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園長室便り 5月号

集団の場は楽しいところ

その第一歩がスタートしました

 

新入児のお子さんにとって初めての

集団生活が始まりました。

 

1日目   予想通りです。

 

「たのしい幼稚園のはずなのに・・。」

「こんなはずじゃなかった!!・・」等

という、子ども達の心からの叫びの声が

あちこちで起きていました。

「ママから離れるのやだー!!」

「ママと一緒がいいー!!」

「どうしてママは帰っちゃうのー!!」

「皆が居るからうるさくていやー!!」

等々。

精一杯の思いを全身で表現しています。

 人生初の葛藤体験ですね。

自分の心と闘っている子ども達が沢山い

ます。

ですから、私たちも全身で関わっていま

す。この子ども達の初の体験を成功体験

に結びつけていく為に、少しでも子ども

達の心に近づくための関わりを模索しな

がら。

抱っこやおんぶで落ち着く子もいれば、

側に寄られる事さえ拒んでしまう子も

居ますので全て個別の対応です。

「なぜ、大切なママと離れなくてはいけ

ないのか!!」と、納得が出来ていない

ので当然の表現ですね。

何も間違っておりません。

 園中響き渡る程絶叫に近い大声で思い

のたけを表現しています。

ストレス発散の最高の手段を行使してい

ます。

でも、その状況は1日、又は数日で事情

を飲み込む余裕が生まれてきます。

朝、親と離れなければならないけど、

必ず迎えに来てくれる事実の理解

幼稚園は親と一緒にでなく、子どもだ

けの世界であること。』等の理解に繋が

れば子どもは落ち着いて行きます。

 大泣き体験は、決して無駄ではありま

せん。自分が置かれた状況を自分で実感

して納得する体験になっていきますので。

 

         ●

 

2日目・3日目・4日目と、少しずつ新

しい環境を受け入れ始めるお子さんが増

えてきます。

そして、泣き方や泣く時間にも変化が出

て来て幼稚園の楽しい所へも目が向き始

めて来ます。

 

これまで不安や悲しさの余り、自分の事

だけで精一杯だった子ども達も、4月後

半頃には、いつも側に楽しい仲間が居る

現実にも気づき始めます。

そうしますと、周りの仲間や様々な環境

に目配りする余裕も生まれて来ます。

そして、行動範囲も広がり、楽しいと感

じた事にはどんどん入り込んで行く事で

しょう。

 

この様に子ども達の行動に変化が出て来

ますと、次に起こりますのは、トラブル

やアクシデントです。

徐々に子ども達の行動が活発化しますの

で当然のことですね。

 

5月中旬頃になりますとさらに。

喧嘩など、仲間関係の中での衝突が多く

なって来ます。

この衝突も、これまでお伝えしてきまし

たように、成長の証ですので育ちのチャ

ンスと捉えています。

物の奪い合いをする』『手が出る

逆に不必要な我慢をしてストレスを溜

めてしまう 等々、楽しさを実感する

どころか、辛く悲しい思いを味わう体験

が先になってしまう事もあります。

 しばらくは思う様にならない現実の

体験をする事になるかと思います。

これは、集団生活の中でしか味わう事が

出来ませんので、この様な状態になった

時は、1つ1つの出来事に対して丁寧に

関わって参りたいと思っております。

 トラブルやアクシデントはとても辛く、

嫌な思いをする体験ですが、確実に子ど

もが自分の事として実感できる体験です。

そして、とても有り難い事に、幼児期の

子どもはとても素直に目の前で起こる事

態に向き合います。楽しい事も、辛いこ

ともです。ですから、悲しい体験を目の

前にした時に“辛い思いをしない様にす

るためにはどうしたら良いのかを考えて

みようね。” 等と、考えるチャンスを

作る様にしています。

実に素直に耳を傾けてくれる子ども達で

すので、1つ1つの事態が生じる毎に一

緒に考えていく経験として積み重ねて行

きたいと思っております。

 

このような他人事ではなく自分事での経

験を生かしていきますと、確実に子ども

達は自分で力をつけて行きます。

相手の気持ちの理解

問題解決のやり方を覚える

努力することの大切さに気付く

仲間と一緒に行動すると、より楽しい

思いが出来る事等、とても高度な心の

成長に結びついて行きます。

今はまだ集団生活がスタートしたばかり

ですので、ずーっと先の成長の姿になり

ますが、今起きている小さな小さなトラ

ブル等も成長に結びつく様生かして参り

たいと思っております。

 お子さんにご心配な姿が感じられまし

たら、遠慮なく担任にご相談下さい。

 

        ☆

 

