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園長室便り 夏休み号

保護者の皆様方のたくさんのご支援

ありがとうございました!!

 

お祭りも、何とか天候にも恵まれまして、

たくさん楽しめました。

役員さん方、本当にお疲れ様でした。

ほぼ毎日園に足を運んで下さり、準備をし

て下さいました。

そして、幹事さん方・手作り会の方・又準

備や片付けに力を出して下さった方々。

たくさん、本当にたくさんの方々の手によ

って、大成功を収める事が出来ました。

子ども達も、お祭りという行事からたくさ

んの体験が出来ました。

たくさん頭で考え、仲間と力を合わせ、ア

クシデントも乗り越え、貴重な体験が出来

ました。

  

  〜本当にありがとうございました

 

           

 

 さて、短い1学期でしたが、

【初めての体験あり】

【やり始めていた事をより充実化へ向けた

 体験あり】

又、【忘れていた事を思い出し、力を奮い

 立たせてやり切った体験あり】

と、様々な体験が出来たのではないかと思

います。

 でも、どの体験も楽しい事ばかりではあ

りませんでした。

戸惑いや混乱で涙したり、難しい事がなか

なか出来ずに何度も失敗し、やり直しをし

たり、面倒くさくなって諦めてしまい、何

だかモヤモヤしたり…と、幼い小さな胸を

痛める思いもたくさん経験した1学期でし

た。

 

 ここで、1学期後半の年長児の姿をご紹

介しますね。

年長児・あべひかりちゃんの【太鼓に挑戦】

の事例です。

〜担任より〜

 

子ども達に、やまびこ祭りで行う太鼓の話を

しますと、「太鼓に挑戦してみたいです。」

と一番最初にやりたい気持ちを示してくれた

のがひかりちゃんでした。

「ひかりちゃんの挑戦、先生もいっぱい応援

するよ!」と担任。

ところが翌日(6月27日)。

ひかりちゃんの表情はあまり明るくなく、目

に涙を浮かべているようです。

そっと側に行ってみると、淡々と朝の準備を

こなしながらも、不安そうな表情です。

今日は太鼓のオーディションの日です。

緊張しているのかな…と思いつつ、様子を伺

っていました。すると、

ひかり:「やっぱり、太鼓のオーディション、

とっても緊張するからやめようと思う。」と、

胸の内を明かしてくれました。

目にはたくさんの涙が。
担任:「そっかぁ…。ひかりちゃんの気持ち、

伝えてくれてありがとう。そうだよね。

オーディションは、見ている人がたくさんいる

中で太鼓を叩くから、とっても緊張するんだよ

ね。」
頷くひかりちゃん。
担任:「でもね、私、ひかりちゃんが“太鼓に

挑戦したい”って気持ちを伝えてくれた時、

とっても嬉しかったんだ。

ひかちゃんが“頑張りたい”“挑戦してみたい”

って思った事、私は応援したいし、難しい一輪

車にも挑戦しているひかちゃんや、竹取りも一

生懸命乗り越えてきたひかちゃんは、とても強

い心を持っているし、太鼓も絶対頑張れると思

うよ。」
再び頷くひかりちゃん。
担任:「私は、ひかちゃんの持っている力、

本当にすごいと思うし、太鼓だって頑張る事出

来ると思うんだ。でも、太鼓に挑戦するのはま

いこ先生ではなくひかりちゃん。

ひかりちゃんが“挑戦する”って決めたら、先

生は全力で応援するよ。

だけど、やっぱりやめたいなって思うひかりち

ゃんの気持ちも大切な気持ちだから、挑戦する

かやめるかはひかちゃんが決めていいんだよ。

まだオーディションまで時間あるから考えてご

らん。」
また頷くひかりちゃん。
そして、オーディション開始15分前。

再びひかりちゃんが担任の側へ。
ひかり:「やっぱり、オーディションやってみる!」

と、まっすぐ担任の目を見て伝えてくれました。

その時の表情は、真剣そのもの。

心で決めた強い意思のように思えました。

オーディションでも精一杯太鼓を叩き、見事合格を
勝ち取ったひかりちゃんでした!
オーディション後、
担任:「ひかりちゃん、オーデションやってみて

どうだった?」
ひかり:「やってよかった!楽しかった!皆が応

援してくれたのも嬉しかったし、挑戦してよかっ

たと思う。」
ひかりちゃんにとって、太鼓に挑戦した事は、勇

気も必要でしたが、一歩踏み出した事で、

“やってよかった”と心から思い、自信に繋がっ

ていたように感じました。

実は、この太鼓叩きの活動に入る前に、年長児は

笹竹取りに。

国道旧286号線から往復4km歩いて笹竹を取

ってくるという活動をしていました。

この日は急に気温が上がり、活動を行うにはとて

も条件が悪い日でした。

でも子ども達は力を出し切った状態で、諦めずに

汗だくとなって、責任を果たしてくれたのです。

心身共に疲労困ぱいする体験でしたが、子ども達

の心は充実感に溢れていたのでした。

後輩たちも、とても喜んでくれ、「ありがとう!」

「かっこよかったよ!」「すごいね!」と口々に

エールを送ってくれました。

「やってよかった!」

「疲れたけど、最後まで頑張れてよかった!」と

年長児も口々に。
そのような体験のあとの太鼓叩きだったのです。

ひかりちゃんもその充実感を心であたため、新た

な挑戦をしてきました。

でもやっぱり“難しそう…でもやってみたい”と、

だいぶ葛藤もしたようですね。

揺れ動く心を担任との話し合いで自信を取り戻し、

一歩も二歩も前進したひかりちゃんでした。
お祭り当日まで、挫ける事なくやり切ったひかり

ちゃん。
やはり体験を積み重ねていきますと、心と身体が

逞しくなっていきますね。
1学期はまだまだ体験が不充分でしたが、2学期

に繋げていきたいと思っております。

 

          

 

さて、これから長い夏休みに入りますが、夏にし

か出来ない体験もたくさんあるかと思います。

この園便りの最後にも、工作のプリントを添付し

ましたので、それも活用なさってみて下さい。

休みも長いので、関わる親御さんも大変かと思い

ますが、余裕があった時には、お子さんの体験を

ゆっくり見守って頂ければと思っております。

“見守る”って、とても大変なのですが、

お子さんがやりたいと思った事を出来るだけ許容

してあげるといいですね。

子どもは大人から見ますと、無駄と思えるような

事をたくさんやりたがります。

試行錯誤をたくさんやり、その一つひとつを楽し

くやるのです。

そして、その楽しみの中からたくさんの事を学ん

でいきます。

ただ、なんでも許容していきますと、とてもとて

も大変ですので、“やって欲しくない事”や

“時間の制限をする”とか、“場所も指定”する

等、条件をつけると、やり易いかもしれませんね。

“だめな事はだめ”と、ちゃんと話しますと理解

をしてくれると思います。

 

