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園長室便り11月号

運動会活動は子ども達の心を育てました

 

早いもので2学期ももう半分が過ぎてしまい

ました。

 

運動会では、保護者の方の絶大なるご支援の

おかげで、無事終える事が出来ました。

本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

そして、運動会を満足するまで取り組めた事

、子ども達は持っている力をグーンと伸ば

すことが出来ました。

これも、保護者の方が子ども達の事を考え、

大きな愛で支えて下さったからこそ!!と思

っております。

本当に有り難く、頭が下がる思いでいっぱい

です。

 運動会後に、保護者の方々がたくさんお便

りを下さり、私共が反省する機会を作って下

さいました。

そして、たくさんのお子さんの育ちの姿をお

知らせ頂き、又、本当にたくさんのエールを

送って頂きました。

 

          ★

 

さて今回は、各クラスお一人ずつ、9例の保

護者の方々のお便りをご紹介させて頂きたい

と思います。

 

≪年長3クラスのお便り≫

 

 

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 

 

 

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆   ☆   ☆   

 

 

保護者の方々のお便りからも感じましたが、

運動会活動を通した子ども達の育ちを実感す

る事が出来ました。

お家で現わすお子さん方の姿をお知らせ頂け

ます事は、保育現場で行っている事を反省す

る機会になりますし、今行っている事の大切

さもさらに深めていく機会ともなり、本当に

有り難い事と思っております。

 

           ◆

 

ここで、子ども達の姿をお知らせしますね。

 

10月19日(金)の事です

 

10月23日(火)には、宮城県私立幼稚園

連合会最大のバレーボールの大会がありまし

た。実はその日は年中組の遠足が入っており、

園からの応援が叶わなくなりました。

PTA役員さん方が代表で応援に行って下

さいました!)

 

そして、19日にバレー部のメンバーの方々

が、園の方に挨拶に来て下さる事になってお

りましたので、どのような応援が出来るのか

考えておりました。

子ども達は運動会後もやりたい事がたくさん

あって、短い時間の中で、子どもなりにやり

くり(計画的に考えながら)をしながらやり

たい事に向かって取り組んでおりました。

ですから、年長児の一部の子ども達に力を貸

してもらおうと考えました。

バレー部の方々の来園時間も1時半頃となっ

ておりましたので、2時降園に支障をきたさ

ずに行動がとれる状態の子ども達に、と考え

ていたのです。ところがです。何と年長児全

員が応援にまわってくれる事になったのです!

それが19日当日の日です。

子ども達は、“バレーボール大会の応援の事”

を耳にすると「今度は自分達が応援する番だね!!

だって運動会の時いっぱい力を貸してもらった

もんね。」と、何をさておいても一番最初にす

る事は【バレーボール大会の応援をする事】と、

優先順位を考えてくれました。

それからは、短い時間の中で応援の垂れ幕を作

ったり、応援団長の誠先生と1、2回程度でし

たが、応援の練習をしたりと、集中して準備に

取りかかり始めたのです。

もちろん、本日中にやらなければならない自分

の計画やクラスの計画もありますので、それも

平行してやっていました。

自分の時間をぬって、応援のための準備にも心

を込めて取り組んでくれていたのです。

そして、1時20分。

年長3クラス・85人。きちんと全員が揃いま

した。

3クラス揃っての練習はまだ1回もやっていま

せん。そこで、団長と共に初めての練習を。

何と!!1発目から心が一つになっていて、子

ども達の声援からは力強さを感じました。

その後、時を待たずしてバレー部の方々が来園。

部員の方々はその子ども達の姿に目をクリクリ

してびっくり。

園児達の温かいサプライズ応援に涙、涙で大変

感激をして下さったのでした。

そして“頑張ろう!!”と、子ども達からの

エールをしっかりと心に刻み、エネルギーを胸

いっぱいに満たして試合に臨んで下さいました。

子ども達は運動会の時、バレー部さん方が直接

支援して下さった事をしっかりと心に刻んでお

り、今度は自分達の番だ!!と考えていました。

感謝の思いを感謝の気持ちで応えてくれた子ど

も達です。

そして、行動の速さ・結束力の素晴らしさも感

じました。

これは、子ども達が運動会活動に取り組む中で、

一歩ずつ立ち止まり、【何が大切な事なのか】

【今、何をしなければならないのか】を、一つ

ひとつ考え、積み上げてきた事の表れかなと感

じました。

子ども達が自分達の力で積み上げてきた事が生

かされていた事を感じ、とても嬉しく思いまし

た。

 

<バレー部さんへ年長全員で応援をしました!!>

 

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  

 

 

次に、年中・年少組の保護者の方々の連絡帳を

6例ご紹介しますね。

 

          ★

 

〜年中保護者の方からのお便り〜

 

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

〜年少保護者の方からのお便り〜

 

 

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆ 

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

 

子ども達は、運動会の取り組みの一つひとつを

地道に創り上げてきました。

【本当にやりたい事は何か?】【やりたい事を

成し遂げていくために考えていかなければなら

ない事とは何か?】等、とても難しい事ですが、

幼いながらも、とても素直に向き合ってきた子

ども達です。

その中から子ども達は襷をつなぐ事とは?

本当の競争とは?><一丸になる事とは?又、

真剣に行う事とは?等、抽象的な事の理解

も深めていったのです。

やはり“子ども達の手で行う事”の大切さを再

確認致しました。

そうする事で、幼児期の子どもの能力も高まっ

ていくようです。

 これからの2学期後半も、とても大切な時期

となります。

子ども達の成長を楽しみに、これからも一人ひ

とりの子ども達と丁寧に関わって参りたいと思

っております。

 

| 園長先生のコラム | 17:36 | - | - |
運動会のお礼

運動会へのご支援に深く感謝申し上げます

 

第46回やまびこ幼稚園の運動会は、45回まで

とは違う、大きな変革期となりました。

駐車場の手配が叶わない状況となりましたが、皆

様方のご支援のおかげで、例年通り、子ども達の

競技は全て行う事が出来ました。

本当に有り難い事と、感謝の思いでいっぱいです。

遠くから歩いて来て下さった方、お子さんを送迎

した後一旦ご自宅に戻り、自転車等で再び来園し

て下さった方等、様々な手段で来園方法を考えて

頂きました。本当に頭が下がる思いです。

 

来園方法の幅が広がった分、来園時間や保護者の

方々の昼食作りの準備時間や荷物の量等、色々な

問題が生じ、対策をあらゆる角度から考えて参り

ました。

園児達の競技や演技に関しては、これまで通り確

保してあげたい思いがありました。

実は、この運動会行事の取り組みは、子ども達を

大きく育ててくれていました。

ですから、これまで通りの体験が出来るチャンス

を逃したくないと思っておりました。

それを皆様方のご理解とご協力の下、全て実行出

来、本当に有り難かったです。

そしてこの、園児達の活動が100%確保出来た

ものの、他の競技や昼食の時間、遠くから来て下

さる方々の時間配分等を考えました時に、開始時

間やプログラム内容の変更もやむを得ないと判断

致しました。

これまで行ってきた事が叶わなくなり、保護者の

皆様方にはご心配な点が多々あった事と思います。

それも踏まえて、子ども達と共に、

<どのような運動会をやりたいのか>

<どのような事がやれるのか>と、一緒に考え、

悩みながら準備を進めてきました。

 

その中で気付いた事があります。

子ども達はとても前向きだったのです。

一つひとつの事に真剣な気持ちで向き合っていま

した。

準備段階の時から、子ども達は自分の力では難し

い事にも何日もかけて問題解決を図ってきたので

す。

又、「小学生のお兄さん達にも走ってもらいたい!」

と、自分達の事だけではなく、色々な事に気配り

する子ども達でした。

そこで、運動会で使える時間の中で、競技種目の

種類と数について考えました。

そこでは、時計の仕組みを取り入れて考える事に

しました。

これはとても難しく、3日間も時間を要し、

年少・年中・年長で各々必要時間を予測して計算

しました。

そしてピストルの玉(雷管)の必要数を数える事

の必要性も考えた子ども達です。

その中では、28人・28人・29人の年長3ク

ラスの総数を調べなくてはならず、足し算にやは

り3日間。

色々なやり方で【85人】という人数を導き出し

ました。

運動会とは程遠いと思える活動と思いますが、子

ども達は疑問に感じた事を解決しながら

<最後までやり通す事>

<難しい事も投げ出さない事> 等を実感してい

きました。

そしてこれらの活動は、リレーで<あきらめない>

<集中する>等という事にも結びついていきまし

た。

競技・演技に対しても然りでした。

はじめは、リレーはリレーにならず、エンドレス

で走る事をひたすら楽しんでいました。

でも、途中から皆色々な事に気づき始め、真剣勝

・仲間への思いやり等にも気配りをするように

なっていきました。

 

この様な子ども達に支えられて、私共もたくさん

の課題と向き合いながら計画を進めて来られたの

です。

保護者の方々のご支援と、子ども達の前向きな姿

勢に、本当に勇気づけられました。

 

当日にご覧頂きましたように、子ども達はひたむ

きに自分達の運動会に向き合っていたと思います。

幼児期の子ども達の、素直でひたむきな姿をいっ

ぱい発揮してくれたものと思います。

これはひとえに、保護者の方々のお力添えのおか

げです。

心より、御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

ここに、保護者の皆様からの連絡帳でのお便りを

ご紹介致します。

(運動会前に頂いたお便りです。)

子ども達は、毎日毎日の取り組みから、本当に真

剣に向き合ってきた事がお家の方のお便りでも感

じる事が出来、本当に嬉しいです。

 

***********************

 

 

************************

 

第46回 やまびこ幼稚園運動会

 

〜年長かけっこ〜

 

 

 

 

〜年中玉入れ〜

 

 

 

〜年少かけっこ〜

 

 

 

 

〜年中遊戯〜

 

 

 

 

〜年少親子競技〜

 

 

 

 

〜年中かけっこ〜

 

 

 

 

 

〜年長リレー〜

 

 

 

 

 

 

 

〜年長遊戯〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ありがとうございました〜

| 園長先生のコラム | 16:42 | - | - |
園長室便り10月号

運動会のご支援、本当にありがたく、

感謝の思いでいっぱいです

 

外部の駐車場の借用が叶わなくなり、自前の限られた

エリアに車が収まり切れるか、とだいぶ悩みました。

<子ども達の運動会にかける思いがとても熱く、強い

ので、それをつぶす事なく生かすやり方とは?>又、

<この運動会活動から得る子ども達の学びもとても大

きいものがあり、この育ちのチャンスを奪ってしまう

わけにはいかないので、どうするか?>等々…頭を悩

ませ続けました。

<当日の参加学年を減らす>

<子ども達だけの運動会にする>

<園庭を半分にして内容を変える>等々、あらゆるや

り方を検討しました。

でも、子ども達の力を損ねる事は出来ず、悩んだ末に

考えた事は、保護者の方への協力要請でした。

前回のお便りでもお知らせ致しましたが、本当に申し

訳ない思いでいっぱいですが、駐車台数を減らして頂

くお願いでした。

本当に嬉しい事に、保護者の皆様方のご理解とご協力

のおかげで園内エリアの駐車場で収まる事になりまし

た。

何とお礼を申し上げたら良いのか!!

