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やまびこ広場 夏休み号

★素敵な子どもたち★

 

〜子どもが【意欲的になる】という事について〜 

 

幼児期に特有な行動の一つとして上げられる事は

“目についた事、耳に入った事に対してすぐ興味

を持ち、瞬時にやりたい気持ちとなり、即行動

を起こす”という姿があります。

この姿は、自分で感じた事・思った事・考えた

事を即行動に移して楽しさを味わいますので、

意欲的な行為になるかと思います。

7月の広場【子どもの素直な姿】のところでも

触れさせて頂きました。

 

ただ、この素直な思いは瞬時に行動を起こしま

すが、時にはすぐに飽きてしまい別の興味の対

象が目に入りますと、すぐその対象物の方に移

ってしまう事も多く見られます。

そしてこの、瞬時にやりたい思いの行動は、生

活の中ではかなりのウエイトを占めますので、

一瞬で飽きてしまうものの、大切な体験の一つ

になるかと思います。

ですから、この瞬時に起こす色々な体験も

【意欲】が育つ基になるかと思います。

 

 この瞬時の行動は、瞬時で終わる事が多いの

で意欲もすぐ萎んでしまいますね。

次に、そこに焦点を当てて考えていきたいと思

います。

 

 子ども達と関わっておりますと、次々と意欲

の連鎖と申しますか、意欲が連続して続いてい

くという姿も見られております。

子ども達は、自ら行っている活動(遊び)の喜

びを心から味わいますと、次もまたやりたいと

いう意欲が沸き上がり、継続する姿に繋がって

いく事が分かってきました。

そしてその時、その意欲はより深く、そして高

まっていく事も感じております。

 

 ですから、この幼児期特有の瞬時の意欲をど

う支え、継続させ、質の高い意欲に繋げていく

のか!!

これが大人の大切な役目になってくるのではと

考えました。

 

それは、子ども達が好奇心を持って行動を起こ

した時にヒントが隠されているのではと感じて

おります。

これは子ども達の姿をよーく気を付けて見てい

て気付かされた事です。

 

どんな事にもすぐ興味を示し、すぐ行動に移す

という好奇心の塊のような幼児期の子どもの姿

を見ていますと、その行動の途中で、興味を失

ったり、上手くいかない状況が生じたり、難し

い場面に遭遇する時が必ず生じてきます。

そしてそれを放っておきますと、瞬時の意欲に

終わってしまう事が多く見られていました。

その姿をどう捉えたら良いのか、と色々と探っ

ていきますと、次の様な事に気付かされました。

 

子どもの意欲をより深く、継続的に維持させて

いくためのヒントが、そこに潜んでいる事に気

付かされたのです。

 

子どもが飽き始めた時やつまずいて先に進めな

いでいる時が育ちのチャンスと捉えました。

ですから、子どもにその様な様子が見られた時

には、支援の手を入れる事にしました。

 

・飽き始めた時には、これまでの小さな努力を

認めたり、今よりちょっと上の課題を提供した

りしながら、心のやる気へ刺激を与えていきま

すと、冷めかけた意欲が持ち直していました。

 

・難しさに興味を失ったり、上手くいかず挫折

感を味わったりした時には、どこが難しいのか

の確認をしながら、どこに力を入れたら良いの

かのヒントをあげたりしました。

又、これまでの行動の一つひとつに価値があっ

た事に気付かせてあげたり、頑張る姿になるま

で側で支え続けていきますと、

 興味を自らの力で維持していく姿になってい

ました。

 

・子どもは目的を自覚しますと、どんな難しい

事でも躊躇なく行動を起こします。

そして、それをやらせっ放しにせず、子どもが

抱いた目的に少しずつでも、近づいていけるよ

うに側で適度な距離感を保ちながら支援をやり

続けます。

目的が達成するまでの支援が大切と考えていま

す。

そして、達成した時に、子ども自身がどれだけ

自分の力でやり切ったか!!をしっかりと実感

出来る様な声掛けも最後にしていきます。

「諦めないで頑張ったのは誰かな?」

「途中で難しくて、とても悲しかったね。それ

でも最後までやったのは誰?」等と声を掛けま

すと、皆「自分!!」と自覚を強める言葉が返

ってきます。

 

この行為はありのままの事実です。

褒めるのではなく、ありのままの姿を認めてい

くようにしますと、小さな自信に繋がっていく

ようです。

「もっとやりたい!!」と別な方法を探ったり、

今より上の課題を求めてきます。

ですから、子どもの目的を創るという事はとて

も大切だと感じております。

そして次に求められるのは、その目的を達成す

るまで支え続ける事です。

 

そうする事で、意欲が継続し、質も高まってい

く事を感じています。

 