           

 

 次に、年長児ゆづき君の鉛筆削りの様子を少し

ご紹介しますね。

6月下旬の頃です。

ゆづき君は毎日鉛筆削りに集中して取り組んでお

りました。

鉛筆削りは、とても危険なナイフを使いますので、

慎重さ、そして真剣さが求められます。

ゆづき君はその全ての器量を発揮して鉛筆削りに

力を注いでいたのです。

そしてこの日はとても暑く、熱中している手も汗

だくです。

この手にかく汗が、ナイフの扱いをとても難しく

しています。

サヤに収めたナイフを取り出すのに手が滑ってな

かなか刃の部分を引き出せません。

いつもなら1、2秒でやれていた事が5分位かか

ったでしょうか。

手の平にかいた汗をタオルや服で拭き拭き、懸命

にナイフと格闘しています。

真剣に、そして集中して。

本当に一生懸命に自分の力でやろうとしていまし

たので、手は出しませんでした。

ただ、「手に汗をかいて、滑ってなかなかナイフ

の刃が出てこないね。」とか「刃を取り出すのに

こんなに集中出来るってすごい事だよ。」と、

目の前で起きている事実だけを言葉で認めていき

ました。

側で応援していた香名先生も、

「偉いね。よく頑張っているね。さすがだね。」

と、ゆづき君の行為を認めてくれています。

 危険な時は口を出しますが、あとは子どもの力を

信じて見守るようにしています。

ハラハラ、ドキドキもしますが、その方が

【子どもの自らやろうとする意欲!!】が育つ事が

分かっておりますので、出来るだけ子ども自らが気

付く機会を作るようにしています。

ですから、鉛筆削りでも怪我する子どもはほとんど

おりません。

そして、どの子も、自分や周りにいる仲間も怪我し

ない方法を考えながらやっています。

 明日からの夏休みはとても長いので、事情が許す

時で構いませんので、体験を見守ってあげて頂けれ

ばと思います。

 

         ☆

 

 さて次に、お二人の保護者の方のお便りをご紹介

させて頂きます。

やはり、子ども達は体験からたくさんの大切な事を

学んでいる事を実感致しました。

そして、子ども達の器量の大きさも感じた瞬間でも

ありました。

 

 

*******************************************

 

 

****************************************

 

 

| 質問にお答えします。 | 17:55 | - | - |
園長室便り7月号

子どもの成長を支えるために

  〜ご家庭と園と共に〜

 

クラス別懇談会では、大変有意義な時間を

過ごす事が出来ました。

ありがとうございました。
 家庭訪問では、個別にお子さんの事を話し

合え、懇談会ではクラスの保護者の方全員

からお子さん方の話をいっぱい聞け、又、

短い時間ではありましたが、グループで子

育ての事を話し合う機会も得る事が出来ま

した。

保護者の方にとっても、ご自分のお子さん

の姿を振り返られる機会にもなったのでは

ないかと思います。

 家庭訪問もクラス別懇談会も、保護者の

方に貴重な時間を作って頂き、本当に感謝

申し上げます。

クラス幹事さん方の影の努力もたくさんあ

りましたね。本当にご苦労様でした。

ありがとうございました。

 私共も、保護者の方お一人おひとりのお

話からたくさんの事を気づかせて頂きまし

た。

個々のお子さんへの配慮が足りなかったと

ころや新しい課題も見つかりました。

又、子どもの器量の高さを再確認する事も

出来ました。

そして、保護者の方々が園の事を理解して

下さり、私共まで支えて頂いている事も強

く感じた機会でもありました。

“とってもありがたい事だなー!!”と、

保護者の方のご支援に感謝の気持ちでいっ

ぱいです。

 懇談会の中で、たくさんの【学び】や

【感動】を頂きました。

の感動がとても嬉しかったものですから、

ここでほんの少しの方ですが、頂きまし

感動をご紹介させて頂きたいと思います。

懇談会でコメントして下さった事を文章に

して頂いたものです。

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 

 

今回は3名の方をご紹介させて頂きました

幼児期の子どもの、心からの優しさがにじ

み出ていますね。

そして、幼いとはいえ、人と人と関わる事

の大切な思いをしっかりと言葉や態度で表

わせるんだという事も感じました。

 幼児期の子どもは、どの子もとても素直

で優しい思いを心に秘めています。

そして人としての大切な生活の仕方(生き方)

もちゃんと理解出来ていますね。

ただ、幼さ故に変な事もたくさんします。

が、これは生活体験がまだまだ未熟なため

に起こるものですので、これはこれからの

体験で学んでいってくれる事と思います。

いじわるをしたり、イライラをぶつけたり、

仲間が困る事もたくさんします。

でも、その様な中でも心からの優しさ、本

物の思いやりをとても素直に表してくれる

のが、幼児期の子どもかと思います。

 大人が気づかないところでも、このよう

な思いやりをたくさん見せてくれていると

思います。

今回の懇談会でも保護者の方々がお知らせ

下さいましたように、一つでも多く子ども

達の素敵な姿を拾えるように、心して参り

たいと思います。

これからも、お子さん方のご家庭での姿を

お知らせ頂けますと、私共の勉強になりま

すので、ペンをとって頂けますと嬉しいで

す。

 

 新年度がスタートして2ヶ月半。

始まったばかりの集団生活ですが、子ども

達は仲間達の中でたくさんの事に気づき、

たくさんの事を学んでいっている事を感じ

ています。

先の保護者の方のお便りの中にもありまし

たが、元々心に秘めている優しさが本当の

思いやりへとつながっていっている事を感

じています。

生活経験を通して仲間達から互いに学び合

っているのですね。

これからも心に響くたくさんの実体験を大

切にして生活して参りたいと思っておりま

す。

 

| 園長先生のコラム | 18:01 | - | - |
園長室便り6月号

社会生活の第一歩

トラブルやケンカから

 

