、一度戻ってきまし
た。
しかし、「他のお友だちが間違えて持ってるかな?」
と、すぐに“見つからない”と言うのではなく、ま
だどこかにあるかもしれないと希望を持って探し
ていたのです。
その仲間達の支援に、
みおり:「なくなったんじゃなくて、お家にあるの。」
あやか:「なんだ、そういう事だったんだ!」
「じゃあ皆が戻ってきたら、(それを)話すといいよ!」
とアドバイスしてくれました。
そして、あおとくん・たいらくん・れんくんが戻
ってきました。
仲間達の支援にみおりちゃんも落ち着き始めてい
ます。
そして、
みおり:「体操着、なくしたんじゃなくて、お家
に置いてきちゃったんだ。でも、皆が探してくれ
たから嬉しかったよ。」
と、しっかり伝えていました。
仲間の思いやりに対して、力を得た様子でした。
子ども同士の絆も深まってきており、全て仲間
間で解決をしていたのでした。担任の出番は、あ
りませんでした。
担任:「皆、みおりちゃんの為にたくさん力を貸
してくれてありがとう。私も、みおりちゃんが泣
いているのに気が付いていたんだけど、話し合い中
ですぐには助けてあげられなかったの。どうしよう
…って思っていたら、皆が助けてくれていたね。
本当にありがとう!先生が言わなくても、困ってい
る友だちをどうやって助けるか考える事が出来る皆、
本当に素敵だなって思ったよ。」
あやか:「ドキドキする事があると泣いちゃうの分
かるから、力を貸したんだ。」
るか:「みおりの涙も止まって良かったね。仲間だ
もん!力を貸すよ!」
あおと:「忘れちゃっても大丈夫だよ。」
れん:「普通のお洋服でやれば良いよ。」
みおり:(涙も止まり)「うん、ありがとう。」
担任:「みおりちゃん、体操着がなくて、とっても
ドキドキしたよね。」
みおり:「うん。」
担任:「ドキドキしたけど、そんな時力を貸してく
れる優しい仲間がいて嬉しかったね。」
みおり:「うん!」と、笑顔になったみおりちゃん
でした。
困っている仲間にしっかり寄り添える仲間意識が
育っていた事を感じ、嬉しい気持ちでいっぱいにな
りました。
元ちゅうりっぷ組担任・記
年長児
出来ない自分、苦手な事に挑む自分の心との闘い
〜R3・3月 ななちゃんの一輪車の発表会を巡って〜
R2・12月に、のあちゃんとりりかちゃんと3
人で始めたななちゃんの一輪車乗り。
のあちゃんとりりかちゃんはすでに努力が実り、そ
して、R3・3月4日。ななちゃんもえなちゃんと
共に発表会までこぎつけました。
「もう、心と身体も準備出来たら発表会したい!」と。
えなちゃんは1回目で合格。
ところが、ななちゃんは、目的地間近の50cm手
前で失敗。
見守るクラスメイト達の残念な思いのどよめきが!
「どうする?」と担任。「もう1回見せます。」と、
ななちゃん。
下唇を強く噛みしめ、必死に自分の心と闘っています。
2回目。1回目同様、あと少しのところで失敗。
悔しい思いでいっぱいの表情のななちゃん。
無言のクラスメイト達。でも温かい視線を送ってく
れています。
「3回目もやります!」と自らの意志で宣言。
3回目。でも、失敗。
仲間達の残念な表情。皆、無言。
「もう1回だけやっていい?」と、仲間達へ。もち
ろんOKです!
4回目。努力するも、失敗。
この時、降園時間ギリギリで、園バスも庭へ入って
きていました。
しばし悩み、「明日もう一度やります!」と、今度
は力強い言葉が!
そして、この時、ななちゃんはえなちゃんに「おめでとう!」
とエールの言葉を送ってくれていたのでした。
この日の出来事は、お電話でお母さまにお伝えし
ていました。
そして次の日。
「今日は天気が良いね。」と、気持ちを切り替え、
張り切って登園したななちゃん。
仲間達も「今日、発表会あるね!」と、ななちゃん
に寄り添ってくれています。
クラスの気持ちが1つになっていました。
もちろん、1回目で合格でしたよ!
実はお家で、お母さんにこの日の心の思いをいっ
ぱい伝えていたようです。
お母さまからは、「いっぱいお話してくれました!」
と、ななちゃんの気持ちを受け止めて下さったご報
告を頂きました。
「今日の発表会は失敗だったけど、明日もう1回発
表会するんだ!」と、前向きの気持ちになれたよう
です。
このお母さんとの話し合いの中で、とても素敵な
お話が。
実はここ最近、家でいつも仲良しだったりりかちゃ
んの名前が出てこなかったので、その事を本人に聞
いたようです。
すると、「りりちゃんは、りりちゃんで好きな事し
て、ななはななで好きな事して、それでいいんだよ!」
と、頼もしい返事が。
さらに、家の近くの公園での出来事もお伝え頂き
ました。
公園のブランコで小学生が乱暴な乗り方をして遊ん
でいたようです。すると、次のような行動を起こし
てくれたななちゃんでした。
「それだと使えなくなるから、直して下さい。」と。
年齢の上の子ども達にもしっかりと注意が出来ると
いう事は、とても勇気が入りますね。
発表会が上手く進まないという様な失敗の連続が、
子どもの心を強くしてくれるのですね。
失敗を失敗のままで終わらせる事は意味がありません。
このような失敗をどう心の成長に導いていけるか!