ありがたい思いでいっぱいです。

子ども達が充分に力を発揮出来るチャンスを作って下

さいまして、本当にありがとうございました。

 

          ★

 

2学期が始まって、子ども達の体力が回復するまでに

3週間程かかってしまいました。

でもやっと、心も強く、身体も逞しい姿になって参り

ました。その姿を保護者の方の連絡帳でも伺い知る事

が出来ました。

ここに、保護者の方々からの連絡帳をご紹介させて頂

きますね。

 

 

 

***************************

 

 

***************************

 

 

 

***************************

 

9月に入ってすぐから、どの学年も【自分達の運動会

をどのように創っていくのか!!】と、頭と心でいっ

ぱい考え、話し合いを重ねてきました。

<どのような気持ちで>

<どのような事をやりたいのか>と、問題意識を持っ

て運動会活動に取り組んできました。

そして、<自分達の力でやる為に必要な事は何か?>

<問題点があれば、どう解決したらよいか?>等、

具体的な行動をとりながら進めて参りました。

子ども達が一つひとつの問題と向き合ってきた事が、

先の保護者の方々の連絡帳からも伺え、とても嬉し

く思っております。

 

          ●

 

 年長児は、自分達でやりたい事の一つとして、

「お遊戯をやりたい」と考えました。

そこで、選曲を3クラスで話し合いました。

意見が分かれ、なかなか決まらず、悩みました。

少数意見も大切にし、やっと何とか皆の納得すると

ころに落ち着き、3曲のメドレー曲となって1つの

曲にまとまりました。

 次に<振り付けはどうするのか?>・これにつき

ましては、振り付けをやりたいと希望する子ども達

17人が集合し、踊り係】を結成しました。

今は、踊りチームの振り付けを3クラス全体で練習

しているところです。

 年長児達は、「踊りの振り付けチーム」の他に、

運動会運営も自分達で出来るところは担いたいと考

え、11種類の係を考え、各々希望するチームに入

って、仲間達と協力し合い、一つひとつ運動会を創

り上げているところです。

 

10月1日にお渡し致しますプログラム作成も

プログラム係】が3パターンも考案しました。

学年毎に違ったタイプのプログラムがお手元に届き

ますので、お楽しみに!

 

また、【ポスター係】として3人の子ども達が作成

しましたポスターをご紹介します。

室内外に貼ってありますので、来園の際にはどこに

あるかぜひ探してみて下さいね。

 

年長ポスター係の子ども達が作成したポスターです

     

 

 

 

年長児の係名をご紹介しますね。

 

確認係、プログラム係、ポスター係、踊り係、

始めの言葉係、誓いの言葉係、体操の見本係、

終わりの言葉係、アナウンス係、掃除係、準備係

 

          🔴

 

さて年少組の子ども達です。

 天候不順が続いており、上の学年の子ども達も外で

の活動がままならない状態が続いておりました。

でも、年少の子ども達のすごいのは、その数少ない外

での先輩達の動きをしっかりと捉えていたのです。

特にリレーやかけっこの姿がとても印象強く心に響い

たようで、「お兄さん達速いね!」とか「転んでも最

後まで頑張っているね。」「怖い顔(真剣な顔)して

走ってる。」等々、先輩達の一瞬一瞬の姿をしっかり

と心に刻んでいました。

一つひとつの動きを見逃さずに吸収しているのです。

又、<1等・2等>の順位への意識も持ち始め、

「1位になるんだ!」等と、走りながらの呟きもたく

さん耳に入るようになりました。

上の学年程、その意識は強くありませんが、自然体で

それを受け入れている事を感じています。

そして子ども達は、上の学年の子ども達のように、自

分達も真剣に、かつ、大人の力を借りずに自分達の力

だけで頑張りたいという気持ちが盛り上がってきまし

た。

 そこで今年は、昨年とはちょっと違うかけっこの形

になりますが、子どもだけの力でスタートして、子ど

もだけの力でゴールするというスタイルをとることに

いたしました。

 やはり年少児は「見て学ぶ」「聞いて学ぶ」という

力がとても大きいと感じました。

それは上の学年の子ども達一人ひとりが皆真剣な思い

で運動会に取り組んでいたからこそだと思います。

 

 実は、上の学年から吸収していたのは年中児の子ど

も達も同じですね。

 年長児が踊りを3クラスで練習していた時です。

隊形移動がたくさんあり、【きれいに踊りを表現する】

という他に【しっかりと考えて行動し、仲間とのチーム

ワークも意識して行動をする】という事も子ども達はし

っかりと考えていました。

その年長児の姿に触れ、年中児の子ども達は、自分達の

演技と重ねていたのです。年中児も踊りの隊形移動があ

るのですが、なかなかままならない動きを実感していた

ようで、年長児の子ども達の踊る姿からしっかりと学ん

でいました。そして、玉入れの時のクラス毎の輪作りの

仕方もしかりでした。

「白帽子さんの動きは速い!」

「誰もふざけていないね。」

「皆、気持ちを一緒にしている。」

「丸(輪)を作る時、隙間がないね。」等々、本当に

よ〜く見ていました。

憧れの先輩達のように頑張りたいと意識するようになっ

てきました。

徐々にですが、それは年中全体への意識へと繋がってき

ているところです。

 

 

このように、子ども達が運動会に向けて力を発揮出来て

いるのも、保護者の方々のおかげです。

子ども達が充分に活動出来るエリアを確保して下さいま

して、心より御礼申し上げます。

 

卒園した先輩からのメッセージです!

 

あと1週間で運動会です。

子ども達の運動会へかける思いも真剣さがとても強くな

てきています。

リレー競技に関しても順位にもこだわるようになってき

した。

“なぜ1位になれないのか?”

“なぜ頑張っても速く走れないのか?”と悩みも深くな

てきています。

 子ども達はこの悩みをご家族の方にも相談していまし

た。

ゆり組のそうすけくんもそうでした。

小学2年の姉は弟の悩みにしっかりと耳を傾けてくれ、

ドバイスもしてくれていました。

そして、その内容をクラスの仲間達にも分かり易く

ージとして届けてくれたのです。

それをご紹介しますね

 

(たかはし あきな)

 

 

 

| 園長先生のコラム | 15:05 | - | - |
園長室便り 8月・9月号

いよいよ、充実の時期が始まります

 

まだまだ暑さが続きそうですね。

体もついていけず、弱ったまま2学期がスタート

するのではと心配しています。

体調は急がず徐々に戻すしかないと思いますので、

お子さんの健康状態にご配慮下さい。

 

 今年の異常な夏対策として、保護者の皆様方に

は、多大なお力添え・ご協力をいただきました事、

本当に本当に感謝の思いでいっぱいです。

 

 年長児の一泊保育も、泊まる活動は中止に致し

ました。今の園の設備状態では、お子さんの健康

を守る事は出来ないと判断致しました。

急に、本当に急な決定で大変ご迷惑をおかけ致し

ました。

そして、泊まる事はしませんでしたが、夜の花火

大会までの活動等、その全ては実施を致しました。

そこでも、またまた保護者の皆様方に多大なご協

力をお願い致しました。

夜、暗くなってからのお迎えのお願いでした。

事故を起こす状況を作ってはならぬと、たくさん

の準備をしたつもりですが、それでも予測外の事

態が生じたら?と、一瞬一瞬がドキドキ状態でし

た。そこでも皆様方のたくさんのご配慮を頂き1

つの事故もなく、行事を終える事ができました。

本当に有り難かったです。

 色々な心配な点があった行事でしたが、保護者

の皆様方、そして皆様のお子さん方からも支えら

れて、力が沸き上がる思いでした。

子ども達はやはりすごいです。

状況をちゃんと理解して、受け止め、大人を支え

てくれたのですから。

ここにそんな子ども達の姿をお知らせしますね。

 

当日の登園時、お家の方と担任が「(泊まりが出

来ず)残念でしたね…」といった内容のことを話

していると、「でもこれは、園長先生が子ども達

のことを考えて決めてくれたことだから。」とま

ゆかちゃん。

「今日はすごく涼しいけど、昨日はものすごく暑

かったでしょ?暑かったり涼しかったりして(気

温差で)具合悪くなっちゃう子もいるかもしれな

いし。だから、これで良かったと思うんだ。」と

も話していたそうです。

実際、まゆかちゃんのお友だちが体調を崩して入

院してしまったようで、実感のこもった言葉へと

つながっていたのでしょうね。

そしてクラスで皆と話していた時にも。

担任も、子ども達のありのままの気持ちを受け止

めようと、「お泊まり出来なくなっちゃったけど、

皆は大丈夫?」と投げかけました。

すると、「幼稚園には泊まれないけど、楽しい事

は全部ちゃんと出来るから!それに、一番安全な

方法を先生達が考えてくれたんだよね。」と、れ

いた君。「先生は悪くないよ。」と、かいち君。

他の子ども達も、「泊まれなくてもいっぱい思い

出は作れるもんね!」

「一番やりたかったゲーム大会はできるから、良

かったよね!」と。

 

本当に子どもから学ぶべき事が多いですし、子ど

も達の理解力は抜群です!