新しい集団生活がスタートしてから、早2ヶ月が

経とうとしています。

新入児にとっても、クラスの環境というものに徐

々にですが、慣れてきました。

ですから、“仲間が居て何だか楽しい!!”とい

う実感も感じ始めましたね。

でも、思うようにいかない事もたくさんあって、

悲しい!!悔しい!!という思いもいっぱい味わ

機会も増えてきました。

進級児にとっても、新しいメンバーにやっと目を

向けるようになってきたところです。

友だちの名前の呼び方も「あの子」から「○○ちゃん

へと変化してきています。

 ですからこれからは、増々子ども同士の関わり

が増えてきます。

そして、関わりが増えますと、そこには衝突が生

まれてきますね。

当然の事かと思います。

そしてこの衝突(トラブルやケンカ)は教育の大

切な大切な教材となりますので、たくさんたくさ

ん経験してもらいたいと思っております。

これらの経験は、心と頭の成長に結びついていき

ますので、どうぞトラブルやケンカ、アクシデン

トは恐れず、大切な経験と捉えて頂ければと思い

ます。

            ★

 次に年長児・年中児・年少児、それぞれのトラ

ブルの姿をご紹介しますね。

 今回ご紹介します事例は、特別なものではあり

ません。

園生活では、一日中、これからご紹介するような

トラブルやケンカが生じています。その中から、

各々1例ずつご紹介させて頂きたいと思います。

 これらのトラブルやケンカは、辛くて悲しい経

験であっても、無駄な経験ではありません。

必ずそこから子ども達は大切な事を学んでいって

います。

 

【仲間を思いやる事】

【自分の気持ちを相手にしっかり伝える事】

【仲間の思いに耳を傾ける事】

【問題が生じたら解決を図る事】

 

等々、自らの力で学ぶ機会になっていっています。

 

年長児同士のトラブル

 

ちひろちゃんときっぺい君は、互いに側に寄って

は口論となり、毎日トラブルの連続でした。

この時担任は、2人の間に入って両者の思いを聞

きつつも、2人が互いの気持ちに気づきながら言

い合いを続けるのではなく、話し合って問題を解

決していけるような関わりを大切にしてきました。

 5月中旬の頃です。

 きっぺい君は【サクランボの実を守って収穫する】

と、やる気満々でとても張り切って誠先生と毎日

観察を続けていました。ところがやはり、途中で

嫌になり、悩み始めました。

 

これはどの子にも起きる事です。

継続してやり続けるというのは、この幼児期

の子どもにとっては、とても課題が高いので

す。ですから、どの子どもも途中で様々な複

雑な心を味わいます。

でも、幼児期の子どもでも途中で諦めてしま

った思いは、心にモヤモヤとして残ってしま

いますので、そのままには出来ません。

 

そこで、再び担任の出番となりました。

担当していた誠先生との連携を図った関わり方に

入ります。

 

 サクランボの実は今(5月20日現在)100個

以上赤々と熟し始め、順調に育っています。

 ≪5月上旬の頃の事です≫

 きっぺい君は、継続する事に負担を感じ、色々と

悩んでいました。

そこで担任はきっぺい君の思いに耳を傾けようと、

相談を持ちかけました。

 

担任:「きっぺい君、最近サクランボチームどう?」

きっぺい:「うーん…」と、目に涙を溜めています。

担任:「サクランボチームのきっぺい君のノート見

      せてもらったけど、毎日頑張っていてすごい

      なって思ったよ。」

    と話をすると、目から大粒の涙を流ました。

きっぺい:「あのさ、サクランボを育てるのは初め

        ての事だから出来るか分からない。不安。」

担任:「そうなんだ。出来るか分からないかもって

      不安だったんだね。教えてくれてありがと

    う。」

きっぺい:「でも、頑張ってみたい気持ちはあるから

         やめない。」と、継続して続けていこうと

         する意志もしっかりと伝えてくれました。

担任:「そっか。難しい事もやめようって思うんじゃ

      なくて頑張りたいって思うきっぺい君の気持ち

      が素敵だよ。」

担任の言葉に頷くきっぺい君。

担任ときっぺい君とのやりとりをじっと見つめていた

のは、ちひろちゃんでした。
様子を気にしてくれながらも、話しかけるのではなく

向かい側からじっと見守ってくれています。

担任:「初めての事に挑戦するのは、大人でもとって

      もドキドキするんだ。だからきっぺい君の気

      持ちとってもよく分かるよ。」と、言葉を伝

      えると向かいにいるちひろちゃんも

   「うんうん」頷いています。

 

きっぺい君が不安な気持ちから涙を流していると、

静かにちひろちゃんがやってきました。

そして最初は、話しかけるかそっとしておくか迷い

ながらも「きっぺい君、どうしたの?」と声をかけ

てくれました。

も、顔を背けて言葉を返す事が出来ない状況の

です。

ちひろちゃんは、そのようなきっぺい君の思いも察

知したのか、なんども「どうしたの?」と、聞く事

はせず、「何かあったのかなぁ…」「どうしたのかなぁ…」

と、小さい声で呟きながらきっぺい君の近くを歩

ちひろちゃんの姿がありました。
そこで、きっぺい君に代わって担任が状況を話す事

にしました。
 

担任:「ちーちゃん、きっぺい君の事を気にかけて

      くれていたんだね。近くでお話をしてくれた

      り、「どうしたの?」って聞いてくれたりし

      てありがとうね。今、涙していて、きっぺい

      君の言葉でお話する事が難しいから、私が話

      してもいいかな?」
     「きっぺい君ね、今サクランボチームを一生懸

      命頑張っているんだけど、初めてサクランボを

      育てるから不安な気持ちもたくさんあったんだ

      って。」

ちひろ:「そうだったんだ。

    確かにドキドキするよね。」

担任:「うん。ちーちゃんもきっぺい君の気持ち分かっ

      てくれてありがとうね。」

ちひろ:「分かったよ!」と、今まで遊んでいた場所に

       戻り、何やら作り始めました。
       すると数分後、

    きっぺい君のところへ来てくれ、

ちひろ:「きっぺい君、大丈夫だよ。ちーがきっぺい君

        が頑張れるようにって、お守り作ってきたか

        らね。」

きっぺい:「えっ?」

ちひろ:「はい!お守り。きっぺい君、サクランボチー

        ム頑張ってね。」と、自由画帳で作ったメダ

        ルのお守りをきっぺい君に手渡してくれまし

     た。


“きっぺいくんがんばれ!”の文字ときっぺい君のイラ

ストが描かれていました。


担任:「きっぺい君の顔が明るくなった!ちーちゃんが

      きっぺい君にお守りを創ってくれて、その

    パワーが届いたのかな?」

きっぺい:「うん、嬉しい…」と、しばらくメダルを

     見つめていました。

 