ここが教育の大切な視点かと思っております。
そして今回の様にお家の方の支え・仲間達の支え
がななちゃんの心に大きく響いたのでしょうね。
失敗の連続の時、クラスメイト達は、温かく、息を
飲むような支援を送り続けてくれていました。
その事が苦境を乗り越えるエネルギーになったので
はないかと感じております。
元ゆり組担任・記
◆
各学年毎の姿を1例ずつご紹介させて頂きました。
入園当初は、どの子ども達も自分の事で精一杯です。
仲間が側にいても余り関心を示しません。
仲間にも自分と同じ様に心があるという思いにまで
も至っておりません。
ですから、仲間が使っている物を自分も使いたいと
感じたら手を出して奪ってしまう事もしばしばです。
自分が遊んでいる所に勝手に仲間入りしてくる子が
いれば、押したり叩いたりと、自分の嫌な感情を即
行動に起こします。お互いに感情の向くままの言動
を起こします。
これが入園当初の姿です。
でも、このようなトラブルやアクシデント・ケンカ
等が生じた時が相手の心に触れるチャンスでもあり
ますね。
園では、そのような事態が生じた時に、一つひとつ
の出来事に丁寧に関わって参ります。
大人の考えで謝らせたり、一方的な解決の仕方は、
すぐその場は収まりますが、そこからの育ちは余り
見られません。同じ事を繰り返す結果になってしま
いますので。
ただ、入園当初は、トラブルの連続で私共の関わ
りが追いついていかないのも現実です。
少し時間は要しますが、出来るだけ丁寧に関わって
参りたいと思っております。
ご心配な折りは、遠慮なく園の方へご相談下さい。
◆
最後になりますが、今年3月に卒園されました保
護者の方のお便りをご紹介させて頂きます。
お母さまのお便りからは、当園で願っております
子ども達の育ちの姿を強く感じております。
ご家庭でお子さまを支えて下さったからこその成長
でもあります。
本当にありがたい思いでいっぱいです。
心より感謝申し上げます。
◆
これからの1年の生活経験が、子ども達の成長に
繋がっていきますよう、職員一同努力致して参りた
いと思います。
ご支援の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
]]>
おりました通り予定通り行います。
入園式は新型コロナウィルス感染拡大防止のため
予定のプログラムを変更し、時間を短縮して行い
たいと思いますのでご協力お願い申し上げます。
入園式の流れは下記の通りです。
日時:令和3年4月15日(木)10時開式
※準備の都合上9時40分までに会場
にお入りください。
会場:当園3階ホール おひさまの部屋
内容:1.開式のことば
2.園長あいさつ
3.職員紹介
4.閉式のことば
※ホールでの入園式終了後は、親子で各保育室に
移動します。各クラスで担任よりご挨拶させて
いただき、その後すぐに解散となります。
密になる状態をなるべく短くしたいと思います
のでご協力お願いいたします。
ご質問等ある方は、解散後に担任の方にお声が
け下さい。
解散後は、駐車場の車の移動が始まりますので、
事故防止のため、子どもさんとは手をつなぎ目
を離さないようにお願いします。
安全対策のため、園庭では遊べませんので速や
かな車の移動にご協力をお願いいたします。
その他 〜おねがい〜
入園式は新型コロナウィルス感染拡大防止
対策のため、お子さん1名につきお家の方
1名の参加でお願いします。
会場や保育室に入ることができる保護者の
方は1名に限定させていただきますが、園
庭の方でご家族の方がお待ちいただくこと
は可能です。また、園庭に設置しておりま
す入園式の看板前等での写真撮影は、ご家
族で行っていただけます。
式当日は、体調が優れない方、37.5度
以上の熱がある方、咳の出る方は参加をお
控え下さい。
また、感染防止の観点からホールに多人数
の方が集まることに心配がある方は欠席も
可能ですので、当日の朝9時30分までに
園の方に連絡をお願いします。
また、来園される方はマスクの着用をお願
いいたします。
式は窓を開け、換気をしながら行いますので
当日の天候に合わせて寒くないように防寒着
等の準備をお願いします。
以上、お願いごとが多くなってしまいました
がご協力お願い申し上げます。
何かご不明な点がございましたら、園の方に
お問い合わせください。
電話 022(245)2248
やまびこ幼稚園
]]>
年間計画をお知らせしますのでご利用ください。
子ども一人ひとりは、どの子もすばらしい力を秘めています。ただ、その力を発揮できないだけなのです。
この子育て支援を通して一人ひとりの子どもさんが持っている力を発揮できるようお手伝いさせていただければと思っています。
下記日程でご都合がつかない場合は、日程の調整を行いますので、ご相談下さい。
子育て相談日
〜 明るく、元気な子どもに育てるためのお母さんの子育て相談会です 〜
令和3年度 子育て相談日
令和3年
4月26日(月)
5月24日(月)
6月25日(金)
7月12日(月)
8月30日(月)
9月9日(木)
10月21日(木)
11月15日(月)
12月13日(月)
令和4年
1月20日(木)
2月14日 (月)
3月3日(木)
★ 友達になじめない
★ お母さんから離れられない
★ 下の子をいじめる
★ 親にいちいち確認をしないと一人で出来ない
★ いつもおどおどしている
★ 親の顔色を見て行動する
子どものことで、気がもめることはありませんか?
☆
なぜ、こんなことに…
早くお友達になじんで
自分の力で行動して欲しいのに…
☆
では、どうしたらよいのでしょうか?
ご希望の方は、担任を通して
又は、直接園にご連絡下さい。
令和3年度 健康相談日
〜子どもさんの健康のことで心配なことはありませんか?
令和3年
4月28日(水)
5月31日(月)
6月28日(月)
7月13日(火)
8月31日(火)
9月10日(金)
10月22日(金)
11月17日(水)
12月16日(木)
令和4年
1月21日(金)
2月15日 (火)
3月4日(金)
“急な発熱の時はどうすればいいの?”
