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園長室便り11月号

幼児期の特徴〜素直な思い〜

 

今年6月。

年中の子ども達がドクダミ草の白い可憐な花に

目を止めました。

子ども達は、花としばらく遊んでおりました。

そこで私は、ドクダミ草の加工の仕方について

モーションをかけてみました。

<これはね、美味しいお茶やお薬が作れるんだ>

と。もちろん、即、「やりたい!!作りたい!!」

と実に素直に思いを寄せてくれます。

やる気を起こした所で必要道具や、お茶になる

までには長い事継続しなければならない等子ど

も達と会話を続けながら伝えました。

その事にも、

「大丈夫!!やれる!!」と本当に素直な子ども

達です。

 いよいよスタート。ところがやはり、先の勢い

は徐々に薄れ、7月にはお祭りの活動で忙しい事

もあり、すっかり忘れ去られていました。

この間、私は子ども達と2点に焦点を絞って話し

合いの場を作り、継続の橋渡しをしてきました。

ドクダミ草は乾燥させた上で加工しますので、

<毎日のお世話をいかに続けるか>そしてこの時、

4人のメンバーがいましたので、

<いかにチームで活動するか>の少々高度な課題

です。

この課題は年長児にとってはベターです。でも、

今回の年中児にとってはまだ難しい事もあります

ので、その第一歩として<いかに、この活動の内

容を実感する事ができるのか!!>を考えて子ど

も達と関わりました。

子ども達の実感が伴うチャンス。

それは、失敗やアクシデントを起こした時です!!

 私は子ども達がお世話を忘れたり、面倒になり

避けてしまっていた時を狙っていました。

そのチャンスは沢山ありましたので、その折々を

意識化の機会にして行きました。

でも、その実感と理解はそう簡単には行かない年

齢でもありますので、1学期は忘れ去ってしまう

状況も良しとしました。

失敗体験を沢山する機会としました。

 そして、2学期。1学期にそれなりに頑張ってき

たドクダミ草は風雨にさらされ、行方知れず状態

です。

そして9月。

再スタートのチャンスがやってきました。

子ども達はすっかり忘れていたわけではなくドク

ミ草の事はちゃんと意識に残っておりました。

そこで私は、子どもたちが忘れてしまった現実を確

認した上で、子ども達に謝りました。

<小さい子どもはやりたいと思って手を付けるがす

ぐ忘れたり嫌になったりすることが多い存在である

事>を。

そしてその事を自覚してもらってから

<そのような時こそ、大人が力を貸さなくてはいけ

ないのに、それをしてこなかった私が悪かったので、

ごめんね。>と、その様な内容を子ども達に伝えま

した。

子ども達はちゃんと自分の事を振り返っていました

ので、うんうんと頷いて耳を傾けていました。

そして、これからどうするかを確認してみますと、

もちろん<諦めないでやり直す>と張り切り始めま

した。

この時も子ども達はとても素直に再スタートに意欲

も燃やし始めたのです。

 ところが、再スタートしたものの運動会の活動も

入ったり、自分の遊びが楽しい事もあり、失敗する

ことも度々の状態に。

でも1学期とは違いました。

この時、チームの人数が6人と増えていましたが、

<仲間意識が深まり、一緒に行動をとろうという意

識も深まっていました。>

当初私が意図していた目的に少しずつですが近づい

ていたのです。

でも、「運動会が終了したらお茶づくりしようね。」

と完成間近状態となっていたのですが、また雨ざら

しとなってしまい、また失敗に。

(本当は日陰干しとして、手を掛けずに作成できる

のですが、子どもの手が加わらないと活動の意味が

ありませんので、

<毎日陽に当て、降園時には取り込む>という作業

を毎日とっていたのです。

その取り込む作業を忘れたのです。

 これらの失敗で子ども達は挫けたのでしょうか。

<またやり直せばいい。失敗は成功の基。やり直し

は楽しい。>と明るいのです。

まだ年中児にとっては、失敗やアクシデントに対す

る思いは辛いというより、またやればいいという比

較的軽く受け止め何度でもやり直すという素直な思

いを寄せられるのです。

ですから、今回も近道の成功より遠回りの試行錯誤

をいっぱいする道を優先しました。

 もう何度も失敗していますので、やり直すやり方

も心得たもので、子ども達だけで再スタートをして

いました。

実に素直に何度もやり直しを楽しめる子ども達です。

今年中には完成させ、お茶会を開く予定です。

お茶づくりは、かほちゃん、さほちゃん、のいちゃん、

こうすけくん、えまちゃん、りこちゃんの6人です。

 

幼少期の子ども達はとても素直にアクシデントやトラ

ブルも受け入れて体験を楽しめます。

ですから、この素直な思いに満ち溢れているこの時期

は沢山の体験をしてもらいたいと思っております。

トラブルやアクシデントは決して悪いことではなく、

しっかり向き合って頑張れば必ず乗り越えられるとい

う実感を味わう

何でもやりたいと思った事はやってみようという意

識を持つ

目の前に問題が生じた時は素直に向き合い、色々と

対策を考えてことばにして表わし、考える機会をいっ

ぱい作る等々、沢山の体験がとてもやり易い年齢で

す。この姿は年齢が上がる毎に卒業していきますので

今が一番やり易い時期と言えるのかと思っております。

 

           ☆

 

 さて、又連絡帳をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 運動会へのご支援ありがとうございました。

運動会もまた、沢山のアクシデントやトラブルが起こ

る度に子ども達は自分達の問題と素直に捉えてきまし

た。そして仲間達と乗り越えてきました。

先のお便りでもお知らせ致しましたが、子ども達はと

ても聡明でした。

運動会は競技が主となりますが、競う為にとても大切

なことに徐々に気づいていきました。

それは1等や2等も大切だが

<1人が抜けてもクラスの力にはならないよ>とか

<運動会当日だけ頑張るのではなく、毎日皆で頑張る

事が大切>とか、とても大切なことに気づいていきま

した。

1人1人がいかに大切な存在であることにとても素直

な思いで感じていたのです。

幼児期の子どもの素直さと心の豊かさにまた感動致し

ました。

 

 

 学校の代休日に先輩達が園に遊びに来ます。

そしてその時、園児達にとっても大切なメッセージを届

けてくれます。

次のメッセージは、中学3年生の村上りょうくんのもの

です。すみれ組の子ども達と一緒に過ごした後に

<3つの大事な事を伝えたい!!>と言葉を選びなが

ら、心を込めて伝えてくれたものです。

 

 〜村上りょうくんの言葉〜

 

 )椶鬚い辰僂て匹鵑撚爾気ぁ

ぼくは、幼稚園の時、本を読まなくて読む姿勢が出来て

いなくて国語の授業の音読で困りました。

幼稚園にいい本がたくさんあると思うので、本をいっぱ

い読んで下さい。

 

 

◆,竿咾鬚い辰僂たべて下さい

お母さんが作るご飯には栄養があります。

丈夫な体を作るためにいっぱい食べて下さい。

 

 

 いっぱい遊んで下さい。

小学校に行っても遊べるけど、勉強があるので、幼稚園

うちにいっぱい遊んで下さいね。

 

 

 

★ 嬉しいお知らせです ★

 

10月17日(火)に宮城県私立幼稚園PTAバレー大会が

行われました。

運動会での子ども達の姿から力をもらい、子ども達に負

けないように!と、メンバーの方々の素晴らしいチーム

ワークで見事!!「準優勝」を果たしました。

おめでとうございます!!

| 園長先生のコラム | 17:47 | - | - |
園長室便り8月・9月号

いよいよ、充実の時期が始まります。

 