その翌日の出来事です

きっぺい君は登園してくるなり、部屋の片隅でちひろ

ちゃんと何やら話をしていました。

きっぺい:「ちひろちゃん、きっぺいがちひろちゃん

      に時々嫌な事言ったり、意地悪しちゃう

      事があったよね。強い言葉で話したり…」

ちひろ:「うん。ケンカしちゃった事もあったよね。」

きっぺい:「いやな気持ちにさせてごめんね。ついつ

      い言っちゃってさ。」

ちひろ:「大丈夫だよ。ちーもケンカして怒ったりし

     た事ったから、ごめんね。」

きっぺい:「大丈夫だよ。」と、嫌な気持ちにさせて

      しまた事を振り返りながら、自分の気

      持ちをしっかりと伝えていたのです。


そしてちひろちゃんも。きっぺい君の目をしっかりと

見つめ、決して責めたり、怒ったりする事もなく、

きっぺい君の思いを受け止め、自身の事も振り返りな

ら自分の思いを伝えていたのです。

今回のアクシデントは、これまでの2人の間で生じて

いた論についてまで互いに振り返っていたのでした。
やはりこれまでの2人の間の口論は、無駄ではなかっ

たのすね。
幼い年齢であっても、自分のやった事はちゃんと自覚

してます。

今回の体験は2人の子どもの心を、少しではあります

が、優しさや逞しさに結びついていったものと思いま

す。

| 園長先生のコラム | 16:22 | - | - |
園長室便り6月号のつづき〜

年中児間のトラブル

 

 5月10日・2便のバス待ちの時間。遊びの

での来事です。

ままごとコーナーではるなちゃんが遊んでいま

た。

暫くするとひよりちゃんの大きな泣き声が。

ひよりちゃんは4月に入園したばかりの新入児

す。

 

担任:「どうしたの?ひよりちゃん。」と、

    すぐにか寄り、声をかけました。

ひより:「あの女の子が私を蹴っ飛ばしたの…。」

     すと側で遊んでいた進級児のゆら

     ちゃんが心配してかけ寄り、

ゆら:「どの子?」と、ひよりちゃんの声に耳

    を傾けめました。

ひより:「あの子。」と、指を差した先には

     はるなちゃんが。

ゆら:「はるなちゃんがひよりちゃんのところ

    を蹴っばしたんだね。でも、どうし

    て蹴っ飛ばしたのかな?」

      と、はるなちゃんの理由に耳を傾け始め

    ました。

はるな:「だって、はるなちゃんが遊んでいた

    ところ入ってきたんだもん!」

ゆら:「そうか、それは嫌だったよね。」

 

      と、はるなちゃんの気持ちに共感しなが

   らひよりちゃんにはるなちゃんの気持ち

   を伝えてくれていました。

ゆら:「ひよりちゃんは、混ぜてって言わなか

    ったの?」と、ひよりちゃんへ。

ひより:「言ったよ。」

ゆら:「はるなちゃん、ひよりちゃんは混ぜて

    って言ったんだって。」

はるな:「うん聞こえてた。でも、はるなが返

    事する前に勝手に入ってきたんだもん。」

ゆら:「そうだったんだ。ひよりちゃんが勝手に

    入ってきたからはるなちゃん嫌な気持ち

    になったんだね。」

 

      はるなちゃんはゆらちゃんと会話してい

   くうちに目には涙がいっぱいに。

      ひよりちゃんのことを泣かせてしまった

   のに、責める事なく理由を聞いてくれた

   ゆらちゃんの気持ちがとても嬉しかった

   ようです。

      すると、

ゆら:「ひよりちゃん、はるなちゃんはひより

    ちゃん混ぜてっていう言葉聞こえて

    いたんだけど、お返事する前に入って

    きたから嫌な気持ちになったんだって。」

    と、ひよりちゃんへ。


       ひよりちゃんは黙ってゆらちゃんの話

    を聞いていました。すると、

はるな:「ひよりちゃん、ごめんね。」と、

    はるなちゃん。

       すると、

ひより:「ごめんね。」と、ひよりちゃんも自ら

    の言葉で。

              ★ 

 大人の出番がほぼなく、子ども同士でトラブル

の解決を図っていました。

はるなちゃんとひよりちゃんは互いに言葉が足

りなくてトラブルになっていました。

でも、一歩距離を置いていたゆらちゃんは、冷

静な状態で状況判断をしっりととってくれて

いました。ゆらちゃんが言葉の架け橋となって

くれた事で互いの気持ちを知る事が出来、心か

ら自分の事をかみしめる事が出来ていた2人で

した。

問題解決後の2人は、何事もなかったかのよう

に各の遊びに戻っていきました。

             ★

進級した子ども達は、年少の時の1年間でたく

さん経験を積んできました。

ケンカやトラブルは日常茶飯事でした。

ですから、その都度、【一方的な責め方はせ

ずケンカやトラブルには必ず原因がある事に

気づかせる】とか、

【互いの思いを言葉にして相手に伝える事】

とか、

【自分の思いは相手に伝わるように話す】、

さらに

【お互いに心がすっきりする為にはどうした

ら良いのか】

等々、を常に意識して子ども達と関わってき

ました。

子ども達は、体験の中からしっかりと大切な

事を吸収していたのですね。

          ★

ただ、いつもいつも今回の様に子ども同士で

問題解決が図れるか?と申しますと、そうで

はありませんね。

状況によっては大人が入らなければならない

時もたくさんあります。

又、同じ様なトラブルに遭遇しても、自分の

遊びを優先して仲間の援助に入れない時もあ

ります。これらも全て経験です。

 

これからの1年もこれらの体験を大切にして

関わって参りたいと思っております。

 

4月下旬。

やっと自分の気持ちを言葉や態度で表わす事が

出来る様になって参りました。

その分、関わりも増え、トラブルやアクシデン

トもたくさん起き始めています。

 

 2人の子どもが発砲スチロール製のブロック

を高く積み重ねていました。

そこへもう1人の子どもが“楽しそう!”と思

ってそのまま入り込み、3人でブロック積みを

楽しんいます。

勝手に入り込む状況になりますが、まだそこに

は気づく3人ではなく、そのまま高く重ねる事

を楽しんでいます。

 ところが、その高くなったブロックが壁状と

なっており、とても魅力的に映ったのでしょう。

他の子が勢いよく体当たりしてきました。

体当たりの結果、バラバラになったブロックに

も魅力を覚え、大喜びしております。

 このような姿は、入園当初にもたくさん見ら

れていました。

でも、4月下旬から5月上旬頃になりますと、

ちょっと違った姿が見られ始めました。

ブロックを倒された3人の顔が曇り始めたので

す。

すると、勢いよく体当たりをした子どもも、そ

の3人の表情に気がついたのです。

そして「ごめんね。」と。とても素直に謝って

いました。

 ここからは担任の出番です。

 

