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園長室便り12月号

〜過去の経験を次に生かせる子ども達〜

 

 

 

 

時々、卒園生が里帰りして来ます。

学校が休みの時に古巣に戻って来て、在園中の

楽しかったことを思い出しては遊びの再現をし

たり、園児の援助をしてくれたりと、楽しい日

を過ごしていってくれます。

園での受け入れ人数には限りがありますので、

基本的には1日につき先着10名までと限定し

ております。

(保護者の方の送迎付きが原則です。)

 

先にご紹介しました絵は、小学3年生のみなみ

ちゃんの作品です。彼女は在園中もたくさんの

作品を残してくれ、園の宝物として保存してあ

ります。

絵を描くのが大好きで、描きたい思いが強くな

ると、大作にも手を染め、熱中していた姿が思

い起こされます。

 

でも、今回は、人数オーバーで里帰りが叶いま

せんでした。

それでも、元担任への手紙と、この紙面の絵を

持って来てくれました。

幼稚園の頃に夢中になって頑張ったことが表現

されていました。

一生懸命に取り組んだことが心に残っているの

ですね。とても嬉しく思いました。

 

          ★

 

 さて、今、子ども達は、お楽しみ会に向け各

々の思いを心と身体で表現しようと懸命に取り

組んでいるところです。

年中組も年長組も、劇でその思いを表そうと、

子ども達は話し合いを積み重ねながら行ってい

ます。

そして、劇のテーマは各々一つですのでその一

つのテーマの元、配役を決めたり、大道具・小

道具のことを考えたりと、頭と身体がフル回転

中です。

 そして、その一つ一つのところで、たくさん

のアクシデントも生じています。

トラブルもあります。

でも、この問題が生じた時こそ、大きく育つこ

とを、子ども達から感じさせてもらっています。

 

           

 

年長児も、一つの劇を3クラス合同で行ってい

ますので、一番最初に生じた問題は、配役が重

なってしまったということです。

配役人数が偏ってしまいました。

子ども達は、この問題に直面した時に色々と意

見を出し合い、最後にオーディションで決める

という解決策に至りました。

でも、ここからさらなる問題が生じます。

新しい課題が生まれてくるのです。

オーディションで選ばれるための努力が始まり

ます。オーディションのためのセリフを考えた

り、どの様に表現したらよいか等、短い時間に

集中して取り組まなければならず、どの子も一

生懸命です。

そしてセリフをマスターするため、周りの雑音

が耳に入らないところへ移動したり、耳をふさ

いだりと、各々工夫し、頑張り始めます。

そして、どの子も一心に、思いを込めて表現し

ます。

ですから、希望の役から外れてしまった時の悲

しさ・悔しさも、とても大きいものがあります。

そして、何人かがその辛さを味わうことになり

ます。

やはり、努力が実らず希望の役からはずれてし

まった子がこらえ切れず大泣きに。

泣いてもそう簡単に心も晴れません。

ですから、その時は担任に気持ちを聞いてもら

ったり、仲間達からアドバイスをもらったり…

と援助を受けながら、各々が自分の心と向き合

い始めます。

幼い年齢でも、このどうにもならない状況は、

しっかりと分かります。

大人が思う以上に賢く、逞しいですよ。

でも、頭で分かっていても、心での納得にいか

ないのです。

個々に子ども達は皆違いますので、すぐ切り替

えて前に進む子もいますし、どうしてもやりた

かった思いがあり葛藤する子もたくさんいます。

でも、この葛藤は、子ども達を本当に強くして

くれますね。

今回も努力が実らず、やりたかった役になれな

かった子どもがおり、別の役にまわることにな

りました。悔しい思いで胸がいっぱいです。

妥協しなければいけないことは分かっていても、

悔しいのです。

ですから、いっぱい泣いて全身でその思いを表

現する子も。

担任にその心の思いを聞いてもらって、少しす

っきりするものの、まだ納得出来ないまま、別

の役のグループに入っていきました。

足どりも重く…。

ところが、担任の心配をよそに、グループでの

活動から戻ってきた時の表情は、何とも晴れ晴

れと輝いていたのでした!

「最初はやりたくなかったけど、やってみたら

楽しかった!!」と!

自らの力で乗り越えた瞬間でした。

そのことを担任がクラスの皆に伝えますと、

「オレも悔しかった」「悲しかった」と、口々

に共感する言葉が出てきます。

そして、見事自分で乗り越えた仲間のことを

「本当にすごいね!」と、認めてあげていたの

です。

 

実はこの様な体験をしたあとの子ども達は、さ

らなる上の課題を自分に課し、それも乗り越え

る力に変化していくのですよ。

劇的に変化していきます。

これまで足踏みしていた自転車や一輪車等、苦

手としていたことにも意欲を燃やす様になり、

達成感を味わうまで努力を始めるのです。

そして、「やってよかった!」「楽しい」

「もっともっとやりたい!」と、何時間でもや

り続ける姿になっていきます。

さらにすごいことには、子ども達はその楽しく

味わった思いを、「劇の時と同じだった!あの

時は悲しかったけど、やってみたら楽しかった!」と!