不順な天候の夏でしたが、お身体の具合は

いかがでしたか。

いよいよ、2学期がスタート致しました。

子ども達の力が一段と増す時期です。

まだ、私共大人の目には映っていない沢山

の秘めた力が宿っている子ども達です。

その、秘めている力を1つ1つ引き出せる

様、力を注いで参りたいと思っております。

1学期同様、保護者の方と力を合わせてい

けましたらとっても有り難いです。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

        ☆

 

さて、夏休み中にも子ども達の力の凄さに

触れる機会がありました。

それは、卒園した子ども達でした。

5年前に卒園した今5年生の子ども達が企画

運営した同窓会の開催でした。

全国に散っていった70%の子ども達がやま

びこに集ったのです。

ほとんどの子ども達は地元の学校で学んで

おりますが、県外からも沢山。遠くは北海

道からも。

会の開催にあたり、園から出した条件は、

保護者の方の送迎付きでした。

その中で実施された同窓会でした。

 発起人は、かほちゃんとすずちゃんの

2人。そこにゆきねちゃんやだいきくん

の協力者も加わり、見事に自主運営を成

し遂げた1日でした。

会の開催の動機は、幼稚園の頃に行った

運動会のリレー競技のリベンジを果たし

たいというものでした。

幼稚園の頃、子ども達は、運動会をやり

たいのかそうでないのかを決めるところ

から行事の取り組み方について沢山の相

談を重ねていきました。

先輩たちの姿に憧れを持っていた子ども

達はもちろん、やりたい!!の強い思い

があったのです。

もちろん、リレーもやりたい!!と。

ところが、「リレー」の言葉は知ってい

るものの、内容と言えば「走る事」=

「リレー」でした。ひたすら走る。

でも、子ども達は個々にバラバラに行動

を起こしますので、リレーとは程遠い日

が続きました。

でも、子ども達の凄い所は、1カ所にとど

まる事はせずに、必ず次のステップに進む

のです。この、子ども達のやりたいという、

「走ることに満足する姿」を待ってあげま

すと、子ども達はより難しいものを求めて

きます。この時もやっと、ルールの必要性

にも必ず気が付いて来ました。

そこからは何度も競技の失格や失敗を重ね、

やっと「リレー」というものの理解に辿り

着いて行きました。

そして、そこには、新たな課題も。

リレーは全員参加型ですので、個々の能力

の違いに迷い始めるのです。

 その様な中でも子ども達の素晴らしい事

は、力の違いを責めたりせず、どうしたら

個々の能力を認めながら、クラスが上位を

目指せるか!!そこに大きなエネルギーを

注ぎ込めるのです。

個々の練習に力を貸したり、走者順を考え

たりと、何度も相談を重ねて問題を解決し

ていった子ども達でした。

 そして同窓会当日。3度のリレー競技を

実施した子ども達でした。

走る姿は真剣そのもの。ロンドンで行われ

た世界陸上での日本代表選手が全力を出し

切って銅メダルを獲得した姿と同じでした。

この子たちの幼稚園の頃の姿とも重なりま

した。子ども達に感動をいっぱいもらった

瞬間でした。それを目にしたお迎えの保護

者の方の目にも涙が。

同窓会では、幼児の頃に自分たちで創り上

げていった時の姿の再現がありました。

自主的で、何事にも真剣に取り組む姿勢な

ど、どの子も見せてくれました。

成長した分、遠慮や恥ずかしさを表現しな

がらも幼稚園の頃よりも、さらに力をつけ

ていましたね。

やはり、企画・運営出来る総合力を子ども

達は持ち合わせているのです。

 

          

 

さて、その時、もう1つ感動したことがあ

りました。

実は幼稚園の頃、「こま回し1000回」を目

指していたものの、700回くらいでストップ

していたももちゃんの再チャレンジした姿で

した。

ももちゃんは、今回の同窓会というチャンス

に再びやる気を燃やし、指に豆を出しながら、

残り300回を一気に続け、当日、1000回の記

録ノートを持参してくれたのです。

5年間温めていた目標を達成した瞬間でした。

よく、ノートも残していてくれましたね。

中途になっていたことも頭の片隅に残してい

たのでしょう。

一部記録をコピーしますので、見て下さいね。

このノートは幼稚園の宝物です。

「自分の手でやり通す事」の大切さ!!をま

た、子ども達から学ばせてもらいました。

 

 


                     ☆☆☆

 

 

さて、2学期は沢山の行事があります。

その中でも大きなものはやはり運動会でしょ

う。

先にご案内しましたこの先輩達が残した精神

は受け継がれていくことでしょう。

リレー競技もやると思います。

先輩達と同じく、大人から教え込まれ、指導

される運動会ではありません。

1つ1つの経験を自分達で積み重ね、試行錯

誤を経ながら『チームとして大切な事は何か』

を考えながら自分達の運動会を創り上げてい

く事でしょう。

幼い頭をフル回転させ、喧嘩やトラブルも沢山

経験して、自分達も応援して下さる方々も皆さ

んが納得する運動会を考えて行くことでしょう。

結果を急がずそれらを支えながら、「考える力」

や「問題を解決する力」・「努力や頑張るって

どういうことなのか?」・「本当の仲間とは?」

等の大切な事を実感して行く力を引き出して参り

たいと思っております。

保護者の方々が子ども達、そして園を支えて下さ

いますので千人力です。

どうぞ今学期も宜しくお願い申し上げます。

 

         ☆☆☆

 

 1学期にこお君のお母様から頂きました

「おやつ・グミの作り方」のレシピをご紹介させ

て頂きます。

 休み前、子ども達は、梅や桑の実のジャムづく

りを体験しました。

年中・こお君も同じ様に、熟した梅の実を収穫し、

鍋や砂糖などの道具材料を持参して、ジャムを作

りました。ところがジャムが、完成したものの、

それを入れる容器を忘れてしまい、「持ち帰り方」

に3時間悩み続けました。

結論は鍋に入れたまま、バスの職員の協力も取り付

け、無事持ち帰ることが出来ました。

作り方より、持ち帰り方に大きなエネルギーを注い

だこお君はもちろん満足感を味わっていました。

そして、このこお君の努力は更なる力を生みました。

それは、お母さまのお力でした。

ジャムづくりにプラスして、グミづくりの新たなエ

ネルギーを発揮出来るチャンスを作ってくださいま

した。とっても酸っぱい梅ジャムがグミとして美味

しいおやつとなりとっても美味しいものでした。

2学期、このレシピはきっと皆さまにも役に立つか

と思いますので、ご紹介したいと思いました。

どうぞ、チャンスがありましたらお子さんと共にや

ってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

| 園長先生のコラム | 13:22 | - | - |
園長室便り 7月号

【先輩の活躍】

 

 

5月24日の事です。

4月末から、年長児のみさきちゃんは年中

新入児のはすみちゃんに補助なし自転車乗

りの手ほどきをずーっと続けてくれていま

した。はじめはつきっきりで。少し上達す

ると途中から手を離し、はすみちゃんが自

力で漕げる場を作ったり、と細かい配慮を

しながらの援助をしてくれていました。

みさきちゃんは自転車を支えている途中で

手を離しはすみちゃんが2・3メートル走

るとその出来た瞬間を担任に報告してくれ、

はすみちゃんの努力を認めてくれています。

みさきちゃんは年中の時、自分も担任から

「私も最後までやってもらったから」と、

自分の味わった心地よい実感を今度は新入

児の友だちにその思いを注いでくれていま

した。

その後もその援助は20日程続きました。

そして、はすみちゃんが自力で漕ぐまでに

なりました。

この日はすみちゃんは自転車コースを何周

も自分の力で運転をし、カーブでぐらつき

はしますが、ほぼ運転が可能まで上達して

いました。あと少しで合格です。

そして、その頃からみさきちゃんは自分の

やりたい一輪車にじっくり関わるようにな

りました。

これまでははすみちゃんの方を優先し、自

分の方を少々後回しにしてくれたみさきち

ゃんでした。

一輪車はまだ初歩の段階のみさきちゃんで

すが、はすみちゃんと「一緒に頑張ろうね」

と励まし合いながら一輪車と向き合ってい

ました。

そして、はすみちゃんは5月24日に見事、

自転車乗りが合格したのです。

 