・大人のその様な支援の仕方を子ども達はよく

見ており、徐々に子ども同士で仲間を支え合う

姿も見られてくるようになります。

さらに、子どもは支えてもらった喜びを、次に

は他の仲間へ支援の手を差し延べてくれるので

す。

ですから、子ども同士で興味・関心の継続を支

え、維持していくようになります。

 

等々、大人や仲間の支援の手が入りますと、子

どもは実に素直にそれを受け取り、自分の力に

していく姿に変化していきました。

 

・又、子どもは好奇心が持てずにいる時もあり

ます。

その様な時には、興味が持てそうな事を探りな

がら提供する事もあります。

 

とても素直な年令の子どもですので、「やりた

い、やりたい!!」と、すぐ興味を示してきま

す。その時にも先の様な支え方をしてきますと、

好奇心が継続していきますね。

 

            ★

 

大人の支援の仕方について、もう少し詳しくお

伝えしたいと思います。

 

・子ども達への支援のやり方で、とても大切な

事があります。

それは、先にもお伝えした通り、子どもが自ら

の意志で歩み始めた時に、その歩みを子どもが

望む成功に至るまで支え続ける事でした。

これがとても重要な事だと子ども達を見ていて

分かってきました。

 

 その様な支え方をしてきますと、子どもは大

人の器量を上回る力を発揮してきました。

大人の予想を越えた姿を見せ始めるのです。

この時には、大人の手を越えて子ども自ら意欲

を高め、その質も向上させ維持している事を感

じています。

ですから、とても難しい事も楽しめ始めるので

すね。

 

 

幼児期の意欲は、しっかりと支えていきますと、

さらなる意欲に繋がっていく事が、子どもの姿

を通して感じる事が出来ました。

 

          ★

 

次に、具体的な姿を通して、子どもの意欲を支

続ける大切さについてお知らせしたいと思い

ます。

 

6月の畑活動の時に、年長児の子ども達にとて

も難しい課題を出しました。

子ども達には、「苗をどうしても手にしたい!!」

というとても強い目的意識があります。

そして子ども達は、その目的を達成させる為に

はどの様な難しい事でもやりたい!!というと

ても強い意欲を持ち始めます。

その課題は、クラスによって少々違いますが、

次のようなものです。

 

<子ども達に伝えた主な内容>

 

今年はコロナの影響で、子ども達が植えたい時

期にはもう苗を買う事は出来なくなります。

でも、子どもが苗を希望した時に苗がなくなる

のは忍びないので、幼稚園が休園中に苗を手配

する事にしました。

苗を手配するにはお金が必要です。

そのお金は子どもに用意させる事は出来ないの

で、園長が用意しました。

でもそのお金は余りなかったので、園長が日常

生活の中から節約してコツコツと貯めてお金を

作りました。

 園長もお金を貯める為に頑張りました。

皆には頭を使う事を頑張ってもらいたいけど、

大丈夫ですか?

と、前置きをした上で、次のような課題を出し

ました。

課題は3クラス若干違いますが、

 

。押腺核腓里金で100円を作る

▲ラスの人数分の苗を買うのにお金がどの位

必要になるか?

 

苗は1本100円です。

というものでした。

 

その教育の目的は、子どものやりたい!!とい

うその意欲を【目標達成の充実感を味わう事】

で、さらなる強い意欲へと繋げていく事を願っ

ての課題でした。

その時子どもは、どのくらい難しいのかをイ

メージ出来ていませんので、どの子も

「考えてくる!!」と、とても張り切ってク

ラスへ戻っていきました。

クラス各々でやり方は違っていましたが、悩

んだり、悔し涙を流したりしながらも、誰も

避ける事はしませんでした。

ちんぷんかんぷんでも、あの手この手で前へ

進もうとする子ども達でした。

そして、年長児75人の子ども達は全員、目

的を達成し、皆合格に至りました。

「頭が疲れたけど、楽しかった!」というの

が、子ども達の感想でした。

 数に関しては、得手不得手があり、皆一律

のやり方はしませんでした。

子どもの状況に合わせたやり方で、全員が成

功体験に至るまで支え続けました。

担任が一人ひとりと関わり、その後に園長が

一人ひとりと確認していくというやり方をし

ました。

ですから、2人の大人から「成功に至るまで

努力した事」を認めてもらったのです。

この事は、子どものやる気に大きな影響を与

えている事を強く感じています。

 保護者の方の連絡帳のお便りからもその事

を感じております。

又、この難題を乗り越え成功に至ったという

実感は強く心に残るようで、【諦めない気持

ちや努力をすれば成功に至る】という行為に

結びついていく事を感じております。

 次に保護者の方の連絡帳をご紹介致しますね。

 

 

 

 

 

やはり子ども達の成功体験は次への意欲を生

む様です。

「もっと難しい問題出して!」

「とても難しかったけど成功して楽しかった!!」

と、どの子どもからも、とびきりの笑顔と喜

びの声が聞かれていました。

子どもによっては、スキップしたりジャンプし

たりと、心の充実感が大きかった事を子ども達

のそのような姿からも感じさせてもらいました。

 

