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園長室だより 12月号

子ども達の育ちの下地には

たくさんのアクシデント体験がありました

 

運動会活動から子ども達が実感した事は

【競争して勝つ事も大事だけど、諦めない

で最後まで頑張る事の方が大事だよ】と、

とても素直な思いで感じ取っておりました。

 子ども達の感じる心・逞しい思い・集中

して行動出来る姿等、器量の大きさを感じ

る事の出来た運動会でした。

 でもこのように、子ども達が力を発揮す

るまでの間には、たくさんの、本当にたく

さんの苦い経験がありました。

トラブルもたくさん!思いがけずのアクシ

デントもたくさん経験してきました。

苦労もなく、すんなり物事が運んだ事はほ

とんどありませんでした。

今回は、そのような姿をご紹介させて頂き

たいと思います。

 

年長児の姿 その1 

 〜大切な物を持って来られなかった!

           どうしよう?〜

 

 春に苦労して手に入れたさつまいもの苗

を大切に育てて、10月中旬にやっと収穫

にこぎつけました。

そして、園庭で焼いも会の計画を。

そこで、ホクホクの焼いもを作るには、新

聞紙やアルミホイル等の道具の必要性に気

付き、お家の方に各々がお願いをして園に

持参する事になりました。

 ところが、何人かは当日その道具を持っ

て来る事が出来ませんでした。

ほぼどの子どもも持参してきていた中でし

たので、「自分だけが…」と小さな胸を痛

めていました。

悩みながらも、その子ども達は、担任や仲

間達と色々と対策を考え、最終的には仲間

達の力を借りる事になり、問題は解決しま

した。

 実は、忘れてしまった子どもの中には

【持って来る事を忘れた】という事より、

【“持って来る日”を勘違いしたため持参出

来なかった】という子どももおりました。

このような失敗体験は、強く心に残ります

ので、学びのチャンスに結び付きます。

悲しい思いはしますが、必ず次に生かされ

ていきます。(ただ、失敗体験を罰にしま

すと、子どもは前向きに動きませんので気

を付けています)ですから、この子も

「持って来られるように、いつやるかも書

いていく!」と、大事な事に気付いていき

ました。

 

 

年長児の姿 その2

 〜“また貸し”してしまった〜

 

次に、子どものコメントと保護者の方のお

便りをご紹介しますね。

 

「ね、お母さん!また貸しって知ってる?

また貸しってね、友だちのおもちゃとか勝

手に貸してって言わないで借りちゃって、

他の人に貸したりする事なんだよ!」 

 

この子は、自分が借りた友だちのおもちゃ

を、借りた友だちに断りなく他の子どもに

貸してしまい、借りたおもちゃが誰の手に

渡ったのか分からなくなり、困った体験を

しました。その事を、上の言葉でお母さん

に伝えていたようです。

 

幼稚園から帰宅してきたゆうとが、私に話

した言葉です。

まさか本人の事だったとはびっくりしまし

たが、同時に思い当たる事が…。

我が家ではお兄ちゃんに「小さい子に優し

くする、おもちゃの貸し借りは仲良くお互

いに使う」と言い聞かせていました。

今回そのスキルが育っていなかったために、

また貸しをしてしまった様子が目に浮かび

ます。

何よりありがたかったのが、ゆうとがひど

く責められず、皆さんのおかげで自分の足

りないところに気付かせてもらったところ

です。 −記・母―

 