そして常に前を向いている子ども達は、やっぱり

素晴らしいですね。

 

         ★

 

 さて、2学期に入りました。

この暑さは今のところ人の手ではどうしようもあ

りませんが、知恵をしぼりながら大事な2学期を、

1つでも多くの成長を願いながら、子ども達と関

わって参りたいと思っております。

今学期も保護者の皆様方と共にお子さん方の力を

引き出していけたらと思っております。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 1学期の子ども達の姿を振り返ってみますと、

後半には各学年共とても落ち着いた生活をしてお

りました。

子ども達は1つ1つの自分の行動を考えながら行

っておりました。

そして、自分の事だけではなく、仲間の事も常に

念頭においた行動をとっていたのです。

まだまだ全ての生活に於いてそのような姿をとる

ということではありませんが、肝心な大切な時に

行動を起こせる子ども達でした。

 2学期はとても長い時期です。行事もたくさん

あります。文化的イベント(コンサート等)も子

ども達の心を魅了してくれる事でしょう。

又、子ども達がこれまで個々に手を染めてきた遊

びにも熱が入る事と思います。

 

行事について

行事は大人が与えたものではなく、子ども達と1

つ1つ話し合いながら、子ども達と共に創り上げ

ていく行事と考えております。

 

<本当にやりたい行事なのか?>

<やりたくない仲間がいたらどうするのか?>

<どのような事をやりたいのか?>

<ケンカになったら?

 アクシデントが起きたらどうするのか?>

<力が出せない仲間がいたらどうするのか?>

 

等々、1つ1つ問題が生じましたら立ち止まり、

それらに向き合い解決の途を探りながら、進め

ていきたいと思います。

それは子ども達が「行事」を自分達のものとし

て捉えることで、実感が湧いてくるからです。

その事で子ども達は他人事としてではなく、全

て自分の事として考えられるようになりますね。

そうすることで、事の善し悪しも分かってきま

すし、その大切さも自分の力で判断出来る様に

なっていきます。

先を急がず、行事は結果を目的とせず、結果に

至るまでに生じる「たくさんの学び」を大切に

しながら進めて参りたいと思っております。

 これまでもお伝え致しましたが、幼児期の子

ども達は、生活経験がまだまだ足りませんので、

実体験が必要となってきます。

この体験を1つでも多く重ねながら、子ども自

らの手で知恵や知識の獲得につながっていきま

すよう、子ども達を支えて参りたいと思ってお

ります。

 

 この2学期は、行事はもとより、日常生活の

1つ1つの事に関しましても、体験をたくさん

積み重ねる事が出来る時期となります。

ただ、体験の中には楽しいことばかりではあり

ません。

「やさしくしてくれない」

「いじわるされた」

「自分はこんなに頑張っているのに皆は力をか

してくれない」

「言葉より先に手を出してしまって友達とケン

カになった」

等々、トラブル・アクシデント・困った事も同

時にたくさん経験することになります。

この経験の全てが子ども達の宝(成長に結びつ

いていきます)です。

それを意識して、関わって参りたいと思います。

 

 ここにこの春卒園された、れいさちゃんのお

母さんのお便りをご紹介します。

これは運動会という行事に取り組んでいた時の

ものです。少々長い連絡帳となりますが、読ん

で頂くと経緯が分かり易いかと思いますので、

掲載させて頂きますね。

 

〜昨年度の運動会 数日前のお便り〜

 

 

 

〜運動会後のお便り〜

 

 

| 園長先生のコラム | 16:24 | - | - |
園長室便り 夏休み号

保護者の皆様に支えていただきました1学期でした

ありがとうございました!!

 

だいぶ天候に悩まされたやまびこ祭りでしたが、

ほぼ満足のいくものだったのではないでしょう

か。

獅子舞は、後日改めて実施しようと思っており

ます。

やまびこ祭りは、本当に幸せな行事です。

本物の体験も出来ました。

そして、満足が得られる体験となりました。

さらに子ども達が大きく育つ体験でもありまし

た。

 このように、子ども達が充実した体験が出来

ましたのも、保護者の方々のお力のお陰です。

役員さん方は、4月からずっと計画を練り、細

かい段取りを立てて実行して下さっていました。

子ども達が力を発揮出来る準備を進めて下さっ

ていたのです。

 そして、幹事さん方を中心に保護者の方々も

6月からお祭り活動に関わって下さっておりま

した。

もちろんOGさん方も足繁く幼稚園に通って準

備を重ねて下さいました。

 これらの支えがあって始めて、子ども達が活

動出来る場となっていましたね。

大人が真剣に全力で創り上げるやまびこ祭りで

すので、子ども達も、嬉しさや楽しさのなかに

も真剣さがとても強く表れておりました。

本当に本当に、ありがとうございました。

 

          ★

 

早いもので1学期も終了です。

約4ヶ月の保育活動の中で、たくさんの子ども

達の育ちを感じる事が出来ました。

保護者の方々がお子さん方を支えて下さったお

陰です。

本当に、有り難い限りです。

 

 お祭りを始め、様々な行事の中からも、子ど

も達の積極的な姿勢を感じました。

その行為の中から、子ども達は『考える事』の

大切さを実感し、その楽しさも味わっていまし

た。

ですから、仲間達の意見を聞きながら、自分の

意見もかみしめ、どのような答えを導き出した

ら良いのかを、色々と考えながら行動をとって

おりました。

 又、クラスでも。担任から出された課題につ

いて話し合いをしている時も、同じ様な姿勢で

頭をフル回転させていた子ども達でした。

年齢によりその内容には違いがありますが、ど

の学年でもその姿勢が育っている事を感じてい

ます。

 

【年長児】

やまびこ祭りに向けて、お店屋さんごっこにつ

いて話し合いをしていた時です。

担任が店舗の種類や商品の値段を話し始めると、

子ども達は持ち金と商品の価格を照らし合わせ

ながら計算を始めたり、メモをとったりしてい

ました。

又、商品の種類が多く持ち金が足りず、希望す

る物全ては買えない事に気が付くと、即対策を

立て始めていました。

そして、他の子が悩み始めると、その子の思い

をも共有してくれるのです。

様々な意見を出してくれ、クラス全体で支え合

っていたのでした。

 

【年少の子ども達も】

先輩の姿を見て、吸収し行動に移す姿がたくさ

ん見られており、入園当初の不安顔から一変し、

表情も引き締まってきている事を感じています。

年長児が七夕祭りへ向けて、2km先の竹やぶ

から6m以上も長い竹を取って来てくれたので

すが、年長児の真剣でどの子も頑張っている姿

はしっかりと視野に入れておりました。

「お兄さん達、誰も笑っていない。」

「頑張っていて、すごい。」

と、食い入るように見て、感想を口にしていま

す。

 先日行われました、お祭りの神輿を1回だけ

練習の為に見せてもらった時も。

「こんな大きなお家(神輿)を持ち上げて、

すごい!」と、これも年長児の顔の表情で真剣

さが伝わり、物事に取り組む姿勢について膚で

感じていた子ども達でした。

 そのような先輩から吸収した事を、今度は自

分達の生活の中で生かす力も備わってきた事を

感じています。

年少児も何回か、お店屋さんごっこを経験して、

当日に向けた活動をしていました。

そして回を重ねる毎に、先輩から気づかせても

らった事を生かしていました。

 家での出来事です。

雷が鳴っていた時がありましたね。

その雷の音に恐怖心があったでしょうに、その

轟きが、年長児がお祭りの為に練習している太

鼓の音と重なり合い、受け入れていたようです。

本当に良く見ていて、雷と結び付けていた姿に

は、びっくりです!

 

<雷の事について頂いたお便りです>

 

 

 

 

【年中児も】

 やはり、やまびこ祭りに向けて活動している

時の事です。

お祭りの時は、グループで活動が出来るように

と、仲間作りをする時も、何度も話し合いを重

ねていました。

又、買い物ごっこも回を重ねる毎にねらいを変

えて活動をしておりました。

たくさんのハプニングや失敗体験を重ねており

ました。

(クラス便りで詳しくお知らせしている通りです)

 子ども達は、アクシデントが起きる度に、ク

ラスで話し合いをしながら、原因を探ったり、

その解決策も考えて活動を進めていきました。

 そのアクシデントが起きる度の話し合いは、

子ども達の力となり、それを積み重ねていく

姿になってきたのです。

まだ、全ての活動に於いて、その力を発揮す

るまでには至っておりませんが、時折々に、

その力を見せてくれるようになっています。

 担任がお店屋さんとなり、子ども達が仲間

を組んで買い物をしていた時です。

やはり、グループの中で意見が食い違ったり、

勝手にグループから離れる子どもが出たりし

てトラブルになっておりました。

そして、担任が状況を見て、子ども達との話

し合いに向かおうとした時です。  

ふうが君が「もう自分達でケンカは解決した

から、大丈夫だよ!」と、担任へ報告があり

ました。

自分達で問題解決を図っていたのですね。

 

        ★

 

【年長児のお祭り活動時の姿をお知らせしますね。】

 

次の姿は、お祭り当日、太鼓チームで頑張っ

た姿です。

太鼓チームに入った39人の子ども達は、ど

の子も真剣に太鼓と向き合っておりました。

そして、子ども達は太鼓打ちをする中で、た

くさんの事を考えながら行動をとっていたの

です。

本当に良く考えていた子ども達です。

 

        🔸

 

(7月3日の事です)

前日に太鼓を『全力で5分間叩く』というテ

ストに挑戦し、見事合格したかいち君。

 翌日も、朝登園するとすぐに「今日も太鼓

の練習頑張るぞ!」と張り切っていました。

かいち:「今日は何分叩く?」

担任:「・・・2回かな・・」

かいち:「・・・何分を2回?」

担任:「うーん、2回だから10秒くらいかな?」

かいち:「え?10秒を2回ってこと??」

 

実は、テストでは太鼓を最後までやり通す本

気度を示す事と、お祭り本番を想定して遠く

までその音を響かせる事を意識して行ってい

ました。

その為“全力で5分”という長い時間を、手

がしびれて疲れても、泣きそうになっても最

後まで全力でやり通した経緯がありました。

 

かいち君はその経緯から、“昨日は5分出来

た!今日は何分に挑戦かな?”と思ったよう

です。

ところが、この時のテストに合格した人数が

多く、当日はお神輿を担いでいる間の太鼓の

演奏となる為、本番は交代制での演奏となり

ます。

担任:「実はね、昨日のテストで合格した人

       が沢山いてね・・・」

 

かいち:「あ!分かった!人がたくさんいる

       から、皆で順番にしないと全員出来

       ないんだ!だから、本番は何分とか

       じゃなくて、何回って決めてやるん

       だね!意味分かった!」
 

担任:「5分間の長い間叩き続けるのも大変

      だったけど、今度はもっと難しいよ!