“お腹の調子が悪いみたい…”
“肌の乾燥がひどい…”
など、子どもさんの健康の事で気になることがございましたら、どんなことでもお気軽にお声がけ下さい。
]]>実施の際におきましては、発熱や咳、体調不良の方の参加はご遠慮ください。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にご協力をお願い申し上げます。
また、悪天候などにより園庭開放の実施が難しい場合にも園庭開放を中止させていただくことがあります。その場合は当日の開始時間前までに園のホームページにてお知らせしますのでご確認下さい。
【令和3年度園庭開放日】
・4月24日(土)
・5月22日(土)
・6月26日(土)
・7月は熱中症防止対策のためお休みです(夏の直射日光で園庭遊具がかなり熱くなりますので安全対策のためお休みになります)
・8月28日(土)
・9月11日(土)
・10月23日(土)
・11月13日(土)
・12月18日(土)
・1月29日(土)
・2月26日(土)
・3月12日(土)
《 開 放 内 容 》
★ 開放時間 : 9:30〜12:30
★ 開放場所 : 園庭のみ (雨の日や強風など天候が悪い日はお休みとなります)
★ お知らせ事項
? 参加者は職員室前で受付をして下さい。
? 援助者はつきませんので、保護者の方が必ず付き添い、お子さんから目を離さない様お願いします。楽しく遊んでくださいね。(園の遊具は、在園児の年齢に対する物となっております。ですから事故を防ぐ為にも、お子さんの側で見守って下さいますようお願い致します。)
?残念ですが、雨天時や強風など悪天候の日はお休みとさせていただきます。
? 7月は熱中症防止対策のためお休みとさせていただきます。
? 未就園児とその兄弟姉妹の方が参加できます。
自転車は幼児のみ使用できます。小学生への貸し出しは行っておりませんのでご了承下さい。(園にあるのは全て幼児向けの自転車となりますのでご協力お願いします)
]]>コロナウィルス感染拡大防止のため、なるべく
密になるような状態を少なくし、短時間で行え
るように、予定しておりました内容を若干変更
し、時間も短縮して行いたいと思います。
始業式の流れは下記の通りとなります。
また、当日体調が悪い方、咳が出る方、熱が
37.5度以上ある方は参加をお控え下さい。
新型コロナウィルス感染防止の観点から、始業
式への参加に不安がある方は、欠席されても大
丈夫です。欠席される方は当日の朝9時までに
園の方にご連絡下さい。
参加される方はマスクの着用をお願いします。
<4月9日 始業式の流れ>
9時 登園・受付
9時20 保護者の方のみホールに移動
(園児は各クラスで担任と過ごします)
9時25〜園長挨拶(15分程度)
(園長挨拶終了後、各クラスに子どもさ
んを迎えに行ってもらい、降園となり
ます)
9:40 一斉降園
昨年は新型コロナウィルス感染拡大のため、始業式
を行うことができませんでしたので、今年こそ例年
のように始業式を行うことができればと計画して検
討を重ねてまいりましたが、ここにきて、宮城県で
再度の感染拡大が起きてしまいました。
昨年のように受付と道具収めのみの始業式も考えま
したが、園児がよりよいスタートをきれるように、
短時間ではありますが、担任や新しい仲間との顔合
わせの時間をもち、保護者の方へもご挨拶をさせて
いただきたく、感染防止対策をとりながら短時間で
始業式を行いたいと思います。
ただ、皆で集まることにご心配がある方もいらっし
ゃることと思いますので、欠席も可能です。
その場合はご連絡下さい。
ホールでの挨拶の際は、パイプ椅子の間隔を開け、
換気をしながら15分程度で終了したいと思います。
窓を開けての実施となりますので、天候に合わせて
寒くないようにご準備をお願いします。
]]>定通り午前9時から行います。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止
のため、なるべく人が集まる時間を短くし
て行いたいと思いますので若干活動内容が
変更となり予定より終了時間が早くなりま
す。
一日入園の時間と内容は下記の通りとなり
ます。
また、参加に際しては、当日体調が悪い方、
咳が出る方、37.5度以上の熱がある方
は参加をお控え下さい。
また、新型コロナ感染予防の観点から参加
を控えたい方は、ご連絡いただければ欠席
することも可能です。
欠席される方は当日9時までに園の方まで
ご連絡下さい。
<一日入園の時間と内容>
9時 〜 受付開始
クラスごとに受付をします
9時30分 クラスでの活動
9時45分 終了・解散
※当日は保育室の窓を開けて換気をしなが
らの活動になりますので、天候に応じて
寒くないようにご準備下さい。
]]>
予定通り行います。
しかし、ここ1週間で宮城県の新型コロナウィルス
感染者数が日に日に増加してきている状況ですので、
実施時間を短縮して行いたいと思います。
つきましては、当初予定しておりましたホールに集
まっての全体での説明会は行わず、各クラスに分か
れての懇談会と教材・制服類・カバンの販売を行い
終了となります。
実施内容は下記の通りとなりますのでご確認下さい。
また、当日体調が悪い方はご無理をせず、参加できな
い場合は園の方にご連絡下さい。
37度5分以上の熱がある方、咳(アレルギーや喘息
の方は除く)が出ている方の参加はお控え下さい。
当日は各保育室に20名程度の保護者の方が集まります。
随時換気をして行いますので、寒くないように防寒対策
をお願いいたします。
また、参加される方はマスクの着用をお願いします。
各保育室に消毒液をご用意しておりますのでご自由に
ご利用下さい。
<新入園児保護者会実施予定時間と内容>