幼児期の子ども達は、仲間の大切な物を借

りても、すぐ飽きてしまい、他の子どもに

せがまれるまま貸したりもします。

そして「返して!」と言われて初めて事の

重大さに気付きます。

もうすでにその時には、借りた物は手元に

なく、返せない状態にあります。

貸した子も借りた子も悲しい思いのまま、

どのようにしたら良いのか、打つ手が見つ

からずしょげてしまいます。

そのような時が、大人の出番となってきま

す。

先の忘れ物と同じく、このトラブルも学び

のチャンスとして捉え、生かす方法を子ど

も達と考えていきました。

 【また貸しはいけない事】と、大人の考

えを教え込む事は余りしません。

【なぜこのように双方とも悲しい思いにな

ってしまったのか?】の原因を子ども達と

探っていきます。

一つひとつ、自分達で納得のいく思いに至

るまで話し合いを続けていきます。

すると徐々に原因も理解出来、次はどのよ

うにしたら良いのかの対策も考えられるよ

うになっていきます。

この時子ども達は、辛く、悲しい感情を味

わいますが、頭でしっかり考える機会とも

なります。

そして、問題を解決する事の大切さも学ぶ

機会にもなります。

 先の子どもの言葉からも、その事が伺え

ると思います。

 

 

年中児の姿

 〜物を大切にする!という事とは?〜

 

 2年保育でこの4月に入園したばかりの

えれんちゃん。

5月の苗植えの時の事です。

子ども達は“シャベルと長靴とじょうろ”が

必要と考えました。

えれんちゃんも、早速お家の方に必要な物

を伝え、園に持って来る事が出来ました。

そして持って来られた物を本当に嬉しそう

に担任に見せてくれていました。

そして早速、子ども達と持って来た3つの

物を身に付け、畑に探検へ!(下見です。)

するとえれんちゃんは、まだ何も植えてい

ない畑に「何か埋まっているかも!水をあ

げたら大きくなるかも!」と、何度も何度

も水をあげていたのです。

そして、水やりに満足しますと、使ってい

たシャベルやじょうろを畑のそばにポイっ

と投げ捨て、他の遊びへと移っていってし

まいました。

それに気が付いたのは、進級児のしょうじ

ゆあちゃんとあかりちゃんでした。

えれんちゃんを探し、シャベルとじょうろ

を届けてくれました。

えれんちゃんは、届けてもらった事がとて

も嬉しく、「うわぁ〜!ありがとう!」と、

とても明るくお礼を。

そしてその嬉しい気持ちが高まり、

「お礼に私のシャベルあげる!!」と、本

当にゆあちゃんにあげてしまいました。

ゆあちゃんもそれをとても素直に受け取っ

ていました。

そして、クラスに戻った時。

担任は、【感謝の気持ちでプレゼントをし

た経緯】を皆に話をしてみました。

そして最後に、「えれんちゃん、それ本当

にあげていいの?」「そのシャベルは、え

れんちゃんのお父さんとお母さんが一生懸

命働いて貯めたお金で買ってくれた物だよ

ね。そんなに簡単にあげちゃって大丈夫?」

と伝えてみました。

えれんちゃんは「いいの、いいの!だって

届けて持って来てくれたんだから!」と感

謝の気持ちを伝えています。

そしてゆあちゃんはとても大切にシャベル

を持って帰りました。

でも、ゆあちゃんのお母様は“本当にもらっ

てもいいかどうか”を話し合って下さり、そ

の結果、えれんちゃんに返す事を決め、今

回の事は収まりました。

ところが、まだ入園したばかりのえれんちゃ

んは、まだ物の管理が難しい日々が続いてい

ます。

そこで今回の機会をどのように生かしたら良

いのかを探りたいと思い、2人のお家の方に

事の経緯を説明し、えれんちゃんが本当にシ

ャベルが必要だと思う時まで担任が預かる事

にしました。

 その後さつまいもの苗植えや他の苗植えの

機会がありました。

でもえれんちゃんは「シャベルがないなら、

手で掘ればいいんだ!」とシャベルの必要性

は感じてはいませんでした。

 そして10月になりました。芋掘りの時期

です。

その時もクラスの子ども達に必要な物を確認

しました。

子ども達は【シャベルと長靴】と考え、それ

家から持って来る事になりました。

するとその時、えれんちゃんは担任の元へや

ってきたのです。

えれん:「あのね、私シャベルがないの。返

してほしいんだ。」と。

―やっとチャンスがやってきました。

担任:「そうか。自分のシャベルがなくて

困っていたんだね。自分の物を大切にするっ

てどういう事か、一日考えてみてくれる?そ

して、明日、考えた事を教えてほしいんだ。」

と、一日の間を置く事にしました。

えれん:「分かった!」と、明るく。

 