担任:「3人で頑張ってブロックを高くしてい

    たのが壊れてしまったね。どうしよう

    か?」と、体当たりを楽しんだ子ども

    に。

子ども:「作り直す!」と、少し考えて解決策

    を。

このようにして、問題解決の一歩を踏み出した

ども達です。

担任:「高いブロックの壁は面白いもんね。だか

      ら倒したくなるもんね。でも、よく気が

    ついたね。ブロックを重ねていたお友

    だちが悲しい顔になっていたね。

      そして、作り直した方がいいって考えた

    んよね。ちゃんと考えられる子どもで

    私も嬉しいです。私も作り直すの手伝い

    ますよ。」

ブロックを倒された3人もすぐ気持ちを受け入れ、

一緒に直し始めました。
ところがです。
皆でやり直したブロックの壁が完成するや否やま

別の子どもがスピードで体当たりをして、崩れ

た様を楽しんでいます。

そこで今度は、5人で、小さな話し合いをしまし

た。
まだまだ年少の子ども達は、他人の思いより自分

喜びの方を優先して行動に出ますので、同じ様

な事がどのクラスでも生じています。

これまで、今回のような体験を地道に積み重ねて

ました。

そうしますと、5月下旬頃になりますと、次のよ

な姿も見られるようになって参りました。

| 園長先生のコラム | 16:19 | - | - |
園長室便り6月号つづき〜2

4人の子ども達がままごとコーナーで、それ

ぞれの遊びを楽しんでいました。

そのうち1人の子が他の子が使っていた物が

欲しくなり、軽く叩いてしまいました。

叩かれた子どもは悲しくなり、又怒りもこみ

あげ、その場に立ち尽くしていました。

するとその姿を見ていた他の子どもがその子

の為に色々と気配りを始めたのです。

自分の物やままごとセットの中から使えそう

な物を引っ張り出してきて渡しています。

でも、それを受け入れられる事はありません

でした。腕を押さえたまま動かないでいます。

すると、それまでの一部始終を見ていた子が

「違うと思う。叩かれて嫌だったと思う。」

と呟いています。

しっかりと状況を理解していたのですね。

そして、腕を撫でたり背中や頭を撫でてくれ

ています。

すると、固かった表情は柔らかくなり、再び

遊びに戻る事が出来たのです。

          ★

まだ、園生活が始まって1ヶ月足らずの出来

事ですが、集団生活の中から仲間同士で学び

合っている事を感じております。

 

          ★

 

最後になりましたが、家庭訪問では大変あり

がとうございました。保護者の皆様方とお子

さん一人ひとりの事を共に考える貴重な時間

となりました。

これからの園生活に生かして参りたいと思っ

ております。

| 園長先生のコラム | 17:06 | - | - |
園長室便り5月号

新しい年度がスタートして約半月。

お子さんのお家での様子はいかがでしたで

しょうか。

特に新年度は、何もかもが新しい事ばかり

で、お子さんだけではなく、保護者の方も

不安や戸惑いが大きかったのではないでし

ょうか。

これから10連休という長い休みに入りま

すが、もしかすると、せっかく慣れた生活

リズムがまたとりずらくなるかも知れませ

んね。

少々慎重に行いたいと思います。

慣れない生活で疲れが重なりました時には、

週に1回の休みを入れるか、ゆっくりの登

園等で、心身のコントロールを図る事も必

要かもしれませんね。

園の方で心配な時が見られました際には、

ご連絡させて頂きたいと思います。

                

                ❖

 

さて、まだ慣れないとはいえ、子ども達は

園生活の中でたくさんの素敵な姿を見せて

くれています。

 

小さな充実感を積み重ねて

 

進級児編・年中児

 

進級組登園日の第1日目・4月10日

 

年中児のいおり君は、自転車遊びがやりた

くて倉庫からお気に入りの自転車を持ち出

し、自転車コースに向かいました。

それは少し大きめの自転車でしたので、自

転車コースまで運ぶのも大変!

それでも何度も転倒させながら、何とか自

力で運び切りました。

 ところが大変な事に!!

その自転車の後ろのタイヤがパンクしてい

たのです。

でも、そこで諦めるいおり君ではありませ

んでした。

担任と話し合って、豊先生に相談する事に

なりました。

ですからまたパンクした大きな自転車を力

を出して運び、豊先生探しが始まりました。

そして、やっとの事で豊先生を探し出し、

パンクの対処の仕方の相談に入りました。

さすが進級児です。

要件をしっかりとした言葉で伝えていまし

た。

ちゃんと話せた事を担任に認めてもらって

います。

豊先生はパンクではなく、空気が抜けてい

るだけだとにらみ、「ぺっしゃんこのタイ

ヤに空気を入れる事は出来るんだけど、ど

うする?」といおり君の気持ちを確認。

もちろん、「自分でやってみる!!」とや

る気のいおり君。

少しの援助をもらいながらも、空気入れを

使って必死に頑張り始めました。

そして頑張った結果が出たのです!

ぺっしゃんこのタイヤから、パンパンのタ

イヤになった事が目でも確認出来る程に。

すると側で応援していた年長児が、「パン

パンになってる!!固くなっている!!」

と、いおり君の努力を認めてくれていまし

た。それを耳にしたいおり君も、空気入れ

の手を止めて自分でも確認。

「本当だ!!パンパンになっている!!」と。

その時のいおり君の表情は、とっても明るく、

満足感に満ち溢れていました。

とっても素敵な笑顔で。

 

         ★

 

ほんのちょっとした体験でしたが、このよ

な体験がいかに大切か!!を子ども達か

ら感じました。

今回のような日常の生活の中に潜んでいる

小さな小さな体験をいっぱい積み重ねてい

く事で、子ども達はとっても難しい事にも

挑戦し、最後まで諦めずにやり通す姿につ

ながっていく事を感じています。

 新年度が始まったばかりですが、小さな

体験を一つでも多く拾いながら、子ども達

の満足感につながるよう、一つひとつ積み

重ねて参りたいと思っております。

                 

          ★

 

 

かなり高い心の成長

 

進級児編・年長児

かえでちゃんは、一年前に年中になった時、

一つのやりたい事を決めました。

それは、幼児期の子どもにとってとても難

しい遊びである一輪車に乗れるようになり

たいというものでした。

やはり、とても厳しい現実に直面し、年中

の一年間はひたすら葛藤の日々でした。

手をつけては引っ込め、時々やる気を起こ

してはまた悩み…の日々。

この連続の一年間でした。

側で支える担任もお家の方も悩みながらの

一年間でした。

 そして、転機が。年中も後半となった頃

です。

一緒に始めた仲間達が次々と一輪車乗りが

上達していき、それが刺激となり、少しや

る気に火がついてきました。

でも、やる気にはなったものの、難しい現

実には変わりなく、苦労の日々。

でもこれまでとは違い、厳しさから避ける

事はなく、諦めずにコツコツとやり続ける

姿になっていました。

それでも、年中の間は成功には至りません

でした。

 ところが、春休みもやり続けていたかえ

でちゃん!上手く乗れない時はイライラす

る事もしばしば。足は黒アザだらけ!!