9:00〜 クラス発表 受付開始
受付が済んだ方から制服類・カバンの引き換え
通園バスの確認(利用者のみ)
9:30〜 各クラスにてクラス別懇談会
(制服類・カバンの引き換え、バスの確認は
懇談会修了後も行っておりますので、時間
になりましたら各保育室にお集まり下さい。)
10:30 懇談会終了予定
(教材販売、制服類・カバンの引き換え、
バスの確認の再開)
★個別にご相談、質問等がある方は懇談会
終了後に担当者にお声がけ下さい。
何かご不明な点がございましたら、園の方にお問い合わせ
下さい。
やまびこ幼稚園 電話番号 (022)245-2248
]]>
1月30日(土)の園庭開放は中止とさせて
いただきます。
]]>
2学期のご理解とご支援に
深く感謝申し上げます
園児の行事開催に関しましては、保護者の
方のご理解とご支援に、心より御礼申し上
げます。
このコロナ禍の中、一つひとつの事に対し
まして慎重な行動が求められ、一つひとつ
に関して悩みながらの日々でした。
子ども達の頑張りと保護者の方々のご理解
のおかげで無事2学期の終了日を迎える事
が出来ました。
感謝の思いでいっぱいです。
園を信頼頂き、たくさんのご支援を頂き、
ただただ、有り難い思いです。
ご家庭では、保護者の方々がお子さん方
を色々な方面から支えて下さって、園へ送
り出して頂きました。
今年度は2ヶ月遅れの保育活動ではありまし
たが、その溝を埋めるがごとく子ども達は、
全身で園生活を充実させようと頑張っていま
したね。
やりたい事がたくさん!!集団生活の中
ではやらなくてはいけない事もたくさんあ
り、あっという間に一日が過ぎ去っていく
という日々でした。
楽しい体験はもちろんの事、そして楽しい
思いに至るためのハードルを乗り越える体
験、さらにケンカやトラブルやアクシデン
ト等の思いがけずの体験等、2学期は本当に
濃密な日々を過ごした子ども達でした。
昨年度の2月に一輪車で園の車道の坂道を
往復100回(往復94m)、それも連続で
やり通すという快挙を、この春に卒園した
みずきちゃんが成し遂げました。その姿は、
それから半月の間に(卒園日ギリギリまで!)
10人程の子どものやる気に火を付けました。
そして今年度の今、11月頃から年長児
が挑み始めたのです。
この【一輪車の坂登り】は、身体能力と気
力と集中力が求められますので、とても難
しい遊びです。
今年度、子ども達にとってはスタートから
大変な時期の連続でしたね。
でも、そのような中でも子ども達は、後を
振り返らず、ひたすら前向きの気持ちで生
活を進めるのです。
素晴らしい!!子ども達です。
子ども達から背中を押されっぱなしの2学
期でした。
子ども達の素晴らしいエネルギーが、国難
と言われる程の現実を乗り越えさせてくれ
ています。
子ども達にいっぱいいっぱい感謝です。
◆
さて、【お楽しみ会】の行事に関しまして
も、子ども達は強い意識を持って行事と向き
合ってきました。
この、子ども達の抜群な行動力は、保護者の
方のご理解とご支援があったからこそ!!と
感じております。
重ねて御礼申し上げます。
◆
今学期最後のお便りでは、【お楽しみ会行事】
の中から見られましたお子さん方の姿をお知ら
せしたいと思います。
お楽しみ会行事から育った事
〜互いに育ち合っていました〜
<相手の気持ちを察するとは?> 年少児との
触れ合いの中から
今回の【お楽しみ会】行事は、年少児の直接的
な参加はありません。
でも、年少児の子ども達は心と頭でしっかりと
参加しました。
発表の形はとらないものの、上の学年の子ども
達に触れる機会をたくさん作りました。
年少の担任もそれを意識して子ども達の活動を
配慮しておりました。
その機会の一つが、総練習にお客さんとして参
加する!というものです。
年少児は【色々な事に対して吸収しようとい
う柔軟な心と頭】がいっぱい働く年齢です。
今回は間接的ながら、それを大いに生かすチャ
ンスと捉えました。
ですから上の学年の演技する姿に触れるという
機会を大きな育ちにつながる様、意図してその
機会を作りました。
◆
さて、総練習にお客さんとして参加する姿に
ついてお知らせしますね。
総練習は2日間に分けて行っておりますので、
その2日間共、年少児は参加致しました。
2日に分けても、1日あたり1時間20分の時
間をお客さんとして席に座っておりますので、
年少児の年齢からしますと、かなり長い時間に
なります。
やはり途中で集中が切れてしまう事があるので
すが、劇や合唱が始まりますと、とても真剣に
見入っているのです。
又、総練習の日の他にも、何回かホールでお客
さんになってもらっておりましたので、今回が
初めての機会ではありません。
それでも毎回真剣に目を輝かせていました。
毎回子ども達は、舞台上で演技する年長児や年
中児の姿から、違ったものを感じ取っていまし
たので、見る時の意識も強くなっていくようで
した。
そして総練習は、発表する上の学年の子ども
達も真剣そのものです。
ですからより一層、舞台上に引き込まれ、そこ
から吸収するものも大きいようです。
総練習終了後の事です。
その姿に感動を覚える姿をたくさん見せてくれ
た子ども達でした。
その姿のほんの一部ですが、ご紹介したいと思
います。
年少児の姿
クラスへ戻った年少児達は、演技を見た事が
とても嬉しく、喜びの気持ちでいっぱいになり
ました。
子ども達はその感動をお家の方にも伝えていた
ようです。
「すごくかっこよかった!」
「先輩の力はすごいね。」「楽しいね。」
「真剣だったね。」と、両手を広げたりして全
身で演技からたくさんの事を吸収していた様で
す。
とっても大きい刺激をもらった子ども達です。
そして、その感動の思いを、子ども達は担任の
