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園長室便り 6月号

先日、10日間に渡る家庭訪問も無事終了致し

ました。お忙しい中お時間を割いていただき、

本当にありがとうございました。

各担任が、じっくりとお家の方とお話させてい

ただいたことを、全職員で今後の保育に生かし

て参りたいと思っております。

 

 

〜泣くことの意味〜

 

1番手軽で簡単な表現手段

=泣くこと=

 

年度当初は、特に泣く姿が多く見られます。

新入児だけではなく進級児もしかりです。

全てが新しい環境からのスタートですので、当

然の事です。

新しい環境はその楽しさはあるものの、不安や

心配の方が大きく感じますので、それを解消し

ようと子どもなりに考えた手段の1つが

“泣くこと”かと思います。

 毎朝泣いて登園したり、家でも思い出しては

泣いたりと、親御さんに心配をかけているので

はないですか。泣く行為ではなく、言葉で表現

してくれれば、お子さんの心の思いもすぐに伝

わり、手のかけ方も容易となりますが、ただ泣

かれても、何が不安なのかが伝わらず親御さん

の心配も膨らむばかりですね。

それも毎日となるとイライラもしてしまいます。

 

 さて、“泣く”行為ですが、大人は表立って

は泣けなくなってきますが、幼児は思い切り泣

けますね。周りを気にせずに。

ですから、幼児期の子どもにとってとてもやり

易い表現方法が“泣く”行為とも言えます。

そして、泣くこと事態が多くは声を出しますので、

心の発散にも繋がっていき、泣くことで何だか

気持ちが楽になる事があります。

子ども達を見ていますと、泣く行為は決してマ

イナスではなく、むしろプラスになっているこ

とに気づきます。

 

入園当初によくみられるのは、「泣くと叱られる」

・「泣くこと=いけないこと」と認識している

姿です。状況によってはそれが必要なこともあり

ますが、幼児期の子どもにとっては、泣くことを

制限されると、不安感がより一層増したり、自分

で課題を乗り越えようとするエネルギーがわかな

い場合が多く見られます。

ですから、園では「泣くことは決して悪いことで

はないから、辛かったり悲しかったりしたら、思

い切り泣いていいからね。」と、許容することか

ら始めるようにしています。

すると、子どもは安心感を覚えるようで、落ち着

いた頃、泣いた時の思いを口にしてくれます。

泣く原因がはっきりせず、ひたすら泣きたい時も

ありますので、その時はその思いを受け止めるだ

けにしています。

「なんだか、はっきりしないけど泣きたくなっち

ゃうこともあるものね。」等と。

 泣きたい思いを吐き出し、それを受け止めても

らうと、子どもは自分の思いを先へ進めます。

そして、泣く原因を自覚出来たら、その対策を考

えたり“泣く行為”だけでは自分の気持ちが伝わ

らないことに気づく機会になったりもします。

さらに問題解決の仕方も覚えていきます。

“泣くこと”は、結構学びも大きいのです。

 

ですから、この“泣く”という行為を奪ってしま

うと、いつまでも“泣く”行為から抜けられず長

引いてしまいますね。

子どもは、「泣いてダメ!」と言われても、必死

で探した表現方法ですので、泣けてしまうようです。

別の表現手段を考えて乗り越えるエネルギーがわ

いてこず、「ダメ!」と言われた方法でしか表現

出来なくなっています。

いつまでも、泣く手段から抜け出せず、そこにし

がみつくことしか考えられなくなって辛く、悲し

い状況が続いていきますね。

“泣くこと”で表現する方法から、“別の方法で

乗り切る”という新たな方法・手段を考えて、成

長していくという事が遅れてしまいます。

年齢的にも、思い切り泣ける時期ですので、その

子の表現手段を許容した方が乗り越えるチャンス

を沢山つかむことが出来ます。

子ども自ら新たなやり方を自らの手で探り出せる

力にもなっていくので泣くことはとても大切なこ

とかと子ども達の姿を見ていて感じます。

 

*************************************

 

「悲しいのかな?ママと離れて寂しいのかな?