5月24日の事です。

先輩、特に年長児は新入児のお世話に力を

注いでくれていました。

やまとくんは毎朝、年少児3人をクラスま

で送迎してくれていました。この日も。

たける君が部屋に入るまで見守り、そして

ゆうきくんへも。「途中まで送ったけど、

(ベランダの)階段からちょっと離れてい

る所で手を離したんだ。でもそこは

(クラスが)近いから、ゆうきくんは

(すぐ入れるから)安心だと思う。」とその子に

合わせた配慮をしてくれています。

そして、3人目のゆうとくんにはクラスのベランダ

から5メートルくらい離れた所でゆうとくんの姿を

目で追っています。

どうやら無事にクラスに入れるか心配だった様です。

「大丈夫そうだけど心配になってきたから、先生に

言おうと思う。でも今、お部屋に入ったから大丈夫

だと思う。」とゆうとくんの動きを確認し、責任を

果たしたやまとくんでした。

ところが、まだそこから動こうとしないやまとくん。

「どうしたの?」と確認すると「今日は全日保育だ

から、(長い保育時間になったばかりだから)心配

だから、声かけに行こうと思う。困った時に助けた

いから。」と細かいところまで心配してくれている

やまとくん。「やまとくん!今、ゆうとくんはお部

屋に入ったばかりだから、大丈夫だと思うよ。ゆう

とくんの手伝いはやまとくんもゆり組に行って、着

替えた後でもいいんじゃない?カバンを置いておい

で。ゆうとくんに言う時に私も力を貸すよ」と私。

そして、身支度に戻って行ったやまとくんでした。

もちろん、その後、すぐ、ゆうとくんに「困った事

があった時は力貸すからね」と伝えに行ったやまと

くんでした。

        ●

 

 もう7月です。新入児も自分の力で園生活

を送れるようになりました。

 

ここに来るまで先輩達の力がたくさん注がれ

ました。先輩の子ども達に感謝したいですね。

 

        ☆

 

 

いつも 嬉しいお便り、ありがとうございます。

 

 年中 たかひろ君のお母さまのお便り

 

 

 

 

〜子ども達からのお便りも嬉しいですね。〜

 私は、子ども達からお願いされ、サツマイモ

の苗の手配をしました。

子ども達はそのお礼を様々な形で表現してくれ

ました。ここで紹介しますのは、手紙を書くこ

とがとても楽しくなってきたゆなちゃんのお礼

状です。

一生懸命、そして、丁寧に書き、心がこもった

お便りです。

 

 

 

 

| 園長先生のコラム | 18:32 | - | - |
園長室便り 5月号

新年度がスタートして、20日程経ちました!!

 

保護者の皆様方、お子さんを園の方に送り

出して頂きましてありがとうございます。

進級児といえども新しい環境です。

不安感をいだきながらの日々が続いたこと

でしょう。

そして、新入児の子ども達も。

初めての親離れで大泣きする子どもも沢山。

又、初めは楽しいと通っていたものの、疲

れや思うようにいかない現実に、悲しい思

いでシクシク涙したりと。日々葛藤してい

ました。

お家でだだをこねたりしていませんでした

か?保護者の方も不安な事が沢山あった事

と思います。

でも、子ども達は、感情を思い切りに表に

出してくれました。そのお陰もあって、

徐々に園の生活に馴染んできました。

まだまだ、細かい心配りが必要な日々が続

く事かと思いますが、これからの1年がと

ても楽しみです。

               

        ●

 

さて、園の集団は、常に仲間が側で生活し

ている場所です。

それも同じ年齢の子ども達が沢山。

この幼児期の子ども達は、どの子も自分の

主張を押し通すことを優先します。

それも自分本意の主張です。

相手のことを考える余裕などはなく、ひた

すら自分の思いだけを相手にぶつけます。

【自己を抑えて、相手に合わせた行動を

とる】のが、とても苦手な年齢です。

ですから、当然そこにはトラブルが生じ

すね。そして、このトラブルは、自分も辛

い思いをしますし、相手にとっても悲しい

思いになりますので、子ども同士で現実を

味わうことになります。

この、子ども同士で味わう現実は、実感を

伴いますので、幼児期の子どもでも、事の

善し悪しの理解につながっていきます。

ですから、このトラブルが生じた瞬間を大

切に生かし、子どもの育ちへ結びつけてい

きたいと思っております。

大人が「相手のことを考えなさい。」

「自分勝手なことを言っても、お友だちに

伝わらないでしょう。」と、正論を言葉で

指導するよりも、トラブルの中で実感を味

わった時に<どういう思いでトラブルにな

ったのか?>

<相手の友だちはどう感じたのか?>

<自分の気持ちも、そして相手の気持ちも

すっきりするには、どうしたら良いのか?>

等と、その都度、原因を探ったり、対策を

立てたりする機会にした方が、子ども自身

も自分の事と感じ向き合う姿勢になってい

きます。

初めはなかなか思うようにいきませんが、

事が起こる度に、子ども達の心の思いに耳

を傾けていきますと、子ども同士で問題解

決を図るようになっていきます。

(まだまだ先のことですが。)ですから、

このトラブルの経験は子ども達を大きく育

てていく事になります。

 

同じことの繰り返しになりますが、幼児期

の子ども達にとって、とても難しい

【相手に合わせた行動がとれるようになる】

には、このトラブルの経験が大きな力とな

っていくことになりますね。

トラブルは、他人事ではなく当事者が自分

ですので、全て自分の事として捉える事が

出来ますから。ですから、この、実感に残

る瞬間を逃さず子ども達と関わっていきた

いと思っております。

決して【幼いからまだ分からない】ではあ

りません。この年齢の子ども達は、経験を

一つひとつ積み重ねていきますと、大人以

上の精神力(逞しさ・集中力)や仲間との

協調性を発揮することが、子ども達の姿か

ら実感しています。

楽しい経験、そしてアクシデント・トラブ

ルの経験も含めた、実感が持てる機会を逃

さず、成長に結びつけて参りたいと思いま

す。

 

         

 

さて、年少児の

【1年の経験の中で、育った姿】と、

【入園ほやほやの姿】をお知らせしたいと

思います。

 

≪平成29年2月の事です≫

 

 年少・さくと君は、文字書き遊び(マス

目を、文字やといった印で全部埋め

ると、頑張りを認められて理事長より様々

な折り紙を手に入れることが出来る遊び)

をしていました。

実はこの頃、文字書き用紙の様式が変わり

ました。片面に216のマス目がある用紙から、

片面に104のマス目がある、裏表一体となっ

た用紙になりました。

その事を知らなかったさくと君は、表面を終

了し、完成の喜びを胸いっぱいに込めて担任

へ報告。

やはり、裏面にもマス目があることに気が付

いていません。

担任は、言葉を選んで、裏面の存在と、もう

少し頑張ると、本当の完成になる事を伝えま

した。でも、納得まではいかず、

“職員室の理事長の所へ用紙を持参する。”と

いう判断をしました。

“そうだよね。頑張って書いてきたんだもんね。”