力も借りて、上の学年のクラスに伝える事にし
ました。
その年少児の心の思いは、年長児にもしっか
り届いたようです。
そしてその日ももちゃんは、家で、見てくれた
感想に対してのお礼状をしたため、手紙として
次の日持参したのでした。年少児がしっかりと
見てくれ、そしてちゃんと年長児の表現を認め
てくれた事が年長児の心にもしっかりと届いた
のですね。
そして、年少クラスへ出向いてその手紙の内容
をしっかりと伝えて来たももちゃんでした。
その手紙が下の物です。
また、こんな事も。
12月に入ってすぐ、年少児のひなちゃんが
年長の担任のところへ手紙を持って来てくれま
した。
そこには、総練習で鑑賞させてもらった感想が
書かれていました。
その手紙には「〇」印がいっぱい!そしてその
「〇」の一つひとつには、ひなちゃんの心の思
いがびっしり込められていたのです。
その時ひなちゃんは、お手紙を翻訳し、しっか
りとした言葉で伝えてくれました。
「素敵な歌と劇を見せてくれて、とても嬉しか
ったから、お手紙書いてきたんだ!」
「とっても素敵だったよ!」
(この言葉は2回程伝えてくれました)そして、
「ありがとう」の言葉も添えられて。
見せてもらった事への嬉しく、ありがとう
の気持ちがいっぱいいっぱい伝わりました。
年長の担任はそれをクラスの子ども達へ伝えま
した。
すると、クラスの子ども達の表情がぱっと明る
くなり、「ありがとうの気持ちが嬉しい。あり
がとう!!」と、年少児の子ども達から認めら
れ、さらなる意欲を燃やす子ども達でした。
実は、ひなちゃんは、その日2回すみれ組に
足を運んでいたようです。
年長の担任と会う事が出来ず、3度目でやっと
手渡しが叶ったようです。
そしてその時、手紙の文字が〇で表現されてい
たので、ひなちゃんの担任は「何て書いたのか
な?」と尋ねてみると、「素敵な歌と劇を見せ
てくれてありがとう!って書いたよ。」とひな
ちゃん。
「私が文字にしてお手紙にしてあげようか?」
と聞きましたが、ひなちゃんは
「大丈夫!ちゃんと口で伝えるから!」と宣言
し、その通り実行したのでした。
◆
総練習のその機会が子ども達の心の育ちに繋
がっている事を感じました。
“見てもらう喜び”“見せてもらう喜び”の体験が
双方の子ども達の育ち合いに繋がったのですね。
◆
お楽しみ会活動は、運動会同様、子ども達と
一つひとつ創り上げてきました。
時には安易な妥協はせず、より高い表現を目指
そうとする子ども達の姿がありました。
〔真剣そのもの〕
〔常に前進する気持ち〕
〔互いに助け合って事を成そうとする気持ち〕
等々が見られ、心の逞しさが育った事を感じて
おります。
そして、そのような上の学年の姿は年少児に
もしっかり届いていたようですね。
鑑賞する事の喜び、そして感動した思いをしっ
かりと相手に伝える行動力等、表現するやり方
は違いますが、どの子ども達にも見られた姿で
した。
◆
年中・年長児は、年少児の心に触れ、心から
の支援にさらなるやる気を起こして表現に磨き
をかけておりました。
年少児は、自分達とは違った上の学年の表現
に感動し、共感し、憧れを持ち、その思いを今
出来る限りの器量をフル回転して表現していま
した。
きっと、今回のこの機会は、心に積み重なり、
来年度年中組に進級した時に生かされていく事
でしょう。
子ども同士の支え合いが育ち合いに繋がって
いました。
◆
さて、12月19日〜1月10日まで冬休み
に入ります。
このコロナ禍の中、大変な年末年始になるかと
思いますが、子ども達は常に前向きです。
いつものような事が出来なくとも、事情をしっ
かりと伝え、どのようにしたら良いのか?を
一緒に考えてみるのも一つの方法かもしれませ
んね。
やって良い事・我慢する事・大人しか出来な
い事・工夫すれば子どもでもやれる事・条件を
つけるとやれる事等、考えて行動する事が出来
ますので、冬休み中の事を相談してみてはいか
がでしょうか。
◆
長いお休みですので、室内遊びのヒントをプリ
ントしました。宜しければ活用なさって下さいね。
◆
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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自らの力で歩み出す事とは?
先月の広場でもお知らせ致しましたが、
運動会が終了した頃から、子ども達の姿
に変化が見られ始めました。
年度当初の頃は、新しい事へ挑む気持ち
や努力して頑張ろうという強い思いが、
まだ心に湧いてこない時期でした。
まだ【心の期】が熟していなかったので
すね。
でも、これまでの自分の力で実行した体
験の思いが心に残り、それが小さなやる
気へと繋がっていったのではないかと感
じております。
その、小さな体験でも、一つひとつが心
に残り、自分の力で行ったという満足感
が少しずつですが膨らんでいったのでは
ないかと思っております。
【心と身体にしみ込むような実感が伴った体験】
それは、この幼い年齢の子ども達にとって
は、大きなエネルギーとして蓄えられてい
くのではないかと思っております。
その心に響いた思いは、自信となるようで、
今の時期になりますと、自らの思いで色々な
事に挑み始めるのではないかと思っておりま
す。
◆
次に、各学年毎に子ども達の姿を通してお
知らせしたいと思います。
年中児【やってみて初めて分かる事とは?】
誰もが実感している事と思いますが、
<初めてやる事に対して、やりたい思いはあ
るものの、今一歩先へ進めず避けてしまった
り、後回しにしてしまっている>
<目の前に生じた出来事に対して、難しさを
感じたり、自分には出来ない事だからとはじ
めから諦めてしまっている>
このような事はありませんか?
