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やまびこ便り 5月号

またまた、この様な形で【広場】をお届け

することになってしまい、とても辛く、

残念な思いでいっぱいです。

でも必ず、これから先の生活が送れる日が

来ます。大丈夫です。

その気持ちを強く持ちながら、子ども達の

事を考えましてお便りをお届けさせていた

だきます。

 少し遅れた新学期を迎えられることを信

じ、入園当初、進級当初の姿をお知らせし

たいと思います。

 

今回のテーマは【泣く!!】です。

 

 【泣く事】の意味はとても大きいと感じ

ています。

特に新年度当初の【泣く事】の行為はとて

も大切です。

これまでのお子さんに見られた姿を通して

お知らせしたいと思います。

 

泣く事の意味について少し考えてみたい

と思います。

 

年中で入園した女の子がおりました。

(4月のことです)

入園前の集団生活の中で「泣く事=悪いこと」

と認識してきたようで、ひたすら我慢の生

活を送ってきた様です。

これまでの集団生活の中で【困った時に泣く事】

や【食事を残す事】等もいけない事と感じ、

感情を押し殺し、【泣くと叱られる。だか

ら泣く事は悪い事】と認識していた様でし

た。

 

 ところがやまびこ幼稚園では、【悲しさ・

淋しさ・苦しさ】等の感情を覚えるとどの

子も全身でストレスを発散しています。

大泣き!!になる。手を出す!!・悪口言う!!等、

感情を爆発させながら心の思いを発散してい

ます。

 

このようなやり方で、心の発信の仕方は

ベターとは言えませんが、これは、後日

学んでいきますので、まずは心の思いを

発散させることを優先してもらいます。

 

 

 

 

これらの行動は【自分を守るため】に

行なっていますので、特に入園当初は、

その行為はとても大切と考えています。

 

先の子は、周りの子ども達が感情のまま

心を発散していく姿をよそ目に、それで

もしばらくはひたすら我慢をしていました。

そして手にはハンドタオルを握りしめ、

ひっそりとにじみ出てくる涙を拭き拭きし

ながら。

そして、何をやるにも自信が持てず、1つ

1つの行為について担任に確認をしていか

ないと安心出来ずにいました。

指示してもらえないと一人で行動ができな

いのです。

そして、この様な姿に担任は、心の開放が

必要と考えました。

このお子さんはとても優しく、また、しっ

かり考える力もあり、行動力もあると判断

し、元々有している高い器量を引き出す努

力を始めました。

 

 1番初めに担任が届けたメッセージは、

【泣く事を許容する】事でした。

「困った時に泣く!! 悲しい時に泣く!! 

嫌な時に泣く!! のはとても大切な事だから、

いっぱい泣いていいんだよ。

皆も泣いているでしょう? 

だから○○ちゃんも泣いて良いんだからね。」

「困った時は先生が助けるから。

力を貸すから大丈夫!! 心配しないで泣いて

良いんだよ。」

と、事ある度に、言葉を変え、お子さんの気

持ちの開放を図っていきました。

 

 そしてやっと、

【泣く事=悪い事ではない=大切な事】とい

う担任の思いが通じた時、このお子さんは、

自信を取り戻しておりました。

半月ぐらいの時間を要しました。

【泣く事】で、自分の心のモヤモヤがはずれ

た時、そのお子さんは、元々秘めていた高い

器量を発揮し始めたのです。

【泣いて心を発散する事】の意味の大きさに

気づかされた事例でした。

 

 自分で抱え込んでしまった心のモヤモヤを、

【泣く事】で吐き出しますと、心だけではな

く頭の整理もついていく事が子ども達の姿か

ら感じております。

このお子さんも、これまでは、自分がとるべ

き行動をいちいち聞き、指示を出してもらえ

ないと、行動を先に進める事が出来ずにおり

ました。

でも心がすっきりしますと、目の前の出来事

に対して、一呼吸を置いて考え、他に頼らず

自らの意思で考えて行動をとるまでになりま

した。

 

【泣く事】【泣ける事】の意味はとても大き

いと思いますね。

 

 

 

次に入園当初によく見られる【泣く】姿につ

いてお知らせしたいと思います。

 