      本番はそのたった2回に全部の気持ち

      を込めないといけないの。」
 

かいち:「本当だね!5分の時は疲れてきても

       途中から大きな音にやり直せたけど、

       本番は最初から心を込めないといけな

       い!これは大変な事だ!でもさ、かい

       ちゃん、出来る方法知っているよ!諦

       めないで、練習する!じゃあ、皆で、

       2回に力と心を込める方法考えてくる!!」

と、きりりと引き締まった表情のかい

ち君でした。

純粋に、そしてしっかりと考えていま

したね。

          🔸

 

買い物体験の中でも、子ども達は本当に良く考

えていました。

次にご紹介しますのは、お祭り前日と次の日の

お家での様子を、お便りにてお知らせ頂きまし

たのでご紹介します。

 

 

 

 

<ゆうり君がお金の計算のために書いたメモです>

 

 

 

 

<お祭り後に頂いたお便りです>

 

 

 

〜担任より〜

7月9日(月)に、お祭りの感想を一人ずつ話

してもらいました。

ゆうり君とペアだったたける君は、「俺一人だ

けが買うと、何だか悲しいなって…」と、ゆう

り君のお金が全部なくなった事を知って、自身

の買い物もストップしたのでした。

2人は、事前に地図を見て買う順番を決めて、

全てを買い終わっていましたが、ゆうり君の気

持ちを推し測ってくれたたける君の気持ちも、

素晴らしいですね。

        

                ☆

 

 短い期間の1学期でしたが、子ども達は一つ

ひとつの体験から、たくさんの気づきを得てい

ましたね。

幸いな事に、日常生活の中では失敗やアクシデ

ントがたくさん起きてくれるので、子ども達は

その体験の全てを自分の問題として捉えていま

した。

子ども達は、アクシデントが起きる度にも、無

駄と思えるような様々な事を繰り返します。

そして、それを何度もやりながら要領を良くす

る事にも気づいていくのです。

大人から見ますと、“子ども達のかなり遠回り

な、そして手間暇がかかる事を延々とやり続け

るなんて!”と、もどかしくなりますが、そこ

には無駄な体験は一つもありませんでした。

子ども達は、全て自分の手で行い、実感する事

で、自らの育ちにつなげていっていました。

やはり、先を急がず、体験を充分させ、自ら納

得するまで待ってあげる事の大切さを子ども達

から学びました。

 

          ★

 

これから、夏休みに入りますね。

とっても長い期間、自宅での生活が続く事にな

ります。

 お家の方の無理のないところで、お子さんの

声に耳を傾けられます時は、お子さんの自らや

る行動について許容させてあげて頂ければと思

います。

でも、全ての許容はとても難しいので、だめな

時はだめとしっかり理由を伝えてあげれば、ち

ゃんと分かります。

余裕のある時は、無理のない範囲で手をかけて

あげて下さい。 

 

          ★

 

今年も暑い暑い夏となりそうです。

水遊びや室内遊びも多くなるかと思いますので、

その遊び方を少しご紹介致しますのでご利用く

ださい。(最後のページに掲載しております)

 

先日のやまびこ祭りでは、たくさんの方が

減車にご協力下さったお陰で、園庭でお祭

りを行うスペースを確保する事が出来まし

た。

当初129台の車が駐車場を利用する予定

でしたが、皆様のご協力があり、108台

まで減車する事が出来ました。

本当にありがとうございました。

 10月の運動会では、さらに園庭を広く

使いますので、お祭り以上に更なる減車の

ご協力が必要になります。

80台程に収めたいと考えておりますが、

4月に実施致しました運動会の駐車場利用

のアンケートでは110台の利用希望が出

ております。

時期が近くなりましたら、またお便りでの

お願いがあると思いますので、皆様のご理

解とご協力を、どうぞ宜しくお願い致します。

| 園長先生のコラム | 16:45 | - | - |
園長室便り 7月号

子ども達はひたすら一生懸命!!

 

クラス別懇談会、そして親子で遊ぼう会と、

園行事が続きました。

保護者の方々のご理解・ご支援をいただき、

子ども達はもちろんのこと、私共も良き学

びを得ることが出来ました。

深く感謝申し上げます。

 

さて、あと2週間程で1学期も終了致しま

すが、子ども達はいつも一生懸命に物事に

取り組んでおりました。

とても難しい、やれそうもない様な事にも

前向きに“やりたい!!”という意志を表

わしていました。

この前向きな姿勢が子どもを育てますので、

この“やりたい!!”という思いを、これ

からも大切にしたいと考えております。

 

        ★

 

年長のあさひくんは、年中の頃から化石や

恐竜が大好きで、目を輝かせ、思った事や

感じた事を伝えてくれていました。

年中の頃は、庭で発掘した(化)石を、仲

間数人で標本化したりして楽しんでいまし

た。そして年長に入っても、その熱意は続

いておりました。

園(理事長の宝)にもたくさん化石があり

ますので、それを提供する度に念入りに見

入っております。

その見る目が確かでしたので、目にした物

を観察して絵にすることになりました。

すると、家で描いてくるからと、アンモナ

イト(直径10cm位のもの)を持ち帰り

ました。

その時描いたのが下の絵です。

 

 

原画は本物をよく観察して

描いてあり、色もついてい

ますが、白黒プリントで、

その細かさが伝わりにくく、

すみません。

 

                 

        ★

 

春から夏にかけて、園の果樹園(庭のあっ

ちこっちに実が成っています!)からの恩

恵がたくさん。

理事長が毎年植樹して、子ども達の

【自然の教材作り】をしております。

今年は梅が不作であまり活用が出来ません

でしたが、他の木々の実で楽しむ事が出来

ました。

目の前に食欲をそそる木の実がありますと、

すぐ関わりたがる(やりたがる)子ども達

です。

そこで、「ままごとにされてしまうと、美

味しくなる前になくなってしまうし…どう

しよう??」とか、「砂糖や塩、鍋やザル

など道具や材料があるとジャムが作れるよ!」

などと呟きますと、即反応を返してくれる

子ども達です。

皆、「やりたい!やりたい!」と、仲間入

りしてきます。

【やる気満々の思いになる】これが学びの

第一歩目です。

「でもね、途中であきらめられると、私一

人で続けるのは難しいのね。だから最後ま

で頑張れるのなら任せたいなぁ〜。」とか

「道具や材料を用意するって大変なことな

のね。お家の方の力を借りなければ出来な

いしね。そのためには、何を用意してもら

いたいのかを、しっかり聞いて、覚えて、

伝えなければジャムは作れないんだ。

…どうする?」

等と、上の様な会話の内容を子ども達との

やりとりの中で確認をしていきます。

そこでは、お家の方の協力を得る時には、

わがままを押し通す事の是非にも触れます。

だだをこねて主張することは出来ない事は、

子どもはちゃんと分かります。

ですから、だめな時は断っていただけます

と、ありがたいです。
実は、そのことも含めて関わっております

ので、ご心配をなさらないで下さいね。
必要なものが手に入らない場合もある事の

学習にもなります。

そして、新たな事態が生じた時は、どう対

処したら良いのかの学習にもなりますので。

この様なやりとりの中で、

【人の話を考えながら聞く】

【自分が考えた事を話す】

【決めた事を覚えて、お家の方や友だちに

伝えて行動に話す】

等の学習を、自然体で体験していきます。
これらの体験のほとんどは、1回や2回と

いう少ない体験では身についていきません

が、何度も失敗を重ねることで、本物の力

となっていきます。

ですから、「お家の人に伝えるの忘れた!」

とか「何を伝えるのか忘れた!」等の体験

も大切と考えております。
このようにしてたくさんのアクシデントを

経て、やっと活動がスタート。
でも、そこでも色々ハプニングが続出です!
守っていた実がおままごとの材料にされて

しまったり、実を守るために頑張って作った

看板が雨で濡れてしまったり、守るのが面倒

になったり忘れたり…と。
でも実は、その点も教育の大切な視点と捉え

ています。
先程あげました様に、失敗した時が子ども達

の心に一番響き易いので、そこを生かすよう

にしていきます。
そして、<ままごとにされない方法>

<雨にぬれても大丈夫な看板作り>

<忘れかけても思い出した時点でやり直すこ

との大切さ>

等にも気づきながら体験を重ねていきます。

そしてそこから、新しい学習の課題も見えて

きますので、子どものやる気がまた膨らんで

いきます。
その様にして子ども達は、あきらめる事なく

やり続けます。

その結果、たくさんの学習に結びついていき

ます。

<失敗した気持ちを盛り返す>

<努力した結果はついてくる>

<新しい工夫をする>

<継続の難しさを感じつつも頑張る>

等という、心の逞しさに。

子ども達はアクシデントを乗り越えながら、

ひたすら一生懸命に先へ進んでいます。

                 

       ★

子ども達が前向きな姿勢で頑張れるのは、

保護者の皆様方がお子さんを支え続けて

下さっているおかげです。
 

心より御礼申し上げます。

 

 

| 園長先生のコラム | 15:26 | - | - |
園長室便り 6月号

新学期がスタートしまして2か月近く

経ちました。てんやわんやの4月も過

ぎ、少々落ち着き始めた子ども達です。

 

<良く見、良く聴く耳を持って

        いる子ども達>

  入園当初は、親離れに不安が大きく、

大泣きする子ども達が沢山おります。

でも、子どもの凄い所は、パニックとな

り、大泣きの状態になっていても、ちゃ

んと自分の身に起こっている事の理解が

しっかりと出来るのです。

 

 それは親御さんからの報告でも知る事

が出来ます。

幼稚園で一日中泣いていても帰宅してか

ら、その時の自分の心境をしっかりと言

葉で伝えてくれていました。

 クラスメイト達がティッシュをくれた

り、涙を拭いてくれたり、頭を撫でてく

れた事や、先輩達が制服のボタンを掛け

てくれたり、トイレに連れて行ってくれ

た事等を実にリアルに親御さんに伝えて

いる様で担任に報告をもらいました。

 

 そしてさらに素敵な姿が。

それは、お世話をしてくれる仲間の思い

をちゃんと受け取り、そして、自分の努

力した姿や悲しい思いを受け止めてもら

った嬉しい思いもしっかりと親御さんに

伝えていた姿でした。

 子どもは、必死な思いを大泣きしたり

暴れたりしてその気持ちを表現します。

ところがその様な時にもほんの少しです

が自分の力で頑張ろうとします。

そのちょっとした頑張りを逃さず先輩達

が認めてくれます。

子ども達はその嬉しい思いを言葉にし、

親御さんに伝えてくれていました。

『お姉さんたちが「頑張ったね!!」と

言ってくれたから明日は頑張ってみる。』

とか、『「お母さんと離れて悲しいのね。

そういう時は泣いても良いんだよ。」って

言ってもらえたから頑張る』等と。

幼稚園での不安をいっぱい抱えながらも、

その時の事を冷静に捉えている事を感じて

います。

 