私の長い人生の中では、この様な事の連続で
した。先に進まず三日坊主になってしまった
り、最初から手をつけずに避けてしまったり
した事が何と多かった事か!今でも後悔して
いる事がたくさんあります。
今、子ども達と関わっていまして、やっぱり
子どもはすごいなと感じております。
仲間や担任の援助は必要なものの、“諦める
事より、先へ進む方がより楽しい”という事
が本当に心から感じて実行に移せるのです
から。
言葉を変えますと、幼児期の年齢だからこそ、
やり易いのかとも感じております。
何より、とても素直な思いで、感じ、考え、
そして行動に移せる柔軟さがピカイチなので
す。
様々な出来ない理由や理屈を考える前に、と
ても素直な心で行動力を発揮するのですから。
◆
次にお子さんの姿を通して、この事をお知
らせしたいと思います。
さくら組の千坂まいちゃんは、新学期の時
点で補助なし自転車に乗れていました。
しかし、クラスの仲間が発表会をしていく中、
「まいは乗らない。」と、皆の前で発表とい
う行動に移す事はありませんでした。
でも、クラスに慣れてきますと、今度は少
しずつ一輪車の練習を行うまでになっていま
した。
そして、1学期末にほのかちゃんとあおいち
ゃんが、週末に一輪車を借りて自宅で乗る姿
が見られるようになりました。
するとそれを見て、「借りていきたい。」と
いう気持ちを伝えてきてくれました。
この時は、担任がサポートする形で“借用書”
を書き、園長のもとへ行く時も仲間が力を貸
してくれ、ようやく借りる事が出来ました。
2学期に入り、運動会の活動と並行するよ
うに、一輪車をコツコツ続けてきたまいちゃ
ん。少しずつ自分の力でこぎ続ける距離が伸
びてきました。
本人の中でも“出来る!”“もっと乗りたい!”
という意欲がはっきりと見えてきました。
たくさんのお客さんに見守られていた運動会。
その行事を乗り越えた事で、積極性まで発揮
出来るようになってきたようです。
2度目の一輪車を借りる事にしたまいちゃん。
この日は担任のサポートなしで園長のもとに
向かい、借りる事が出来ました。そして、こ
れまでの小さい声での言葉のやりとりが、は
っきりとした言葉で伝えられるようになった
のです。
借りた一輪車を園に戻す時も、自分で
「ありがとうございました。」と伝えていた
まいちゃんでした。
10月27日。
クラスで、自転車と一輪車の発表会を行ない
ました。発表者は3人。
一輪車はあんなちゃんとまいちゃん、補助な
し自転車はれなちゃんとまいちゃん、それぞ
れ2人チームで行いました。まいちゃんは発
表すると決めてからは、その日が嬉しくもあ
りドキドキもあったようです。
当日は緊張の為、いつものように一輪車がス
ムーズに走らせられずにいました。
「10回くらい失敗すれば、きっとその後は
いつものように乗れるよ!」と担任はまいち
ゃんに話をしました。
実際は8回目くらいから、いつものペースを
取り戻していたまいちゃん。
一緒に発表会を行なった仲間の存在も大きか
ったと思いますが、クラス全員が今までの頑
張りを認めてくれた事が、まいちゃんにとっ
ては運動会以上に緊張もありましたが、それ
以上の喜びと自信に繋がったようでした。
発表会を見ていたクラスの仲間達からは、
次のような声が聞かれました。
〜一輪車〜
さら:あんなとまい、初めは出来なかったけ
ど練習してこんなに出来て、すごい。
はな:めっちゃすごかった。
すずな:感動した。すごかった。
よう:あんなとまい、出来てすごい。
いぶき:すごく練習してた。
ゆうま:かっこよかった。
中嶋あおい:いっぱい練習してた
こうたろう:すごくかっこよくて、失敗して
も乗れて、すごいと思った。
せいや:すごかった。
さくたろう:出来るのすごい。
小野あおい:すごいかっこよかった。
しゅんたろう:すごいかっこよかった。
るい:あんちゃん、まいちゃん乗れて感動し
た。良かった。
りゅう:まいちゃん転んだけど、向こうまで
行って、すごい頑張った。
〜補助なし自転車〜
るい:かっこよくて、感動した。
よう:かっこよかった。
いぶき:まいちゃん、かっこいい。
ゆうま:まいちゃん、かっこいい。
すずな:すごく感動した。
こうたろう:れなちゃん、あんちゃんみたい
に足つかないで、すごかった。
中嶋あおい:すごかった。
せいや:2人かっこよかった。
小野あおい:2人かっこよかった。
あんな:2人かっこよかった。
しゅんたろう:2人かっこよかった。
さら:まいちゃん、ゆっくりでも転ばないで
すごかった。
はな:乗れて素敵だった。
そして、発表会を終えたまいちゃんは自転車
倉庫でポツリ。
「ドキドキしたけど、出来て嬉しかった。」と。
記・さくら組 担任
ちゅうりっぷ組のたいらくんは、進級当初、
こま回しや自転車等新しい事へ挑む気持ちが湧
いてこず、それらの遊びに距離を置いていまし
た。
そして、運動会で色々な経験をしました。
年中児の運動会は、年少時と違ってどんどん新
しい事が生じてきます。
でもその時、仲間達と一生懸命に取り組んだた
いらくんでした。
力を入れて走った事、自分の力を出して頑張っ
た事が心に残ったようで、自分の努力の実感を
味わったようです。
今までは新しい事に対して、泣く表現から
スタートしていましたが、10月中旬頃から
表情にも変化が見られてきました。
「こま、頑張ってみる!」と、自ら挑み始めた
のです。
少し前までは、ひも巻もおぼつかない状態でし
たので、失敗の連続で苦戦続きでした。
その様な状態でも、「もう1回やってみるよ!」
という言葉を繰り返し呟きながら、諦めない姿に
なっていました。
その時、周りのクラスメイト達も
「たいらくん、泣かないで頑張っているね!」
「がんばっているの、分かるよ。すごいね!」と、
皆からも認められ、さらなるやる気へ繋がってい
きました。
たいらくんも自らを励ますように、
「諦めない。頑張ってやる。」と、呪文のように
唱えながら続けていました。
たいらくんだけではなく、ちはるちゃんも小原
まいちゃんもこはるちゃんも、一輪車や補助なし
自転車へ挑み始め、努力が実った実感を味わって
いました。
すると、自らの課題を上げ始め、より難しいもの
へと歩みを進めていました。
記・ちゅうりっぷ組担任
◆
2学期も後半となり、子ども達の心に大きな変
化が見られてきています。それまでは、新しい事
へ挑む気持ちが湧いてこなかったり、難しい事態
が生じるとすぐ諦めたりと、後ろ向きな姿がたく
さん見られていた子ども達でした。
でも最近は、
【自分の力でやれるまで根気強くやろうという意欲】
が育ってきた事を感じております。
これまでの体験の中から、
【自分の力で行ったという実感】がこのような姿
になってきたのではないかと思っております。
この、子ども達が一歩前進する姿に結びつく原
動力はどこから来るのか?