と担任はもう1ステップの必要性を感じて、

さくと君を職員室へ送り出しました。

そして、さくと君が戻ってきました。

うなだれて…。

さくと:「・・・。」

手にはびりびりに破かれた文字書きの紙が握

られていました。

どうやら裏面が完成していないことを理事長

から伝えられたようです。

担任:「おかえり、さっくん。そっか、悔し

    かったね。泣いても大丈夫だよ。」

と、悔しい心情を受け止めることに。

すると、その場で、大泣きするさくと君。

書いたのが不完全だったのは自分でも分かっ

ていたものの、自分は表を書ききったからと、

見せたかったようです。

そんなさくと君の気持ちが痛いほど伝わって

きました。

 

担任:「さっくんが頑張っているのを見てい

    たから、泣きたい気持ちすごく分か

    るな。今日無理しなくてもいいし、

    明日とか、またさっくんがやりたく

    なった時にできるよ。」

 

と、一呼吸置いた方が良いのかと思い言葉を

かけてみました。

ところが、さくと君は大きく首を振りました。

 

担任:「もう一度やってみる?破れた所テープ

    で貼ってみる?」

 

さくと:「・・・。」

 

破れた紙を見ると、

再び涙が溢れてきたさくと君。

その姿から、担任は事を急がせすぎた事や、

今さくと君自身が自分の気持ちに向き合お

うとしており、どうしたらいいか分からな

い状況で涙が止まらない事に気がきました。

担任は、“いつでも続きが出来ること”や

“テープで補強することが出来ること”を

提案し、今はさくと君の気持ちに寄り添い、

落ち着くまで見守り、「悔しかったね。

大丈夫。待ってるね。」と、言葉を掛ける

ことにしました。

すると、その時うさぎ組に年長児のひまわ

り組の子どもが3人やってきました。

 

子ども:「お邪魔します!ミニお別れ会の

     ポスターを書いてきました!!」

 

と、意気揚々と部屋に入ってきました。が、

すぐになんだかいつもと様子が違うことを

感じ取った年長児。

 

あきな:「(そ〜っとさくと君の表情を見

     ながら)どうしたの?」

 

と、心配そうに尋ねてくれました。

 

たくま:「大丈夫?泣いてたんだ。」

 

担任:「実はね、さくと君文字書きを頑張っ

    ていたんだけど、紙の種類が変わっ

    て裏にも書かなきゃならないんだ。で

    も、書ききらないで職員室まで行った

    んだけど・・・」

 

れみ:「それだと全部出来たことにならないよね。」

 

担任:「うん。でもいつもみたいに表は全部書

    いたから、さくと君も悔しい気持ちが

    あるんだと思うんだ。」

 

れみ:「嫌な気持ちになって破くこともあるよ!」

 

あきな:「うん!あきなも前に、雑巾をぐちゃ

     ぐちゃにしちゃったことあるけど、

     もう一回やり直したら園長先生が宝

     物にしてくれたんだよ。だから、

     さくと君も、もう一度頑張ればきっ

     と宝物になるよ。」

 

たくま:「破れちゃったら僕ならテープでとめるよ!」

 

あきな:「うん!あきなもそうするな!テープの

     上は鉛筆だと書けないからペンで書く

     といいよ!」

 

ひまわり組の子ども達が、言葉を掛けてくれてい

る間にすっかり涙が乾いたさくと君は、その場で

ずっと先輩の話を聞いておりました。

 

担任:「ありがとう。いっぱいさくと君のために

    考えてくれて。」

 

年長児:「いいえ!頑張ってね!」

 

担任:「さっくん。白帽子さんからいっぱい色ん

    なこと教えてもらったね。お部屋にテー

    プもあるし、私テープの上からも書ける

    油性ペン持ってるよ!」

 

さくと君は、ちらっと自分の手に持っていたバラ

バラになった文字書きの紙を見ました。

もう、さくと君の中では、“やってみたい”気持

ちが芽生えているはずだと思えました。

でも、一度涙を流し、どうにもこうにも自分の気

持ちが整わない時間が続いたさくと君。

その葛藤を乗り越えて、困難に向き合い“できた!”

という達成感を掴んで貰いたいと思い、モーション

を掛けてみることにしました。

 

担任:「さっくん。このままやめて違う遊びにする?

    それとも、最後まで諦めない子どもになる?」

 

さくと:「最後まで諦めない子どもになりたい!

     テープで貼る!」

 

と、大きな声でまっすぐな目で気持ちを伝えてく

れました。

 

担任:「すごい!さっくん。最後まで諦めないで

    頑張るんだね。さっくんが頑張っている

    から、私も最後まで応援するね。」

 

そして、早速テープで破れた所を貼り、鉛筆やペ

ンで書き進めるさくと君。終始笑顔で!

 

さくと:「ここはペンで書く!“へ”っていっぱ

     い書く!」

 

と、あっという間に残りのマスも書き終えて、笑

顔で職員室に向かいました。

そして、部屋に戻ってくるなり「もう一回やる!」

と、その日は結局3の文字書きをして楽しみまし

た。

 

先輩達の力も借りて、辛く、悲しい事を乗り越え

たさくと君は、更なるやる気へ繋がっていきまし

た。

 

 

(さくと君が頑張って仕上げた『文字書き』遊びです♪)

 

 

 

≪平成29年4月17日・新入児初登園日の事です≫

 

 ブロックを繋げて遊んでいた時の事です。

ふうきちゃんが興奮した様子で担任の元へ、やって

きました。

 

ふうき:「先生!あのね、あの子がふうちゃんの為

     に、ブロック持ってきてくれたの。」

 

担任:「そっかぁ。ふうちゃんはお友達に優しくし

    てもらって嬉しかったんだね。」

 

ふうき:「うん!優しくしてもらって嬉しいの!」

 

担任:「ふうちゃんの為に持ってきてくれたんだっ

    て思えるふうちゃんも素敵だね。

 

ふうき:「うん!」とにっこり。

 

 初めての登園日で、ドキドキしている中、そんな

風に相手の好意を感じ取れる姿に感心させられた出

来事でした。

 

そして同日。こんな事も。

座っていたイスから立ち上がり、水道へ。そこは空

席に。すると、別の子がその空席へ。

すると、「あの子が座っていたからダメだよ。」と、

隣に座っていた子が守ってくれています。

「でも、ここに座りたい!」「でも、あの子が…。」

と、互いに主張し合っています。

まだ、入園したばかりなので、担任もすぐに間に入り、

互いの気持ちを代弁してあげながら互いの主張の意図

を伝えていきました。

すると、完全な納得とまではいきませんでしたが、状

況の理解には繋がっていったようで、先の子の席を優

先してくれました。

空いた席に座ることは問題ありませんね。

でも、側にいた子が先客に気付き、その子がここに戻

ってくることを予想して対応してくれていることも、

とても素敵です。双方とも間違っていませんね。

担任は、その双方の思いを一つひとつ丁寧に言葉にし

て返していきました。

2人共、しっかりと耳を傾け、状況の理解に少し近づ

いたようです。

 担任は、このような子ども達の姿から、互いの子ど

もの感情の整理をするため、言葉で繋げていき、各々

の子どもの気付きになっていくように意識して関わっ

ています。

 

           

 

これから、仲間の中での生活が続きます。

楽しい経験もいっぱいします。

悲しい出来事も日々起こります。

この経験の全てを、子どもの心と身体の成長に繋げて

いきたいと思っております。

どうぞ、宜しくお願い致します。

 

           ★

 

 

「文字書遊び」の子どもの作品2点を紹介しますね。

 

 

 (年長児:まさかず君)

 

 

年少児:あさひ君

 