        ☆

 

幼児期の子ども達の見る目、聞く耳はやは

り大人が考える以上に鋭い様です。

そこを意識して関わらなければならないな

と感じました。

 

<トラブル、アクシデントが

たくさん起きてきています。>

 広場8号でもお知らせ致しましたが、5月

に入りましたら、ケンカが増えてきました。

何となく仲間が側に居て余り気にならなかっ

た4月から、仲間の存在を意識し始めて来ま

したので、当然の事と思います。

 

<年中児>

何となく一緒にブロックで遊び始め、楽しい

のもつかの間。

何となく振った手が相手のブロックに当たり

ちょっとだけ壊されてしまいました。

ほんの少しだけでしたが、壊されたのがとて

も不快に感じた様で、間違えて手を振ってし

まった子を押し倒してしまいました。

押し倒された子も突然の事にびっくりして押

し返し、そこからは、「壊された=!!」

「押されたー!!」と互いに嫌だった思いを

ひたすら主張し続け、それが20分位続いて

いました。

その、大泣きする2人の姿は周りの子ども達

もしっかりと視野に入れています。

年中進級児達は2人の様子を距離を置いてう

かがっておりました。

そして、折を見ながら援助の手を。子ども達

は、自己主張し合う2人の姿を認めてから

「壊されて嫌だったの?」

「押されて痛かったの?」と双方の嫌だった

感情を言葉にして認めてあげていました。

そして2人が落ち着いて来たところで。

「どうして押してしまったの?」

「なぜ壊されたのかな?」と、原因を考える

チャンスを2人に与えてくれていました。

興奮から覚めて来た2人も、少しずつ状況が

分かり始め、各々自分達に足りない事が何だ

ったのかを自覚する事が出来ました。

そのお陰で、再び同じメンバーで遊びに入っ

て行きました。

今、この様なちょっとした事でトラブルにな

る事が沢山起きています。

どの学年でも。その原因の多くは言葉足らず、

感情のみで行動してしまう事です。

今はこの様な感情と感情のぶつかり合いを沢

山経験しているところです。

 

 この様なトラブルを沢山経る事で子ども達

はしっかりと人間関係を学んで行きます。

「仲良くする事」の意味の理解や、

「相手に伝わる言葉を使う」

「相手の話を理解して聞く」等、沢山の事を

学べる機会になっています。

 そして、トラブルの時に出し合うこの感情

のぶつけ合いは幼児期の子どもにとってはと

ても大切な行為と感じております。

この行為は、トラブルが生じると瞬間的に感情

を出し合いますので、困った事態が沢山生じて

きます。ですから互いに嫌な思いを沢山する事

になりますね。

でも、子どもはそこからも大切な事を沢山学ん

でいっているのです。

 先の事例でもお伝えしました様に、2人のケ

ンカは周りの子ども全員の育ちにも繋がってい

ました。

「我れ関せず」と知らんふりはしません。

皆、どうしたら問題が解決出来るのかを、必死

に考えて行動を取ってくれますので、1つのケ

ンカから沢山の子どもの育ちに繋がって行きま

す。

 そして、この感情を出す事で自分の心もすっ

きりして、物事を冷静に捉える力に繋がって行

っている事も感じています。

 

<それは年少の子どもにも。>

どの子どももちょっとした事でケンカとなり、

感情を爆発させ、言いたい事を口にしています。

「嫌い、あっちへ行け、バカ」等の言葉も次々と。

その結果相手を泣かしてしまうことも。

ところが、落ち着いた頃にその言動振り返って

いるのです。年少児がです。

「あの時○○に大嫌いって言ったけど、“やめて”

と言った方が良かった。」と、母に胸の内を伝

えたり、担任に「ごめんねしてくるから」と、

今自分がしなければいけない事を考えて行動を

取る姿勢になっていました。やはりトラブルや

ケンカの経験は感情を吐き出し、そして味わう

経験になりますのでそこで子ども達が育つので

すね

 

         ☆

 

<年長児の自然と触れ合い>

子ども達のリアルな絵をご紹介しますね。

 

           (平成30年5月・みお画)

 

これはみおちゃんが図鑑を参考に描いたもので

す。

クラスでたんぽぽの花をバラバラにして虫眼鏡

で見たり、てんとう虫を捕まえて手にしたり、

と虫や草花に触れた後に描いたものです。

 

        (平成30年5月・そうすけ画)

 

この観察画はそうすけ君の物です。

虫が好きで年少の頃からいっぱい捕獲した虫と

友達になっています。

 

                ●

 

 年長児は畑の活動(畑に野菜を植えて育てる)

に入りました。又、庭の草木へも目を止め、

自然物と関わって楽しんでおります。

そこでは、子ども達が野菜や草木をよーく観察

する事や責任を持って育てる事を意識して関わ

っています。

 

そういちろう君とあさひ君もサクランボを守り

収穫するために誠先生と共に観察を続けていま

した。そして、5月18日に無事40個の実の収

穫に至りました。

園で体験した事がご家庭でも繋がっていたよう

で、2人の保護者の方からお便りを頂きました

のでお知らせしたいと思います。

 

 

    ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

そして、今はイチジクや桃の実を守るグループ

やドクダミの葉からお茶や薬作りをするための

グループも出来、、記録もつけながら進めてい

る所です。

 4月に収穫した桜の花のお茶作りも完成し、

お茶会も開きました。

又、もみじの葉っぱや柿の若葉の天ぷらやよも

ぎ餅やよもぎ団子作り、たんぽぽやつくしの料

理と、やまびこの庭の自然物と色々な体験を楽

しんでいる所です。

 

 これらの活動に際しましては、お子さんの相

談に乗ってくださり、道具・材料の手配をして

くださったりと、保護者の方のご支援の大きさ

を感じます。

本当にありがとうごさいます。

 

          ☆

 

 2週間に渡り家庭訪問を実施させて頂きました。

保護者の皆様にはお時間を作って下さいまして

ありがとうございました。

お子さんのお家での様子も伺え、私共が気づか

なかった事も沢山ありました。

これからの保育に生かして参りたいと思ってお

ります。

 そして、この家庭訪問で保護者の皆さま方が、

幼稚園の方針を理解して下さり、お家でのお子

さんを支えて下さっている事を強く実感致しま

した。

そのお陰で毎日、お子さん方と楽しく関わらせ

て頂いております。

 お子さんの事を保護者の皆様と共に考えてい

ける幸せを感じています。

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

 

           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 園長先生のコラム | 17:13 | - | - |
園長室便り 5月号

集団の場は楽しいところ

その第一歩がスタートしました

 

新入児のお子さんにとって初めての

集団生活が始まりました。

 

1日目   予想通りです。

 

「たのしい幼稚園のはずなのに・・。」

「こんなはずじゃなかった!!・・」等

という、子ども達の心からの叫びの声が

あちこちで起きていました。

「ママから離れるのやだー!!」

「ママと一緒がいいー!!」

「どうしてママは帰っちゃうのー!!」

「皆が居るからうるさくていやー!!」

等々。

精一杯の思いを全身で表現しています。

 人生初の葛藤体験ですね。

自分の心と闘っている子ども達が沢山い

ます。

ですから、私たちも全身で関わっていま

す。この子ども達の初の体験を成功体験

に結びつけていく為に、少しでも子ども

達の心に近づくための関わりを模索しな

がら。

抱っこやおんぶで落ち着く子もいれば、

側に寄られる事さえ拒んでしまう子も

居ますので全て個別の対応です。

「なぜ、大切なママと離れなくてはいけ

ないのか!!」と、納得が出来ていない

ので当然の表現ですね。

何も間違っておりません。

 園中響き渡る程絶叫に近い大声で思い

のたけを表現しています。

ストレス発散の最高の手段を行使してい

ます。

でも、その状況は1日、又は数日で事情

を飲み込む余裕が生まれてきます。

朝、親と離れなければならないけど、

必ず迎えに来てくれる事実の理解

幼稚園は親と一緒にでなく、子どもだ

けの世界であること。』等の理解に繋が

れば子どもは落ち着いて行きます。

 大泣き体験は、決して無駄ではありま

せん。自分が置かれた状況を自分で実感

して納得する体験になっていきますので。

 

         ●

 

2日目・3日目・4日目と、少しずつ新

しい環境を受け入れ始めるお子さんが増

えてきます。

そして、泣き方や泣く時間にも変化が出

て来て幼稚園の楽しい所へも目が向き始

めて来ます。

 

これまで不安や悲しさの余り、自分の事

だけで精一杯だった子ども達も、4月後

半頃には、いつも側に楽しい仲間が居る

現実にも気づき始めます。

そうしますと、周りの仲間や様々な環境

に目配りする余裕も生まれて来ます。

そして、行動範囲も広がり、楽しいと感

じた事にはどんどん入り込んで行く事で

しょう。

 

この様に子ども達の行動に変化が出て来

ますと、次に起こりますのは、トラブル

やアクシデントです。

徐々に子ども達の行動が活発化しますの

で当然のことですね。

 

5月中旬頃になりますとさらに。

喧嘩など、仲間関係の中での衝突が多く

なって来ます。

この衝突も、これまでお伝えしてきまし

たように、成長の証ですので育ちのチャ

ンスと捉えています。

物の奪い合いをする』『手が出る

逆に不必要な我慢をしてストレスを溜

めてしまう 等々、楽しさを実感する

どころか、辛く悲しい思いを味わう体験

が先になってしまう事もあります。

 しばらくは思う様にならない現実の

体験をする事になるかと思います。

これは、集団生活の中でしか味わう事が

出来ませんので、この様な状態になった

時は、1つ1つの出来事に対して丁寧に

関わって参りたいと思っております。

 トラブルやアクシデントはとても辛く、

嫌な思いをする体験ですが、確実に子ど

もが自分の事として実感できる体験です。

そして、とても有り難い事に、幼児期の

子どもはとても素直に目の前で起こる事

態に向き合います。楽しい事も、辛いこ

ともです。ですから、悲しい体験を目の

前にした時に“辛い思いをしない様にす

るためにはどうしたら良いのかを考えて

みようね。” 等と、考えるチャンスを

作る様にしています。

実に素直に耳を傾けてくれる子ども達で

すので、1つ1つの事態が生じる毎に一

緒に考えていく経験として積み重ねて行

きたいと思っております。

 