でも、幼稚園は、泣いてもいいんだよね。

泣きたい時は、泣いて良いんだよね。」と、進級児。

 

これは、今頃の時期に毎年見られる光景です。

入園当初は、泣いて登園する子が沢山。

今日も涙顔で登園してきた新入児です。

涙がとめどなく溢れ、とうとう床に座り込んで

まいました。

担任も傍で気持ちを共感しています。

その気配に子ども達は直接声を掛ける行動はと

ませんでした。

付かず離れずの距離感で見守っています。

そして、進級児はそっと担任の傍に寄り、上の

葉で仲間の事を心配してくれていました。

 

先輩たちも“泣くこと”を許容し、感情を表に

すことを受け入れてくれていました。

1年前にやってもらった様に。

 

 ★   ★   ★   ★   ★   ★

 

〜これからたくさん起こるトラブル〜

 

☆勝手に仲間入りして叱られた

☆自転車遊びの途中で別の遊びへ。戻ってみたら

 他の子が使っていた

☆自分が座りたいイスに他の子が座ったのでギリ

 ギリお尻で押したら押され 返されて尻もちを

 ついた

☆自分の虫かごに、側にいた子が捕まえた虫を勝

 手に入れた等々…。

 

         ●

 

けんちゃんはくみちゃんと、手作りの果物を使って

「隠して遊ぼう!」と、“色々な場所に隠しては見

つけ出す”という遊びを楽しんでいました。

とても楽しそうに!!側では、さとしくんが面白そ

う、一緒にやりたい!!と、仲間入りしたい気持ち

、ジーっと見つめていました。

けんちゃんが道具箱に果物を隠し、くみちゃんがあ

ちこっち探していた時です。

隠した場所を見ていたさとしくんが、

「ここだよ。この中だよ!」と、“隠した場所を教える”

という形で仲間入りをしてしまいました。

当然、“隠しっこ”を楽しんでいた2人は、遊びを

邪魔されたと、とても不快な思いになりますね。

やはり、「やめて」・「勝手にしないで!」と、ト

ラブルとなりました。

楽しそうだからやったのにと、叱られたさとしくん

面白くありません。怒っています!!

 

           ●

 

こうじくんは、自転車に乗って楽しんでおりました

が、虫探しをしている子どもが目に入り、楽しそう

だと寄っていきました。自転車は庭に置き去りに。

そこへ、その自転車に憧れを持っていたまことくん。

それが目に入り、側にいた担任に「あれに乗りたい!」

と意思表示。

「誰も乗っていない自転車だね。使っていないので、

どうぞ。」と同意。

ルンルンと去って行ったまことくんでした。

しばらくすると、先のこうじくんが戻ってきました。

ところが自転車は置いた場所にはなく、あたりを

キョロキョロと。まことくんの姿を見つけると、

「僕のだ!」と、声高に。

まことくんは、しょんぼりし「自転車とられた〜。」

と担任へ。

このような、トラブルがこれから沢山起きますね。

でも、5月中旬頃までは、このようなトラブルは

あまりありませんでした。

仲間への意識がまだ薄かったからです。

でも、仲間の存在が楽しくなり、関わりも深くなっ

てきますと、その分沢山のくい違い・勘違いが生じ、

トラブルが生じてきます。

“叩かれた・いじわるされた・仲間に入れてもらえ

ない・自分がやりたかったのに…。”

等と、仲間と関われば関わるほど、思うようになら

ない現実に悩む事が増えてきます。

子ども達は、人と人と関わるスタートラインに立っ

たことになりますね。

広場5号の中でもお伝え致しましたが、このトラブ

ルが起きるたびに育ちのチャンスとなるよう、関わ

って参りたいと思っております。

 

           ●

 

さて、けんちゃん・くみちゃん・さとしくんのトラ

ブルでは、双方が各々感じた思いを言葉で伝えられ

るよう、担任が橋渡しをしました。

さとしくんは、けんちゃんとくみちゃんがやってい

た“隠しっこ”がとても楽しそうでやってみたくな

った気持ちを。

そして、けんちゃんとくみちゃんは、“隠しっこ”

を楽しんでいたのに勝手に教えられてしまった不快

な思いを。

それぞれの思いを口にして相手に伝えました。

やっと相手の思いに少しですが気付きます。

そして、トラブルには互いに理由がある事が分かっ

ていきます。

 