 

| 園長先生のコラム | 00:01 | - | - |
園長室便り 4月号

ご進級・ご入園おめでとうございます

 

 新年度が始まりました。

お子さん方との新しい出会いにワクワクしております。

今年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

幼児期の子どもの能力はとても素晴らしいものがあり

ます。

子ども達がその力を発揮出来ます様、保護者の方々と

共に歩んでいけたらと思います。

どうぞ、お力添えを宜しくお願い申し上げます。

              

                  🔴

 

<大人を上回る気配りをする子ども達>

 

 3月の下旬の事でした。

この3月に卒園した子ども達が預かり保育で自分の遊び

を楽しんでいました。

私がペンキ塗りの作業をしていましたら、「何しているの?」

と次々と子ども達が寄ってきます。

幼児期の子どもは何事にも関心を持ちますので、

すぐモーションを掛けて来ます(A)。

そして次には、どの子も「手伝うよ」と、厚意とやりたい気持

ちを表わしてきます(B)。

実は、この(A)と(B)の姿が幼児教育にはとても大切な指

導の視点となりますので、このような

<興味表わした時>と<やりたがる時>の気持ちを、教育

に生かすことをとても大切に考えています。

 でも、今回は、先を急いでいたこともあり、子ども達の厚

意を受け取ってから、丁寧に理由を説明して手伝いを断り

ました。

すると、ゆうとくんは、「分かった。僕がやれることがあった

ら手伝うからいつでも言ってね。」と、去って行きました。

ややしばらくして、まいちゃんも同じく寄って来て、

「私も手伝うよ。」と厚意を示してくれました。

ゆうとくんの時と同じく、きちんと説明して断りました。すると、

「じゃあ、私がやれる事があったら言ってね。その時はお手

伝いします。」と。

そして、少し考えたまいちゃんは、

「あっ!!これなら出来るね。」と、自分の耳カバーをはず

し、子どもサイズから大人サイズに調節して、私の耳を保

護してくれたのです。

この日は、肌寒く、自分の耳を守っていた耳当てを私に提

してくれた、まいちゃんでした。

 自分のやりたい気持ちを押し通すわけでもなく、私に合わ

た気配りを大人と同じ様にやってくれたゆうとくんとまい

ちゃんでした。

 

 

 次に保護者の方のお便りをご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 佐藤さんは、引っ越しの為この地区を去られる事と

なりました。その時に頂きましたのが先のお便りです。

このお便りから感じましたのは、

<子ども達が、地域の中でも互いに力を出し、育ち合

っていること>でした。

本当に嬉しい思いでお便りを拝見させて頂きました。

 

            🔴

 

 ここに、相手に合わせた気配りの姿・そして地域で

互いに育ち合う姿をご紹介させて頂きました。

 子ども達は、大人の様に相手の立場に立った考え方・

仲間との心地よい生活の過ごし方など、ちゃんと理解

した上で、自然体で行動に移していました。

この幼い年齢でも、自分で考えて行動がとれるのです。

 そして、運動能力も目を見張るものがあります。

一輪車遊びや自転車遊び。

そして、手先を活用したこま回し遊び等、大人でも真

似するのがとても難しい集中力や仲間とのチーム力を

発揮して、自分で決めた目標達成の為に努力していき

ます。皆、自分の力で実行に移しています。

                 

                 

子ども達との、日々の生活の中から感じます事は、幼

い年齢ながら、その心と身体に秘めている能力の高さ

です。毎年、びっくりする姿に触れさせてもらってい

ます。

 

 今年度も、その力を1つでも多く発揮していけますよう、

お子さん方と関わって参りたいと思います。

    

            🔴

 

 さて、幼児期の子ども達の特徴と、保育する上で

私共が大切にしている点を、少しですがお知らせし

たいと思います。

 幼児期の年齢の子ども達は、年齢的特徴もあり、

自己中心的な考え、行動が中心となります。

ですから皆、自分の思いだけで行動を起こしますの

で、当然そこには、アクシデント・そして、トラブ

ルやケンカが生じてきます。

 幼稚園生活の中では、出来れば避けたい、そのト

ラブルやケンカ・アクシデントがとても良い教材と

なります。

この教材はどの子どもの心にも響きますので、皆、

自分の事として問題を捉えることが出来るからです。

とても悲しい・辛い出来事でも、それらの1つ1つ

に向き合い、問題を解決していく事で、喜びの味わ

いに変化していきます。

そこに至るには、簡単な道のりではありませんが、

避けずに経験を積み重ねていきますと、先にご紹介

しました、相手に合わせた心配りの仕方など自らの

力で獲得していくようになります。

ただ、沢山の経験が必要となりますので、時間もか

かります。でも大丈夫です。その経験は無駄にはな

りません。必ず生かされる時がやってきます。

見守って頂ければと思います。

 

            🔴

 

 さて、平成29年度初め、やまびこ幼稚園の名物

遊具・ジャンボ滑り台の大修理事業を行いました。

滑り心地を試して下さいね。又、昨年度末に新しい一

輪車や自転車を沢山、手配致しました。

子ども達のやりたい気持ちを大きくする環境の充実

も図りました。

 子ども達の心と体を満足させるような機会を沢山

作って参りたいと思っております。

 お子さんの事で、ご心配なことが感じられました

らどうぞ遠慮なく園の方にご相談ください。

 

〜どうぞ、今年度も宜しくお願い致します。〜

 

チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ チューリップ

 

お子さんを守るため、園庭への出入り口の施錠は大

人の手でお願いします。

 

子どもが勝手に手をつけてはいけない場所ですので、

ご配慮をどうぞ宜しくお願い致します。

お子さんが園から外に出ていけない場所でもありま

すので、ご協力下さい。

 

 

〜保護者の皆様へのお知らせ〜

 

行事のとらえ方に関して〜

 

行事は、子どもの日常的な生活に潤いを与え、新し

い興味や関心を深め、より充実した体験を積み重ね

ることができます。

それを、豊かにするために、〔学年や内容・時期〕

を子ども達の成長に合わせて計画を立てたいと考え

ております。

年間計画の中に遠足や、園外活動、畑の活動など明

確化していないものがありますが、日々の子ども達

の成長をみながら計画化して参りたいと考えており

ます。

また、園でちょっとしたものを調理して食べたり、

クラスで近所へお散歩に出かけたりなど、毎日の生

活の中で子ども達と新しい活動の計画が出てきた場

合などは、保護者の方へのご連絡が直前になったり、

子どもさんを通してのお知らせになったりすること

がありますのでご了承下さい。

尚、園児を通してのお知らせに関しましては、充分

に伝わらないことも予想されます。

その場合は、保護者の方への連絡が不十分でも、子ど

もさんが困らないよう配慮を行いますのでご安心下さ

い。

 

保護者の方へ子どもを通しての伝言をする〜

 

先の園行事のところでも述べましたが、子どもを通し

て園からのお知らせ、クラスのお知らせなど、お便り

を通さずに伝言する機会をつくりたいと思います。

「畑の土を柔らかくするためにスコップを持ってく

る。」とか、「おやつを入れるビニール袋を持って

くる」など、お子さんを通して、おうちの方へ伝え

る活動を時々致します。

 

<人の話を理解して聞く>

<理解したことを相手に分かるように話す> 

<忘れずに伝える>

 

など、言葉の発達の上で、大切なことを教育と

て取り入れております。

日常生活の中で、その発達を助ける経験をつく

っていきたいと考えております。

時には、うまく伝言できないことがあるかと思

ます。

また、経験や個人差、年齢などによる発達の違

もありますので、個々の子どもさんに配慮し

つつ徐々に取り上げて参ります。

 