このような他人事ではなく自分事での経

験を生かしていきますと、確実に子ども

達は自分で力をつけて行きます。

相手の気持ちの理解

問題解決のやり方を覚える

努力することの大切さに気付く

仲間と一緒に行動すると、より楽しい

思いが出来る事等、とても高度な心の

成長に結びついて行きます。

今はまだ集団生活がスタートしたばかり

ですので、ずーっと先の成長の姿になり

ますが、今起きている小さな小さなトラ

ブル等も成長に結びつく様生かして参り

たいと思っております。

 お子さんにご心配な姿が感じられまし

たら、遠慮なく担任にご相談下さい。

 

        ☆

 

さて、次に進級児のお子さんの姿を少し

紹介したいと思います。

幼稚園生活が慣れているといっても、や

はり新入児のお子さんと同じく不安から

スタートするお子さんも沢山います。

でもそこにはやはり、先輩です。

その不安を押して、懸命にお世話の意識

を強く持って新入児達を支えてくれてい

ます。

 

4月10日   

−進級児のみ登園日第1日目ですー

 登園するなりきこちゃんは庭で子ども

達を出迎えた私に、とっても嬉しい言葉

を掛けてくれました。

「今日も頭でちゃんと考えます。」と。

これは始業式の日のあいさつで私が子ど

も達に伝えたかった思いの1つでした。

拙い私の挨拶の中から感じ取ってくれた

事に本当に感謝でした。

 

 

4月12日

 年長みおちゃんは、春休み中も毎日自

宅で一輪車の練習を頑張っていたようで、

今日は合格しそうだからと、担任に一輪

車の乗り方を見てもらっていました。

実は自転車コースのトンネルから裏の黄

色い門までの33mの距離を地面に足を

着く事無く走り切ると合格となります。

自分でも成功する手ごたえがある様で自

信を持って臨み、見事合格。真剣な表情

から、満面の笑みに。努力が実った瞬間

でした。そして、そのすぐ後に、発した

みおちゃんの前向きな姿勢にまたまた感

激でした。

「一輪車が年長になってすぐ成功したか

ら早い。(思っていたより早く成功出来

た)次、何やりうかな!!」と、力強い

思いが。 

頑張る事の意味や目的を持つ事の楽しさ

を感じているのだなーと思いました。

進級してからの姿をみおちゃんのお母様

からお便りをいただいおりますのでご紹

介したいと思います。

 

かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい

 

 

 

 

かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい   かわいい

   

 実はみおちゃんと同じ様に、春休みに

自分で挑みたいものを頑張っていた子ど

も達が沢山おりました。

ですから、今年度も始まってすぐから一

輪車や自転車の練習に力を入れている子

ども達です。

入園式にご紹介致しました、年中かえで

ちゃんもその一人です。

 

 年中、先輩のかえでちゃんは新しいク

ラスに不安を抱え、それを担任に共感し

てもらうと、春休みに努力していた一輪

車乗りの話をしてくれるまでに安定して

きました。

  

担任:「成功するまでよく頑張ったね」

と共感。

 

かえで:「諦めないで頑張った」と実感

を込めて。

      

「ピンク帽子の時(年少)、自転車は乗

れるようになった。今度は一輪車を頑張

りたい。

そして、二学期なったら、皆に見せ

(発表会)様になりたい、それまで練習

いっぱい頑張る!!」

 

 不安な中でも一歩踏み出す勇気をもっ

と、自分の力で前進していくのですね。

そして、

努力すると成果がついてくること 

目的をもって行動する楽しみ 

先を見通した行動を取る 

等の心の成長にとって大切な事をかえで

ちゃんは年少の1年間で学んでいました。

 

 そして、こんな事も。

幼児時期の子どもは好奇心がとても旺盛

です。何でもやりたがるのです。

先生たちはそれを大いに活用して、子ど

もの成長を支えています。

 春。一斉に芽を吹きだした草花。

そして、活発化する小動物たち。カナヘ

ビも広い庭のあっちこっちで我がもの顔

でちょろちょろと動きまわっています。

そこには当然子ども達の目が注ぎ込まれ

ますね。

それを逃さずモーションを掛けますと、

すぐやる気を起こす子ども達です。

 

つくしやたんぽぽ、ふきのとうなど春の

野草に目を止めた子ども達。

食べられる野草の事を伝えますと、

「やりたーい!!」と目が輝き始めまし

た。

そこで、必要材料や道具等料理する為の

話し合いが始まりました。もちろん。

やりたい思いが強いので、実行するため

に必要な物をお家の方へ頼んでみる!!

ととても意欲的な子ども達です。

(沢山のご協力をありがとうございます。)

必要な物を持参した子ども達から料理体

験をしているところです。

 

 きほちゃん、あいのちゃん、あんなちゃん、

まゆかちゃん、みゆちゃん達はふきのと

うを摘んで「バッケ味噌」づくりへ。

味噌は担任が用意しています。

ふきのとうはもう大きくなり過ぎています。

よーく観察をして【食べらっれる所はどこか】

【痛んでいる所はどうするか】

料理をする時には綺麗に洗って。と、葉脈

までとっても丁寧に手を入れています】

そして、その時、食する事が出来るものと

出来ないものを確認したり、料理して口に

する時は必ず大人に確認してもらう等大切

な事も学んでおります。

さらに、野草各々の葉の形や味の違いにも

気づき、よもぎは味噌とは合わないので美

味しくない等、よく観察したり実験をした

りしてその違いなどにも気づいて行ってい

ます。

 

子ども達と庭を散策しながら、野草や木々

の花を観察をしていました。

去年、理事長が植えたばかりの桜の木があ

ります。もう花も散り、葉っぱが沢山見え

ていました。

まだ木の高さは50cm位にしかなってい

ませんので子どもの背の高さからもよく見

え、触ってもフワフワ感が感じられます。

私が、「この葉とっても柔らかいので食べ

られるね」と呟きましたら、側でそれを聞

いていたあんなちゃんが「私も食べたい」

と即反応してくれたのです。

 

春の草花・木々に本当に敏感に反応し目を

輝かせてくれる幼児期の子ども達は本当に

素直で行動的です。

てんぷらにしたり、油炒めにしたり、と春

を味わいながら【考えて行動をとる楽しさや】

【新しい仲間との繋がり】を深めていると

ころです。

 

                🔴

 

そして、先輩としての行動も。

4月16   −新入児登園日1日目―

 新入児は登園してすぐ、親御さんから離れ

なければならない現実に戸惑い、不安だけが

大きくなり、大泣きの子ども達が次々と。

私がおんぶしている年少児も「ママー、ママ

のところへ行くー」と大泣きに。

すると、登園してきた年長きこちゃんがすぐ

寄って来てくれ、「やっぱり、初めて入った

子は怖いんだよね。」と呟きながら、その子

の頭をなでてくれていました。

そして、毎日それを続けてくれています。

 

417   ―新入児登園日2日目―

 新入児は親御さんから離れる不安。そして、

集団の場では、これまで自分一人の手でやっ

たことのない様な事がたくさんあって、その

1つ1つにも戸惑いを感じています。

 年少女児も。シール帳に貼るシールが思っ

た様に上手に出来ず失敗。上手く出来なかっ

た事に悲しく、辛くなり大絶叫。

その後も自分のやる事が上手く出来ない時に

大絶叫を繰り返しています。

(大声で泣けるっていいですね、この年齢が

1番やり易い表現方法です。)

何が上手くいくかいかなかったのか本人も定

かではなく、担任から声を掛けられても上手

く説明も出来ません。

泣き声が部屋の中に響き渡っています。

担任が色々と状況を察して声を掛け続けます

と、「うさぎ、うさぎ」と単語で心の思いを

表現することもあります。

 

 そのパニックになっている姿に側にいる先

輩達も心を痛めてくれ、担任と同じ様にあら

ゆる場面を察して声を掛け続けてくれていま

す。

担任や先輩達のやり取りはお部屋に居るクラ

スメート達の視野にもしっかりと入っていて、

同じように優しい声を掛けてくれる子ども達

が出て来ました。

先輩がしてくれた様に背中をさすってあげた

り優しい言葉を掛けてあげたりと。

すると、大泣きしていた女の子も「ありがとう」

と涙ながらに返事も。先輩達、クラスメート

達そして担任の気持ちが少しずつ染みわたって

来たのでしょう、徐々に会話も成立するよう

になりました。

新入児は感情を言葉にして伝える、というや

り方がまだわかっておりません。

でも、そこに先輩達が色々と気持ちを察して

くれ新入児の思いを引き出してくれています。

そして、それを側で見ている同じ新入児達も

そのやり方をとても素直に行動に表し、悲し

む仲間を受け入れてくれています。

優しさが繋がっていっていますね。

 

 新入園児登園日2日目に入りますと、ほん

の少しですが新入園児も慣れてきて、不安な

思いを卒業し自己主張を強く押し出す子ども

も出て来ます。

「もうお家に帰る時間だから、片付けてね」

と優しく声を掛けてくれる先輩達。でも、

新入児にはその声は全然届いていません。

「いやだ!!」と猛反発。

「お片付けなのに・・」と何度も伝えても、

分かってくれるどころか、手をあげたり、

砂を掛けたり・・と、やりたい放題の年少児。

それでも、やり返しもせず、説得を続けてい

ます。とうとう悲しくなって、辛く、涙に。

そろそろ大人の出番です。

「新入児の年少さんは皆の話を分かってく

れる?」

「全然分かってくれない。おこってしまう・・」

と先輩達。

「そうだね。まだ、幼稚園の事が理解出来てい

ないね。

皆は一生懸命頑張ってくれたね。ありがとう。

今度は大人の出番だね。いくら先輩でも難し

い時は大人が力を貸すね。辛い思いをさせて

ごめんね。」と、お世話のバトンタッチをし

ました。

次の日も、また次の日も。先輩たちは諦める

事無く、新入児のお世話を続けてくれていま

す。手を出されても黙々と優しいしぐさで。

今、幼稚園は先輩達に支えられて、何とか

集団がまとまっています。

頼もしい先輩達ありがとう。

 

| 園長先生のコラム | 16:50 | - | - |
園長室便り 4月号

新しい年度がスタートしました。

職員一同、ワクワクした思いでこの日を

迎えました。

平成30年度もどうぞ宜しくお願い致し

ます。

 

 幼児期の子どもが秘めている能力はと

ても高いと感じています。

今年度も1人ひとりのお子さんがどの様

な力を秘めているのかな?