子ども達は現場で、このような共通の経験をいっぱ

いしていきますので、徐々に各々の思いが伝わるよ

うになっていきますね。

ですから、トラブルの原因にも気付きますし、どう

したら互いに不快にならないで遊べるかの問題解決

も子ども達で探し出す機会ともなっていきます。

そして、言葉が足りないと、相手には自分の思いが

伝わらないという、とても大切なことを学ぶ機会に

もなります。

 幼児期の子どもは、どの子も自分の思いだけで、

すぐ行動に移してしまいます。

相手の思いを考える余裕はなく、ひたすら自分の思

いだけを優先して、しゃべったり、行動を起こしま

すので、トラブルは当然の結果かと思います。

 

 この年齢の子ども達は、この言葉の使い方がまだ

まだ未熟ですのでその結果のトラブルをたくさん起

こします。

ですから、その度に一呼吸を置き、言葉の使い方を

経験で学んでいけるようにしていきますと、

<頭の中でしっかりと考え、言葉を組み立てて、相

手に伝わる言葉を巧みに使う事>が出来る様になり

ます。そして、その時<相手の立場まで考えられる

思いやりの心>も共に育ちますので、心も豊かにし

てくれますね。

 

 6月にも入りますと、小さなトラブルが沢山起こ

ります。そこから学ぶ大切な時期ともなりますが、

親御さんにとってはご心配なことも沢山出て来るか

と思いますので、その時は遠慮なさらず、園の方に

声を掛けて下さい。

      

           ●

 

ピンク帽子(満3歳から進級した年少児)さんと年

長さんの素敵な姿をお知らせしますね!!

 

<5月16日の事です。>

 

年少組のさわちゃんとゆうきくんは、昨日“文字書

き遊び”をし、書いた用紙を理事長の所へ持ってき

ました。

ところが、理事長は外出中でおらず、文字書きの頑

張りの印の折り紙を手にすることが出来ませんでし

た。そこへ、同じように文字書きの用紙を手に年長

の先輩こうたくんもやってきました。

すぐにこの状況を判断したこうたくんは、

「静子先生がいない時はプレゼントを勝手に持って

いけないから、静子先生の机に(用紙を)置いてお

くといいよ。」とアドバイスをしてあげていました。

年少児は、残念な思いを残しながらも、理事長の机

の上に頑張った文字書きの用紙を置いてクラスへ戻

って行きました。

 

 そして、次の日。

再び2人は理事長の所へやってきて、昨日の事を言

葉を選びながらしっかりと自分の言葉で伝えてくれ

たのです。少々、言葉は足りませんが、平成28年

12月前後に入園してきて、まだ4ヶ月程の生活経

験ですが、しっかりと言葉の使い方を学んでいました。

 

ゆうき:「昨日出しましたから、(文字書の用紙)

     静子先生はいませんでしたから、プレゼ

     ントはもらえませんでした。」

 

さわ:「静子先生が、いなかったから、プレゼント

    がもらえませんでした。」

 

と、しっかと目的を果たした2人でした。

 

 

<5月17日の事です。>

 

 年長児のひかりちゃんは毎朝、菅原先生と一輪車

の練習をしています。

始めたばかりでまだ、上手に出来るはずもなく、日

々自分の心と葛藤しながら挑んでいました。

その姿をお知らせしたいと思います。

 

 白帽子になって、毎日練習に励んでいるひかりち

ゃん。朝いちばんにやることは、バーにつかまりな

がら行ったり来たりを繰り返してパワーをためる事

です。パワーがたまると今度は地面に引かれている

黄色の線を目標に前に進む練習に移ります。その時に口にするのが、「自分でちゃんと出来るって思わないと…。」という言葉です。それを口にすると本当にひかりちゃんの目が変わります!!

“転んだら…”・“手を離すのが恐い…”という気持ちがまだ大きいようですが、勇気を出して挑戦をします。上手くいくと、「出来るって思っていたから出来た!」上手く出来ないと、「今のは一輪車が前を向いていなかったからだ!」と結果を自分で分析している姿があります。また、前に進むまでの時間(バーから手を離すまでの時間)が長くなってくると「勇気がなくなってきちゃったから行ったり来たりして(バーに掴まりながら往復する事)パワーをためて来る!!」と、自分で頑張る力を取り戻そうとする姿が見られています。

 

 ひかりちゃんはとても難しい一輪車乗りで、自分の心と日々葛藤をしながらも毎日楽しんでいます。

                             ―記・菅原―

 

                 ●

 

年長児は、自分の意志で体のコントロールも可能となってきていますので、自己実現への手ごたえも感じてきていますね。ですから、遊びをより楽しく、そして、課題も上げて自分んで自分を磨こうとしています。

 

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