さて、次に進級児のお子さんの姿を少し

紹介したいと思います。

幼稚園生活が慣れているといっても、や

はり新入児のお子さんと同じく不安から

スタートするお子さんも沢山います。

でもそこにはやはり、先輩です。

その不安を押して、懸命にお世話の意識

を強く持って新入児達を支えてくれてい

ます。

 

4月10日   

−進級児のみ登園日第1日目ですー

 登園するなりきこちゃんは庭で子ども

達を出迎えた私に、とっても嬉しい言葉

を掛けてくれました。

「今日も頭でちゃんと考えます。」と。

これは始業式の日のあいさつで私が子ど

も達に伝えたかった思いの1つでした。

拙い私の挨拶の中から感じ取ってくれた

事に本当に感謝でした。

 

 

4月12日

 年長みおちゃんは、春休み中も毎日自

宅で一輪車の練習を頑張っていたようで、

今日は合格しそうだからと、担任に一輪

車の乗り方を見てもらっていました。

実は自転車コースのトンネルから裏の黄

色い門までの33mの距離を地面に足を

着く事無く走り切ると合格となります。

自分でも成功する手ごたえがある様で自

信を持って臨み、見事合格。真剣な表情

から、満面の笑みに。努力が実った瞬間

でした。そして、そのすぐ後に、発した

みおちゃんの前向きな姿勢にまたまた感

激でした。

「一輪車が年長になってすぐ成功したか

ら早い。(思っていたより早く成功出来

た)次、何やりうかな!!」と、力強い

思いが。 

頑張る事の意味や目的を持つ事の楽しさ

を感じているのだなーと思いました。

進級してからの姿をみおちゃんのお母様

からお便りをいただいおりますのでご紹

介したいと思います。

 

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 実はみおちゃんと同じ様に、春休みに

自分で挑みたいものを頑張っていた子ど

も達が沢山おりました。

ですから、今年度も始まってすぐから一

輪車や自転車の練習に力を入れている子

ども達です。

入園式にご紹介致しました、年中かえで

ちゃんもその一人です。

 

 年中、先輩のかえでちゃんは新しいク

ラスに不安を抱え、それを担任に共感し

てもらうと、春休みに努力していた一輪

車乗りの話をしてくれるまでに安定して

きました。

  

担任:「成功するまでよく頑張ったね」

と共感。

 

かえで:「諦めないで頑張った」と実感

を込めて。

      

「ピンク帽子の時(年少)、自転車は乗

れるようになった。今度は一輪車を頑張

りたい。

そして、二学期なったら、皆に見せ

(発表会)様になりたい、それまで練習

いっぱい頑張る!!」

 

 不安な中でも一歩踏み出す勇気をもっ

と、自分の力で前進していくのですね。

そして、

努力すると成果がついてくること 

目的をもって行動する楽しみ 

先を見通した行動を取る 

等の心の成長にとって大切な事をかえで

ちゃんは年少の1年間で学んでいました。

 

 そして、こんな事も。

幼児時期の子どもは好奇心がとても旺盛

です。何でもやりたがるのです。

先生たちはそれを大いに活用して、子ど

もの成長を支えています。

 春。一斉に芽を吹きだした草花。

そして、活発化する小動物たち。カナヘ

ビも広い庭のあっちこっちで我がもの顔

でちょろちょろと動きまわっています。

そこには当然子ども達の目が注ぎ込まれ

ますね。

それを逃さずモーションを掛けますと、

すぐやる気を起こす子ども達です。

 

つくしやたんぽぽ、ふきのとうなど春の

野草に目を止めた子ども達。

食べられる野草の事を伝えますと、

「やりたーい!!」と目が輝き始めまし

た。

そこで、必要材料や道具等料理する為の

話し合いが始まりました。もちろん。

やりたい思いが強いので、実行するため

に必要な物をお家の方へ頼んでみる!!

ととても意欲的な子ども達です。

(沢山のご協力をありがとうございます。)

必要な物を持参した子ども達から料理体

験をしているところです。

 

 きほちゃん、あいのちゃん、あんなちゃん、

まゆかちゃん、みゆちゃん達はふきのと

うを摘んで「バッケ味噌」づくりへ。

味噌は担任が用意しています。

ふきのとうはもう大きくなり過ぎています。

よーく観察をして【食べらっれる所はどこか】

【痛んでいる所はどうするか】

料理をする時には綺麗に洗って。と、葉脈

までとっても丁寧に手を入れています】

そして、その時、食する事が出来るものと

出来ないものを確認したり、料理して口に

する時は必ず大人に確認してもらう等大切

な事も学んでおります。

さらに、野草各々の葉の形や味の違いにも

気づき、よもぎは味噌とは合わないので美

味しくない等、よく観察したり実験をした

りしてその違いなどにも気づいて行ってい

ます。

 