泣く事の意味について

 

 入園当初や進級当初には【泣いて】自己表

現する子ども達がたくさんいます。

当然の事と思います。

 これまでの生活環境を考えますと無理もあ

りません。

゛人もたくさん! 広い場所! 見渡す限り知ら

ないものばかり!゛〜と、環境の変化が一気に押

し寄せて来るのですから。恐くて仕方ないのです。

 

 幸いな事に、年令が低いので、【泣く】とい

う、1番使い易く、心がすっきりする表現手段

をすぐ使います。

心の不安・悲しさ・辛さを一気に表現可能なの

が、この、【泣く】という行為です。

大人や年令が上がるにつれ、この【泣く】とい

う表現手段は使いづらくなってきますので、こ

の幼児期の年令にとっては最上級の表現方法か

と思います。

 

 先の年中さんの様に、【泣く】という行為は、

自分の心を立ち直らせていくのにとても役立つ

行為と言えると思います。

ですから、【泣く事=悪い事】ではなく、すっ

きりするまで【泣く事=心の整理をつけるため

に必要な時間】であると捉えております。

 

 年少児の年令での集団生活に不安を覚えてい

る方もおられるかと思いますが、それは決して

無理な事ではなく、成長のためには必要な社会

生活と思います。

ですから、急な環境の変化にも【慣れて順応し

ていく】という体験は避けて通れません。

そのためには、感情を吐き出し、すっきりして

次の行動に進む為にも【泣く】という心の表現

手段が必要な事かと言えると思います。

 派手な位大泣き出来ますと、比較的早く順応

の姿になっていきます。

逆に不安や悲しさを我慢し、心を押し込んでし

まいますと、ぎりぎりまで絶えようと頑張りす

ぎてしまう事にもなります。

でも、途中から絶え切れず、メソメソしたり、

理由も伝えられず登園を渋ったりしてくれます

ので、その時に対応を変えてやれば徐々に順応し

ていくようになります。

ただ、大泣きした場合よりは少々時間を要しま

すので【泣く事】を押えず、

【泣く事=悪い事ではない事】のメッセージを

届けてあげた方が、お子さんの心の負担が少な

く、早くに順応の姿になっていくと思います。

 幼児期の子どもの【泣く】事の意味は深いく

と思います。

 

次に【泣く事】の⑶について

お知らせ致したいと思います。

 

泣く事の意味について

 

年中で入園。4月の頃の姿から(女児)です。

 

やはり、新しい環境に不安や戸惑いを覚え、毎

日泣いて登園していました。

登園してもほぼ一日泣いてばかり。

入園当初の自己表現の方法としては、とても良

いやり方をしています。

そこで担任はその行為を言葉で認める事にしま

した。

「泣くってとても大切な事だから泣いても良い

んだよ。」

「お母さんに会いたいね。寂しいね。寂しいと

胸が苦しくなるね。」

等と、その都度、色々と言葉を変え、安心でき

る環境を作っていました。

 

 徐々にですが、落ち着いた生活をするように

なりました。

するとどうでしょう! 担任にかけてもらった安

心の言葉を、今度は仲間にかけ始めていたのです。

やってもらっていた心地良い思いや言葉を今度

は仲間にかけてあげていました。

 そしてその時、まだ自分の不安も完全にぬぐ

い切れていなかったのでしょう。仲間をいたわ

る事で自分にも言い聞かせるように、声を掛け

続けていました。

「泣いても良いんだよね。先生!!」と、担任の

共感を求めて!

 

 そのような事を繰り返しながら5月には、一

人立ちをして行きました。

それまでは、ずっと担任の側から離れることが

出来ずにいたのですが、「外で遊んでくるね」

と自らの行動が出来るようにまでなっていまし

た。

 

 【泣く事】を共感してもらえる事で、心にあ

る苦しいモヤモヤを吐き出せているのでしょう

ね。心がすっきりしますと、どの子も自ら一歩

を歩み出していきます。

 

 幼稚園が再開しましたら、どうぞこの

【泣く事】を許容してあげてください。

でも、毎日泣かれたり、暴れたりされると、と

ても心配になると思いますので、その時は、ど

うぞ遠慮なく担任へ相談してください。

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