自らの体験の中で培った、大切なことを、別の

場面に於いても同様な実感が持てるまでに成長

していくのです。

<やれば出来ること><やることが大事>

<悲しい・悔しい思いは、喜びに通じること>

<仲間と共感して互いに高め合うことの大切さ>

<あきらめないこと>等々、子ども達は実感し

た思いを言葉で返してくれますので、手にとる

ように子ども達の思いが伝わってきます。

自分で味わった体験の意味を理解出来る子ども

達です。

これまで子ども達は、たくさんの体験を重ねて

きました。そして、その体験の一つ一つを心で

味わい、自分の力として積み重ねていました。

特にその中で味わったトラブルやアクシデント

は、自分の行動にブレーキをかけ、一呼吸置く

ことになりますので、自らを振り返るチャンス

にもなります。

そしてその時、子ども達は感情を思い切り吐き

出す体験もします。

又、仲間と口論したり、妥協したりといった体

験もします。

さらに、仲間や大人から共感してもらったり、

援を受けたり、といった心が和む体験もします。

ですから、アクシデントが起こる度、自分の心

と向き合うことになり、それを乗り越えた時は、

冷静に自分を振り返ることが出来る子ども達に

なっていきます。心から実感出来る体験が、そ

の心を逞しくしてくれるのでしょう。

 

子ども達にとって、辛く・悲しい思いは、決し

て無駄にはなりませんね。

もちろん、辛い体験は乗り越えるまで、大人の

支えが必要ですので、それも体験の中に含まれ

ていますが。

 

          ★

 

11月に入り、子ども達のやる気がさらに高ま

ってきています。

年少児は、上の学年の頑張る姿に触れ、絵本を

作ったり、自転車乗り等、これまで余り乗り気

でなかったことへもどんどん手を染めるように

なって来ました。

年中児も、一輪車を頑張る!!と、年長児の子

ども達の姿を追いながら、あきらめずにやり続

ける姿が増えてきました。そして、びっくりす

ることには、努力が結果に結びつく時間が短く

なってきているのです。

体力・気力の充実が成果を導いているようです。

もちろん、年長児も。新たな遊びを提案します

と、すぐやる気を起こし、何時間も取り組み続

ける姿になっていきます。

「前の年長さんは、ダンボールの上に立って、

下まで滑っていたよ」

「前の年長さんは、ジャンボ滑り台に立って、

手を使わないで下まで滑っていたよ」と、先輩

達の遊び方を紹介しますと、すぐやる気を起こ

します。あずみそうくんやあきほくんも一人黙

々と、ジャンボ滑り台の上から立って滑り、と

ても慎重に下まで降り。大成功!そして、2回

・3回…10回と、回を重ねているところです。

 ダンボール滑り(サーフィン滑りの技)もバ

ランスのとり方のコツを覚えると、楽しくて!

楽しくて!!と、やり続け、2日で100回を

越すまでに。

その様な姿になる頃に、また先輩の話をします。

「100回まで続けた子がいるよ。500回・

1000回の子もいたな。」とか

「滑る時の着地のやり方や滑る時の合わせ技」

とか、少し上の課題を呟きますと、これも乗り

気となり、すぐ挑戦する姿勢になります。

そして、すごいことには、自分でその上の課題

を見つけ始めるのです。

 寒い日でも、ジャンバーを脱ぐくらい汗をか

きかき、やり続ける子ども達です。

 

 

<ジャンボすべり台の立ち滑り>

 

最初はとても慎重に注意深く…

 

グラグラしながらも、何度も何度も行う事で、

体でバランス感覚を学んでいきます。

 

そして、年長なので吸収するのも早い早い。

 

すぐにバランス感覚をつかみ、余裕の表情♪

 

 

 

<ダンボールのサーフィン滑り>

 

こちらも最初はおっかなびっくりですが、

 

何度かやるとすぐにコツをつかみ…

 

たとえバランスを崩しても、身のこなしが

なやかです。

 

友達の姿に触発され、挑戦意欲がわいてきて、

次々に練習仲間が増えていきました。

お互いに刺激を受けながら、自分の身体能力を

フル活用して、いろんな事に挑戦するのが面白

くて何度も何度も滑っていました。

自分でやっていて上達しているのが実感できる

ので、なおさら手応えがあるようです。

| 園長先生のコラム | 11:33 | - | - |

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