それでも諦めず毎日公園へ通い、練習の日

々でした。

そこでまた一つのチャンスが!

それはこの3月に卒園した先輩のきほちゃん

の支えでした。

きほちゃんも在園中にかなり努力して一輪

車乗りに成功しています。

その時きほちゃんも【自分の心と闘い、そ

れを乗り越えた時にやっと成功出来る!!】

という事を、この一輪車乗りで実感してい

ました。

これはどの子どもも実感していきますね。

ですから、かえでちゃんの気持ちに共感し、

エールを送ってくれていたようです。

「諦めない事!!

まっすぐ遠くを見る事!!

背筋をピンとする事!!」

と。本当に的確なアドバイスを送ってく

れたようです。

その事もあって、かえでちゃんは年長に

進級した今も毎日園でも頑張っています。

 何と!!とても長く!!そしてかなり

厳しい葛藤の日々だった事でしょう。で

も幼児期の子どもは、素直な柔らかい心

でそれをやりこなしてしまうのです。

そしてそこには必ず仲間の支え、保護者

の方の支え、担任の支えがありました。

 

何もかも初めてずくしの日々です

 

新入児編・年中児、年少児

 

新入児にとっては、何もかも初めての事

ばかりですね。

不安や戸惑いもいっぱいですが、どれも

これも珍しいものばかりで、目に入った

ものに手当たり次第に手をつけ、一日中

動き回っています。

どの子も自分のやりたい事をやりたい方

法で手をつけています。

友だちが高く重ねているブロックを自分

だけの楽しい気持ちで倒して歩いたり、

アドベンチャーランド(園庭にあるアス

レチックの遊具です)の円形階段を、下

に子どもが居てもお構いなく押しのけて

強引に降りようとしたり、ハラハラする

事もたくさん生じています。

でもこの様な姿は、入園当初にはよく見

られる光景です。

集団の意識がまだありませんので、無理

もありません。

でも今は少しずつ少しずつ、周りに仲間

がいる事、お家とは違った環境にある事

等も意識が育ちつつあります。

今、年長児達は先輩として、新入児のお

世話に力を注いでくれています。

身支度のお世話、トラブルの仲裁、そし

てやまびこの歌を歌ってあげたりと、幅

広く支援の手をたくさんかけてくれてい

ます。自分のやりたい事を削って!!

ですから、先輩達の心からのお世話はち

ゃんと新入児に届いています。

先輩達が歌うやまびこの歌も、1,2回

聞いただけでそれを吸収し、お家で歌っ

てお母さんをびっくりさせたりも!又。

「もう一人でトイレへ行けるよ。」

「もうちゃんとお部屋分かるから!」と、

自ら援助を断り、自立の第一歩を進み始

めています。

しばらくは落ち着かない日々が続きます

が、ご心配な時は遠慮なく担任へご相談

下さいね。

         ★

 

次に美味しい雑草のお料理の紹介をしま

すね。

始業式の日のご挨拶の中でもご紹介しま

したが、今回は今の時期にどこにでもあ

る【たんぽぽ】の花です。

 

ご紹介しましたのは少々手の込んだ料理

ですが、子ども達と料理をする時は、と

ても簡単なものを行っております。

幼稚園では、料理をする前の体験を大切

にし、料理そのものは子どもでも可能な

シンプルなものを考えております。

油炒めや天ぷらのような物です。

 

子ども達はたんぽぽが食べられると分か

ると、すぐに「やりたい!!」とやる気

になります。

子どもは、「やりたい!!」という気持

ちが沸き上がりますと、すぐ耳を傾けて

きます。

話を聞く姿勢が整うのです。

でもやはり、注意がすぐそれてしまいま

すのでその前に子ども達に語りかけ、注

意が持続するような働きかけを行います。

例えば、子どもが一瞬でも話を聞く姿勢

になった時を捉えて、「今、お話の聞き

方が素敵だったね。お話が聞けるってと

っても大切なのね。」等と、その姿を認

めるようにしています。

(褒めるのではなく、ありのままの姿を

認めるようにしています。)例えば、話

し手の方に顔を向けた瞬間を捉えて、

「嬉しいな!!話を聞く時、私の顔を見

てくれたね。そうしてもらえるととって

も話し易いのね。だから私も一生懸命に

話すね。」等と、その時の状況を言葉に

して伝えながら、話を聞く事の大切さを

さりげなく知らせるようにしています。

 そのようなやりとりをたくさん行いな

がら、少しずつ活動を先に進めていきま

す。そして、作り方の方に話を進めてい

きます。

そこで子ども達には問題提起を。

「困ったね…。たんぽぽをこのまま生で

食べてもいいけど、あまり美味しくない

んだ。」「美味しく食べられる方法があ

るかも知れないね。どうする?調べてみ

る?」「たんぽぽだけではなく、他に調

味料があればもっと美味しくなるかもし

れないね。」

「お料理する時どんな道具が必要か分か

る?」等々、お子さんの年齢やその時の

状況に合わせながら活動の内容を子ども

達と考えながら、一つひとつゆっくりと

進めていきます。

 次に、たんぽぽ料理の方に話を進めま

す。

料理をする時の道具や材料は、子ども達

が自分で手配する体験も計画に入れてお

ります。小麦粉・砂糖・塩・箸・ざる・

ボウル・鍋・皿等々、道具が揃ったとこ

ろで料理に入ります。

 そして、料理そのものは油で炒めて砂

糖と醤油をかけるか、小麦粉を薄く溶い

て天ぷらにしたりしています。

でもその時も、砂糖の量とか入れるタイ

ミング等、一つひとつ子ども達と考えな

がらやっていきます。

ですから、完成するまでたくさんの小さ

な小さな体験を積み重ねていきます。

一つの料理からも、色々な事の気付きが

生まれ、学ぶ事がたくさん出てきます。

 

 新入児の子ども達にとっては、まだま

だ難しい体験ですので、少し先の体験に

なりますが、ご紹介させて頂きました。

 

         ❖

 

 尚、雑草類は採取当日の物を使うよう

にし、前日の物等は使わないようにして

おります。

又、年少児の子ども達の料理活動は、

2学期からにしております。

        

         ❖

 