それらを考えた時に、やっぱり
【自ら実感して、自ら心が動く事】かなと、感じ
ました。
先月の広場11月号で書かせて頂いた事がとても
大きい事と思っております。
【自らの気持ちで実感する事・実感した事】がや
る気の原動力になっているものと感じております。
個々の子どもの【小さな小さな難しい事を、自
分の力で乗り越えられたという実感】や、
【行事や仲間達とやった事(グループ活動等)を
自分達の手で創り上げてこられたという実感】等
を、子ども自ら感じていった事が自信として、心
の逞しさに結びついていったのではないかと感じ
ております。
1学期には、心を動かす姿までには結びついて
いかなかった子ども達が、今ここに来て、やる気
に結びつく姿になってきたからです。
「仲間達の頑張る姿に触れてきて、自分もやって
みようかな。」と。
そして、やり始めたら「楽しくなってきたよ。や
っぱりやって良かった!やった方が楽しいね!」
と、大きな変容を見せてくれています。
【難しい事を避けずにやってみたら楽しい→やって
みないと分からないね→やっぱりやる事が大切だね。】
と、実行した事で、大切な心の持ち方を自らの力
で勝ち取った子ども達です。
そして、この時期には、身体の運動能力も高ま
ってきており、心の成長と身体の成長が相まって、
より高い実行力に結びついていったものと感じて
おります。
そして、さらにすばらしい事に、この困難な事を
乗り越えたという実感は、次の新しい課題に向か
い始めるのです。
自らの力で困難な事を乗り越えたという思いは、
↓
悔しく、悲しい思いも味わいますが、
↓
満足感、充実感を味わえると、
↓
次の新しい課題へ進む姿へと変容していくのですね。
何事もとても素直に吸収する幼児期だからこそ、
体験がやり易いのかとも思っております。
年少児 【言葉で伝える事とは?】
10月頃から年少組の子ども達へ次の様な事を
生活の中に取り入れてきました。
それは園生活の中で、
【必要な事や必要な物をお家の方へ伝える】とい
うものでした。
【伝言を自分の言葉で伝える】という体験です。
これは、年少児にとっては、まだ難しい体験です。
でも、必要性を自分の心で実感出来ますと、行動
に移せるようになっていきます。
でも、1回の体験だけではとても無理です。
ですから、1つの体験の中で、
【何度も失敗を繰り返しながら成功へ導く】とい
う事をたくさん体験していく、というものです。
子ども達は、
“どのように伝えたらお家の方に伝わるのか?”
(言葉を考えなくてはなりません。)
“伝える内容はどの様な事か?”等、小さな心と頭
で考えようとします。
それはとても身近で自分の事と直結する内容にな
っているからです。
年少の子どもでも、他人事ではなく自分の事とし
て実感した時には、頭と心をフル回転しますね。
その様な中で、失敗して悔しさを味わい、努力が
実った事で喜びを味わい、次回はもっと考えて頑
張りたいという思いになるようです。
年少児の子どもは、まだまだ自己の思いを優先
する年齢です。
物の奪い合い等も続いています。
その様な体験も含めて、新しい課題からも学びに
繋がる様、意識した体験を子ども達に提供したい
と思っております。
次からは、具体的な姿を通してお知らせしたい
と思います。
【ぺんぎん組 はるきくんのお手伝い】
担任のお手伝いとして、“職員室からガムテープ
をもらってくる”というお使いを頼まれ、ぺんぎん
組のはるきくんは友だちと職員室へ。
「布のテープ下さい。」「ガムテープです。」と、
テープの種類をしっかりと伝えてくれました。
3分の2位使用済のテープだけだったので、
「すぐなくなるかもしれないね。なくなったらま
た来てね。」と確認の上、持っていってもらいま
した。
クラスに戻ってから、「布ガムテープ持ってきま
した。足りない時はまた来てねって言われました。」
と。用件をしっかりと言葉で伝える年少の子ども
の姿がありました。
記・ぺんぎん組担任
【うさぎ組 そうまくんの文字書き遊び】
そうまくんは職員室で静子先生と遊ぶ時は、折
り紙の恐竜を使った釣り遊びをして楽しんでいま
した。
そして、一生懸命に釣り遊びをした時には、その
折り紙の恐竜をプレゼントしてもらっていました。
その日は静子先生がいませんでした。
そうまくんはいつものように遊び、恐竜をもらっ
ていく事にしました。
でも、静子先生がおりませんので、勝手に持って
行けません。
そこで、担任とそうまくんは相談をし、側にいた
寿美子先生に聞く事に。
そうま:「これ下さい。」と。
寿美子:「この恐竜は、文字書きを頑張ったお友
だちにあげているものだから、文字書
きをしないとあげられないんだ。」と、
条件をつけました。
そうま:「うん。」と、とても素直に。
いつもと違った返事が返ってきて驚きはしたもの
の、しっかりとした返事をしていました。
そして、文字書き用の用紙(216マス目が書い
てある用紙です)を手にしてクラスへ戻って行き
ました。
文字書き用紙全て埋めなければならないので、頑
張らないと完成に辿り着けません。
でもそうまくんは「文字書き頑張る!」「文字書きする!」
と、自分に言い聞かせるようにぶつぶつ言いなが
ら手を休めずやり続けています。
そしてとうとう、その日のうちに完成させたので
す!
