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園長室便り12月号

里帰りコンサート

 

卒園生の子ども達による「里帰りコンサート」

が開かれました。

沢山の子ども達が在園中から、又は卒園して

からと個々に楽器の練習をし、楽しみながら

その腕を磨いています。

 そして、時々里帰りをしてコンサートを開

いてくれます。

今年も2回、その機会を頂きましたのでお知

らせしたいと思います。

 

1011 

 ピアノとヴァイオリン・フルートのコンサート

 

  小学1年生の村上舞ちゃん

  小学5年生の中村和ちゃん

  小学6年生の村上華ちゃん、土浦たくみ君、

  中学3年生の村上遼君

 

 曲名

  大きな古時計・バッハのドッペルコンチェルト

  風になりたい等

  他7曲を披露してくれました。

 

1113 

 ドラムのコンサート(ジャズドラム)

 

(残念ながら年長児は時間が取れず

 参加出来ませんでした)

 

 小学校2年生の相田真慧くんです。

 

 曲名

  ルパン3世・マトリックス・デザイヤー等、

  約1時間演奏をしてくれました。

 

 この演奏会を開いてくれた卒業生ですが、

在園中に園内で行われましたプロの方の各種

コンサートや、今回の様な里帰りコンサート

に触れ、同じようにやってみたいと音楽を習

い始めたお子さんもいました。

子ども達は演奏者の奏でる思いに素直な心で

音楽を受け取っているのですね。

 その子ども達の素直な思いをより豊かに育

むためにも里帰りの子ども達も含め、プロの

方の文化的な芸術の提供はとても大切と感じ

ております。

 

 

卒園生による

ピアノとヴァイオリン・フルートのコンサートの様子

 

 

 

 

 

 

卒園生による

ジャスドラムコンサートの様子

第一部 年少鑑賞会

 

 

第二部 年中鑑賞会

 

卒園生の皆さん、素敵な演奏会を開いて頂き

ありがとうございました♪

 

 

 

お楽しみ会

 

園行事・運動会に引き続き、12月開催の

お楽しみ会」の行事でも、子ども達は大きな集

団の中での活動に取り組んでいます。

 園全体・学年全体と幼児期の子ども達にとっ

て集団が大きくなればなる程とても難しい活動

になります。

相手の立場に立って考えたり、全体的な大きな

活動の流れ等を把握したり、と、自分の思いを

しっかり持った上で他の人の立場を考えた行動

を取る事が要求されるからです。

 でも、この難しい活動を経る事で子ども達の

考え方・行動のとり方に積極性が見られてきます。

もちろん、とても難しい課題ですので保育者た

ちの支えがとても大切になってきます。

個々の子どもの成長にどう関わって行ったらい

いのか、日々考えながら行っている所です。

 

 この、大きな集団で活動を行うには、個々の

子どもの育ちが基盤にありませんととても難し

いものがあります。

それは個々の子どもが<考える事を楽しむ>

とか <自らやりたい事は最後までやり切ろ

うという気持ちを持つ>とか 

<自分の事だけではなく他の仲間の事も考え

て行動を取る> 等の意識を持って行動が出

来る様になるという事です。

どの子どももこれらの意識が持てるようにな

りますと、今回の様な大きな集団の中でもそ

の力を発揮することが出来るようになります。

2学期も後半となり子ども達は、これまでの

自分の遊びの中や友だちとの遊びの中で上に

あげた様な育ちを見せてくれるようになりま

した。

まだまだ成長過程の子ども達ですがその下地

は出来ていると感じています。

ですから、今回のお楽しみ会の取り組み中も

子ども達から沢山の感動の姿を味わせてもら

っています。

 

 年長児の姿を少しだけですがご紹介します。

すでにクラス便りや学年だよりでこの行事に

関しての取り組みの様子をお知らせしてあり

ますが、その中から1つ。

 子ども達は昨年までの先輩達の姿がしっか

りと心に残っている様で「お楽しみ会」では

自分達も頑張りたいと劇活動を希望しました。

そして、何をテーマにやりたいのかも沢山の

話し合いで決めていきました。

してテーマや題材が決まったところで配役

の問題が出てきたのです。

何しろ、3クラスで1つの劇に取り組むのです

から、誰がどの役を担うのかを決めるという

事はとても難しいものがありそこからまた新

しい学習が始まります。

ですから1つの役に希望児が偏ってしまうと

いう状況が沢山出て来ます。

子ども達は問題解決の為にはどの様にしたら

良いのかを考え始めます。皆真剣に。

そして、オーディションをしてその中から適

役の子ども達を選んでいくという方法を選び

ました。

ですから、そのやり方に皆集中し始めます。

その様な中で子ども達は表現を大切にす

るという事を強く意識するようになっていき

ます。

 