お子さんから道具・材料の手配等のお話

がありましたら、お家のご都合に合わせ

て下さって構いません。

準備が難しい時はお子さんに断って下さ

いね。それも学習です。

園では状況に合わせ、結果的にお子さん

が一つでも多くの学習に結びつくように

配慮して参りますので、大丈夫ですよ。

 

| 園長先生のコラム | 17:12 | - | - |
2019年度・子育て相談日、健康相談日

今年度も下記の通り実施することになりました。
年間計画をお知らせしますのでご利用ください。


子ども一人ひとりは、どの子もすばらしい力を秘めています。ただ、その力を発揮できないだけなのです。

この子育て支援を通して一人ひとりの子どもさんが持っている力を発揮できるようお手伝いさせていただければと思っています。

下記日程でご都合がつかない場合は、日程の調整を行いますので、ご相談下さい。

 

子育て相談日
〜 明るく、元気な子どもに育てるためのお母さんの子育て相談会です 〜

2019年4月23日(火)
2019年5月22日(水)
2019年6月11日(火)
2019年7月8日(月)
2019年8月27日(火)
2019年9月17日(火)
2019年10月21日(月)
2019年11月18日(月)
2019年12月9日(月)
2020年1月20日(月)
2020年2月17日 (月)
2020年3月3日(火)

★ 友達になじめない
★ お母さんから離れられない
★ 下の子をいじめる
★ 親にいちいち確認をしないと一人で出来ない
★ いつもおどおどしている
★ 親の顔色を見て行動する

子どものことで、気がもめることはありませんか?

    ☆

なぜ、こんなことに…
早くお友達になじんで
自分の力で行動して欲しいのに…

    ☆

では、どうしたらよいのでしょうか?

ご希望の方は、担任を通して
又は、直接園にご連絡下さい。


健康相談日
〜子どもさんの健康のことで心配なことはありませんか?

2019年4月25日(木)
2019年5月23日(木)
2019年6月12日(水)
2019年7月9日(火)
2019年8月29日(木)
2019年9月18日(水)
2019年10月23日(水)
2019年11月19日(火)
2019年12月10日(火)
2020年1月21日(火)
2020年2月19日 (水)
2020年3月4日(水)

“急な発熱の時はどうすればいいの?”
“お腹の調子が悪いみたい…”
“肌の乾燥がひどい…”

など、子どもさんやご家族の方、お知り合いの方の健康の事で気になることがございましたら、どんなことでもお気軽にお声がけ下さい。

| やまびこ幼稚園より | 21:11 | - | - |
2019年度・未就園児園庭開放日について

今年度も下記の通り実施することになりました。
年間計画をお知らせしますので、ご近所の方へもお知らせいただければ幸いです。


【2019年度園庭開放日】
・4月20日(土) ・5月25日(土)
・6月22日(土) ・7月はお休みです
・8月24日(土) ・9月28日(土)
・10月26日(土) ・11月16日(土)
・12月21日(土) ・1月25日(土)
・2月29日(土) ・3月14日(土)

 

《 開 放 内 容 》

 

★ 開放時間 : 9:30〜12:30

 

★ 開放場所 : 園庭のみ (雨の日はお休みとなります)

 

★ お知らせ事項

参加者は職員室前で受付をして下さい。


援助者はつきませんので、保護者の方が必ず付き添い、
  お子さんから目を離さない様お願いします。
  楽しく遊んでくださいね。

  園の遊具は、在園児の年齢に対する物となっております。
  ですから事故を防ぐ為にも、お子さんの側で見守って
  下さいますようお願い致します。

残念ですが、雨天時はお休みとさせていただきます。

 

7月は熱中症防止のためお休みとさせていただきます。

 

未就園児とその兄弟姉妹の方が参加できます。

  自転車は幼児のみ使用できます。

  小学生への貸し出しは行っておりませんのでご了承下さい。

 (園にあるのは全て幼児向けの自転車となりますので

  ご協力お願いします)

 

 

| やまびこ幼稚園より | 20:49 | - | - |
園長室便り 4月号

ご進級・ご入園おめでとうございます

 

新年度がスタート致しました。

これからの一年がとても楽しみです。

 

幼児期の子ども達の能力がとても高い事を、

子ども達は私共に教えてくれました。

私達(僕達)は、

考える力があるよ。

集中力もあるよ。

運動能力もあって色々な事が出来るからね。

友だちと力を合わせて難しい事もやれるし、

助け合って力を出すからね。

・・・などなど・・・

 

子ども達と関わっておりますと、この様な

姿を訴えて来るのを感じます。

心と身体に秘めている、とっても大きな力

を表に出したくて!!出したくて!!うず

うずしているのが強く感じられるのです。

 

         ◆

 

その子ども達の高い能力は、なかなか表に

は見えてきません。

でも子ども達が“やりたい!!”

“やってみたい!!”と感じた事を行動に

移し、それらを体験として積み重ねていき

ますと、力を表に出して来ます。

 その【体験】について、少し触れたいと

思います。

【体験】は、幼い子ども達の心にとても強

く響きます。

してそれは理屈ではなく、心で感じてい

ますので、皆、他人事ではなく【自分の事】

として捉えていきます。

そしてその体験の内容は楽しい事もあれば、

トラブルやケンカ・アクシデントなど、時

として辛い体験も含まれております。

幼児期の子どもにとっての体験は、それら

を全て含めたものになります。

それらの体験をする事で、子ども達が秘め

ている能力を一つでも多く引き出していけ

ますよう、職員一同、力を注いで参りたい

と思っております。

今年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

          ★

 

次に、この3月に卒園したかなでちゃんの

〔こま回し1000回目標の達成記録ノート〕

をご紹介しますね。

 

 

 

 

これは、卒園して11日後に園に持って来て

くれたものです。

〔こま回しを1000回まで頑張る!!〕

と目標を立てたのが2月末。

それから1ヶ月。

卒園を目の前にして、たくさんやる事のある中

で、コツコツとこま回しに集中していました。

3月15日の卒園式までには間に合いませんで

したが、卒園後も忘れる事なく続け、とうとう

3月26日に達成した様です。

次の日。とても満足した、そしてやり切った

表情で担任のところにその報告に来てくれま

した。

 実は、かなでちゃんのこま回しをスタート

した頃の記録は、こまが回った回数の記録で

はなく、こまを投げた数の記録でした。

それは、回った時も回らなかった時も数とし

て記録に入っていました。

でも、その記録のところには、回った時と回

らなかった時とちゃんと別々の印がついてい

ました。それが、次のページのものです。

 

 

 

 