喜び勇んで寿美子先生のところへ。
「頑張ったね。合格です!」と、頑張った216
マスを見てもらい、にっこりするそうまくんでし
た。
そして、この努力の上の恐竜は、そうまくんの宝
物になっていたのです。
やはり、簡単に手に入っていたいつもの恐竜とは
だいぶ違って、扱い方もとても丁寧で、
「この恐竜、大切なんだ。」と、すぐカバンに収
めていました。
寿美子先生に言われた事をしっかりと受け止め、
それを完全に実行に移したそうまくんでした。
そしてこの姿より約半月前です。
焼きいも会を間近にした時、子ども達にお願い事
を伝えました。
焼きいも会や焼きいも作りの事を伝えた後、
「お家にアルミホイルと新聞紙があれば、ママか
らもらってきてね。ママにお願い出来るかな?で
も忘れても大丈夫だよ。先生もちゃんと準備して
いるから。」と、焼きいも会がイメージ出来るよ
うに詳しくお話していきました。
その時、なおとくんは
「お家に帰ると忘れちゃう…。」と心細気に呟い
ていました。
そこで少々難しいと思いましたが、
「メモをしていく方法」についてアドバイスをし
てみました。
するとしっかりと考え、「メモを書いてほしい。」
と伝えてくれたのです。
もちろん、そのメモを手にして持ち帰りましたよ。
◆
そして別の時のそうまくんです。
クラスで収穫したさつまいもを調理しようと子ど
も達と考えた時の事です。
エプロン・三角巾・皿の3つが必要となりました。
子ども達はお料理が出来る!!と大張り切りで先
の3つの準備物を持参したいと意気込んで降園し
ました。
次の日、登園してすぐの事です。
「ママに言うの忘れた…。」と悲しい表情に。
「なくても大丈夫だよ。スモックを着て、お皿は
貸してあげるから大丈夫だよ。」と伝えると安心
したようです。
忘れた事が悔しかったようで、「次は絶対忘れない!」
と強い思いになっていたようです。
記・うさぎ組担任
【ひよこ組 柿をめぐって】
寿美子先生から園の甘柿を一つ大人の味見用に
提供してもらい、子ども達にも見せようと思い、
クラスへ持って行きました。
帰りの会の時にさりげなく机の上に置いておくと、
「わぁ〜!これ何?」「柿だ!!」「みかんだよね?」
「柿だよー!」「みかんだと思うなー。」と、
すぐに皆が集まってきました。
子ども達は口々に“柿”“みかん”と話し、
「う〜ん、どっちかな…。」と悩んでいます。
一人ずつ聞いてみると、ピンク帽子の子は皆“柿!”。
黄色帽子のぜんくんとぎんくんは“みかん!”と考
えました。
皆が“柿”という中、堂々と“みかん!”と大きな声
で自分の考えを伝えられる2人。
立派です!周りの意見に流されずに、自分が思う
事を思うままに素直に伝えられる素敵な2人です。
その時ちょうど廊下を園長が通りかかったので、
園長に「“これ”何ですか?」と聞いてみる事に。
園長は幼稚園に柿の木がある事、
“これ”は柿である事を教えてくれました。
「そっか。これは柿か!」「分かった!これは柿。」
と納得したぎんくん。
ぜんくんはちょっと表情が曇りました。
そして園長がクラスを後にすると…
「ぜんくん…みかんが良かった…。」と、涙が
ぽろりぽろり。
“柿よりもみかんが良かった思い”と“予想が外れ
てしまった悲しさ”とがあふれた様でした。
そんなぜんくんの姿にクラスの子ども達は
「ぜんくん大丈夫だよ。今度ぜんくんのために
みかん持ってきてあげるよ。」
「先生、今度おやつにみかん買ってきてあげて
よ。みかん、ぜんくんにどうぞしよう。」
「ぜんくん、大丈夫だからね!」と、口々に声を
かけ、頭を撫でてくれます。
皆の言葉に安心したのか、ぜんくんの涙も止まり
「うん!」と一言話すとにこっと微笑みが。
今度柿とみかんパーティーの日を計画しようと私
が考えていると…数日後。
けんしんくんが「ぜんくんに、みかん持ってきた
よ!はい!お家で食べてね。」と、お家から持っ
てきたみかんを1つぜんくんに手渡していました。
「みかんだ!ありがとう!」と、嬉しそうにすぐ
にカバンにみかんをしまったぜんくん。
翌日、ぜんくんのお家の方からこんな連絡帳を頂
きました。
記・ひよこ組担任
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