〜次の日〜

当園すると、まっさきに担任のところに来て

えれん:「愛実先生!考えてきたよ!あのね、

自分の物は色んなところへポイポイしたり、

人にあげたりしない。大切にする。だから、

シャベル返してほしいんだ。」

と、とてもしっかりと考えてきた事を伝えて

くれました。

本当に嬉しくなりました。

担任:「えれんちゃんは、どうやったら自分

の物を大切に出来るかしっかり考える事が出

来たね。大切な事に気付けて良かったね。

これからは、自分の物は大切に出来る子ども

になれるね。」と、伝えました。

 

〜そして、別の場面の時です〜

あかりちゃんが、家から持ってきたバッチを

友だちにあげようとしていました。

その姿を見て、えれんちゃんがしみじみと。

「簡単に自分の物を人にあげちゃだめだよ。」

と、伝える姿がありました。

 

      ★

 

嬉しい気持ちを物に託してプレゼントをする

事は、悪い事ではありませんね。

でも、プレゼントをしても良い物・プレゼン

トをしても良い時、そして今回の様に物の管

理を学ぶ機会等と、状況によって【考えて判断】

をしなくてはいけない時もあります。

まさに今回の経験は、それに気付く良い機会で

あったと思いました。

 

 

年少児の姿 5月頃 

〜勝手に他人の物に手を出してしまいます〜

 

 入園して1ヶ月も立ちますと、自分の周りに

仲間が居る事に気付き始め友だちの名前も出て

きます。

そうしますと、仲間がやっている事が気になり

出し、自分も同じ様にやりたいという思いも強

くなってきます。

でもその頃はまだ、相手の立場の理解等考える

気持ちが育っておりませんので、当然そこには

トラブルが生じてきます。

「だめ!!」と拒まれ、しょげてしまう子も。

でも、自分のやりたい思いを引っ込められず

「私だってやりたい!!」と、プンプン怒り出

し、勝手に奪ったりも。

 やはり年少児もそのような時は、育ちのチャ

ンスです。

ですからトラブルが起こる度、個々の子ども達

に“何をしたかったのか?”を確認しながら各々

の思いを言葉にして、気付くチャンスにしてき

ました。

さらに、トラブルが生じる度、その付近にいる

子ども達は目や耳を傾けて推移を見守ってくれ

ます。

ですから他の仲間のトラブルでも、自分の事の

ように実感し、そこからの学びもとても大きい

ものがあります。

          ★

 

 このように、これまで子ども達は思うように

いかない現実・優しくされて嬉しかった思い等、

心で感じる体験をいっぱい重ねてきました。

そしてその時、子ども達は頭もいっぱい使って

“考える”という大切な事を同時に体験してきま

した。

 

幼児期の子どもは、自らの体験を得る事で、辛

い体験・悲しい体験も全て含めて、心と頭、そ

して身体の栄養になっていく事を子ども達から

感じさせてもらっています。

           ★

 

 でもやはり、幼児期の子ども達はまだまだ生

活体験が少ないのが現実です。

ですから、変な事もたくさんやります。

大人から見ますと、たくさんのおかしい事をや

り続ける事でしょう。

そしてそれを楽しめるのも、幼児期の子ども達

です。その、たくさんの変な体験をいっぱい積

み重ねる事で大切な体験に気付いていってくれ

る事でしょう。

 

先日、年長組の子ども達が参加してきた

「太白地区老人クラブの豊齢寿まつり」の写真を

主催者の方より頂きました。

子ども達の様子を少しずつですが、ご紹介いたし

ます♪

 

〜合唱の様子〜

 

〜コマ回しの技を披露した4名〜

 

〜一輪車乗りの技披露の様子〜

 

 

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