そしてかなでちゃんは、その途中で新たな事

に気付きました。

それは記録の付け方でした。

自分がノートに記録した数が、全て回った数

にならない事が分かると、新たに記録の付け

直しを始めたのです。

その時かなでちゃんがとった行動は【1】か

らの記録のやり直しでした。

これまでの記録ノートには成功した回数もあ

りました。でもそれは含めず【1】からの

タートをしたのでした。

 この事でかなでちゃんは、より多くの体験

を積み重ねていたのです。

何の躊躇もなく「始めからやる!!」と新た

に強い気持ちで記録に向き合っていました。

「だめだー!失敗したー!」となった時も、

決して後ろ向きになる事はなく、いつも前向

きの姿勢で進めていました。

この他にもちょっとしたアクシデントを何度

も経験していました。

かなでちゃんは、このこま回しの中で生じた

問題も一つひとつ解決しながらいつも先を見

て進めていたのです。決して諦めずに。

 ですから、在園中には間に合いませんでし

たが、卒園後も継続する気持ちが維持してい

たのでしょう。

でも、卒園後は、いつも支えてくれる仲間が

いません。

それでもコツコツとやり続けたという事は自

分の心との葛藤をも乗り越えたという事にな

りますね。

きっとお家の方の温かい支援があったので

しょうね。

お母さまからのお便りからも、その様子が感

じ取れました。

ここにそのお便りもご紹介致しますね。

 

 

           ★

 

子ども達が心と身体に秘めた能力を表に出す

めには、今回の様に、保護者の方々の支援

があっての事です。

幼稚園だけではなく、お家の方々がご家庭で

子さんを支えて下さる事で本当に大きな力

を発揮していっている事を感じています。

話は少し違いますが、春休み中に一輪車や自

車の練習をしたいから幼稚園の一輪車や自

転車を貸してほしいと依頼に来た子ども達が

います。

きっとお子さんの願いにご家庭の方が耳を傾

て下さったのでしょうね。

子どものやる気をお家でも支えて頂き、本当

に嬉しい限りです。

幼児期の子どもは、やる気を起こした時が一

力を発揮してきますので、ご家庭でのご支

援には本当に感謝の思いでいっぱいです。

 

            ★

 

さて、これから新しい一年が始まりますが、

4、5月は新入児はもちろんの事、進級児に

とっても楽しい反面、不安な思いも多々感じ

る事かと思います。

心身共にとても疲れる事かと思いますので、

ご家庭ではゆっくりとした時間を作って頂け

ますよう、お願い申し上げます。

 急に泣いたり、甘えたり、抱っこやおんぶ

をせがむ事も出て来ます。

そして今まで自分の力でやっていた事も

やって欲しい”とやらなくなってしまった

と、親御さんにとっては不安が大きくなる

と思います。

でも一過性のものですので、大丈夫です。

そのような時は、優しく受け入れてあげた方

が早く立ち直ります。逆に

「なんで今までやれていたのに、だめでしょ!」

とか「本当にわがままなんだから!」と一言

前置きを加えてからやってあげますと、子ど

もにしては、“やってもらった”という満足

感を味わえなくなります。

ですから、グズグズとした行動は長く続く事

もあります。

ご心配な事がありましたら、いつでも担任の

方へご相談下さいね。

 

 新入児にとって入園当初は、お家の方から

離れるという事のイメージが理解出来ないま

ま、引き離されるという行為に、不安が生じ

る事もあります。

又、ご家庭の環境とは違い、たくさんの子ど

も達がいつも側におり、自分の思い通りの事

が通らない現実もあります。

そのため、朝大泣きしたり、登園を渋ったり

もするかと思います。

大泣きするお子さんに対して、不安を覚えら

れるかとは思いますが、大丈夫です。

泣いても暴れても幼稚園の職員に託して下さ

い。

個人差がありますが、大泣きする程早く慣れ

ますから。

 

 進級児にとっても、ほぼ全て新しい環境で

のスタートとなります。

そして先輩としての強い心で新入児のお世話

のために、全身でサポートをしてくれます。

ですから、心と身体のコントロールを図るた

めに、お家でわがままと思えるような行為を

示す事があります。

これも一過性のものですので、受け止めても

らえますと、より強さをプラスして園生活を

送れるようになります。

しばらくは、受け止めて頂けますと、嬉しい

です。

でも、ご心配の折りは、遠慮なくご相談下さ

いね。

 

〜今年度も、どうぞ宜しくお願い致します〜

 

| 園長先生のコラム | 18:35 | - | - |
園長室便り 春休み号

〜保護者の方に支えていただいた1年でした〜

 

子ども達が様々な体験を思う存分出来ました

のもそれを支えて下さいました保護者の方々

のお陰でした。

 皆様方がお子さん方のやりたい気持ちを温

かく受け入れて下さり、“大丈夫かな?″

”心配な事?″等と感じられました時でも体

験を実施出来る様支えて下さいました。

 幼児期の子どもが1番育つ時は

やりたい

やってみたい』『不思議だな?

なぜなんだろう?等と、やる気が起こっ

た時かなと子ども達から実感させられており

ます。

ですから、その瞬間を捉え、何らかの形でそ

れを実現出来る様にと考えております。

子ども達のやる気を起こす瞬間は子ども達を

良く見ていませんとチャンスを逃してしまい

ます。

個々の子どもによってもやりたい事は皆違い

ますので、そのチャンスを捉えるのがとても

難しい現実があります。

 でも、それを受け入れて子ども達と関わっ

て参りますと、大人の予想を上まわる力を発

揮してきますので、出来るだけ個々の子ども

のやりたい気持ちを大切にしたいと思ってお

ります。

保護者の方がいつもいつも、子ども達のその

やる気を支えて下さっていましたので、発揮

していったのかと思います。

 

ここに保護者の方のお便りを紹介させて頂きます。

 

〜年少組の保護者の方々〜

 

 

 

**********************

 

 

**********************

 

 

***********************

 

 

 

***********************

 

〜年中組の保護者の方々〜

 

 

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***********************

 

         ↓

 

***********************

 

この様に保護者の方々からはいつもたくさんの

お便りを頂いておりまして、本当に有り難く思

います。

そのお便りからも、子ども達が体験から学んで

いる姿が沢山伺え、私共の勉強になっておりま

す。

子ども達が自ら体験した事から学ぶ事がいかに

大切か

又、その学びの質もいかに高いか感じる事が

出来ました

今回ご紹介出来ませんでした沢山のお便りの中

からもその事を感じております。

心より御礼申し上げます。

 

今、お子さん方は1つ学年が上がる事に不安も

抱きながらも、大きな憧れを持ち前向きな姿勢

で生活を進めている事と思います。

その気持ちを大切に平成31年度を迎えたいと思

います。次年度もどうぞ宜しくお願い致します。

 

| 園長先生のコラム | 19:02 | - | - |
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