 年長児は「きんのことり」を劇の題材に選

びました。

その中の北風と黒猫の役も希望者が多くそこ

にメンバーが集中してしまいました。

「どうやって決めるの?」と、とても悩みま

した。

そして、「じゃんけんは嫌だから、後悔しな

いやり方にしようね。だから決めるのも自分

の手でやろう」と子ども達。

そして、オーディションで選ぶ方法に決まっ

たのです。

まさかず君も前から黒猫役に憧れ、やりたい

役と決めていました。

そして、オーディションで決めることになっ

てから、何やらノートに記録を取り始めてい

ました。オーディションでやる表現の内容は

「震える黒猫」と「葉っぱから顔を出す黒猫」

です。

この2つの表現をみんなの前で行うというもの

です。

この課題の元にまさかず君は自分なりの考え

で準備を始めていました。

ノートには「嬉しい猫20」「かなしい猫20」

「葉っぱからとび出す猫20」と3つの場面

毎に練習する回数の記録が書いてありました。

まさかず君の取った行動は選ばれるための対策

を考え、そのために努力するという行為でした。

そして、途中で辞める事無く集中して自分に課

した表現に真剣に取り組んでいたのです。

その姿は周りの仲間達にもしっかりと届いてい

ました。

「まーちゃんすごいね。さっきからずっと頑

張っているね。」

「オーディションで頑張れるように練習して

るんだよね。凄い!」

と次々にエールを送ってくれています。

 

 まさかず君の真剣な姿は仲間達の共感を呼

び、互いに認め合い子ども同士で育ち合って

いたのでした。

でも残念ながらまさかず君の希望は叶いませ

んでした。 

そして、他の子ども達も同様、自分の願いが

叶う事がなく複雑な思いを味わっていました。

まさかず君の様に他の子ども達も自分の方法

で対策を考えオーディションに臨んでいたの

ですが。

でもやはり、皆の前で表現することには、不

安があったり、緊張感を覚えたりと、力が出

せずに終わってしまう事も沢山起きています。

 

 でも、ここからが子どもの素晴らしい所です。

選ばれなかった仲間達に対して、

「堂々とやれていたよ」「よく頑張ったね」と

その場で真剣に表現していた仲間をちゃんと自

分の言葉で認めています。

ですから、願いが叶わなかった子ども達も

「一生懸命頑張ったけどダメだった、でも皆が

頑張れって応援してくれたのは嬉しかった。」

「悔しいし、残念に思う・・」

「自分の考えた事を皆に見せられてよかった。」

「最後まで諦めないでやれてよかった。」

「頑張ったね。凄いね。って言葉をかけてもら

えて嬉しかったし、頑張ったからそう言っても

らえたんだと思う。」と自分の思いを素直に言

葉にして振り返えり、今の自分の事をしっかり

と受け止めていた子ども達です。

ですから、気持ちを切り替えて次の配役へと前

向きになっていたのです。

そして、更に素敵な姿を見せてくれました。

「○○ちゃん、とっても上手だったよ。北風の

子おめでとう!」と、選ばれた仲間にエールを

送ったり、「これから頑張ってね。応援してい

るからね。」と、激励まで。

本当に素直で心優しい子ども達です。

 

 子ども達は、<仲間たちが頑張った姿を認

めてもらったこと><自分もいい加減にで

はなく、自分なりに努力した上での結果であ

る事>を実感し、自分の気持ちと折り合いを

つけて先に進んでいく!!という逞しい姿を

見せてくれたのでしょう。

大人でも難しい「葛藤を乗り越えて先に進む」

という事を子ども達は体験で学んでいるので

した。

 

 お楽しみ会は、舞台上で表現する事はもち

ろんです。が、それだけが目的ではありませ

ん。オーディションの1つの場面の中でも見

られました様に、<問題が目の前に起きた時

の対策の立て方を考えたり、それをクリアす

る為の努力をしたり>又、<仲間と支え合っ

て難しい事も乗り越えていったり> <最後

まで頑張る事>等の成長を常に念頭に置いて

子ども達と関わっております。

それを大きな集団の中で実行に移します。

ですから、とても難しい活動となります。

その難しい活動に子ども達は全力で取り組んで

いる所です。

このように、子ども達が前向きの姿勢で活動に

取り組めるのも保護者の皆様がお家でお子さん

方を支えて下さっているお陰です。

そして、衣裳の製作まで、お子さんの思いをか

なえて下さって、本当に有り難いです。

感謝申し上げます。

 

 さて、年少児です。上の学年の子ども達の表

現活動を鑑賞するという形でこの行事と関わっ

ています。

運動会同様、上の学年の子ども達の真剣な取り

組み方に触れる事で、『頑張る事の意味』

『表現する事の楽しさ』を学んでいます。

そして、こんな事も。

上の学年の手を抜いた表現には厳しい目も注い

でくれています。「ふざけていて分からなかった」

「何をやっているのか分からなかった」等とし

かり見てくれています。これは次年度に繋がっ

いく姿かと思います。

 直接的な活動の参加の仕方ではありませんが、

よく観る目を持っている年少児は上の学年の発

する思いをしっかりと受け止めてくれています。

 

 

お楽しみ会 総練習の様子

年長合唱

年中・年少さんがお客さんとして見に来てくれました。

 

年長劇「きんのことり」

 

 

 

年中総練習 合唱

年長・年少さんがお客さんになってくれました

 

年中劇 「にじいろのさかな」

 

 

劇の練習を見終わった後に年少さんが感想を話してくれました。

 

 

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