【難しくても、結果的には自分の力で導き出し

た喜び】がとても大きかったものと感じており

ます。その思いが次の意欲へと繋がっていって

いる事も感じています。

 そして、この【難しいけれど、頑張って自ら

の力で成功した】という心の味わいは、次の別

の機会にも生かされていっておりますので、意

欲の継続化に役立っていく様です。

〔難しい事でも⇒やれば出来るという体験は

⇒成功の喜び〕となっていました。

 

意欲の継続化の大切さは、次の様な子どもの姿

でも感じます。

 

・一輪車乗りを何カ月も何年も継続してやり続

けます。

 

・補助輪なしの自転車乗りは、年長児は100%

の子どもが乗りこなします。

 

・こま回しの技も大人の器量を上回る位の力で

コツコツとやり続けます。

 

・柿チームの子ども達は、実を収穫するまで5

ヶ月間毎日観察したり、実験をしたりして、記

録も付けていました。

ところが冬になりと、葉も実も落ち、枯れ木状態。

でも観察して記録を付ける事を卒園式前日まで

やり続けていたのです。

木に語りかけ、その木から返事をもらった事を

毎日記録していたのでした。

まるで詩人のようでした。

 

一部の子どもの姿ですが、年長にもなりますと、

どの子どもにも見られる姿です。

 

           ★

 

最後に、年少児の子どもの姿をお知らせします

ね。

7月2日の事でした。

年少児が、片道74mの園庭を往復して走り回

る事を楽しんでいました。

せいぜい2回往復出来る位かなと担任は思って

いたのですが、なんと、5往復もやり続け、ヘ

トヘトになりながらも表情はニコニコしている

のです。

もちろん、子どもだけにやらせるのではなく、

担任も共に楽しさを味わいながら、一人ひとり

に合った支援をしながらのかけっこでした。

一人の子どもの「走りたい!」という思いを担

任が満たそうとしていたのです。

ちょっと走っては興味を失って散り散りになっ

てしまうところ、担任は子どもの走りたいとい

う思いに共感していました。

すると、次々とクラスの子ども達も共に走り出

し、飽きてしまう前に仲間と共に行動するとい

う喜びが加わり、“もっと、もっと!!”という

やる気に繋がっていました。

走り始めた時は涼しかったのですが、だんだん

と気温が高くなってきました。

子ども達は「もっと走りたい!」「もう一回!」

と走りたい気持ちが継続していたのですが、熱

中症にならないように、今回は担任がストップ

をかけました。

もっともっと走り続けるパワーと走りたいとい

う意欲を持っていましたので、更に走る距離が

伸びたかもしれません。

まだ1ヶ月足らずの集団生活の中でも、小さな

意欲が繋がっていっていました。

 

次に年少児・だいきくんのお母さんの連絡帳を

ご紹介致しますね。

 

 

 子どもの日常生活の中でも、小さなつまずき

や上手出来ない悲しさを味わう機会がたくさん

生じてきます。

その、とてもとても小さなつまずきを見逃さず

に支え、辛い気持ちを明るい気持ちに切り替え

る機会にしていきますと、生活自体にも意欲が

生まれてくるのですね。

お家ではお母さんが、お子さんの挫ける気持ち

を支え続けて下さった事で、お子さんの気持ち

に余裕が生まれ、やる気に繋がっていったもの

と思います。

 特に年少児のこの小さな小さなやる気の積み

重ねは、上の学年に上がる毎に大きなやる気に

繋がっていっています。

年少児の小さな小さなやる気の積み重ねは、大

きなやる気に繋がっていきますので、毎日の小

さな生活体験を大切にしたいと思っております。

 

           ★

 

これから夏休みになりますね。

日数的には半分程となりますが、余裕のある時

間がとれますなら、お子さんの遊びの時間もと

ってあげられるといいですね。

一瞬の意欲の経験でも、沢山色々な事を経験す

る事は、沢山の楽しい思いが心に残ってくれる

事でしょう。

この経験は2学期に入りますと、仲間がいる環

境の中で沢山生かされていきます。

仲間と共にならば、一瞬の楽しみを継続した意

欲に繋げていくのがとてもやり易いのです。

でも、お子さん方がお家にいる時間が長いので、

手をかけられる時間も限られる事と思います。

お子さん方には、やってあげられる事とやらせ

てあげられない事をちゃんと説明し、条件をつ

けますと、もうしっかりと耳を傾けられると思

います。

年少のお子さんでも、丁寧に説明してあげます

と、大体の事は理解してくれる事かと思います。

休み明けは、元気な姿でお会い出来ます事を楽

しみにしております。

         

| やまびこ幼稚園より | 16:33 | - | - |

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