お子さんを通して保護者の方へ伝言を行なう場

は、むしろ、失敗することの方が多いかもし

れませんね。

でも、この失敗感はとても大切なことと

とらえ、失敗した原因を考えたり、失敗か

ら学ぶ体験成功感が味わえるまでに何度も

経験したりする。』などといった配慮をしな

がら、年長の3学期にしっかり行動が取れ

るようにして参りたいと思っおります。

 

以上、重点的なところをお知らせ致しました。

どうぞ、ご理解いただけますよう宜しくお願い

し上げます。

| 園長先生のコラム | 14:05 | - | - |
園長室便り 春休み号

〜ご修了おめでとうございます〜

一年間、たくさんの経験を積んで、今日まで頑張って

きた子ども達です。

保護者の皆様方がお子さん方を支え、元気いっぱいの

姿で園に送り出して下さったおかげで、園ではどの子

ものびのびと園生活を送っていました。

 

 幼いとは思えない程、頭で考え、心で感じ、身体も

フル回転し、自分のやりたいことに全力を注いできた

子ども達でした。

 成功のイメージトレーニングをしながら、一輪車へ

挑んだり、次々と上の課題を作っては進歩する姿を見

せてくれたり。

仲間を認め、互いに力を出し合って切磋琢磨して育ち

合う姿もたくさん見せてくれました。

 アクシデントが起これば、一旦立ち止まって問題点

を探り、それを乗り越えるための話し合いをしたり、

新しい途を探ろうと努力もしてきました。

強い口調で言い過ぎて仲間を傷つけ、自分も傷つき、

双方で泣く位ショックを受けたり、片付けを忘れてク

ラスの備品を紛失してしまい、クラスの仲間に迷惑を

かけて途方に暮れたりと、辛く悲しい体験もいっぱい

してきました。

 

 でも、それらの全ては、決して無駄ではありません

でした。

 子ども達は、負の体験と思われるようなことから、

たくさんの学びを得ていましたね。

悲しい思いもたくさんしましたね。

又、怒りを爆発させたり、自分の気持ちを言えず悔し

い思いをし、ポロポロと涙が流れたり…と、子ども達

は感情を表に出してくれました。

子ども達は、素直に感情を表に出してくれましたので、

そのことでお互いの気づきの体験になっていきました。

ですから、当事者だけではなく、周りの子ども達も共

に体験を味わう機会になっていました。

周りの子ども達は、一歩退いたところで当事者の体験

を目にし、耳にしていますので、冷静な判断が出来る

のです。

直接関わっていなくても、双方の感情が伝わるので、

何が大切なのかの判断もそこで学んでいました。

もちろん当事者の子ども達も、互いに感情を出し合う

ことで相手にも感情があることに気づき、何が問題だ

ったのかも理解出来、問題解決の方法につながってい

きました。

 

 それらの全ては、子ども達自らの体験ですので、実

感出来るものでした。

子ども達は実感する中で本当に大切なことの是非を理

解していきました。

 でも、まだまだ応用がきくまでの体験の積み重ねに

は至っておりませんので、次の年度でも体験を大切に

していきたいと思っております。

 

 お子さん方は、すでに上の学年に進級することを楽

しみに、前を向いております。

ただ、全て新しいことの始まりともなりますので、不

安な思いを感じることもあるかと思います。

でも、これも無駄なことではなく、新たな学びとなり

ます。新学期を楽しみにしております。

 

             ★

 

 最後にお一人の方の連絡帳をご紹介させて頂きます。

この連絡帳には、先日のお別れ会(年中・年長組)の

中で皆様方がお話下さいましたことが全て含まれてい

ると感じました。

 保護者の皆様方のご理解とご支援の中で、楽しく仕

事させて頂いていることを強く感じます。

感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

 

 

かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 園長先生のコラム | 12:44 | - | - |
園長室便り3月号

あっという間の一年間でした。

保護者の皆様方のご支援に深く感謝申し上げます。

 

子ども達と、安心した園生活を送る事が出来ました。

私共の力不足のところも、温かく補って頂きました。

保護者の皆様方が園の方針を理解して下さり、信頼

して頂け、お子さん方と充実した日々を過ごす事が

出来ました。

本当に、有り難く思っております。

 

 園で思い通りの事が出来なくて、モヤモヤした気

持ちで帰宅する事もたくさんあった事でしょう。

でも、お家の方がお子さんの思いに耳を傾けて下さ

り、すっきりした気持ちにして園に送り出して下さ

いましたので、園生活の中では、どの子も前向きの

姿になっていました。

ですから、とても難しい事にも挑戦して、最後まで

やり抜こうとする子ども達の姿に、たくさん触れる

事が出来ました。

 

 子ども達は、幼いとは思えない力量を表わしてく

れました。

そして、個人の頑張りはもちろんの事、仲間への思

いやりも天下一品で、心に響く形でその思いを表わ

してくれました。

もちろん、ケンカもだいぶしましたし、いじわると

思えるような言動もたくさん起こしていました。

でも、子ども達は、そのようなアクシデントの中か

らもたくさん学ぼうと、小さな心をフル回転させて

いました。

子ども達のいつも前向きな姿に、感動を覚える毎日

でした。

 

          ★

 

 こま回し遊びは、手先の器用さが要求されるので、

年少児には少々難しい遊びと思っておりました。

ところが、今年に入り、上の学年の子ども達のこま

遊びに対する熱が一気に上がり、園全体がこま会場

になる程でした。

その環境は、年少の子ども達の気持ちに火をつけま

した。

やる気満々の年少児達!でも、そう簡単には参りま

せん。

紐の巻き方、投げ方など、その一つひとつが難しい

のです。

今の時期は、上の学年の子ども達にとっては、たく

さんの育ちが積み重なってきていますので、少しの

努力でマスターする子ども達がたくさん出てきてい

ます。

でも、年少児にとっては、やはり難しいのでは?と

少々疑いの目で見ていました。

ところがです。下の学年の子ども達でも気持ちを強

く持つと、体がついてくるのですね。少々時間はか

かりますが、“やれない自分”ではなく、

“やれる自分”を、皆意識してこまと闘い始めます

ので、結果がついてくるのです。

年少でも、決して難しい遊びではありませんでした。

 

 年少児の子ども達は、上の学年の子ども達のやる、

【諦めないで頑張る事の大切さ】に触れ、それを膚

で学んでいましいた。年少児も自分でも手応えのあ

る経験を積んできていますので、途中で諦めず、や

り続ける姿に変わってきています。

「やれば出来る!」と呟いたり、

「続ければ上手くなるよ!」と仲間からのエールも

心に刻み、お互いに育ち合っています。

 

そして、その育ちの中にはこんな場面も。

どの子どもも巧みに回せるようになるまでは、失敗

の連続です。

そしてこんな事が。

こまが回らずコロコロと横に転がってしまいます。

そんな時、自分を励ます意味もあって、その回り方

に自分なりの名前をつけては、失敗を乗り越えよう

と頑張っていました。

クラスメイト達も、その子の頑張り・努力を認めて

エールを送っています。

でも、エールの送り方も様々で、

「本当の回し方ではない。」と、さらなる頑張る気

持ちを送ろうと、皆とは違った励まし方をする子ど

もも出てきました。

でもやはり、その言葉はきつかったらしく、涙がい

っぱい…。

そこからは担任の出番です。エールを送った子と送

られた子、その双方の気持ちを、担任は丁寧に聞き

出していきました。

そして、周りの子ども達の温かい気持ちも考えて。

皆、心から仲間を支え合っていましたので。

次に担任は、本人がこれまでの頑張りを自覚出来る

よう、支え始めました。すると、悔しさをバネにさ

らなるやる気になっていったのでした。

悔しくて悲しい”という思いを聞いてもらって、

自宅に戻ってからも夜遅くまでこまと闘う姿に。

熱心にやり続ける姿へと変化していったのです。

仲間からのエールの全てが、心と体の肥やしになっ

ていました。

上手く事が運ばない時こそ、子どもが育つ事を、今

回も気づかせてもらいました。

 