子ども達と庭を散策しながら、野草や木々

の花を観察をしていました。

去年、理事長が植えたばかりの桜の木があ

ります。もう花も散り、葉っぱが沢山見え

ていました。

まだ木の高さは50cm位にしかなってい

ませんので子どもの背の高さからもよく見

え、触ってもフワフワ感が感じられます。

私が、「この葉とっても柔らかいので食べ

られるね」と呟きましたら、側でそれを聞

いていたあんなちゃんが「私も食べたい」

と即反応してくれたのです。

 

春の草花・木々に本当に敏感に反応し目を

輝かせてくれる幼児期の子ども達は本当に

素直で行動的です。

てんぷらにしたり、油炒めにしたり、と春

を味わいながら【考えて行動をとる楽しさや】

【新しい仲間との繋がり】を深めていると

ころです。

 

                🔴

 

そして、先輩としての行動も。

4月16   −新入児登園日1日目―

 新入児は登園してすぐ、親御さんから離れ

なければならない現実に戸惑い、不安だけが

大きくなり、大泣きの子ども達が次々と。

私がおんぶしている年少児も「ママー、ママ

のところへ行くー」と大泣きに。

すると、登園してきた年長きこちゃんがすぐ

寄って来てくれ、「やっぱり、初めて入った

子は怖いんだよね。」と呟きながら、その子

の頭をなでてくれていました。

そして、毎日それを続けてくれています。

 

417   ―新入児登園日2日目―

 新入児は親御さんから離れる不安。そして、

集団の場では、これまで自分一人の手でやっ

たことのない様な事がたくさんあって、その

1つ1つにも戸惑いを感じています。

 年少女児も。シール帳に貼るシールが思っ

た様に上手に出来ず失敗。上手く出来なかっ

た事に悲しく、辛くなり大絶叫。

その後も自分のやる事が上手く出来ない時に

大絶叫を繰り返しています。

(大声で泣けるっていいですね、この年齢が

1番やり易い表現方法です。)

何が上手くいくかいかなかったのか本人も定

かではなく、担任から声を掛けられても上手

く説明も出来ません。

泣き声が部屋の中に響き渡っています。

担任が色々と状況を察して声を掛け続けます

と、「うさぎ、うさぎ」と単語で心の思いを

表現することもあります。

 

 そのパニックになっている姿に側にいる先

輩達も心を痛めてくれ、担任と同じ様にあら

ゆる場面を察して声を掛け続けてくれていま

す。

担任や先輩達のやり取りはお部屋に居るクラ

スメート達の視野にもしっかりと入っていて、

同じように優しい声を掛けてくれる子ども達

が出て来ました。

先輩がしてくれた様に背中をさすってあげた

り優しい言葉を掛けてあげたりと。

すると、大泣きしていた女の子も「ありがとう」

と涙ながらに返事も。先輩達、クラスメート

達そして担任の気持ちが少しずつ染みわたって

来たのでしょう、徐々に会話も成立するよう

になりました。

新入児は感情を言葉にして伝える、というや

り方がまだわかっておりません。

でも、そこに先輩達が色々と気持ちを察して

くれ新入児の思いを引き出してくれています。

そして、それを側で見ている同じ新入児達も

そのやり方をとても素直に行動に表し、悲し

む仲間を受け入れてくれています。

優しさが繋がっていっていますね。

 

 新入園児登園日2日目に入りますと、ほん

の少しですが新入園児も慣れてきて、不安な

思いを卒業し自己主張を強く押し出す子ども

も出て来ます。

「もうお家に帰る時間だから、片付けてね」

と優しく声を掛けてくれる先輩達。でも、

新入児にはその声は全然届いていません。

「いやだ!!」と猛反発。

「お片付けなのに・・」と何度も伝えても、

分かってくれるどころか、手をあげたり、

砂を掛けたり・・と、やりたい放題の年少児。

それでも、やり返しもせず、説得を続けてい

ます。とうとう悲しくなって、辛く、涙に。

そろそろ大人の出番です。

「新入児の年少さんは皆の話を分かってく

れる?」

「全然分かってくれない。おこってしまう・・」

と先輩達。

「そうだね。まだ、幼稚園の事が理解出来てい

ないね。

皆は一生懸命頑張ってくれたね。ありがとう。

今度は大人の出番だね。いくら先輩でも難し

い時は大人が力を貸すね。辛い思いをさせて

ごめんね。」と、お世話のバトンタッチをし

ました。

次の日も、また次の日も。先輩たちは諦める

事無く、新入児のお世話を続けてくれていま

す。手を出されても黙々と優しいしぐさで。

今、幼稚園は先輩達に支えられて、何とか

集団がまとまっています。

頼もしい先輩達ありがとう。

 

| 園長先生のコラム | 16:50 | - | - |

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