どのような力を発揮するのかな?と、と

ても楽しみな思いでいっぱいです。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 さて、お子さん方が力を発揮出来るその

陰には、いつも保護者の方々のご支援をい

ただいておりました。

 

❀ 園生活の中で楽しんだ事をお家でも再体

  験が出来る機会を作ってくださったり、
 

また、子ども達は、園生活の中で精一杯の

力を振り絞って頑張ります。そうしますと、

これまでに使い果たしたエネルギーを取り戻

すため、お家で急に甘えたり、急に怒り出し

たりと、感情を吐き出してコントロールを図

ろうとします。その様な時も保護者の方はい

つもお子さんの声に耳を傾けて下さり、抱っ

こやおんぶでお子さんの心を受け止めてくだ

さいました。

 

そして、園生活は集団の場です。自分の思

う様に事が運ばない現実が沢山起こります。

そうしますと子ども達は、戸惑ったり悲しい

思いを沢山味わいます。その様な時も保護者

の方は、お子さんに寄り添って下さいました。

そのお陰で子ども達は心を豊かにする体験を

いっぱい積み重ねる事が出来ました。

 

さらに、大変申し訳ない事ですが、私共の

力が及ばないところも沢山あります。でも、

この様な時にも保護者の方々のバックアップ

のお陰で子ども達は沢山の力を発揮していま

した。

 

子ども達が園で思い切り活動をし、失敗も肥

やしとして取り組み、そして力を発揮出来る

のは、保護者の方々がお家で支えて下さって

いるお陰と感謝しております。

 

            ●

 

さて初めて入園される保護者の方々にとりま

しては、不安な思いも多々おありかと思いま

す。

又、入園後のご家庭でのお子さんの姿に戸惑

われる事もたくさん出て来ることでしょう。

そして、進級のお子さんにとっても新しい環

境でのスタートとなりますので不安な姿を見

せる事もあるかと思います。

その様な時には、すぐ担任の方にご相談下さい。

お子さんの成長にとって大切な事は何か!!

を共に考えていきたいと思います。

そうする中で子ども達は力を発揮していってく

れる事でしょう。

ただ、お子さんによっては個人差・年齢差があ

りますので時間をかける場合もありますが、大

丈夫です。必ず力を発揮していきます。

どうぞ、一緒にお子さんの成長について手を取

り合っていけたらと思っております。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

          ☆

 

 さて、子ども達の成長の目標を  

遊びを通して学ぶ事   

考えて行動出来る 判断力がつく 

充実感を味わう ものの道理が分かる 

努力の大変さと喜びを知る 

次々と新しい事に挑戦する喜びを知る 

仲間と一緒にやる楽しさと難しさを味わう 

相手に迷惑が掛からない本当のやさしさが分かる

 中途半端にしたり、ごまかしたりしても楽

しくない事を実感する 等の姿を意図して保

育をして参りたいと思います。

 

この様な姿はこれまで、子ども達が成長の姿と

して、私共に見せてくれた姿ですので、確かな

姿かと思っております。

今年度もそこを目指してお子さん方と関わって

参りたいと思っております。

 ただ、この成長の姿は、知識として指導する

やり方では力に結び付いて行きません。

それは年齢的な特徴があるからです。

生を受けてまだ、3年〜6年の子ども達です。

生活体験がとても未熟です。

そして、抽象的概念の理解もとても難しい年齢

です。

でも、秘めている能力がとても高いのも事実で

す。ですから、能力を発揮させる方法がとても

大切になってくるかと思います。

その事について少し触れたいと思います。

 

それは、子ども自ら行う体験を重視したやり方

です。

元々、生活体験が未熟な幼児期の子ども達です。

でも、自ら起こした体験や自ら感じた体験の中か

ら学んだ事は心に残ります。

ですから、その体験を出来るだけ多く実行できる

様、その機会を沢山生かす事を意識して関わって

参りたいと思っております。

子ども達は自らの体験の中で、自らの気づきを沢

山感じていきます。

そしてさらに凄いのは子どもが自らの体験の中で

実感した事は、一時的に終わるのではありません。

気づきの実感が深ければ深い程、その1つ1つが

積み重なっていき、それが次の機会に応用として

活用していけるのです。

応用力がとても高いと感じます。

とても幼い年齢とは思えない力を発揮します。

ですから、幼児期の子どもは、常に前向きな姿

勢で前へ前へと歩み出せるのかなと感じており

ます。

 その上、さらに素晴らしい事は、互いに仲間

から学ぶ力も秘めている事を感じています。

子ども達は、個人の体験を積み重ね、体験から

学んだことが充実していきますと、自然に仲間

の姿に目を向ける様になっていきます。

個々の子が仲間の言動に触れる時、仲間の1つ

1つの言動に対し共感を覚えるという行為を示

します。

それは、同じような味わいを自らも体験してい

るからと思います。

ですから、仲間が間違った事や周りが困るやり

方をしていると、(その事の是非は年齢的に理

解出来ますので、)何が良い事なのか、何がい

けない事なのかを考えながら見ていますし、そ

れをちゃんと相手に伝えていきますね。

そこでは子ども達は、自らの体験をせずとも仲

間に触れることで同じ様に自ら体験した如く、

自分の力として積み重ねていける様です。

この様に、自らの体験が少なくとも、仲間から

学ぶ体験もとても多いので集団の力は大きいも

のがありますね。

ですから、それらを大いに生かして参りたいと

思っております。

 

            ●

 

 さて、前にもお知らせ致しました様に新入児

の入園当初は、戸惑い体験の連続かと思います。

ほぼ皆、自分中心の考えで集団生活に入るから

です。他の人にも気持ちがあって、それと折り

合いをつけながら生活していこうという体験が

未熟状態で入園してきます。

クラスの備品の積み木やブロック、ままごと道

具やブランコや自転車等、目の前にある楽しい

遊び道具はほぼ全員自分のものとして捉えてい

ます。ですから、他の子どもが使っているもの

を自分も使いたくなりますと、使っている子に

手を出して、奪おうとします。

そこでは当然抵抗されますので簡単には手に入

りません。

そこで、「貸して」の言葉を知っている子ども

は、その魔法の言葉を使い続けます。

「貸す事・借りる事」の意味はとても深いもの

がありますので、言葉だけを知っていてそれを

使っても相手には伝わりません。

又、自分の意思に反して貸してあげてしまうと、

とても悲しい感情を味わい、形としては貸して

あげても奪われたという感情が残ってしまいま

す。そして、こんな事も。「貸して」と声を掛

けるものの、貸してもらえず抵抗される事も沢

山起きます。すると、意地悪されたと感じます

ので心穏やかではありません。

この様な事が一日中起こります。

ですから、毎日トラブルが沢山。

本当に沢山起きてきます。

でも、先に書きました様に、このトラブルの体

験は子ども達を大きく育てます。

他の人にも自分と同じ様に感情があり自分勝

手な行為では相手に受け入れてもらえない

いう、他者理解に自らの力で気づく体験になっ

ていきます。

大人が友達には優しくしなさいとか、

貸してあげなさいと、言葉で指導すること

はもちろん大切です。

が、子どもは心からの実感をしませんとなかな

か心には結び付きませんね。 

ですから、これから起こるであろう沢山のトラ

ブルが生じる度に心の育ちに繋がる様、1つ1

つのトラブルの場で実感が伴いそれが理解に結

びついていける様に関わって参りたいと思いま

す。

トラブルは避けたいところですが、人間関係を

構築する上で欠かせない貴重な体験となります。

日常生活のトラブルの1つ1つに丁寧に対応し

て参りたいと思います。そうしますと、徐々に

トラブルを自分達の力で解決するようになって

いきますので、問題解決の能力を自らの力で身

に付けていく事に繋がっていきます。

そしてその様な体験は、本当の優しさとは?

というとても難しい心の成長にも結び付いて行

きます。 

 

しばらくは、“意地悪された”とか、

仲良くしてくれない”とか、自分が味わった感情だ

けをお家の方へ訴えていく事でしょう。

多くは、原因が自分にあってもその理解が出来てい

ないところでの訴えでもありますので、お家ではそ

の感情のみを受け入れお子さんの言葉に耳を傾け

頂ければと思います。

心配のあまり、お子さんが訴える言葉だけで判断

したり、根掘り葉掘り聞き出したりしますと、よ

り一層お子さんを混乱させてしまうことになりま

す。人間関係の構築には結び付かなくなることも

あります。ご心配な時は、直接園の方へご相談く

ださい。私共の見落としもありますので、お知ら

せ頂ければと思います。

 

                ●

 

 そして、進級児の皆さんも、新しい状況でのス

タートになりますので、戸惑いや不安も当然起き

て来るでしょう。

今まで、自分の力でやっていたことも、手伝って

欲しかったり、少しの事でもイライラしたり、怒

りっぽくなったりと、退行現象が現れることもあ

ります。多くは、一過性なので心配はいりません。

少々大変かと思いますが、ご心配な時は早めに担

任にご相談ください。

 そして、先輩としての生活もスタートします。

新入児の為に最大限の力を注いでくれます。

さらに、自分のやりたい事より先輩としての行為

を優先してくれるとっても優しい子ども達です。

園で精一杯頑張る姿を表現しますので、お家では

力を抜いて親御さんに甘えた行為を取ることでし

ょう。

新入児が落ち着いた生活に入るまでは、先輩とし

て張り切った生活を送りますので、お家の方のご

支援、宜しくお願い致します。

 

 そしてとても嬉しい事に、このような先輩達の

温かい行為は、しっかりと新入児の心に残ってい

きます。先輩になってからもちゃんと記憶に残っ

ていて、「泣きそうになった時手をつないでもら

って嬉しかった」とか、「涙を拭いてもらった」

とか、言葉にして伝えてくれる子ども達です。

そして、「だから、今度は自分達も頑張るから

やってあげたい」と優しさがちゃんと繋がって

いっています。

しばらくは心身共に疲れる事が多いかと思いま

す。ご心配な時どうぞ担任までご相談ください。

 

| 園長先生のコラム | 15:03 | - | - |
園長室便り 3月号

 