           ★

 

保護者の皆様方、ありがとうございました。

 

| 園長先生のコラム | 18:17 | - | - |
園長室便り2月号

子ども達の気持ちはつながっていました

 

 

昨年、2学期に入ってすぐ、年長児のりく君は、仲間

達のやる【鉛筆削り遊び】に憧れを抱き、一緒にやり

たいと、意志表示をしてきました。

この【鉛筆削り遊び】は、ナイフを使い、かなりの集中

力と高度な技術を要するので、そう簡単ではない事を

知らせ、やる気の意志の確認をとってから、活動に入

る事を認めています。

ですから、前にもお知らせしましたが、鉛筆削りに入る

前に、その気持ちを高める意味もあり、ナイフを管理す

る布袋を作成する事から始めています。

布袋も、サイズや作り方、紐通しまでそのやり方を自分

で考えなければなりません。

もちろん、材料の布や紐の調達も(自宅にない時は園の

物を使用しています)。

材料も準備出来たところで、針と糸で縫い方がスタート

します。

 8月の末の事でした。りく君も仲間に入りたいと希望し

てきました。

ところが9月にも入りますと、園行事・クラス行事、そして

自分のやりたい事と、時間が足りない日々が続いており

ました。

ですから一旦手をつけた布袋作りは、ずっとずっと後回し

になっていきました。

時々、担任にも声をかけられ、少し手をつけるものの、ほ

ぼ足が向かない状態が続いていました。

そして、2学期の最終日、12月19日の事です。

この日は午前保育の日です。

やはり、担任も、担当していた加納も気になり、

「明日から冬休みに入るけど、どうする?」と、再確認をし

てみると、「やる!やる!」と、かなり強い意志を示してき

たのです。

そして、あれよあれよと言う間に、やりかけていた袋作り

が完成!

 

短い時間の中で、鉛筆の削り方も始め、なんと!!

【鉛筆削り】もやり遂げたのです。

何という集中力でしょう。

これまで途中でストップしたままの状態でしたが、その間、

仲間のやり続ける姿をしっかりと視野に入れ、見て学ん

でいたのでしょうね。

 5月。最初にやり始めた子ども達は、何日も、何時間も

かかって、やっとやり遂げていた課題でした。

ところが、いとも簡単にやってしまったりく君でした。

 その、りく君の行動する姿からは、たくさんの事を学ば

せてもらいました。

りく君の中では、一度手を染めた事をすっかり忘れてしま

っていたのではなかったのです。

「やりたい」「やろう」「やらなければ」という思い・その心が

ずっとつながっていたのでしょう。だからこその行動力と

感じました。

そして、約4ヶ月のブランクの間、りく君は別の事で集中力

や努力する体験を重ねていた事も、今回の姿につながって

いたと気づかされました。

そして、この4ヶ月の間りく君は、周りの子ども達が

【鉛筆削り】に懸命に取り組んでいる姿を、しっかりと頭の中

に入れており、“やり方”のみならず、

“頑張る事”“努力する事”等、心の逞しさにも触れて、実感を

し、その思いを味わっていたのでしょう。

ですから、今回のように短時間の間に実行出来る行動力に

つながっていったのかもしれません。

 すっかり忘れてしまって、やる気まで失っていたものと思っ

ていたのですが、決してそうではなかった事を感じました。

りく君の中では、ずっと長い期間、心の中ではつながってい

のだと感じました。子どもを甘く見ていました。

長い期間ブランクがあっても、子どもの心の中ではつながっ

いるので、それを見落とさず、チャンスを見つけて生かして

いくのは、大人の仕事と感じました。

また、子どもから学ばせてもらいました。

 

                 ★

 

 りく君のように、一つの活動がつながっていく姿は、年少児

おいても感じる事が出来ました。

今年の冬休みの出来事でした。

1月6日にくらま君が【文字書き遊び】の紙を一枚、全て完成

した形で幼稚園へ持って来てくれました。

12月初め、くらま君は、ことみちゃんやまいかちゃん・はる

ゃん達がやっていた【文字書き遊び】に興味を持ち始めま

した。

担任からもエールを送ってもらってやる気となり、一枚の紙

手にしました。

ところが、一枚の紙には216のマス目がびっしりと…。

目の前に飛び込んできた216マスの白い紙がとっても大き

見えたようで、「でも、多い…。」と、このマス目を全て埋め

る事に躊躇しています。

でも、「うん。216個もあるこの箱の中全部に文字や丸を書

くのは、とても大変だし、力がいる事なんだ。ことみちゃんや

まいかちゃんも今は、頑張ってきたから一日で書けるように

なったけれど、初めは全部書くのに二日間かかった事もあっ

たんだ。すごいよね。」と、担任から声をかけてもらうと、

「くらまもやってみる!!」と、再びやる気に。

ところが、また新たな課題が。

鉛筆の持ち方・書き方が分からず

「くらま、やっぱり難しい…持てない。」と、また一歩退きまし

た。

すると、それを耳にしたことみちゃんが

「こうやるんだよ!」「見ててね!」と、援助。

こう?」「うん。持てたね!」と、丁寧なやり方で指導してく

れています。

でも、頑張れど頑張れど、思うようにはいかず

「多い…疲れる〜。」

と、一文字書く毎に手が止まります。

 そこで担任は、新たな援助を。

1枚の紙を4分の1に折り、マス目を少なくする方法を提案。

もちろん「うん!いいよ!」と、やる気が増大。

ところが、また新たな難題が…。

マスの中を埋める“〇”印の書き方が分からず悩み始めま

した。

すると、それに気づいたはるちゃんが手本を示してくれて

ます。

くらま君が、困った気持ちを口にする度、先の仲間達が助

を出してくれています。

その助けもあって、「難しい〜!!」とぼやきながらも、やっ

の思いで4分の1が完成!

でもまた、その先の継続に苦労するくらま君。

他にやりたい遊びもあり、徐々に遠のく事が…。

も、時には家へ持ち帰り。

お母さんからエールをもらったりと、本当に細々と続いて

した。

ですから、後からやり始めた子どもに追い越される事も。

悔しくて大泣きをしたり、くらま君にとっては本当に心が挫

思いの多い遊びでした。

そして、冬休みに入ってしまいました。

 ところが、忘れかけていた文字書きの思いはつながって

のですね。

1月5日に再びやり始め、1行書く度に「もう少しだ!」と、

母さんに報告しながら、マス目を埋め、辛さから喜びの

遊びに変化していたのでした。

くらま君の【文字書き遊び】へかける思いは、心のこもった

のとなり、今、自分が感じている充実した思いを一文字

一文字に託し、その文字に愛しさを覚えながら進めていた

ようです。

小学6年生のお兄ちゃんが在園中に、この遊びを行い、頑

張った印としてのカブト虫の折り紙を大切にしていて、それ

を目にした事が再びやる気につながっていったようです。

そして努力が実り、1月6日、幼稚園に完成品を持って来て

くれたのです。

一旦止まっていた手が、一つのきっかけで継続する姿に変

わっていました。

決して、忘れておしまいという姿ではありませんでした。

心の中ではずっとつながっていたのですね。それを表に出

事の大切さを、くらま君からも気づかせてもらいました。

どこかで、子どもの思いを表に出せるようにしていく事の大

を学ばせてもらいました。

子どもの姿をちゃんと追わないとだめなのですね。

 