 

皆様のお子さんから、沢山の学びを得ることが

出来ました。子ども達に感謝の思いでいっぱい

です。

子ども達のあの小さな小さな身体と心の中に秘

めている能力の高さには本当にびっくりです。

今年も、去年とは違ったまた新たな子ども達の

能力の発見が沢山ありました。

 

 子どもをちゃんと理解した上で、保育をしなけ

ればならないのですが、まだまだその力が足り

ませんでした。

細かいところまで子ども達と関わっていきますと

これまで見えていなかった姿を子ども達は見せ

てくれるのです。

もっともっとたくさんの能力を秘めているのだなー

と感じる毎日でした。


                             ☆

 

1学期から、年長児に日本の都道府県に関する

教材を各々の子どもの状況に合わせて提供して

きました。

 教材の提供の仕方や生かし方はもちろん個々

に皆違うのですが、クラスによっても様々でした

ので、その子どもの反応はとても面白いものでし

た。

 

 ひまわり組では、各都道府県の形や特産物に

興味を示していました。

そして、日本を9つに分けた地方毎にジオラマを

作り始めたのです。

立体にするためにかなり苦労していました。

又、絵の得意な子や文字書きが得意な子、調べ

るのが好きな子と、各々の能力に合わせた分担

をするなど、仲間と協調体制も万全でした。

もちろん、意見が合わず、喧嘩トラブルもたくさん

やっておりました。が、最後には、意見がまとまる

のですから、すごいです。

 実はこのジオラマを10月の入園説明会の時に

使いたいから貸して欲しいとお願いしました。

すると、子ども達は はた‼ と立ち止まり、自分た

ちが作っている地図は、本当の物とは違っている

からやり直しし、ちゃんとした物を提供したいと考

えました。

 最初のジオラマは、自分達の思うまま、気の向く

ままに作成していました。

宮城県の隣に埼玉県があったりしていたのです。

でも、子ども達は、「それはおかしい。本当ではな

いね。小さい子が間違って覚えると大変だし、園

長の希望にはちゃんと応えなければいけないから」

と意識を変えた取り組みに変化していました。

 もちろん、それ以降の取り組みは全て正しいもの

でした。

 そして、2月13日に9地区全て完成しました。

さらに、子ども達が次に考えたのは、園長に、作成

したものを全て発表したいというものでした。

子ども達が楽しんで取り組んで来た9地区の作品を

どのような形で発表するのか!!と、とても楽しみに

しておりました。

それは、発表地区を分担し、各々の子どもが自分の

分を発表するというものでした。

各々が自分の意見を出し、話し合いで決めていまし

た。そして、その発表内容です。各地区の特産物や

特徴など、原稿を作り、それを見ながらことばで発表

していくというものでした。

これらは全て子ども達の自主的な活動でした。

 

                                               ●

 

 そして、ゆり組では。日本地図に関する本やイラスト、

都道府県クイズ、パズル、カルタ、特産物の絵など様々

な教材・道具を担任が用意していました。

そして、子ども達の動きに合わせた提供の仕方をして

おりました。

この都道府県遊びは、子ども達の大好きな遊びの1

つになっていきました。

子ども達は時々その教材を手にし、興味を深めて行っ

たのです。

そして、2学期後半。

大川原りく君が「日本地図全部わかった」と、全部形

(1つ1つの県の形に興味を示したのです)で47都道

府県を覚えたと知らせてくれました。

りく君は日本地図のパズルが大好きで、何度も何度

も楽しんでいました。

そして、その成果を2学期の終業式の日に全園児の

前で披露してもらいました。

 この、りく君の頑張りはクラスの他の子ども達の興

味関心へと広がり、都道府県名を覚えることを楽しみ

始める子どもも大部出てきました。

そして、県名の書いていない日本地図を持ってきて、

私に確認も求めてくる子ども達も増えてきました。

うろ覚えの私が戸惑っていると、「園長先生、そこ」と

度々助けてくれるもとのり君でした。

 

すみれ組でみづきちゃんと県名の確認をしていた時

ことです。

そこにはゆり組のえなちゃんが来ていて順番を待って

くれていました。

みづきちゃんも集中しながら、県名を伝えてくれてい

ます。

でも、九州地方の1つの県がなかなか出てきません。

10分、20分と頭を巡らせています。

 そこで私は、九州地方の県名を7つ書き出してみる

事を提案。

もちろんとても素直に書き出すみづきちゃん。

完成したところで、ゆり組のえなちゃんに声を掛けま

した。「えなちゃん。九州地方全部言ってみて?」と。

えなちゃんはみづきちゃんがやっている時、口の中

県名を呟いていましたので、声を掛けてみました。

そして、みづきちゃんにも。

「みづきちゃん。えなちゃんが言っている時、自分で

書いた7県をよく見ててね。」と。

えなちゃんはリズミカルに7県をスラスラと。

すると、「あっ!!分かった。佐賀県だ!!」と自分の

メモを見ながら忘れてしまっている所に気付いたみづ

きちゃんでした。

その後、えなちゃんはそのまますみれの部屋で都道

府県の全部を伝えてくれました。

それも4分で。

ゆり組では友達同士でも県名を確認し合ったりと、他の

遊びと同様に1つの遊びとして、47都道府県を楽しんで

います。

 

                                                   ●

 

 すみれ組でもはるかちゃんが「10分で覚える日本

地図」の絵本を自宅から持ってきてくれました。

それを園でも購入し、遊びの環境として準備しました。

他にも日本地図に関する教材を沢山用意し、子ども

達の目の付くところに整えておきました。

すると、徐々に、都道府県名を覚える楽しみが増し、

「私は東北地方が言えるようになった」とか、

「四国地方だけ言える様になった」等と、担任に伝え

始める様になりました。

そして、仕上げを園長に希望してくるのです。

地図片手に。

私の所で、記憶した都道府県名を全て披露出来ると、

大満足の子ども達でした。

 

                                                 ○

 

 この、日本地図を提供した意図はただひたすら覚え

て記憶するという記憶力の訓練としては捉えておりま

せん。

又、覚える為の競争力を煽るものでもありません。

それは子ども達が47都道府県に興味を抱き覚えよう

とする意欲に結びつき、それを覚えるまでのプロセス

の中で生じる育ちを考えています。 

又、幼児の子どもの記憶する能力が高いのでそれを

いかに楽しんで使いこなすかも意図しておりました。


                                                    ●

 

 さて、すみれ組の子ども達の姿に戻します。

佐藤りく君は、担任に全部言えるようになったから聞

いて!!と希望して、全てOKとなり、私の方にもやっ

て来ました。

 場所が変わり環境が変わりますと、子ども達はとて

も緊張するのか、途中から悩み始めます。 

1月31日にやって来たりく君も然りでした。

順調に進んだものの途中残り10県を残し悩み始めま

した。この10県の為、りく君はどうしたと思いますか。

何と!!悩み始めてから1時間20分。思い出す為には、

体は少々揺らすものの、ずっと集中が途切れず、頭の

中で既に口にした県と、まだ出てきていない県を探り

合っていたのです。

眼球の動きで必死さが伝わってきます。

 この日、りく君は午前と午後の2回、私の所へやっ

て来て、成功するまで諦めませんでした。

午後はお迎えの2時を過ぎても継続する気持ちは途切

れずお母さんに待ってもらう形になりました。

気持ちの維持は保っていたものの明日に持ち越す事に

しました。

ほぼ1日、都道府県で頭をいっぱい使ったりく君でした。

それから4日間。りく君の「諦めない強い気持ち」が継続

したのです。

インフルエンザの学級閉鎖も入り、間をあけての取り組

みですが、前日の続きではなく、毎日1からやり直してい

ました。そして、5日目、全てクリアとなったのでした。

何と!! 11回、私の所に足を運んだのです。

いつも自らの意志で。

本人の達成感は絶大なようで、クラスに戻ってから

「すごく楽しかった」「いやー!!楽しかった!!」と、楽し

さを連呼していた様です。

常に前向きの姿勢で、何度もつまづいたものの、それを

乗り越えた実感を味わっていたようです。

 この5日間の間、私もりく君に色々な言葉を掛け続け

ました。

本人が継続している姿・悩みながらも決して逃げ出さ

ず、挑み続ける姿・今、やっている事は小学生でも難

しい事である事・諦めずにやり続ける事は心が強くな

いと出来ない事等・・・。

そして、1日の終わりに「どうだった?」と聞いてみました。

「楽しかったけど、疲れた」と本人。

「疲れるってどういうことだかわかる?」と重ねて聞きます

と、「一生懸命、頑張ったという事」と返事がありました。

 この時、私はりく君の心の育ちを感じました。

やはりただ単に都道府県を覚えるという事を行ったの

ではありませんでした。

自分の心と向き合ったのではないかと感じました。

難しい状況を目の前にすると、私は逃げてしまうので

すが、避けずに乗り越える事の大切さを教えてくれま

した。

 

                                      ☆

 

 この、47都道府県という教材を子ども達は自分の

楽しい遊びとして捉えている事を感じました。

輪車遊びも自転車遊びも。絵本作りも。

そして、音楽の演奏会やこまや踊りの発表会の計画と

その実施等もやはり同じ線上にあると感じております。

 幼児期の子どもは、大人から見ますととても難しい課

題でも、それを遊び化すると、どんどん先へ進み続ける

姿に変化していく事を子ども達から教わりました。

 

                                      ☆

 

 この年長児の姿は下の学年の子ども達もちゃんと視

野に入れており、自分の力として取り込んでおりますの

で、次の年度に生かしていってくれる事でしょう。

 

                                      ☆

 

 1年間、保護者の皆様方には園の方針をご理解頂き、

お子様を園に送り出して下さり、心より感謝申し上げま

す。

至らない所が沢山あったにも関わらず温かく支えて頂

きました。

本当にありがとうございました。

 

 

【都道府県ジオラマ地図】

 

北海道地方

 

東北地方

 

関東地方

 

中部地方

 

近畿地方

 

四国地方

 

中国地方

 

九州地方

 

沖縄地方

 

2月のお別れ会の時にお家の方にも見ていただき

ました♪

 

〜こんな感じで作っていました〜(10月)

 

 

 

 

10月の時点では、5つの地方ができあがってい

ました。ひまわり組の女の子12名で作りました。

(撮影時1名欠席)

 

 

 

| 園長先生のコラム | 15:04 | - | - |
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