                 ★

 

幼児期の年齢の子ども達は、目の前の事にすぐに飛びつ

き、すぐにやりたがります。

そして、すぐに忘れて中途半端なまま、また次の事に手を

めようとします。

年齢的な集中力とか工夫する力等の体験がまだ未熟だか

と思います。

ところが、自らの体験をたくさん積み重ねていくと、頭で考え

る事を楽しみ、やれば出来る喜びを味わい、それを仲間や

保育者・保護者の方に認めてもらうと、かなりの力をつけて

いく事を、子ども達から教わりました。

 

 でも、年齢的な事もあるからと、やりかけていた事が中途

になっていても、もう少し大きくなれば分かるから!!と、

流してしまっていた時もたくさんありました。

今回、この2人の姿からたくさんの事を教えてもらいました。

子ども達のやる気の思いは、消えてなくなっているのでは

なく、どこかで心の中に潜んでいて、ずっとつながっている

事を感じました。

そして、私達の関わり方を中途半端にしてはいけない事を。

大反省でした。

 

| 園長先生のコラム | 17:40 | - | - |
園長室便り1月号

〜あけまして おめでとうございます

本年も どうぞよろしくお願い致します〜

 

 昨年12月の出来事でした。

 

 年長児の子ども達7人と、だんご作りの日程

を検討していました。

実は、この計画は夏にやることになっていたの

ですが、子ども達もやる事がいっぱいで時間が

取れず、やっと実施の見通しが立った時には、

食品活動に慎重な時期(食中毒など)と重なっ

たりして、3学期に流れてしまっていました。

 もうすぐ冬休みです。

1月の予定について話し合う事にしました。

カレンダーを見ながら、学年行事・クラスの行

事・個々の子のやりたい事・そして私の日程を

にらみながら、メンバー全員がとれる日程につ

いて話し合っていました。

その時、カレンダーの見方がまだ全員の理解に

至っていなかったので、そこから話し合いを進

めようと考えました。

カレンダーを目にすると、子ども達は次々と気

がついた事を口にしていました。

そこから学習のスタートかな、と思い、曜日に

ついて話そうとした時です。

「このカレンダーは曜日が漢字だから難しいね。」

と私。「うーん…分からない。」

「え、こんな事も分からないの?」と、すかさ

辛辣な意見が。

指摘を受けた子は、下を向いてじっと涙をこら

えています。

やや間を置き…。「何が嫌だったの?言いたい

事があったら、伝えるといいよ。」と、口を添

え2人がすっきりするまで互いに言い分を主張

し合う時間を作りました。

でも、互いに主張だけで、歩み寄りが見られな

い状態が続いています。

そこで、ちょっとした例え話をしました。

【大人も子どもも、人は強い口調でついつい言

ってしまう事が多々ある事】を。すると、

「私も言われた事がある。」

「その時悲しかった。」と、皆口々に主張。

そして互いに相手を名指しして言われた事の辛

を口にしています。

「私だって〇〇ちゃんにも言われた事がある。」

と。そして徐々に、互いに自分達も言い合って

いる現実に気がつき始めました。

そのような事を互いに口にしていると、

「園長先生!!言った人はすぐ忘れるけど、言

われた人はいつまでも覚えているんだね。」と、

新たな事に気づいた子ども達でした。

 

20分程のトラブルでしたが、大切な事を実感

した出来事でした。

その後、話し合いはスムーズに進み、1月に2

日間の日程を計画しました。

1日目は、「この日は総練習の日にしよう!」と、

チームメンバーだけの実験の日を、このような

言い方で表現していました。(12月のお楽し

み会の後でした。)2回目は本番です。年長児

全員に1個ずつだんごをおすそ分けする日です。

 

 延びに延びただんごチームの計画ですが、こ

の子ども達のチーム力はとても深くなりました。

今回のように、トラブルもたくさん経験してき

ました。その度に子ども達はたくさんの事に気

がついてきました。

 

 

          ★

 

 子ども達と関わっていて感じる事は、今回も

そうでしたが、子ども達は一つひとつのつまず

きの度に、ちゃんと考えて、大切な事に気がつ

いていける力を有している事を。

 

 

さて、とても短い3学期に入りました。

【一つでも多く、体験が出来る機会を】と、考

えております。

体験の中で、子ども達は力をつけていっていま

すから。そして、体験は子ども同士、互いの心

の思いの共感にもつながっていきますね。

体験で得た喜び・辛さ・悲しさは、どの子も共

通の感情体験として味わっていますから、互い

に相手の気持ちを理解出来る機会となっていま

す。時には、互いに辛辣体験も味わっていますが。

 

          ★

 

保護者の皆様、今年もどうぞ宜しくお願い申し

上げます。

皆様方のお力添えが、子ども達、そして私共の

力の源になっております。

いつも、温かいご支援に、感謝申し上げます。

| 園長先生のコラム | 13:25 | - | - |
園長室便り〜冬休み号〜

2学期もたくさんのご支援ありがとうございました

 

長かった2学期も、あっという間に過ぎて

しまいました。

日々、本当によく考え、行動に移していた

子ども達でした。

その途中で、間違ったり失敗したりしても、

挫折はするものの、何とか自らの力で前に

進む子ども達でした。本当に逞しいのです。

 

 “失敗は成功の元。”そして、

“失敗は成功の元にならない時もあるね。

それでも頑張ったら、気持ちがいい。”と、

体験の中で大切な思いを実感していた子ど

も達でした。

 

幼児期の高い能力は、知識として教わった

事を学ぶというより、体験の中で花が開い

ていく姿が多く見られています。

その体験のほとんどは、即効果が出る事は

なく、あの手・この手を使って成功に至る

まで本当にあらゆる体験をします。

そして、その一つひとつの試行錯誤を本当

に楽しんでいます。

これが子どもの中では遊びになっています

ので、楽しくて楽しくてしょうがない様です。

 一つの体験は、成功するまで子ども達は

かなりの寄り道を経て、そこに近づいていき

ますので、支える方の忍耐が求められます。

子ども同士で支え合う時、それを自然体で行

ていますので、実にスムーズに支え合っていま

すね。

互いに共感し、気持ちが本当によく通じ合い、

アドバイスも適確なのです。

大人は子どもの行動の先取りをしたり、口を

出したりとなかなか待てないので、とても難

しく、子どものやる気を殺いでしまう事も多

々あります。

私共も子ども達から学んでいるところです。

 

 さて、明日から20日程の冬休みに入りま

すね。幼稚園と違って仲間もおらず、仲間か

らの力を借りる事は出来ませんが、個々にや

る気と体力の充実した姿が見られていますの

で、もし時間に余裕があった時は、お子さん

のやりたい事に耳を傾けてあげて下さいね。

掃除やお買い物の手伝い等も、やりたがる

かもしれません。

大人がやった方が早いし、足手まといになる

事が多いので大変かもしれませんが、大人が

困らないところ等、条件を出してあげればそ

の中で子どもは考えて行動します。

結構、力を発揮するかもしれませんよ。

場所を限定したり、制限時間を設けたり、頼

んだ技術で行えるか、等の内容を確認したり

しますと、やりたい思いが強い時は、しっか

り考えて、それを行動に移すと思います。

年末年始の忙しい時等、お子さんから力を貸

してもらうのも良いのかもしれませんね。

時間的余裕がある場合ですが…。

 

         ★ 

 

子ども達がこんなにもエネルギッシュで前向

きな生活を過ごせたのも、保護者の方の大き

な支えがあったからこそ、と思います。

本当に有り難く、感謝の思いでいっぱいです。

 どうぞ元気でお休みを過ごされます様に願

っております。

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